海外留学コラム- 「海外留学って実際どう?初めての一歩を踏み出す前に読むコラム」


海外留学って実際どう?初めての一歩を踏み出す前に読むコラム


🌍 海外留学に憧れはあるけど、不安もいっぱい?


「いつか海外で勉強してみたい」「英語を話せるようになりたい」「世界中に友達を作りたい」——そんな夢を抱いている方は多いはず。でも同時に、「本当に自分にできるの?」「費用は?」「現地での生活はどうなの?」といった不安や疑問も尽きません。

このコラムでは、これから海外留学を検討している方に向けて、「留学のリアル」をお届けします。出発前に知っておくと安心できる情報を、分かりやすくまとめました。



✈ 留学ってそもそも何をするの?


「留学=語学留学」と思われがち
、実際にはさまざまな種類があります。

種類内容
語学留学英語など外国語を学ぶ短期~長期のプログラム
大学・大学院留学海外の高等教育機関で専門分野を学ぶ
ワーキングホリデー働きながら語学や文化を学ぶ(対象国・年齢制限あり)
高校留学現地の高校に通う中・高生向けプログラム

まずは目的を明確にすることで、自分に合った留学スタイルを選ぶことができます。



💬 実際に行ってみて分かった!リアルな声


よくあるポジティブな声:

  • 「世界が広がった!」
  • 「度胸がついて自己表現ができるようになった」
  • 「就活でアピールできた」

一方、こんな悩みも…:

  • 「ホームシックになった」
  • 「授業についていくのが大変だった」
  • 「文化の違いに戸惑った」

準備不足や情報不足がトラブルの原因になることもあるため、事前のリサーチは非常に大切です。




💡 留学前に準備しておきたい5つのこと


  1. 語学力の強化
     日常会話レベルは最低限必要。オンライン英会話で準備する人も多数。
  2. 渡航先の文化・生活習慣の理解
     「知っているつもり」が一番危険。現地の生活マナーなども要チェック。
  3. 予算計画と奨学金情報の収集
     滞在費・学費・保険料など、見落としがちな費用にも注意。
  4. ビザや保険の手続き
     国によって条件や書類が異なるため、余裕をもって申請。
  5. 心の準備と柔軟な姿勢
     うまくいかないことがあっても、それも含めて「学び」!


🧭 こんな人に留学はおすすめ!

  • 自分の可能性を広げたい
  • 英語を本気で学びたい
  • 多様な価値観を体験したい
  • 将来、海外で働くことを視野に入れ
    いる

ひとつでも当てはまるなら、きっと留学はあなたにとって価値ある経験になります。




🎓 最後にひとこと:迷ったら「行動する価値」は大!


留学は簡単ではありません。でも、それ以上に「得られるもの」が圧倒的に多い経験です。英語力はもちろん、国際的な視野、自立心、そして人との出会い。どれも一生の財産になります。

もし、少しでも「行ってみたい」という気持ちがあるなら、その思いを大切にしてください。このコラムが、あなたの背中をそっと押す一歩になれば嬉しいです。




\留学前の英語力強化に/
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最新‼ 海外留学コラム (連載)


「海外留学って実際どう?初めての一歩を踏み出す前に読むコラム」

「英語が苦手でも大丈夫?ゼロから始める留学準備」

「人気の留学先ランキングTOP10とその魅力」

「英語圏だけじゃない!注目の非英語圏留学先とは?」

「あなたに合った留学先の選び方【性格・目的別ガイド】」

「短期・長期どっちがいい?目的別・期間別の留学スタイル」

「留学経験者が語る『行ってよかった!』リアル体験談」

「費用はいくらかかる?留学にかかるお金のすべて」

「奨学金・支援制度をフル活用!賢い留学資金の集め方」

「留学までに準備すべきこと10選(語学・ビザ・心構え)」

「TOEFL・IELTSは本当に必要?出願に必要な英語資格とは」

「失敗しない語学学校の選び方」

「留学に強い大学って?世界大学ランキングの見方」

「ホームステイ・学生寮・シェアハウスどれが正解?」

「留学中の1日の過ごし方 – 現地学生ライフのリアル」

「初めての海外生活でカルチャーショックを受けた瞬間」

「現地で友達をつくるコツと英語コミュニケーション術」

「食事・治安・医療事情 – 留学先で困らないための基礎知識」

「日本とここが違う!海外の授業スタイルと評価システム」

「留学後の進路 – 帰国後の就職活動にどう活かせる?」

「大学だけじゃない!専門学校・インターン・ボランティア留学とは?」

「コロナ後の留学事情 – 最新の現地情報と渡航対策」

「中高生でも行ける!ジュニア留学プログラムの魅力」

「保護者向け:子どもを安心して留学させるための準備」

「留学エージェントは使うべき?メリットと注意点」

「現地でアルバイトはできる?就労条件とリアル事情」

「海外で“通じる”英語とは?ネイティブとのギャップ」

「現地で役立つ!使える英語フレーズ集」

「海外で起こったトラブル集とその対処法」

「留学の目的を明確にしよう!“なんとなく行きたい”から一歩前へ」

TOEFL 目標スコア 海外留学と国内進学、単位認定

アメリカ留学に必要なTOEFLスコア

米国大学の場合(一例です)

2年制大学(コミュニティ・カレッジ):TOEFL61点以上
4年制大学:TOEFL80点以上
大学院:TOEFL80〜100点
MBAトップスクール:TOEFL100点以

UniversityTOEFL cut – offIELTS cut – off
MIT906.5
Stanford 1007
UC Berkeley687
University of Illinois797
Carnegie Mellon University84-1007
George Technological University100
University Texas Austin 796.5
University of Michigan Ann Arbor847
Cornell University777
Columbia University1047.5
University of California, Los Angeles 877
University of California San Diego807
University of Southern California1007

国内進学に必要なTOEFLスコア

国際基督教大学教養学部(アーツ・サイエンス学科)1. 出願要件
2. 合否判定の一部
1. 79点
2. 基準スコアなし
順天堂大学医学部1. 出願要件
2. 加点
1. 55点
2. 55点以上
東京理科大学全学部全学科 1. 出願要件
2. 加点
1. 42点
2. 57点以上
学習院大学国際社会科学部試験免除(得点換算)42点以上
青山学院大学1. 国際政治経済学部(全学科)
2. 総合文化政策学部(総合文化政策学科)
3. 地球社会強制学部(地球社会共生学科)
4. コミュニティ人間科学部
出願要件1. 57点
2. 42点
3. 50点
4. 42点
明治大学1. 商学部
2. 経営学部
3. 国際日本学部
1. 出願要件
2. 加点、試験免除
3. 試験免除、得点換算
1. 42点
2. 基準点なし
3. 72点
立教大学文学部(全学科)
経済学部(全学科)
理学部(全学科)
社会学部(全学科)
法学部(全学科)
観光学部(全学科)
コミュニティ福祉学部(全学科)
現代心理学部(全学科)
経営学部(経営学科)
試験免除42点
立教大学経営学部(国際経営学科)
異文化コミュニケーション学部
試験免除 72点
法政大学法学部
● 法律学科
● 国際政治学科
文学部(英文学科)
経済学部(国際経済学科)
62点
法政大学人間環境学部(人間環境学科)
スポーツ健康学部(スポーツ健康学科)
生命科学部
● 生命機能学科
● 環境応用化学科
● 応用植物科学科
52点
法政大学現代福祉学部
● 福祉コミュニティ学科
● 臨床心理学科
57点
法政大学 GIS(グローバル教養学部)(グローバル教養学科)76点
法政大学 情報科学部
● コンピュータ科学科
● ディジタルメディア学科
デザイン工学部
● 建築学科
● 都市環境デザイン工学科
● システムデザイン学科
理工学部
● 機械工学科機械工学専修
● 電気電子工学科応用情報工学科
● 経営システム工学科
● 創成科学科
42点
法政大学 理工学部(機械工学科航空操縦学専修)32点
中央大学経済学部
文学部
● 国文学専攻
● ドイツ語文学文化専攻
● 中国言語文化専攻
● 日本史学専攻
● 東洋史学専攻
● 西洋史学専攻
● 哲学専攻
● 社会学専攻
● 社会城学専攻
● 教育学専攻
● 心理学専攻
● 国際経営学部
出願要件42点
中央大学 文学部(英語文学文化専攻) 出願要件 57点
中央大学 総合政策学部 出願要件 52点
中央大学 国際情報学部 出願要件 56点
日本大学経済学部(全学科)試験免除● 42点以上:80点換算
● 57点以上:90点換算
● 72点以上:100点換算
白百合女子大学全学部(全学科)得点換算42-51(70点)
72-94(90点)
95以上(100点)
聖心女子大学全学科加点42以上(得点を1.1倍)
72以上(得点を1.2倍)
筑波大学医学群(医学類)推薦95点
一橋大学全学部(全学科)公募推薦93点
立命館大学国際関係学部(アメリカン大学・立命館大学国際連携学科)・グローバル教養学部AO80点
早稲田大学国際教養学部AO80点以上



アメリカの優良大学にいくのにお金は要らない ?! Financial Aidとは

financial aid 2

■ 高騰する授業料

高額な授業料を見ると二の足を踏まざるを得ません。
それはアメリカにいる高校生たちも同じです。
例えばハーバード大学は、2014年~2015年の1年間に掛かる
総費用の概算は約68,000ドル(約8,200,000円)と言っています。
 
ハーバード大学に限らず、よくアメリカの高等教育価格の高騰が問題に上げられます。
なにせ、トップ私立校の殆どが軒並み年間約45,000(約540万円)するのです。
州立大学では、アメリカの市民権を持ちかつその州に住んでいる学生の
授業料は約13,000ドル程度ですが、
留学生も含めてそれ以外の学生の授業料は36,000程度です。
それに教材や生活費が掛かり途方もない金額になります。
 
financial aid 1
 
しかし、アメリカでは収入も高騰しているのでしょうか。
いいえそんなことはありません。
実際のところアメリカでも大学の学費を全額払うことの出来る人はごく少数で、
残りの大半の人たちはこの、「Financial Aid」に頼るのです。
 

■ Financial Aidとは

Financial Aidというのは、直訳すれば経済的援助で、
学費負担を軽減するための金銭的支援プログラムの総称です。
このFinancial Aidというものは家庭の経済状況や生徒の能力に応じて
学校より与えられるのですが、留学生にFinancial Aidを出す学校は限られています。
 

■ Merit-based とNeed based

アメリカのFinancial Aidには、Merit-based とNeed basedがあります。
 
Merit-basedとは、学力やリーダーシップなど学生の能力への評価
として給付される奨学金のことです。
その金額は、大学がその学生をどれくらい欲しているかで決まります。
額は、1千ドル程度からフルスカラシップ(学費全額免除)までさまざまで、
家庭の経済的ニーズの有無にかかわらず給付されます。
また、国籍やビザの種類も問わないため、
外国人学生にも大いに獲得のチャンスがあります。
 
Need basedは、各家庭の収入と資産によってその家庭が支払われる
能力があると思われる金額を算出します。
これに生徒が学期中と夏休み中にアルバイトをした場合の収入を加えた金額が
生徒とその家庭が支払うべき授業料と寮費とされます。
学校側は、 表示価格の授業料、寮費、予測した本代、交通費等を加算し
1年に掛かる全費用を使って、その差額をGrant(返還の必要無し)と
ローンをFinancial Aidとして各生徒に提示します。
これは、とにかく優秀な学生を募りたい!
そう願う多くのアメリカの大学が取り入れてる制度で、
ざっくり言ってしまえば、年収によって学費が異なる制度なのです。
 

■ ハーバード大学はNeed-based

financial aid 3
 
ハーバードの奨学金(Financial Aid)はneed-basedといわれ、
ハーバードの合格者全てに対して必要な額を支払います。
大体アイビーリーグやMIT,スタンフォードなどの一流大学は
すべてneed-basedの奨学金(financial aid)になっています。
 
この「Need-blind」の制度を、ハーバードを例にとって説明すると、
世帯年収780万円(約6万5000ドル)未満の家庭は無料になります。
世帯年収180万円(約15万ドル)未満の家庭は、10%以下の学費へ減額されます。
 

■ 留学生に開けたFinancial Aid の大学を選ぶ

先にも述べましたように、留学生にもFinancial Aidは出願する大学は限られています。
出願する大学を選ぶ際に留学生へのFinancial Aidに対する
各大学の態度がとても大切になってきます。
 
financial aid 4
 
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留学コラム一覧

2025年7月5日 更新


最新‼ 海外留学コラム (連載)

アメリカの優良大学にいくのにお金は要らない ?! Financial Aidとは

スタンフォード大学が授業料タダ!

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夢をつかめ! 返済不要な奨学金で米国留学へ

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MBA(Master of Business Administration)=経営学修士号

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2014年留学先のトップはカナダ

5分でわかる!オーストラリア大学進学の注意点




 
 
 

スタンフォード大学が授業料タダ!

スタンフォード大学 1
 
米スタンフォード大学は2019年度が始まるまでに、
 
親の年収12万5000ドル(現在のレートでおよそ1500万円)未満の学生を対象に、
 
学費を無料にするプログラムを発表して話題を呼んでいます。
 
さらに6万5000ドル以下の家庭の学生は、
 
寮や下宿代も無料になるのだといいます。
 
学生は夏のバイトなどで5000ドルを大学に払うことが求められますが、
 
ここに親が援助することなどもできます。
 
スタンフォード大は、この新たな取り組みによって、
 
中流階級やアッパーミドルクラスの学生に対しての援助を
 
強めていきたい考えがあるのです。
 

■ 世界で最も裕福な大学

 
ご存知の通り、スタンフォード大学は世界で最もビジネス成功者を
 
輩出するアメリカ西海岸の有名校で、成功したシリコンバレーの
 
億万長者から多数の寄付金を受け取っています。
 
2014年時点のスタンフォード大における寄付基金の運用資産は、
 
なんと187億ドル(約1兆9000億円)に上り、
 
今回のプログラムは、こうした裕福な大学であるからこそ
 
可能であるとも言われています。
 

■ Google創業者ラリ-ペイジなど億万長者が卒業生

スタンフォード大学 2
スタンフォード大学 3
 
 
 
 
 
 
 
スタンフォード大学はシリコンバレーの近くにあるという地の利を生かして
 
アメリカでは今やハーバード大学をしのぐ人気を誇ります。
 
卒業生にはGoogle創業者のラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリン
 
Yahoo!の創業者のデビッド・ファイロなど
 
シリコンバレーの著名人も多く、そうそうたる卒業生による
 
多額の寄付によって、スタンフォード大学が学費援助プログラムを
 
充実させていることは想像に難くありません。
 
どうやら「卒業生の活躍によって次世代のリーダーが
 
スタンフォード大学で新たに育まれる」という
 
好循環が生まれていそうです。
 

■ アメリカの大学授業料無料化の動き

 
アメリカでは今回のスタンフォード大学のように
 
授業料タダにするケースが広まりつつあります。
 
例えばハーバード大では優秀な学生を集めるために
 
あらゆることをしています。
基本的に6万ドル以下ならば学費は無料。
 
また、成績優秀な留学生にも学費を大幅免除。
最大年間500万円近い割引をします。
 
スタンフォード大学 4

“世界最強のリケジョ” STEM教育がグローバルリーダーを育てる 

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今、アメリカの大学では『STEM教育』が注目されています。
STEM教育とは、サイエンス(science)テクノロジー(technology)
エンジニアリング(engineering)数学(math)に重点を置いた教育です。
 
日本語で言う「理系」は、英語では”STEM”(発音は「ステム」)と呼ばれ、
日本で最近流行りの「リケジョ」は” Girls in STEM”
“More Female in STEM” とアメリカでは言われているそうです。
 

上海交通大学の世界一流大学研究センター  2014年 

理系・科学系世界大学ランキング ベスト10

1位 ハーバード大学(Harvard University)アメリカ
2位 スタンフォード大学(Stanford University)アメリカ
3位 マサチューセッツ工科大(Massachusetts Institute of Technology、MIT)アメリカ
4位 カリフォルニア大学バークレー校(University of California at Berkeley)アメリカ
5位 ケンブリッジ大学(University of Cambridge)イギリス
6位 プリンストン大学(Princeton University)アメリカ
7位 カリフォルニア工科大学(California Institute of Technology、Caltech)アメリカ
8位 コロンビア大学(Columbia University)アメリカ
9位 シカゴ大学(University of Chicago)アメリカ
9位 オックスフォード大学(University of Oxford)イギリス
 
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2009年4月27日のオバマ大統領は、ナショナル科学アカデミーでスピーチを行い、
基礎および応用研究、イノベーション、教育への大胆な支援を約束することにより
米国の科学界 を活性化させるための計画の詳細を述べています。
 
世界的な経済競争、エネルギー、健康の分野で国が立ち向かうべき難問の性質に鑑み、
宇宙開発競争のさなかにあった 1964 年に設定された研究開発への記録的な研 究開発投資を
凌駕するレベルの、GDP 対比で 3%以上の投資を行うよう求める意向です。
 
実際、オバマ大統領の科学教育へのテコ入れスピーチ以来、
教育研究機関等へのお金もずいぶん流れているらしく、議論はいよいよ活発になっています。
 
今日、アメリカの大学では、STEM分野における優秀な人材を
世界のリーダーとして多数送り出してきました。
 
近年、アメリカにおけるSTEM産業は、劇的な成長を遂げ、
各アメリカの大学の優秀な人材の養成にさらに拍車をかけています。
 
このように、アメリカの大学で、STEM分野の教育を受けることが、
アメリカ人学生と同様、全世界をまたにかけ活躍するために万全の準備をする
日本人学生にとっても魅力的であることに違いありません。
 
 

米国では給料にこんなに差がつく 「勝ち組」は工学系、1600万円超えも

STEM 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
米国の名門校ジョージタウン大学が米大学の学部・大学院専攻137科目について、
卒業生の年間所得額を調査したところ、 理系の学科は概して高収入で、
年間所得が学部卒レベルで10万ドル(約1200万円)超えもあります。
 
一方で4万ドル(約480万円)に満たない専門もみられ、
金銭面だけを見れば大学で何を専攻するかによって差が出ました。
 

最も「高給取り」は石油工学専攻の1632万円

 
高所得の上位は「STEM」と呼ばれる科学系、技術系、
工学系、数学系の理系専攻でした。
 
これらの卒業生の、一定のキャリアを積んだ25~59歳の年間所得額は、
データの中央値が7万6000ドル(約912万円)で、
全学部平均の6万1000ドル(732万円)を大きく上回るそうです。
 
キャリアの浅い「エントリーレベル」の年齢を含んだ21~59歳のデータを見ても、
理系は強いようです。
最も「高給取り」は石油工学専攻で、年間所得は13万6000ドル(約1632万円)に達し、
薬学専攻の11万3000ドル(約1356万円)がこれに次きます。
 
トップテンのうち薬学を除く9つが、電子工学や航空工学といった工学系でした。
 

授業料と生活費がOゼロ! 理系大学院

 
アメリカの理系の大学院は奨学金が豊富で、
教授や学部生の研究の手伝いをするResearch Assistantは
授業料免除が受けられます
 
また、教授の代行で学部生に授業をするTeaching Assistantは
授業料免除+生活費支給が受けられます。
 
日本の助手のような仕事を院生が代行するわけです。
もちろん、奨学金なので優良な成績と推薦状が必要であり、
修士では誰でも貰えるわけではありません。
また、研究費や予算が乏しい教授は奨学金の枠を持っていません。
 
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TAFEで実践的な専門職を身に付けろ!

オーストラリア留学 16
 

▮ TAFE(テーフ)とは

TAFE (Technical and Further Education)とは、
オーストラリアに100校以上ある、州立の職業訓練専門学校です。
留学生を対象とした様々な専門コースを開講し、
現地のオーストラリア人にも人気の教育機関です。
 
TAFEで取得できる資格や学位はオーストラリア国内のみならず
海外でも認められ、即戦力になる人材を育成するという点で、
実業界からも高い評価を受けています。
TAFEの魅力は、市場のニーズや需要に対応し、
常にタイリムーな専門知識、スキルを身に付けることができる点です。
 
学習環境も充実していて、最先端のテクノロジーを駆使した設備が整っています。
TAFE修学後、即戦力として働ける人材育成を目的としているので、
各産業界と連携した実地研修も頻繁に行われています。
 
こういった実務経験は、就職活動の際も高く評価されますので、
雇用の機会を広げるチャンスといえるでしょう。
 
この「地元の企業とつながりを持つ教育機関」という点も、TAFEの大きな特徴です。
 
 

▮ TAFEで学べる分野

 
TAFEコース期間は、6ヶ月~2年。(コースによっては3年のコースもあります)
コース修了時には、オーストラリア政府認定のCertificateやDiplomaといった証書が発行されます。
実際に、どのようなスキルを身に付けることができるのか、コースは多岐にわたります。
 
★ コース例
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ビジネス 秘書 マーケティング 広告 農業 ワイン栽培
航空学 グラフィックデザイン インテリアデザイン
ジュエリーデザイン ファッションデザイン 歯科技工士
看護士 スポーツコーチ チャイルドケア 旅行業
ホスピタリティー 調理師 美容師 アロマセラピー ネイルアート
 

▮ TAFE本科コースの入学条件

 
オーストラリア州政府運営の職業専門学校だから、
「入学が難しいのでは?」と思っていませんか?
いくつかの入学条件はありますが、決して高いハードルではなく、
原則下記の条件を満たせば入学が可能です。
 
学歴
TAFEでは、高校1年次・2年次を修了していれば
学歴上の入学条件をクリアしているコース・専攻が沢山用意されています。
高校を卒業されている方の場合、
学歴上ではTAFEの留学生対象のほとんどのコースに入学することができます。
ただ、コースにより、高校レベルでの数学や科学等の単位を
満足に修了していることが要求されることがあります。
(IT関連、看護、エンジニアリングなど)各コースの詳細を参考にして下さい。
オーストラリア留学 14
英語力
TAFEでは全ての授業は英語で行われます。
そのため、TAFE入学の準備として授業についていけるだけの
十分な英語力をつける必要があります。
【TAFE入学に必要な英語力】
IELTS(アカデミックモジュール)5.5(全てのバンドで5以上)
TOEFL 71(iBT)
※英語力の証明は過去2年以内に取得したスコアが有効です。
※看護コース、航空術など一部のコースでは、
上記より高い英語力を必要とする場合もあります。
 
 

▮ TAFEで取得した単位で大学編入も可能

 
TAFEのコースを通して、オーストラリアの大学へ編入する道も開かれています。
 
多くのコースでは、TAFEのDiplomaやAdvance Diploma(通常2年)
を修了することで様々な大学の2年次に編入が可能、
またはそれに相当する単位の免除が認められることがあります。
オーストラリア留学 15
TAFEでは、専門分野に絞り学習することにより、
大学編入のために要求される成績も比較的取り易く、
また英語力についてもTAFE入学自体は大学入学よりハードルが低く、
大学進学のためにTAFEに入る」といった進路も考えることが出来ます。
専門分野での勉強と英語力のUPを同時進行しながら
大学編入に備えることが出来ることがTAFEの魅力の1つです。
専攻したい分野が決まっていて、
オーストラリアの大学にも進学したいと考えるなら、
TAFEは有力な選択肢となります。
 
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5分でわかる!オーストラリア大学進学の注意点

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▮ 何通りもある入学方法

 
オーストラリアでは大学入試はなく、入学の合否は全て書類審査で決まります。
審査に必要な書類は、大学指定の願書、高校の英文成績証明書(英文)、
英文卒業(見込み)証明書、そしてTOEFLまたはIELTS試験のスコア票です。
 
推薦状を求める大学はほとんどありません。
 
英語力はおよその目安として、TOEFL(ibt)で 80~90点以上
IELTSで6.0~6.5ポイント以上です。
 
ただし、もし英語力が足りなくても、一定期間の語学研修を受けることで
合格となる「条件付入学 / パッケージオファー」があります。
 

条件付き入学制度とは

 
ある条件をクリアすることを条件に入学を認めるという制度です。
英語力が満たない学生には英語力を一定基準までに高めることを条件
とする入学許可書、学力が基準に満たない学生にはファンデーションや
ディプロマを修了することを条件とする入学許可書を発行します。
両方が満たない学生には、両方に条件を付けた入学許可書になります。
これにより、どんな学生でも出発前には大学までの
入学許可書を取得してから渡航することができるのです。
 

パッケージオファーとは

 
大学の条件付き合格に所定の英語コースを付けることで
英語コース+大学のコース両方の合格通知を出してもらうことです。
これにより、出願者は大学修了までの入学許可書を入手でき、
学生ビザも大学卒業分まで入手することが出来ます。
また、大学が指定する英語コースであれば、
そのコース履修終了時に規定の成績を修めればIELTSやTOEFL
などを受験しなくても大学に進むことができるのもメリットです。
 
オーストラリア留学 7
 
オーストラリアの大学では1年目から専門課程に入るため、
留学生は準備コースで1年間教養課程を履修します。
この大学進学準備コースはファンデーションコース(Foundation Course)
と呼ばれ、多くの大学に設置されています。
また、ディプロマ(Diploma)というコースを設置している大学もあり、
コース修了後、大学2年次に編入できます。
英語が基準値に達していない場合は、事前に大学付属の英語研修プログラムを受講します。
 

▮ 日本とオーストラリア 教育制度の違い

中・高一貫教育

 
オーストラリアの教育制度は州によって異なりますが、基本的にはイギリス型です。
日本のような6・3・3制とは異なり、year1からyear12までの学年制です。
 
初等教育(Primary School)はYear1からYear6まで、
中等教育(Secondary School)はYear7からYear12までです。
 
つまり、日本の中学1年生から高校3年生までを合わせたものを
セカンダリースクールと呼びます。
 
Secondary SchoolはさらにYear7からYear10のJunior Secondary
とYear11からYear12のSenior Secondaryに分けられます。
 

義務教育はYear 10までで、11年生と12年生は、大学進学のための州統一卒業テスト
(Higher School Certificate)などの準備期間です。
 
日本の大学は4年制ですが、オーストラリアの大学はほとんどが3年で修了するため、
大学入学後すぐに専門課程を履修する事となります。
 
日本の大学の1回生で学ぶような一般教養をSenior Secondaryの間に身につけます。
 
また、大学の授業で必要な論文作成技術やクラスワークの仕方を学びます。
 
この2年間の成績と、卒業テストの成績によって進路を決定します。
 
Senior Secondaryは、日本の高校2年生、3年生よりも授業内容は高度だと言えるでしょう。
 
Junior Secondaryを終了後、大学へ進学せずに就職する人、専門学校へ進学する人もいます。
日本の教育制度と違って、公立の専門学校があり、TAFEと呼ばれています。
 
オーストラリア留学 11
 
オーストラリアの高校生は、前期中等教育(Year10=高校1年生)を修了すると、就職か進学かを選択します。

▮日本の高校卒業後から進学するには

イギリスと同様に、日本の高校を卒業後すぐにオーストラリアの大学に
直接進学することは困難なため、予備コース(Foundation Course, Bridging Course)
と呼ばれるコースで、進学を希望する分野に応じた基礎科目を履修した後に
進学するのが一般的です。
 
またはディプロマコース(大学1年次に相当する専門課程)に入って、
大学の入学条件である必修科目や選択科目を履修する必要があります。
 

※ディプロマコース

 
ディプロマコースは、大学1年次に相当するコースで、
9ヶ月間のコース修了後は大学2年次に編入することが可能です。
またこのコースでは、大学の専攻分野に関連する内容を勉強することになります。
[ 適応校 ]
マッコーリー大学、グリフィス大学、ディーキン大学、サウスオーストラリア大学、
エディスコーワン大学、カーティン工科大学
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▮ 入試がない!留学生も安心の入学システム

 
オーストラリアの大学へ進学する場合は、英語力の証明と、
日本の高校の成績証明書が必要となります。
しかし、それらが基準を満たしていない場合も、各大学附属(提携)している
英語学校やファンデーションコース、
州政府運営の教育機関(「TAFE」などの専門学校)を経由して、
目的の大学に進学できる方法が用意されています。
 
日本のような、入試での一発勝負ではなく、しっかりと基礎を固めていくことで、
最終的に進学を果たすことができるのです。
例えば、会計学を学びたいが、渡航時に英語力が足りないという場合、
まずは一般英語コース→進学英語コース→専門学校(Diploma of Accounting)→
大学(Bachelor of Accounting)という経路で、同学部への進学が可能となります。
このような、留学生目線で作られた進学システムが確立されているのも、
オーストラリアの大学の特徴です。大いに活用しましょう。
 
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オーストラリア トップ大学Go8(グループオブエイト)とは

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世界から高い評価を受けているオーストラリアの大学。
 
ノーベル賞受賞者数は人口比から見ると世界TOPであり
卒業者は取得した会計や看護士などの国際資格を持って
世界で活躍しています。
 
イギリスの教育システムを導入しており、
教育水準の高さは国際的に知られていますが、
特に優れたトップ8校がGroup of Eightと呼ばれています
 

▮ Go8(グループオブエイト)とは

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オーストラリアのトップ大学は、Group of 8(グループ・オブ・エイト)と呼ばれ、
日本での東京大学、京都大学、大阪大学、といったような位置づけとなります。
これら8大学は、医療や科学技術などの分野の研究に力を入れており、
それらの成果に基づいた教育を提供していることで知られています。
 
オーストラリア国内だけでなく世界各国の優秀な学生
からも注目されているGroup of Eight。
もちろん世界中のトップレベルの企業からも高い評価を得ています。
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ただ、順位が上の大学がよいかと言えば、一概にそうとは言いきれないことが、
オーストラリアの大学の特徴です。
大学によって得意分野がそれぞれ異なるため、
学びたい分野に合わせて、大学選びを行うことになります。
 

▮ オーストラリアの大学はたったの41校

 
オーストラリア国内には41の大学があり、
その大半が国公立大学です(私立は2校のみ)。
 
大学数が少ない分、学生の意識は高く、どの大学でも管理の行き届いた
レベルの高い教育が受けられます。
 
英米に比べ、海外からの留学生の受け入れに積極的なのも特徴で、
ノーベル賞受賞者を輩出した西オーストラリア大学や、
世界大学ランキングで東京大学と同レベルに位置するメルボルン大学、
MBAでアジア・パシフィックエリアNO1のクイーンズランド大学など、
複数の大学が2013年世界大学ランキング100位以内にランクインしています。
 

▮ シドニー大学 University of Sydney

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1850年にオーストラリアのニューサウスウェールズ州都シドニーに設立された
同国最古の大学で、公立大学です。
2010年のQS社の世界大学ランキングにおいて、人文科学の分野で19位、
社会科学の分野で30位、生命科学の分野で19位の評価を受け、
総合評価では世界37位にランクされています。
 
シドニー市街の南西に位置し、オックスブリッジ式のメインキャンパスを持ち、
近年の統合によりいくつかのキャンパスを持っています。
 
卒業生にはジョン・ハワードをはじめとするオーストラリアの歴代首相、
ノーベル賞受賞者、著名文化人の名前が挙げられます。
 

▮ モナッシュ大学 Monash University

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1958年に創立され、現在ではオーストラリア内外の全8キャンパスに
5万人を超える学生が学んでいるオーストラリア最大規模の大学です。
 
オーストラリア国内ではその評価も高く、数々の著名人・文化人を輩出しています。
 
2004年出版の”タイムズ高等教育補足”では世界トップの200の大学のうち
33位にランクされました。
芸術&デザイン、人文科学、ビジネス&経済、教育、工学、IT、法学、医学、
看護&健康科学、薬学&科学など幅広い専門領域で教育・研究活動を
行う事ができ、トップレベルの研究施設を保有している事でも有名です。
 

▮ オーストラリア国立大学 Australian National University

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オーストラリア国立大学(Australian National University)(略称ANU)は、
オーストラリアの首都キャンベラにある国立の総合大学で、
Arts and Social Sciences(人文社会学), Asia and Pacific(アジア太平洋学),
Business and Economics(ビジネス経済学),
Engineering and Computer Science(工学・情報工学), Law(法学),
Medicine(生理学・医学), Biology and Environment(生物学・環境学),
Physical and Mathematical Sciences(自然科学・数理学)
の7つのカレッジ(学部)を擁しています。
 
1946年に国立研究機関として設立して以来、
数々のノーベル賞受賞者を排出するなどリサーチ分野(大学院での研究)において
世界的に非常に高い評価を受けています。
卒業生には歴代のオーストラリアの首相、政府官僚、
最高裁判事、著名な建築家、作家、研究者などが名を連ねており、
世界のリーダーシップの育成に取り組んでいます。
 

▮ 入学条件  英語力は必須

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入試がない代わりに、英語力と最終学歴の成績証明書を提出し、査定を受けます。
英語力条件は、IELTS 6.0~7.0、TOEFL(インターネットベース)77~100の範囲で学部やコースごとに設定されています。
 
医学部や教育学部、看護学などはより高い英語力が求められます。
 
その他に、ケンブリッジ国際英語検定のCAEかCPEレベルで一定レベル以上のスコアが
ある場合も英語力の証明として認められます。
 
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