
☽ 今回のイディオム
“once in a blue moon”
今回ご紹介するのは、「once in a blue moon」というイディオム。日常会話や映画のセリフなどでも時折耳にする表現です。
🌑 どんな意味?
「once in a blue moon」は、「ごくまれに」「めったにない」「ほとんど起こらないこと」という意味です。
つまり、頻度がとても低いことを強調したいときに使います。
🌕 語源について
この表現は、**青い月(blue moon)**という天文現象に由来しています。
通常、ひと月に満月は1回ですが、稀に1か月に2回満月が見られることがあります。
この2回目の満月を「blue moon」と呼び、それが「非常に珍しい出来事」として比喩的に使われるようになったのです。
🌓 使い方をチェック!
- I only go to the movies once in a blue moon.
(私は映画に行くのはごくたまにです。) - She visits her hometown once in a blue moon.
(彼女が故郷を訪れるのはめったにありません。) - We eat out as a family once in a blue moon—usually on special occasions.
(私たち家族で外食するのは本当にたまにで、たいてい特別な時だけです。)
🌘 ポイント解説
- 「once in a blue moon」は主に頻度を表す副詞句として使われます。
- 文の中では「現在形」と一緒に使われることが多く、日常習慣の中での稀な出来事を示すのにぴったり。
- ややカジュアルな表現なので、会話やエッセイの中に自然に取り入れられます。
🌔 似たような表現
- hardly ever(ほとんど~しない)
- rarely(めったに~ない)
- once in a lifetime(一生に一度)
これらの表現と比較して、「once in a blue moon」はよりイメージ豊かで印象に残りやすい表現です。
めったにないことに出会ったとき、今日からは “once in a blue moon” をさらりと使ってみましょう!
英語の表現力がワンランクアップしますよ。