
【Part 2 1分間の準備時間の活用術(メモの書き方)】
IELTSスピーキングPart 2では、与えられたトピックに対して1分間の準備時間が与えられ、その後1〜2分間話し続ける必要があります。この1分間を「どう使うか」がスコアアップの鍵です。
中でも大切なのが、メモの取り方(note-taking)。この1分で「話の地図」を作ることで、スムーズに話せるようになります。
🧠 なぜメモが必要なのか?
準備時間に頭の中だけで話を組み立てるのは難しく、話し始めた途端に順番を忘れてしまうことも。
簡単なメモを取っておくことで、話の流れが明確になり、**一貫性(coherence)と流暢さ(fluency)**を保ちやすくなります。
✍️ メモの基本スタイル(おすすめフォーマット)
以下のような4分割メモでまとめましょう。各項目は「キーワードだけ」でOKです。
項目 | 内容例 |
---|---|
Who | My best friend, Yuki |
When / Where | Last year, Tokyo Dome |
What happened | Live concert, big crowd, amazing atmosphere |
Feeling / Outcome | Excited, unforgettable, want to go again |
🔹 メモには文ではなく単語や短いフレーズを書きましょう。英語でも日本語でもOKですが、英語のほうがそのまま口にしやすくなります。
🗂 メモ作成の3ステップ
① キーワードを拾う(トピックカードから)
カードには通常、以下のようなサブポイントがあります:
- When it happened
- Where it happened
- What you did
- How you felt about it
これをもとに、連想ゲームのように素早くキーワードを出すのがコツです。
② 話の流れをイメージ(時系列ベース)
できれば**「時系列」**でメモを取ると、話の展開が自然になります:
Arrived → Met friend → Watched concert → Went to dinner → Took pictures → Said goodbye
③ 感情や学びを入れる
最後に感想や気づきをメモすることで、話に深みが出てスコアアップにつながります:
- “It was exciting.”
- “I learned the importance of spending time with friends.”
- “I want to do it again.”
🔄 実践例:Describe a time when you helped someone
メモ例:
- Who: grandmother
- When: last summer
- Where: at home
- What: helped with shopping
- How: heavy bags, she smiled
- Feeling: proud, realized importance of helping
➡ このメモを元に話すと、自然でストーリー性のあるスピーチになります。
✅ まとめ:1分間で「話す地図」を描こう!
1分という短い時間でも、目的を持ってメモを取れば大きな差がつきます。
特に「話の順序」「キーワード」「感情」をメモすることで、話すときに自信を持てるようになります。
📌 今日からできる練習法:
過去のトピックカードを使って、1分間でメモを取り、2分間でスピーキング練習をしてみましょう。録音して振り返ることで、さらに効果アップ!