
📌 今回のイディオム:
“back to the drawing board”
「back to the drawing board」は、「最初からやり直す」「計画を練り直す」といった意味を持つイディオムです。何かがうまくいかなかったときに、もう一度一からやり直さなければならない状況で使われます。
🔍 どんな意味?
この表現は、「失敗や問題が発生した後に、最初の計画段階に戻って、新しいアプローチを考える」という意味です。ビジネスでも日常会話でもよく使われます。
🖊 語源について
このフレーズは、1940年代のアメリカで生まれたとされています。もともとは設計士や建築家が、うまくいかなかった設計を「製図台(drawing board)」の上で最初から描き直すことに由来しています。
💬 使い方をチェック!
Our proposal was rejected, so it’s back to the drawing board.
(提案が却下されたので、最初からやり直しだ。)The software update caused more issues than it fixed. I guess it’s back to the drawing board.
(ソフトウェアのアップデートは問題を悪化させただけだった。やり直すしかないね。)We tried a new marketing strategy, but it didn’t work. Back to the drawing board!
(新しいマーケティング戦略を試したけど、効果なし。出直しだ!)
💡 ポイント解説
このイディオムは、「計画の完全な見直し」が必要な場面で使われます。単に調整するのではなく、根本的に考え直す必要があるニュアンスを含みます。ネガティブな意味に見えますが、「次の成功へのステップ」としてポジティブにも使えます。
🔁 似たような表現
start from scratch(ゼロから始める)
rethink the plan(計画を見直す)
wipe the slate clean(白紙に戻す)
失敗は次の成功のヒント。うまくいかなかったときこそ、“back to the drawing board”で新しいアイディアを見つけるチャンスです!