
📘 今回のイディオム
“cost an arm and a leg”
💡 どんな意味?
この表現は、「非常に高い」「とても高額である」という意味で使われます。日本語で言うと「目玉が飛び出るほど高い」「法外な値段」といったニュアンスに近いです。
🔍 語源について
はっきりとした由来は定かではありませんが、一説には戦争で手や足を失った兵士に敬意を示し「大きな代償を払うこと」という意味で使われるようになったと言われています。また、1940年代以降に一般的に使われ始めた比較的新しいイディオムです。
🧾 使い方をチェック!
- That designer bag looks nice, but it costs an arm and a leg!
(あのデザイナーバッグ、素敵だけどすごく高いよ!) - I’d love to go to that concert, but the tickets cost an arm and a leg.
(あのコンサートに行きたいけど、チケットがものすごく高いの。) - The repairs for my car cost me an arm and a leg last month.
(先月、車の修理に法外なお金がかかったよ。)
🎯 ポイント解説
このイディオムは日常会話で頻繁に使われますが、フォーマルな場では避けた方がよい場合もあります。また、”so expensive”などの平易な表現よりも感情が強く伝わるので、驚きを表現したいときに便利です。
🔁 似たような表現
- break the bank(予算オーバーになる)
- pay through the nose(法外な金額を払う)
- highway robbery(ぼったくり)
「えっ、そんなに高いの!?」という驚きをこめて使える便利な表現です。旅行、買い物、修理費用の話題など、幅広く使えるのでぜひ会話に取り入れてみてください。