
🔍 今回のイディオム
“keep your fingers crossed”
このイディオムは、**「うまくいくように祈る」「幸運を願う」**という意味で使われます。何かが成功するように願っているときに、手の指を交差させる仕草とともに使われることもあります。
📖 どんな意味?
“keep your fingers crossed” は、**「(何かがうまくいくように)祈っている」「幸運を願っている」**という気持ちを表すフレーズです。結果が自分でコントロールできない場面、たとえば試験結果の発表前や就職の面接後などに使われます。
🌀 語源について
この表現は、キリスト教に由来すると言われています。古代ではキリスト教徒が互いの信仰を秘密裏に確認するため、指を交差させて「十字架」の象徴としたことが始まりとされます。時代が進むにつれ、「指を交差させて祈る」=「幸運を願う」という意味に転じました。
🗣 使い方をチェック!(例文3つ)
- I have an important job interview today. Keep your fingers crossed for me!
(今日は大事な面接なの。うまくいくように祈ってて!) - The weather looks bad, but we’re still planning the picnic. Let’s keep our fingers crossed!
(天気が悪そうだけど、ピクニックの予定はそのまま。うまくいくといいね!) - My sister entered a singing contest. She’s waiting for the results now. We’re all keeping our fingers crossed.
(妹が歌のコンテストに出たんだ。今結果待ちで、家族みんなで祈ってるよ。)
💡 ポイント解説
- カジュアルな会話でよく使われる
- 一人で使う場合は “I’m keeping my fingers crossed.”
- 誰かに願ってほしいときは “Keep your fingers crossed for me.”
- 状況の成功を願う共感表現として便利!
🧩 似たような表現
- Hope for the best(最善を願う)
- Knock on wood(ジンクスよけに使う「縁起をかつぐ」表現)
- Pray that it works out(うまくいくよう祈る)
これらも同じように「うまくいくことを願う」ニュアンスで使えますが、”keep your fingers crossed” のほうがよりカジュアルで口語的です。
願ってもどうにもならない場面ほど、”keep your fingers crossed” は心強いフレーズになります。会話にさりげなく取り入れて、ネイティブらしいやり取りを楽しんでみましょう!