英語4技能対策

“once in a blue moon” って? 今日から使えるネイティブ表現


☽ 今回のイディオム

“once in a blue moon”



今回ご紹介するのは、「once in a blue moon」というイディオム。日常会話や映画のセリフなどでも時折耳にする表現です。




🌑 どんな意味?

once in a blue moon」は、「ごくまれに」「めったにない」「ほとんど起こらないこと」という意味です。
つまり、頻度がとても低いことを強調したいときに使います。



🌕 語源について

この表現は、**青い月(blue moon)**という天文現象に由来しています。
通常、ひと月に満月は1回ですが、稀に1か月に2回満月が見られることがあります。
この2回目の満月を「blue moon」と呼び、それが「非常に珍しい出来事」として比喩的に使われるようになったのです。



🌓 使い方をチェック!


  1. I only go to the movies once in a blue moon.
     (私は映画に行くのはごくたまにです。)

  2. She visits her hometown once in a blue moon.
     (彼女が故郷を訪れるのはめったにありません。)

  3. We eat out as a family once in a blue moon—usually on special occasions.
     (私たち家族で外食するのは本当にたまにで、たいてい特別な時だけです。)




🌘 ポイント解説

  • 「once in a blue moon」は主に頻度を表す副詞句として使われます。
  • 文の中では「現在形」と一緒に使われることが多く、日常習慣の中での稀な出来事を示すのにぴったり。
  • ややカジュアルな表現なので、会話やエッセイの中に自然に取り入れられます。




🌔 似たような表現

  • hardly ever(ほとんど~しない)
  • rarely(めったに~ない)
  • once in a lifetime(一生に一度)


これらの表現と比較して、「once in a blue moon」はよりイメージ豊かで印象に残りやすい表現です。



めったにないことに出会ったとき、今日からは “once in a blue moon” をさらりと使ってみましょう!
英語の表現力がワンランクアップしますよ。