最新‼ 海外留学コラム- 日本とここが違う!海外の授業スタイルと評価システム


日本とここが違う!海外の授業スタイルと評価システム


海外留学を考えている方にとって、現地の授業スタイルや成績評価の仕組みは大きな関心事のひとつです。日本の学校教育と比べて、海外の教育スタイルはどのように違うのでしょうか?このコラムでは、主に英語圏の大学を例に、日本との違いを紹介します。



◆ 授業スタイルの違い


1. ディスカッション中心の授業


日本では講義形式が一般的ですが、海外の大学では「ディスカッション」や「グループワーク」が多く取り入れられています。学生が自分の意見を述べたり、他人の意見に対して質問したりするのが当たり前の環境です。

2. 自主的な学びを重視

授業の中で全てを教えるのではなく、予習・復習・リサーチを前提とした「自学自習」が重視されます。授業ではあくまでその内容を深めたり議論したりする時間と位置付けられており、主体性が求められます。

3. フレキシブルな出席管理

出席が成績に直接影響しない授業もありますが、発言の頻度や提出物によって評価されるため、実際には積極的な参加が必要です。



◆ 評価システムの違い


1. 多面的な評価基準

日本では試験の点数が重視されがちですが、海外では「中間試験・期末試験」「エッセイ」「プレゼンテーション」「クラス参加」など、複数の要素で総合的に評価されます。

2. ルーブリック評価

海外の大学では「ルーブリック(評価基準表)」を使って、どの点をどの程度満たしているかを明示的に評価します。評価の透明性が高く、学生も自分の課題をどのように改善すべきか把握しやすいのが特徴です。

3. 絶対評価が主流

日本のように他の学生との相対比較で成績が決まるのではなく、あくまで「基準を満たしているかどうか」による絶対評価が基本です。努力した分だけ評価される点も大きな違いです。



◆ 留学生にとっての注意点

  • 英語での発言力が重要:積極的に発言しないと評価が下がることもあります。英語力だけでなく、論理的な思考や説得力も問われます。
  • タイムマネジメントが必須:課題の数やボリュームが多く、提出期限も厳守です。計画的な学習が欠かせません。
  • 文化的背景の理解も大切:評価の前提には現地の文化や価値観も影響しており、時に日本とは異なる「当たり前」に驚くことも。



◆ まとめ


海外の授業スタイルや評価方法は、「受け身」から「主体的」な学びへのシフトが大きな特徴です。日本のやり方との違いを理解し、早い段階で対応できるようにしておくことが、留学成功の鍵になります。

「違い」を理解することで、「適応力」と「柔軟性」が身につく。これも留学の大きな学びのひとつです。



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