英語4技能対策

ネイティブのリアル英語  I can’t stand it !  もう我慢できない!

アメリカ人が毎日使うスラング・イディオムを学ぶ!

海外ドラマ、日常生活で使われるリアルな英語が楽しく自然に身につく!

 

 

I can’t stand it !  もう我慢できない!

 

「stand」は 「立つ、立たせる、立ち止まる」という意味で知られていますが、

ネイティブ英語では、よく使う別の意味があって……それは!

 

 

stand

 

=~を我慢する

=~に耐える



という意味でよく使っているんです!

 

なので、なにか「もう我慢できない!」と思うことがあったら……

 

I can’t stand it. と言ってみましょう。



例文 1

 

A:  That guy next door is hammering again.

     隣の家の男がまた何か叩ているぞ。

 

B:  And it’s 7:00 in the morning.

    まだ朝の7時だぞ。

 

A :  I can’t stand it no more!  I’m gonna tell him people are trying to sleep!

    もう我慢できない! 彼にみんな眠れないって言ってやる!



例文 2

 

I don’t mind the heat but I just can’t stand this humidity.

暑さは気にならないのですが、この湿気だけは我慢できません。


ダイエット中なのに美味しそうな匂いがしてて、これ以上無理! 

と言うときは 

 

  I can’t stand it.

 

ネイティブが使うリアル英語です。

 

 

「I can’t stand it」 習得・攻略  


 

 

ネイティブのリアル 英語:

 

I can’t stand our new math teacher.   She always gives us

homework on the weekend.


学校で教わる英語:

 

translation: I can’t tolerate our new math teacher. She always gives

us homework on the weekend.



ネイティブのリアル発音:

 

“real speak”: I can’t stand ’ar new math teacher. She always gives us

homework on the weekend.



同義語、類義語

 

put up with   

bear  

tolerate  

endure

説得力あるスピーキング秘策! Call-To-Action とは?

▮ Call-To-Action (行動喚起)とは?

toefl speaking 17
Call to Action」とは、

それを聞いた人に何か行動を起こさせるための呼びかけです。

TOEFLスピーキング Question 1

(身近なトピックに対し、具体例を挙げて自分の意見を話す)の中で

「Call to Action」を上手に使うことで、

あなたの意見に説得力が加わり、スコアアップにもつながります。
toefl speaking 18

Call – To-Actionを使うことで、

あなたの主張をより明白に説得力を持たせ

聞き手に行動を誘導させる効力があります。

例えば、あなたが聴衆にこんな風に呼びかければ、すぐにでも行動に移すかもしれません。

  • …adopt a new business process

  • …attend an event

  • …register a vote

  • …join a club

  • …donate money to a children

  • …eat more vegetables

 

Call-To-Actionは、明確で直接的でなければなりません。

何か、助言的であったり、提案である必要はありません。

聞き手に行動を喚起する言葉ですから、弱弱しいものであってはなりません。

婉曲的な表現ではなく、直接的な言葉を使ってください。

  • “ Maybe you could think about joining…” ではなく、“Say…“ と言ってください。
  • “It would be good to train for…” ではなく、“Train for…” と言ってください。

聞き手があなたの主張をどう思うかなどと推測する必要はありません。

あなたの主張をストレートに伝え、聞き手があなたの主張から

行動に移すことを想定してください。

 

▮ TOEFL でCall-To Actionを使う!

toefl speaking 19
TOEFL スピーキングテスト Question 1では、

実際に、Call-To-Actionを使ってこのように表現します。

Call-To-Action

 

「つなぎ語」+ 「あなたの主張」+ 「Call- To -Action」

In sum, I conclude that computer games are a bad influence on kids.
Parents, turn off the computer. Now!

Finally, I believe that recycling is a good way to help the planet.
Don’t throw paper and plastic away.  Recycle!

 

Call-To-Action と Rhetorical  Question

 

もう一つの主張を印象付けるテクニック

「Rhetorical  Question」を加えるといっそうあなたの主張が聞き手に

強く印象付けることができます。

 

「つなぎ語」+ 「あなたの主張」+ 「Rhetoric Question」 + 「Call- To -Action」

In closing, I believe that computer games are a bad influence on kids.
Parents, turnoff the computer !  Do you really want violent kids ?

When all is said and done, I contend that recycling is important.
Save the planet!  Can you imagine a world full of garbage ?

「 Call- To -Action」と「Rhetoric Question」の位置を変えることもできます。

 

「つなぎ語」+ 「あなたの主張」+「Call- To -Action」+「Rhetoric Question」

 

In closing, I conclude that computer games are not good for children.
Do you really want violent kids ?
Parents, turnoff the computer. Now !

When all is said and done,
I assert that computers are important for fun and for learning. 
Can you imagine  a world without computers ?
Be happy. Be productive. Buy a computer!

 

▮ TOEFL 勉強法 Call-To-Action

 

TOEFLスピーキング Question 1 では、身近な話題についてあなたの考えを求められます。

  • ペットはあなたに必要ですか?
  • 小学生に携帯電話は必要ですか?
  • 英語を世界共通語にすることに賛成ですか?

 

上のような例題集を使い、Call-To-Action を使ってあなたの主張を展開する

勉強法を取り入れてください。

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ネイティブのリアル英語  No way!   ありえない!

アメリカ人が毎日使うスラング・イディオムを学ぶ!

ネイティブのように話せるようになるのも”in no time”(あっという間)!

 

 

ネイティブのリアル英語  No way!  ありえない

 

no way」というスラングは、日常会話、テレビ、映画、歌の歌詞など、

英語圏の国にいたらほぼ毎日耳にします。

 

No way! は「まさか」「嘘でしょ」「ありえない」「信じられない」

などの訳語があてられる驚きを表すような表現です。

 

例文 1

 

A :I just won a million dollars in the lottery!

A:宝くじで100万ドルが当たったんだ!

 

B:No way!

B:まさか!



例文 2

 

No way !  This is the best chocolate cake I’ve ever had !

ありえないんだけど。このチョコケーキ今まで食べた中で最高!



▮ 他に「way」 を使った ネイティブ英語

 

no way out

 

no way outもよく見かける表現でout(出ていく)no way(手段がない、道がない)

の組み合わせなので、そのままの意味だと考えることができます。

 

There is no way out of this prison.

この牢屋から外に出る手段はない。

 

There is no peaceful way out of this situation.

この状況から出る平和的な方法はない。


「 way out」 習得・攻略  


ネイティブのリアル 英語:



You want me to lend you money?    No way!   The last time

you borrowed money from me, it took you a month to pay me back!



学校で教わる英語:

 

You want me to lend you money?    Absolutely not!   

The last  time you borrowed money from me, it took  you a month to pay me back!



ネイティブのリアル発音:

 

Ya want me da lend’ja money?   No way!    The las’ time ya borrowed money fr’m me, it took ya a month ta pay me back!

 

類義語・同義語

 

Absolutely not!       That’s impossible!

 

日本人が絶対苦手なイントネーション【Stress Rule 】とは?

▮ ネイティブらしいイントネーションを身に付ける

 

IELTSスピーキングは試験管と対面式テストです。

リーディング、ライティングなどと違い、ネイティブスピーカーが

目の前にいるために緊張するかもしれません。

しかしマンツーマンでの会話に慣れておくことでむしろ

リラックスできるようになったりできるものです。

 

試験官は受験者のスピーキング力を判定するために質問をしてきます。

受験者はネイティブ英語に近い英語を話すテクニックを身に付けることで

話そのものが自然に上手く聞こえてきます。

正しいイントネーション(強弱)を身に付けることで受験者の英語は試験管に

好印象を与えます。

 

speaking 4

▮ 会話の中での強制(Stress patterns ) –   文の強弱ルールについて

スピーキングテストでは、試験官があなたの話す英語について評価する際、

他の受験者と比較するわけではありません。

あくまでもネイティブスピーカーと比較することになります。

言語によって違いはありますが、とりわけ日本語は

文の中の一つひとつの単語の強弱がほとんどありません。

それに引き換え英語では、文の単語の重要性により強弱を付けます。

ネイティブスピーカーである試験官からするとこの英語の強弱(stress ) が

大変気になるところなのです。

Stress rule ( 強弱)

 

1.Content words (内容語)の基本

 

Content wordsは通常強く発声する単語になります。

名詞、動詞、形容詞、副詞 となります。聞き手に話の内容をイメージさせたり、

伝えたい主な内容になります。

私たちは、聞き手に話の内容を早く理解してもらおうとします。

そこで、聞き手にわかり易いようにcontent words を強く発音するのです。

Content words (内容語)の例

 

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2. Function words ( 機能語)

 

Function wordsは通常強く発声しない単語になります。

文章を文法的に正しく構成するために必要な単語です。

代名詞、前置詞、冠詞、接続詞、補助動詞がそれに当たります。

Function words は強く発声しませんが、使い方を間違えたり、言い忘れたりすると、

英語レベルが疑われてしまいます。

 

例 ;  I CHOOSE to SEE all that is INTERESTING  and BEAUTIFUL.

Function words ( 機能語)の例

ielts speaking 19.jpg

 

Exceptions (例外)

 

上のルールは通常の強弱ルールですが、時には例外的に、

伝えたい単語がFunction wordであったりします。

例:
“They’ve been to Mongolia, haven’t they?” “No, THEY haven’t, but WE have.

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  1. content words are stressed

  2. structure words are unstressed

  3. the time between stressed words is always the same

ネイティブのリアル英語  you’re putting me on! からかわないで!

アメリカ人が毎日使うスラング・イディオムを学ぶ!

海外ドラマ、日常生活で使われるリアルな英語が楽しく自然に身につく!

 

 

you’re putting me on!   からかわないで!



put onと言えば、「着る、着せる、はく」といった服やズボンを

着たりはいたりする動作に使いますし、

「~風を装う、増す、加える、扇動する」というように、

元がある物に、何かを足すと言う感じで使われます。

 

ネイティブでの会話では、人におちょくられたり冷やかされたりした時、

よく「you’re putting me on!  もう、からかわないで」のように

使われますので覚えておきましょう。




例文1

 

That story can’t be true. You’re putting me on.

「その話って、本当の話じゃないでしょ。からかわないでよね。」

 

例文2

 

You won a million dollars? Are you putting me on?

「100万ドル儲かったって? 冗談でしょう?」



▮ 「からかう」 類義語としては

 

You’re kidding me!

 

*「kid」は、「からかう、かつぐ」という意味です。.

 

私をからかわないで。

Are you kidding me?

 

私をからかわないで。

Don’t tease me.

 

*「tease」は、「いじめる、からかう、悩ます」という意味です。

 

私のこと、からかってるんでしょう?

You are teasing me, aren’t you?

 

Don’t yank my chain! I’m not stupid. : だまそうとしても駄目だ。私はばかではない。




「 put on」 習得・攻略  

 

 

ネイティブのリアル 英語:

 

I think Joe was putting you on when he said he has ten

children. He just wanted to see your reaction.

 

学校で教わる英語:

 

I think Joe was kidding you when he said he has ten

children. He just wanted to see your reaction.

 

ネイティブのリアル発音:

 

I think Joe w’z pudding you on when ’e said ’e has ten

children. He jus’ wan’ed ta see yer reaction.



類義語・同義語

 

「tease」

Don’t tease me.

 

*「tease」は、「いじめる、からかう、悩ます」という意味です。

私のこと、からかってるんでしょう?

You are teasing me, aren’t you?

 

【聞いたことを忘れない】リテンションとは!?

リテンション 1

「聞いていた時はわかっていたのに、
後から思い出そうとすると忘れてしまっている」
こういうことありますよね!
 
リスニングの会話が長いと、なかなかその内容を覚えていられない。
この問題を解決するためには、「リテンション能力」を高める必要があります。
リテンション能力というのは、聞いた音をいったん頭の中にとどめ、
情報を一定時間記憶しておく「記憶力」のような力のことです。

一般に、リスニング問題の内容は難しくありません。 
 
ですから、問題を聞けないというわけではないのです。
むしろ、聞いている最中は個々の単語や表現を理解しています。

しかしながら、聞こえた順番に忘れてしまうために、聞き終
 えて話の内容について問われると、回答できないのです。
 

▮ ディクテーション

 
リテンション力を高める学習法としてはディクテーションがあります。
 
ディクテーションとは、聞き取った英語をそのまま書き出す勉強法のことです。

音だけの情報から、英文を書きだすことで、
リスニング力はもちろん、書くことで語彙力、正しい英文を
書くための文法力を上げる効果があります。
 
学習教材は易しい身近なものから始めるといいでしょう。
また、必ずスクリプトがあるものをご利用ください。
 
聞き取る英文は自分のレベルに合った長さにします。 
英文が長過ぎても短過ぎても練習効果が低くなります。 
適切な長さで再生するようにしてください。

ディクテーション

ディクテーションの流れはこのようになります。
 

1.英文を聞く

 まずは、スクリプトを見ないで、短めのセンテンスを数回(3回程度)聞きます。
聞き取る長さは(区切り)は、徐々に長くしていきますので、
最初は暗唱できるくらいで区切ります(一旦音声を切ります)。
 

2.英文を書く

 頭に残った英文の「イメージ」を思い起こし書き取りを始めます。
単語の意味ががわからなくても、スペルが正確でなくても構わず書き出していきます。
どうしても聞き取れないところは何度か聞き直しても構いません。
また、わからなかったところはチェックしておき後で見直します。
 

3.答え合わせ

 適当なところでスクリプトを見て答え合わせをします。
聞き取れなかった理由をチェックしながら弱点を探していきます。
 
聞き取れない主な理由
 
1.聞き取れていても単語の意味が分からない 
2.似ている単語を聞き間違えている
3.聞き取れずに抜かしている音がある
4.複数の単語が繋がって、構文がわからない
5.文法がわからない

 

4. 復習

 答え合わせでの間違えを分析したうえで、再度英文を聞きます。
ディクテーションの後は、シャドーイングオーバーラッピング
暗唱などで声に出して音読してみてください。

 

▮ 展開を予測する能力(Prediction )

 

リスニングが難しいのは、音を聞き取って、なおかつ、その意味を理解し、
話しの展開や結論を把握する必要があるからです。 
 
リスニングの際に、個々の単語・語句に意識を集 中するあまりに
ストーリー全体の筋を追えていけないために、
要点を聞き逃したりしまうケースがあります。
 
IELTS、TOEFL、TOEIC、英検では、リスニングの
トピックが限られているストーリーが出題されます。
そこで、ストーリーの展開を予測する能力(Prediction )
を高めることでリスニングで高得点が望めます。
 
予測する能力(Prediction )を高める効果的な学習は
過去問」を徹底的に解くことです。

ネイティブのリアル英語  I had a Blast ! すごくたのしかった!

アメリカ人が毎日使うスラング・イディオムを学ぶ!

ネイティブのように話せるようになるのも”in no time”(あっという間)!

 

 

I had a Blast !      すごくたのしかった!

 

「The party was a blast!」など「blast」という英単語を使っている表現を知っていますか?

元々「blast」には「突風、爆音」などの意味がありますが、スラングとして「最高の時間

などの意味で使われます。

 

くせのあるスラングというわけではなく、仲間同士で日常的によく使われるものなので、

ちょっと英語に慣れている感を出してみたい時、使ってみてはいかがでしょう?

 

例文1

 

You know what, I had a blast last night!

ねえ聞いてよ、昨日すっごい楽しかったの!

What happened?

何があったの?

John took me out on a date for the first time!

ジョンと初めてデートしたの!

 

例文2

 

.Did you enjoy the music festival with your friends?

友達と音楽のイベントは楽しめた?

 

It was amazing! There were so many great bands playing,we had a blast!

とても良かったよ!たくさんすごいバンドがいたし、本当にいい時間を過ごせたよ。

 

 

 

How was the party last night ? (昨夜のパーティーはどうだった?)

 

と聞かれたら、ネイティブっぽく

 

I had a blast!!!

 

と言ってみましょう。

 

「blast」 習得・攻略  

 

 

ネイティブのリアル 英語:

 

We had a blast at the amusement park!  We stayed there

all day and night!

 

学校で教わる英語:

 

We had a great time at the amusement park! We

stayed there all day and night!

 

ネイティブのリアル発音:

 

We had a blast ’it the amusement park! We stayed there

all day ’n night!



同義語、類義語

  1. ball
  2. way cool time



 

ネイティブ英語が聞き取れない本当の理由⁉

▮「英語の周波数」は、英語習得に欠かせないもの?

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日本人が英語などの外国語に弱いと言われる原因の一つに、

英語の周波数(音域)が関係しているという説を聞いたことはありますか?

日本語と英語の周波数が違うために、日本人は英語を聞き取るのに

苦労するという説があるのです。

この説では、英語の周波数に慣れるためにもリスニング力を鍛えることが

英語の習得に欠かせないと言います。

しかし英語を聞き取れないのは、リスニング力が不足しているからだけでしょうか?

英語の周波数について検討しつつ、効果的な英語の学習方法を探っていきましょう。

 

▮「英語の周波数」問題とはどういうもの?

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世界中に数多くの言語があり、それぞれの言語には特定の周波数(音域)があります。
そのなかで英語は日本語に比べて高い周波数帯を使用しているため、

日本人はなかなかうまく聞き取れないといいます。

なぜなら、日本語で育った日本人の脳は、日本語ではない周波数の英語を、

言語の単語ではないと判断して、言語以外の感覚野に送ってしまうからです。

人間はどの周波数でも聞き取れるように、必要な細胞を持って生まれてきますが、

生後2年ほどで頻繁に耳にする言語の周波数以外を聞き取る細胞が

死滅してしまうと言います。

そのためにも長時間リスニングの訓練を重ねて、新たな神経ネットワークを作る

ことが必要だという説があるのです。

 

▮効果的に英語を学習する方法とは?

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英語に慣れることだけが、リスニング力アップに繋がるわけではありません。

英語を聞き取れない原因には、

・発音の仕方が分からない
・知らない単語や言い回しがある
・単語と単語を繋げて発言する

(例:l knew it 発音が「アイ ニュウ イット」ではなく「アヌゥーイ」となる)
などの点があげられます。そこでいくらリスニング力を強化しても、この三点が克服できないと、
十分な英会話能力が身に着くとは考えられません。
そこで、この三点を克服するためには

・基礎知識を身につける
・実践的な表現のインプット
・会話トレーニングなどのアウトプット

この三点が重要と考えられます。

基礎知識は学校での勉強で、ある程度身についている方が多いかと思います。
そうなると次に大切なのは、実践的な表現のインプットになります。
日常的に使用する英語表現は、学校でほとんど習っていません。
そのためにも、実践的な表現方法を意識して学ぶ必要が出てきます。

1つの学ぶ方法として、海外ドラマを見るようにしてはいかがでしょうか。
その際、英語に慣れていないなら日本語の字幕をつけ、英語に慣れたら英語の字幕を表示し、

使われている言い回しを細かく確認するようにしましょう。


ただ漫然と海外ドラマを見るのではなく、ドラマ内で使われていた

フレーズを書きだし優先的に記憶させることで、効果的に英語の学習が出来ます。

さらに、ビジネス英会話に役立てたい場合は、ビジネス系ドラマを見るというように、

自分が必要としている英会話シーンを想定して、ドラマを選ぶようにしましょう。

さらに、英字新聞や雑誌を読むことで、自分の仕事に合ったタイムリーな

情報を手に入れることが出来ます。

また、気になるフレーズが出てきた時に辞書で調べることで、

鮮明に頭に残るようになります。
ただ単語を覚えるよりも、このように映像や背景となる物語があることで

記憶しやすくなります。

インプットが出来たならば、次に必要なのがアウトプットです。
日本国内にいる場合は、オンライン英会話や英会話カフェなどで、

積極的にアウトプットするようにしましょう。


オンライン英会話ならば、シーン別のカリキュラムを組んでいるところもあります。
このように自分が必要なシーン別にインプットとアウトプットを繰り返していくことが、

効果的な英語学習法と言うことができます。

面接(スピーキング)攻略 イディオムで面接官をうならせる!

▮ 一般的な語彙は避ける・イディオムを使いこなす

試験官は、受験者が言葉をたくさん知っているか、しかるべき単語や

イディオムをしかるべき時に、しかるべき場所で使うことができるかを判定します。

同じ単語や表現を繰り返し使うと高得点は望めません。

また、一般的すぎる単語や表現もなるべく避けた方が良いでしょう。

語彙力の脆弱さと見られ得点は伸びません。

 

なるべく「less common expressions」を使うように心がけてください。

less common expressions と言っても、ネイティブでもあまり使わない語彙を

使う必要はありません。   ネイティブが普段使う語彙の中で

ちょっとだけ上品な語彙を使うのです。

試験管に「豊富な語彙力と柔軟な言葉の使い方」をアピールできればスコアアップが期待できます。

「言い換え」や「同義語」を使った評価アップに加え、ここでは、

少し気の利いた使える「イディオム」を覚えましょう。

 

 

1. “it’s on the tip of my tongue

 meaning you can almost remember something but not quite
(ここまで出かかっているんだけど、思い出せない)

実際、試験官がよくこのように質問してきます。
“Describe something you own which is important to you”
(あなたにとって大切なものを教えてください)

ほとんどの受験者は直ぐには答えられない質問です。こんなとき、答えが出るまでの間に、

このイディオムを使い時間稼ぎと「語彙の豊富さ」をアピールします。

“… it is very important to me so I don’t leave it out where everyone can see it … I keep it in ….hmm … I keep it in … oh look …it is on the tip of my tongue….. you know …. that thing where people keep their clothes …. I keep it in there so it is safe and out of sight …..”

 

  1. in a nutshell” (‘to put it in a nut shell’)

( ~を簡単に言う、かいつまんで述べる )

“Can you describe the qualities of a good teacher?”
試験管からこんな質問をされたら、このイディオムを使ってこんな風に答え始めます。

“Well …to put it in a nutshell, if someone wants to be a teacher they MUST have a teacher’s heart. By this I mean …..”

 

 

  1. put my feet up” = to relax

(手足を投げ出して) 休む

“What do you enjoy about your job?”
試験管からこんな質問をされたら、このイディオムを使ってこんな風に答えます。

Most people are surprised when I tell them that I love the work and pressure in my job.

I am the kind of person who feels guilty if I put my feet up and do nothing …

I have always been like that … I actually enjoy the hard work and in MY job there’s lots of it! …..”

 

  1. to hang out with” = to spend time with

(〔友達と〕一緒に(ブラブラ)過ごす、たむろする

◆目的を持った行動をしないで、一緒に時間を過ごすこと。)

“What do you usually do on weekends?”

試験管からこんな質問をされたら、このイディオムを使ってこんな風に答えます。

“Actually, I usually just stay at home, put my feet up and watch TV,

but if I am hanging out with my friends we will often go shopping in

Siam Square at the weekend or maybe ….”

 

  1. hit home” = something you have come to understand very well but (perhaps) didn’t realize at first

(ぐっとくる。 痛感する。~だとつくづく思う。)

“What kind of weather do you have in your country?”
試験管からこんな質問をされたら、このイディオムを使ってこんな風に答えます。

“Do you know …. Thailand has very hot weather … all year .. it is quite hot. It didn’t really hit home just how much I enjoy this type of weather until I started to think about going to the UK study. I am worried that it will be too cold there…. but … to answer your question … it is hot in Thailand … it is a tropical climate … …”

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▮ 中学で習った一般「語彙」だけではダメ!

「英会話の基本は中学で習った英語で十分」と言う人もいますが、

これは日常会話で使う英語のことです。

IELTSテストをはじめ、受験者の「語彙力の豊富さ」を試される必要語彙力とは違います。

簡単で日常的に頻繁に使われる「単語」や「イディオム」だけでは、得点は伸びません。

一般的でないけれど、ネイティブの間では使われるイディオムをいくつか

使えるようにしておくことであなたのスピーキング評価はアップします。

エッセイが上達するたった4つの秘訣! 4Csって何だ?

 エッセイが上達するたった4つの秘訣  4 Cs とは?

 

IELTS、TOEFL などの受講者から「エッセイを上手に書く 秘訣はないか?」

とよく聞かれます。  そんな時いつも「猛練習」「指導を受ける」

「忍耐強さ」と答えています。 これを聞いた生徒は少しがっかりしますが、

これは明らかに事実です。

 

そして、付け加えて、4Cs に従うことをアドバイスしています。

4Csって何のことって? これがIELTS, TOEFLなどの

ライティング スコアアップには大切になってきます。

 

4 Cs とは、

■  conciseness    (簡潔さ),

■  cohesion    (文と文のつなぎ),

■     coherence    (首尾一貫性) 、

■     composition  (構成力)

 

この4Cs に従ってエッセイが書ければ、あなたのライティングスキルは

上達すること間違いなしです。

それでは、 4つの秘訣 4Cs について詳しく解説していきますね!

 

1.  conciseness    (簡潔さ)

 

英語以外の言語では、長くて手の込んだ文章こそが

” 称賛される ” 言語もあります。 しかしながら、

英語は短い言葉で、多くを表現することを好む言語なのです。

時々、受講者の中で、残念ながら、長い文章の方が ”アカデミック ”

に聞こえると信じてる方もいるのです。

あなたが、もし、長い文章で答えると、2つの問題が生じるでしょう。

1つ目の問題は、この次に紹介する” C ” 、coherence(首尾一貫性)

損なわれてしまうリスクです。

 

2つ目は、文が長くなることで grammar  (文法)ミスが多くなる

危険があります。 エッセイの採点をすると受講者は

皆がっかりするのですが、 減点の多くは、文章が長いために

発生した、 coherence (首尾一貫性)  と grammar (文法)ミスが原因なのです。

 

2. cohesion   (文と文のつなぎ)

 

それでは、どの程度の文章が適切でしょう。

2番目の ” C ” に関連しますが、 cohesive phrases (文をつなぐ句)

を入れても8〜15 語でしょう。

 

cohesion(文と文のつなぎ)はアイディアをつなぐ語句と言えます。

たとえば、

Because of this, …
As this shows, …
As can clearly be seen from this example, …
It is clear that…
Thus, the idea that…
To illustrate this, …
After analyzing both points of view, …
To provide a summary, …
Without a doubt, this causes…

 

是非とも、これらのつなぎフレーズ cohesion を覚え、

上手に使えるようにして下さい。

ライティングテストは時間との戦いです、cohesion を正確に覚えることは、

時間の節約だけでなく、文法、スペルミスのリスクをなくします。

 

3. coherence  (首尾一貫性)

 

3番目の ” C ” coherence とは、読者に簡潔にわかり易く、

自分の考えを伝える「首尾一貫性」のことです。

IELTS、TOEFL ライティングの評価基準でも coherence は大切な要素です。

受験者のエッセイが、内容が明確で、なめらかに書かれているかが評価されます。

情報とアイディアと言葉を上手く操ってessayをまとめているか?

内容は論理的で、意味を成しているか?

アイディアやポイントをつないで論旨を展開しているか?

構文や文脈づくりで多様なテクニックが使われているか?

などが審査されます。

2 番目の cohesion も このcoherence の重要な要素になります。

 

4. composition  (構成力)

 

最後に、4番目の ” C ”    composition  (構成力)の説明をします。

エッセイを書くには、読み手にわかり易い、明快な段落構成が必要です。

パラグラフごとに1つのメイン・アイディアを盛り込み、

各パラグラフの間を1行あけます。  そうすれば、

いくつパラグラフがあるのか一目でわかるので、採点者が

エッセイ全体の構成を理解し読みやすくなります。

 

IELTSライティング Part 2 では、

全部で4〜5 つのパラグラフを書くことになります。

まず、エッセイのイントロダクション(導入部分)で

トピックが何であるか短く述べます。加えて、

トピックについて一般的な文章を1〜2 文添えましょう。

 

イントロダクション(導入部分)の最後の部分で

thesis statement (意見表明)しておきましょう。

これがタスクの課題に対するあなたの意見や立場を伝える文章になります。

 

あるいは、この問題には2面あり異なる見解があると、

簡単に触れておくこともできます。

これが、あなたのargument statement (議論紹介)となります。

本体パラグラフは2〜3つで構成されます。

 

各本体パラグラフは、常にトピック・センテンスで書き始めます。

トピック・センテンスは、そのパラグラフの主な主張を大まかに

読み手に伝えるものです。

トピック・センテンスに続いて、アイディアを支える例証や理由、

根拠を述べる2〜3つの文が必要です。

 

結論部分で、thesis statement (意見表明)に再び言及しますが、

全く同じ表現ではいけません。 違う言葉を使って、少し強調します。

 

そしてエッセイを貫く自分の主張を支えるべく、最終的な結論にもっていきます。

トピックの将来や起こりうる結末について付け加えるのもいいでしょう。

できたら、エッセイの最後の文章は、読み手にインパクト

を与えるべく工夫をしてみましょう。

以下に典型的なパラグラフ構成とパラグラフごとのおおよその単語数を示しました。

 

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