英語4技能対策

ネイティブのリアル英語  “ beat around the bush” 遠回しに言う


🌿 今回のイディオム

beat around the bush
(読み:ビート・アラウンド・ザ・ブッシュ)
意味:遠回しに言う、核心を避ける




🧐 どんな意味?

このイディオムは、言いたいことをはっきり言わず、回りくどく話すことを表します。
本題に入らず、遠回しに話している様子を皮肉っぽく表現するのにぴったりです。
ネイティブの日常会話やビジネスシーンでもよく耳にします。




🌳 語源について

この表現の語源は中世の狩猟にあります。
狩人の従者が茂み(bush)の周りを叩いて獲物をおびき出す役目をしていたことから、
核心(獲物)には触れず、その周りをうろつく行為」=「本題に入らない」という意味になりました。




🗣️ 使い方をチェック!

Stop beating around the bush and tell me what you really think.
「遠回しに言わないで、正直にどう思ってるか教えてよ。」

She kept beating around the bush when I asked about her plans.
「彼女は予定について聞いてもはぐらかしてばかりだった。」

If you want a raise, don’t beat around the bush—just ask!
「昇給を望んでるなら、遠回しに言わずにちゃんとお願いしよう!」




🧭 ポイント解説


  • ネガティブなニュアンスで使われることが多く、「回りくどい」「はっきりしない」印象を与えます。


  • 相手に直接的に話すよう促すときに使える便利な表現です。


  • 過去形(beat)も現在形(beat)も綴りが同じなので、文脈に注意!




🔁 似たような表現

  • Get to the point(要点を話す)


  • Speak plainly(率直に話す)


  • Don’t dance around the issue(問題をうやむやにするな)




相手に本音を言ってほしいときや、話が回りくどくてイライラしたときに便利なフレーズが「beat around the bush」。
この表現をサラッと使えるようになれば、会話のキレもアップします!
はっきり伝えたいときには、ぜひこのイディオムを活用してみてください。



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