
📌 今回のイディオム
“in hot water”
「in hot water」は、「(問題やトラブルなどの)困った状況にある」「窮地に陥っている」といった意味で使われる表現です。特に誰かに叱られたり、責任を問われたりするような状況を指します。
🧠 どんな意味?
この表現は、「誰かに対して悪いことをしてしまった結果、厳しい立場に置かれている」状態を指します。たとえば、遅刻して上司に怒られるときや、ルールを破って注意を受けるようなときに使われます。
📚 語源について
「hot water(熱いお湯)」に入ることは、物理的にも不快で危険な状態ですよね。この表現は15世紀ごろから使われており、当時は「困った状況」「罰を受ける状況」を比喩的に「熱湯に入っている」状態と重ねて表していました。
💬 使い方をチェック!
- After forgetting our anniversary, he knew he was in hot water with his wife.
(記念日を忘れてしまい、彼は奥さんに怒られると分かっていました。) - She got caught cheating on the test and is now in hot water with the school.
(カンニングが見つかり、彼女は学校で問題になっています。) - I’m in hot water at work because I missed an important meeting.
(大事な会議を欠席して、職場で立場が悪くなっています。)
🔍 ポイント解説
“in hot water”は、「具体的に誰に対して困っているのか」を “with” を使って表すのが特徴です。感情的・道徳的なトラブルによく使われ、法律的・経済的な困難よりも日常の失敗や過ちに使われる傾向があります。
🔄 似たような表現
- in trouble(困った状況にある)
- on thin ice(危うい立場にある)
- under fire(非難を受けている)
どんなに気をつけていても、誰しも“in hot water”になることはあります。でも、適切な言葉で状況を伝えられれば、トラブルからのリカバリーも早くなるかもしれませんね。