英語4技能対策

IELTS スピーキング スコアアップのコツ!【Part 3 比較・対比を使って内容に深みを出すテクニック】


【Part 3 比較・対比を使って内容に深みを出すテクニック】



🎯 Part 3で高得点を取るには“深み”がカギ

IELTSスピーキングPart 3では、意見に対して理由を述べるだけでなく、視点の広さや深さが評価対象となります。
ここで効果的なのが、「比較・対比」というテクニックです。

「昔と今を比べる」
「2つの選択肢を対比する」
「他国との違いを述べる」など、比較・対比を使うことで内容が一気に具体的で論理的になります。



🔁 比較・対比が有効な理由

  • 話の展開が自然になる
  • 単なる主観ではなく、客観的な視点を加えられる
  • 採点官に「語彙の幅」「論理的思考力」「一貫性」をアピールできる




🗣️ 使える!比較・対比フレーズ集

用途表現例
~と比べてCompared to ~ / In comparison with ~
~の一方でWhile ~ / Whereas ~
~よりもRather than ~ / More ~ than ~
~と同様にSimilarly / Just like ~
過去と今を比較In the past… / Nowadays…
二者を対比On the one hand… / On the other hand…


📝 回答例:比較・対比を使った実践

質問例: “Do you think people read less nowadays than in the past?”
(現代人は昔に比べて本を読まなくなったと思いますか?)

回答例:

Yes, I think people read less nowadays compared to the past.
In the past, reading was one of the main sources of information and entertainment.
However, nowadays, people often choose to watch videos or use social media instead of reading books.
While older generations still value reading, younger people tend to prefer digital content.

👉 「過去 vs 現在」「世代の違い」などの対比があり、説得力のある答えになっています。



💡 練習のコツ

  1. 「比較できるものはあるか?」を常に意識
     → 年代、国、性別、立場など、何かと比べるクセをつける。
  2. 同じ質問に対して「A視点とB視点」両方の答えを考えてみる
     → 複眼的な思考力を鍛えられます。
  3. フレーズを丸ごと覚えるより、「型」で覚える
     → 例:「Compared to A, B is ~.」などの構文で練習。




✅まとめ

Part 3では「ただ意見を述べる」だけでなく、「比較・対比」を取り入れることで深みのある回答を作ることができます。これは、スピーキングバンドスコアの6.5以上を狙う人にとって重要な技術です。

語彙と構文を活かして、「説得力のある答え方」をぜひマスターしましょう!

試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

“give someone the cold shoulder  ” って? 今日から使えるネイティブ表現


🌿 今回のイディオム

give someone the cold shoulder


「give someone the cold shoulder」とは、人に冷たい態度をとる/よそよそしくするという意味です。
たとえば、怒っている相手を無視したり、わざと距離を取ったりするような場面で使われます。
日本語でいう「そっけなくする」「冷たくあしらう」に近い表現です。



🏰 語源について


この表現は中世イギリスが語源とされています。
当時、歓迎されない客には**冷めた羊の肩肉(cold shoulder of mutton)**を出したことから、「歓迎しない」「冷たく扱う」という意味が生まれたと言われています。
つまり、食べ物の「冷たい肩肉」が比喩的に「冷たい態度」を表すようになったのです。



🗣️ 使い方をチェック!


  1. After the argument, she gave him the cold shoulder for days.
     (口論のあと、彼女は何日も彼にそっけなくした。)

  2. He tried to talk to her, but she gave him the cold shoulder.
     (彼は彼女に話しかけようとしたが、彼女は冷たくあしらった。)

  3. I don’t know why my coworkers are giving me the cold shoulder.
     (同僚たちがなぜ自分に冷たいのか分からない。)




🎯 ポイント解説


  • 「give someone the cold shoulder」の形で使います。

  • “cold” は「冷たい」、そして “shoulder” は「肩」ですが、文字通りの意味ではなく比喩表現です。

  • “ignore” や “be unfriendly to” のように置き換えることもできますが、**より感情的・態度的な「冷たさ」**を強調するニュアンスがあります。




🔁 似たような表現


  • brush someone off(人をぞんざいに扱う)
  • give someone the silent treatment(無視する)
  • turn one’s back on someone(背を向ける・見捨てる)




気まずい時や怒っている時につい「cold shoulder」をしてしまうこともありますよね。
ただし、ネイティブの間では結構強い言い回しなので、冗談で使うときはトーンに気をつけましょう。



試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

ファイルを講師へ送る方法




受講者ご自身が用意した「教材」や英作文の「回答文」などのファイル送信方法は、以下の2通りがございます。


(1) レッスン開始時に、Zoom(またはTeams)のメッセージボックスへドラッグ&ドロップする方法

(2) ファイルをGoogle Driveに保存し、そのURLを「講師への連絡」チャットボックスから送信する方法


どちらの方法でも講師に教材を共有いただけますので、ご都合のよい方法をご利用ください。

“on the same page ” って? 今日から使えるネイティブ表現


📘 今回のイディオム

“on the same page”



英語の会話でとてもよく使われる表現 “on the same page”。直訳すると「同じページにいる」ですが、実際にはまったく違う意味で使われます。ビジネスの打ち合わせやチームでのやり取り、日常会話でも頻出のフレーズです。


💡 どんな意味?

“on the same page” は「意見や理解が一致している」「同じ考えを持っている」という意味です。つまり、「話がかみ合っている」「みんなが同じ認識を共有している」というニュアンスを表します。
会議で上司が “Let’s make sure we’re all on the same page.” と言えば、「全員の認識をそろえよう」という意味になります。



📜 語源について

この表現は、本を読んでいる人たちが「同じページを見ている」ことに由来します。全員が同じページを読んでいれば内容を共有できますが、ページがずれていたら話が噛み合わないですよね。そのイメージから、「意見が一致している」「情報を共有できている」という意味で使われるようになりました。



🗣 使い方をチェック!


1️⃣ We need to be on the same page before the meeting starts.
(会議が始まる前に、私たちは認識をそろえる必要があります。)

2️⃣ I’m glad we’re on the same page about the new project.
(新しいプロジェクトについて、意見が一致していてうれしいです。)

3️⃣ Let’s review the plan again to make sure everyone’s on the same page.
(全員の認識が一致していることを確認するために、もう一度計画を見直しましょう。)



🔍 ポイント解説

“be on the same page” は主に 「複数人の間での共有・合意」 を強調するフレーズです。
個人の理解ではなく、「チーム・家族・パートナーなど複数人」 の話題で使われることが多い点がポイント。
また、ビジネス英語では “alignment”(方向性の一致)というキーワードと近い感覚で使われます。



🌿 似たような表現

  • see eye to eye:完全に意見が一致している(より強い一致)
     例:We don’t always see eye to eye, but we respect each other.

  • be in sync:同調している、テンポが合っている
     例:Our team is finally in sync after weeks of confusion.

  • be on board:賛同している、同意している
     例:Everyone in the department is on board with the new idea.




共通のゴールを目指すときに “on the same page” を自然に使えると、英語での協調力が一段と伝わります。
チームワークや人間関係を円滑にする魔法のひと言、ぜひ今日から使ってみてください。




試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”




IELTS スピーキング スコアアップのコツ!【Part 3 社会問題を語るときの語彙と表現】


【Part 3 社会問題を語るときの語彙と表現】



🧭 社会問題=スコアアップのチャンス!

IELTSスピーキングPart 3では、「社会的なテーマ」がよく出題されます。たとえば:

  • 教育格差についてどう思うか
  • 環境問題を解決するにはどうすべきか
  • 貧困やホームレスの増加についてどう考えるか

こうした抽象的で深いテーマにどう対応するかが、スコア6.5以上を目指すカギです。

そのために必要なのが、社会問題にふさわしい語彙と表現です!



✅社会問題を語るときに使える語彙

以下はよく出るトピック別の重要単語です:

🌍 環境(Environment)

  • climate change(気候変動)
  • pollution(汚染)
  • renewable energy(再生可能エネルギー)
  • carbon footprint(二酸化炭素排出量)
  • sustainability(持続可能性)


🎓 教育(Education)

  • equal opportunities(平等な機会)
  • literacy rate(識字率)
  • access to education(教育へのアクセス)
  • online learning(オンライン学習)
  • school curriculum(学校のカリキュラム)


👨‍👩‍👧‍👦 貧困・福祉(Poverty & Welfare)

  • social inequality(社会的不平等)
  • minimum wage(最低賃金)
  • unemployment(失業)
  • government support(政府の支援)
  • affordable housing(手頃な価格の住宅)




💬 社会問題を語るときの便利な表現(フレーズ)

IELTSの高評価につながる「自然で論理的な表現」を紹介します:

機能表現例
自分の意見を述べるI believe that… / In my opinion…
社会全体の傾向Society is becoming more aware of…
問題を説明するOne of the biggest challenges is…
原因を述べるThis issue is mainly caused by…
解決策を述べるThe government should take action by…
影響を述べるIt can negatively affect future generations.


🗣️ 実践例(質問+回答)

質問:”What are some major environmental problems in your country?”
回答例

In my country, one of the biggest environmental problems is air pollution, especially in urban areas.
This issue is mainly caused by car emissions and factory waste.
To tackle this, the government should promote the use of public transport and invest in renewable energy sources.

このように「問題→原因→解決策」の順で論理的に展開すると、評価が高くなります。



🧩 学習のポイント

  • 各トピックに関連した語彙を「セット」で覚える
  • 便利フレーズは、自分の答えに使って音読練習
  • 模擬質問に答える際に「社会全体の視点」から話してみる


✅まとめ

IELTSスピーキングPart 3で「社会問題」を話すときは、的確な語彙+論理的な表現が重要です。知識が浅くても、「使える語彙とフレーズ」を武器にすれば自信をもって話せます!

スコアアップのために、ぜひこの機会に語彙と表現を強化してみてください。

試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”