
🍰 今回のイディオム
“piece of cake”
「piece of cake(ピース・オブ・ケイク)」は、英語圏でよく使われるカジュアルな表現で、「とても簡単なこと」「楽勝なこと」という意味を持っています。まるでケーキの一切れを食べるくらい簡単!というニュアンスですね。
🧠 どんな意味?
“piece of cake” は、「簡単なこと」や「朝飯前のこと」を表すイディオムです。例えば、難しいと思っていた仕事や試験が意外と簡単にこなせた時に使います。
意味例:
・楽勝だった
・超カンタンだった
・すぐできた
📚 語源について
この表現のルーツは1930年代のアメリカ英語にさかのぼります。ケーキが「ご褒美」や「楽しいこと」の象徴であったため、「a piece of cake」は「楽しくて簡単なこと」というイメージで使われるようになりました。また、アメリカの詩人ラングストン・ヒューズの詩の中にも登場し、そこから広まりました。
💬 使い方をチェック!
- The math test was a piece of cake.
その数学のテストは楽勝だった。 - Don’t worry, fixing this will be a piece of cake.
心配しないで、これを直すのは超簡単だよ。 - Cooking for ten people? That’s a piece of cake for her!
10人分の料理? 彼女にとっては朝飯前だよ!
📝 ポイント解説
- カジュアルな会話で使われる表現なので、フォーマルなビジネス英語では避けたほうがよい場面もあります。
- ポジティブな文脈で使われることが多く、自慢やユーモアにも使われます。
- “It was easy.” の代わりに使うと、一気にネイティブっぽさがアップ!
🔁 似たような表現
- It’s a walk in the park.(公園を散歩するくらい簡単)
- It’s no big deal.(たいしたことじゃない)
- It’s a breeze.(そよ風みたいに楽なこと)
どれも「簡単」という意味ですが、微妙にニュアンスが異なるため、シチュエーションに合わせて使い分けると◎。
簡単なことを伝える時に “piece of cake” を使えば、表現に余裕とユーモアが加わります。今日からぜひ会話に取り入れてみてください。ちょっとした一言が、あなたの英語をもっとナチュラルにしてくれますよ!
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