英語4技能対策

IELTSスピーキング-試験官はここをチェックしている! 「仮定法」

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! 「仮定法」


Grammatical Range and  Accuracy 文法力と正確さ


「仮定法」を使う CONDITIONAL STRUCTURES

IELTS Speakingは次の4つの基準で採点されます。

  • 流暢さと内容の一貫性(Fluency and Coherence)
  • 語彙力(Lexical Resource)
  • 文法の知識と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)
  • 発音(Pronunciation)


ここでは、3つ目の採点基準『文法の知識と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)』

仮定法について解説します。


IELTS スピーキングで高得点(バンドスコア7.0~) を取る秘訣の一つに、仮定法(仮定法過去や仮定法過去完了)を活用する手があります。


実際のスピーキングの試験で使う機会はたくさんあります。特にパート3のスピーキングで活用しましょう。また、if を使って話を発展させることができるのでとっても有効的です。

仮定法がシッカリと使えることを試験官にアピールして、スコアアップにつなげましょう。

┃仮定法とは


If を使った文章のことで、3つの種類があります。


1.ただの条件節(現実にありえる事)

2.現実にありえない事を仮定する仮定法過去

3.過去の事実に反する仮定を表す仮定法過去完了


1.ただの if 文 – 現実のこと(現実に起こりうること)を言う

 例:If it rains tomorrow, we will cancel the picnic.

      If 節の中の動詞は現在形で、主節には will や may などの助動詞の原形が入ります。


2.実際はそうでないことを表現する仮定法過去 (もし~なら、~だろうに) 

   例 :  If I were [was] you, I would study medicine. 


   If 節の中は動詞の過去形を使って、それが現在の事実の仮定であることを表現します。 

   ※本来現在形になるところを時制を一つずらして過去形にすると覚えてください。

         例:If I had a lot of money, I would buy an island. 

  主節には助動詞の過去形(would, might, could)を使います。

      つまり、 if + 主語+動詞の過去形、主語+would + 動詞の原形 で表します。


3.過去の事実と異なることを仮定する場合の仮定法過去完了 

(もし~だったなら、~だっただろうに)

  過去の事実と違うことを表すには、if節の中は過去完了形(had+動詞の過去分詞形)にします。

  本来過去形になるところを時制を一つずらして過去完了にするとおぼえてください。

  例:If I had studied harder, I would have passed the exam.

  このように、if + 主語+had+動詞の過去分詞形, 主語+would +have + 動詞の過去分詞形で表します。

  (a)         If I had known her phone number, I would have called her.

                 彼女に電話番号を知っていたら、彼女に電話していただろうに。

⇒現実には、電話番号を知らなかったので、電話しなかった。


  (b)  She would have died if the climber had not found her.

     もし登山者が彼女を見つけていなかったら、彼女は死んでいただろう。

     ⇒現実には、登山者に見つけられたので、生きていた。


IELTS スピーキング テストで仮定法を実際に使った例:


1.条件節

 Question:Some people say that working from home will be quite common in the future. Do you agree?


 Answer:More people will work from home in the future. If the internet becomes faster and there are more programs, such as Skype, that will allow people to work from home more easily.


 2.  仮定法過去

Question:If you could choose any country to live in, where would you choose?


     Answer:If I could live in any country, I would probably choose Australia. The weather is great; the people are super friendly and just imagine living beside all those beaches. If I could choose another country, it would have to be Italy, for the architecture, the culture and its fascinating history.


● ILETS試験官のねらいは?

「Would」を使った質問では、試験官は受験者が「仮定法」が使えるかを試しています。

スコアアップを目指すなら、wouldやcould, mightを使って回答する必要があります。

Would you like to move to another city in the future?と聞かれた場合は、

回答例

I would like to change cities if I had the chance, because if I lived in a different city I would make lots of new friends and I could try lots of new kinds of food. Also I might be able to find a well-paid job.

意訳:もし機会があったなら、ぼくは違う街に引っ越したいです。なぜなら違う街で暮らしていたなら、ぼくは多くの新しい友人を作ることができるだろうし、新しい食べ物を食べることができるからです。そのうえより給料の高い仕事を見つけることができるかもしれません。


● 注意すべき仮定表現


▮「そろそろ~の時間である」  It is time~ (仮定法過去形)

 It’s timeの後が仮定法過去になる

It’s time I went home.

そろそろ家に帰る時間だ


▮「もしAがなければ」を表す if it were not for A

現実の事実とは異なる仮定を表す。

If it were not for water, we could not live.

水がなければ、私たちは生きられないだろう


▮「仮に~するならば」を表す if S were to [should] do

実現の可能性が低い未来の仮定を表す。

If you were to fall from that bridge, it would be almost impossible to rescue you.

あの橋から落ちたら、あなたを助けることはほとんど不可能だろう


▮ ifが省略されて倒置が起きている場合

if が省略されるとif 節の中に倒置が起き、疑問文と同じ語順になる

Had I arrived five minutes earlier, I could have been in time for the train.

5分早く着いていたら、その列車に間に合うことができただろうに。


IELTSスピーキング- 試験官はここをチェックしている! Complex Structure

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! Complex Structure

Grammatical Range and  Accuracy 文法力と正確さ


┃Complex Structure  複雑構文を使う

IELTS Speakingは次の4つの基準で採点されます。

  • 流暢さと内容の一貫性(Fluency and Coherence)
  • 語彙力(Lexical Resource)
  • 文法の知識と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)
  • 発音(Pronunciation)


ここでは、3つ目の採点基準『文法の知識と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)』について解説します。



試験官は以下を含む多くの要素を総合的にみて採点しています。

① 文の構成力

② 節の使用(従属節など)

③ ハイレベルな構文の使用

④ 時制の知識

⑤ ミスの割合(各文におけるミスの量)

⑥ ミスのレベル(ベーシックな文でのミスか、ハイレベルな文でのミスか)


▮ Complex structure  複雑構文を使う

IELTSスピーキングは、全く文法ミスをしなければ高得点が取れるというものではありません。もちろん簡単な文法ミスはいけませんが、高得点を狙うなら、むしろ多少のミスを犯してでも高度な文法(重文、複文など複雑な文構成)を使ってください。


試験管は、受験者が正しい文法知識をもち、それをしかるべき時に、

しかるべき場所で、正しく活用しているかを判定します。

一つひとつの文章の長さやどの程度複雑な構文が使われているかにも注目します。

また、多様な構文を採用し、それらが適切に使われているかを評価します。


● 3つの基本文で重文や複文を使えると得点が上がります


① Simple Sentences  単文

従属節を持たない主節のみの文です。


例 : 

The cat sat on the wall.

The black and white cat sat on the cement wall.

The cute, black and white cat was sitting on the grey, cement wall next to a girl.

下の2つは名詞句が入りやや長い分にはなっていますがSimple Sentences 単文となります。


② Compound Sentences 重文


主語と述語をそなえた部分を二つ以上含む文で接続詞(but, and, so, becauseなど)で繋がっています。

例:

The cat sat on the wall and was stroked by the girl.

The cat sat on the wall and was stroked by the girl, but the cat didn’t like it.


③ Complex Sentences 複文 


(主語と述語とから成る)二つ以上の句が一つの文を構成しているもので、接続詞( such as because, since, after, although, when, while.など)で繋がっています。従位[従属]接続詞とも呼ばれています。

例:

The cat was sitting on the wall because she was tired.

The cat was sitting on the wall [主節] because [接続詞] she was tired [従属節].

Because she was tired, the cat was sitting on the wall.

While the cat was sitting on the wall, a girl stroked her.

The girl was stroking the cat because she liked the feel of its fur.



試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

IELTSスピーキング- 試験官はここをチェックしている! Idiom

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! Idiom

Lexical Resource / Vocabulary  語彙の豊富さ(E)

┃ use a range of idioms   (イディオム)


受験者はIELTS スピーキング テストがゲームであることを強く認識してください。

試験官は、IELTS評価基準(ルール)に従い、ポイントを与えたり減点したりします。

したがって、受験者はIELTSゲームのルールを覚え、どうしたらポイントが得られるか、

何をすると減点されるのかを認識して対策をするようにしましょう。


ハイスコア(7.0 +)を目指すなら、イディオムを積極的に使うようにします。


単語だけ無難に使っていると、試験官は語彙力に疑問を持ち、6.5からの加点を

しなくなります。


イディオムを使うことはチャレンジになります。 試験官はイディオムを使わせる

誘導的な質問はしません。 例えば、試験官が” would you like to travel to another country?” 

と質問する場合は、意図的に 受験者が “would” を使って返答できたかを試していますが、

イディオムは、受験者が自発的に使っていかなけえればなりません。


イディオムは間違って使うと話の内容がわからなくなる危険もあるので、自信がつくまで、

練習パートナーと積極的に練習しましょう。 


イディオムを適切に使えれば語彙力を試験官にアピールすることができ、高得点が約束されます。


イディオムを使った 回答例






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試験官はここをチェックしている! 【Connotation(コノテーション)】とは?

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! Connotation

Lexical Resource / Vocabulary  語彙の豊富さ(D)


状況にふさわしい言葉を選んで使うことができるか(connotation)」


単語は3つのconnotation (negative, neutral, positive)のどれかに当てはまります。


受験者が好意的(positive)な意味で使った単語がネガティブな単語であったりすると、

語彙力の不足と判断されてしまいますので注意が必要です。


例えば、「あまり動かない人」について話すときに「lazy」とするか、「inactive」とするか、「laid-back」とするかでニュアンスが変わってきます。そのニュアンスを理解したうえで使えているかどうかが試されます。


また、友人の体系(body )について話すときに「She is thin」と言えば、試験官は痩せているとだけ理解します、thinは、それ以上の表現ではありませんが、「she is skinny」と言うと、友人が痩せすぎている(から心配だ)とネガティブな発言と理解してしまいます。 一方で「she is slim」と言えば、あなたが友人の体系を好意的(positive)に思っていると理解します。



■ IELTSでなぜ重要?

IELTSスピーキングでは、「語彙の豊かさ(Lexical Resource)」の一環として、語彙の使い方の正確さと自然さが評価されます。
特に、文脈にふさわしいconnotationを持つ語彙を使えるかどうかは、バンドスコア7以上を目指す上で重要なポイントです。



■ 具体例で理解しよう!


例1:旅行について話す場面


質問:What kind of places do you like to travel to?
✗ 不適切な例:

I like to travel to cheap places because I don’t want to spend much money.
→ “cheap” は「安っぽい・質が悪い」というネガティブな含みを持つことがあり、やや不適切。

✓ 適切な例:

I prefer to travel to affordable places because I try to keep my expenses low.
→ “affordable” は「手ごろな価格で良いものが得られる」というポジティブなconnotation。



例2:人の性格を説明する場面


質問:Describe a friend you admire.
✗ 不適切な例:

He is very childish sometimes, but he makes me laugh.
→ “childish” は「子供っぽくて未熟」というネガティブな意味合い。

✓ 適切な例:

He is very childlike, always curious and full of energy, and he makes me laugh.
→ “childlike” は「純真で無邪気」というポジティブなconnotation。



■ 試験対策のヒント


  • よく使う形容詞や動詞の類義語とそのニュアンスを学びましょう
    例:angry → annoyed(軽い)/furious(強い)/irritated(イライラ)
  • 例文ごと覚えて、使い分けの感覚を養いましょう
  • ネイティブのスピーチやYouTubeの会話などで語感に慣れるのも効果的です




■ まとめ

IELTSスピーキングで高得点を狙うには、**語彙の量だけでなく「質と使い方」**が重要です。
同じ意味でも、文脈に合ったconnotationを持つ語を選べることが、自然な英語運用力として評価されます。



Connotation (含意) の例




試験官はここをチェックしている! collocations  語と語の組み合わせ 

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! Collocations

Lexical Resource / Vocabulary  語彙の豊富さ(C)


IELTS スピーキングで語彙力の評価ポイントとしては、「語と語の組み合わ

せは適切か(collocation)」、「状況にふさわしい言葉を選んで使うことが

できるか(connotation)」、「それほど一般的ではない語彙や表現を使え

るか」、「別の言葉で分かりやすく言い換えられるか(paraphrasing)」な

どが挙げられます。


それでは、引き続き試験官があなたの語彙力をどこでチェックしているかをジャンル別に


見ていきましょう。 今回は 語と語の組み合わせCollocations についてです。


● collocations  語と語の組み合わせ 



語と語の組み合わせは適切か(collocation)

コロケーション(collocation)とは、言葉の中で慣用的に併用される定番の組み合わせです。コロケーション単位で言い回しを身につけられると、違和感のない自然な表現、こなれた表現、流暢な表現をモノにできます。

コロケーションに含まれる範囲は広く、take place のように熟語・連語として扱われる例もあれば、watch TV のように熟語とは言いにくい例も含みます。

日々の英語学習の中でコロケーションを意識しながら英語の文章に接してみましょう。感覚的に自然な表現が選択できるようになったなら、それはネイティブ並みの言語感覚を身につけた英語上級者の証です。

例えば、ネイティブスピーカーは、「strong wind」「heavy rain」と話しています。これを、あなたが「heavy wind」「strong rain」と試験官に話すと、きわめて不自然に聞こえ、

語彙力不足と判定されてしまいます。


7.0 以上のハイスコア―を目指すのであれば、collocationを話の中に織り交ぜる必要があります。 しかも、正確にラクラクとcollocationを使うことが大切になります。





Collocation   品詞 組み合わせの例

動詞 + 名詞  Collocations


動詞 + 副詞  Collocations


形容詞 + 名詞  Collocations


副詞 + 形容詞  Collocations



名詞 + 名詞  Collocations


試験官はここをチェックしている! a rage of words   (synonym)

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! 評価基準 (2-B)

Lexical Resource / Vocabulary  語彙の豊富さ(B)

試験管は、受験者が言葉をたくさん知っているか、しかるべき単語を

しかるべきときに、しかるべき場所で使うことができるかを判定します。


それでは、引き続き試験官があなたの語彙力をどこでチェックしているかをジャンル別に

見ていきましょう。


● a rage of words   (synonym  同意語、類義語 ) 



得点UPを目指すには、簡単な単語を避け、一般的ではない単語を使うことで、

語彙力が豊富であることを試験官にアピールする必要があります。

また、同じ単語を繰り返すのはタブーです。


そこで、語彙力をアピールするために必要なのが synonym (同意語、類義語)の知識です。


例えば、”it’s really good”や”everything is good”とは言わずに、”good の類義語(synonym)

を使って、”it’s spectacular”や”everything is tremendous” と言うことで

得点がUPします。

synonym  ( 同意語、類義語) の 例


● a rage of words     (paraphrasing  言い換え)


高得点を目指すには、豊富な語彙力を正確に使っていることを試験官に

アピールする必要があります。 


そこで、Paraphrasing (言い換え)を利用してください。

paraphrasingとは試験官の質問を言い換えて回答する技のことです。


┃ Paraphrasing (言い換え)5つの法則


1. synonyms (同意語、類義語)を使う

2. 単語の全部を変えずに一部を変える

3. 間違いを避ける(自信のない単語は使わない)

4. 単語の形を変える(例 動詞→動名詞)

5. 構文を変える


例えば、”do you like to read” と聞かれたら、”yes, I love to read” と答えるのではなく、”yes, I love reading” のように、動詞の形を変えることで語彙力をアピールできます。”yes, I like to read” のように質問と同じ単語を使うと、試験官に語彙力不足と判定されますので注意してください。


▮ 語形の変更

 ● Many people are unhealthy because they fail to eat well and exercise.


 ● Many people have poor health because they are failing to eat well and 

are not exercising enough. 


上の2つの文は単語の多くはそのままですが、語形が変えられています。


1. unhealthy  = poor health

2.  fail  = failing

3.  exercise  = exercising 


● 語形の変更による paraphrasing の例

developing  = the development of

increasing  = an increase in

pollution  = being polluted

explain  = explanation   


▮  構文を変える  paraphrasing  

● Many people are unhealthy because they fail to eat well and exercise.

それでは、上の文で2つの句 ( ” Many people are unhealthy” と ” because they fail to eat well and exercise” ) を入れ替えてみます。 

● Many people fail to eat well and exercise and , for that reason, they are unhealthy.


さらに、語形を変えることで構文がもっと変わります。

● Failing to eat well and not exercising are the reasons that many people have poor health.

試験官はここをチェックしている! Linking words and phrases 

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! Topic Word

Linking words and phrases 

Lexical Resource / Vocabulary  語彙の豊富さ

2つ目の評価基準は” Lexical Resource (Vocabulary)  語彙の豊富さ” です。

試験管は、受験者が言葉をたくさん知っているか、しかるべき単語を

しかるべきときに、しかるべき場所で使うことができるかを判定します。


それでは、試験官があなたの語彙力をどこでチェックしているかをジャンル別に見ていきましょう。


● Linking words and phrases 



   論理的でわかりやすい話の展開をするために、的確なLinking word と

phrases (繋ぎ語と熟語)が使われているかを試験官はチェックしています。


以下のLinking words and phrasesは必ず覚えて使えるようにしておきましょう。



● Topic vocabulary トピック別単語を知っているか



試験官は、質問のトピック(テーマ)にどれほど、受験者がトピック単語

使って回答しているかをチェックしています。

例えば、環境問題について話をするとき、climate change, pollution levels などの単語が

すらすら出てくることを期待しています。


IELTSスピーキングでスコアアップするには、トピック別単語の習得が必須です。

パート2とパート3で、とても役に立ちます。


IELTS スピーキングで頻繁に出るトピックの例です。

  •   Music
  •   Environment
  •   Communication
  •   Art
  •   Education
  •   Shopping
  •   Sports
  •   Space 
  •   Transportation 
  •   Town and Cities
  •   Food
  •  Holiday
  •  Technology
  •  Clothes and Fashion
  •  Business 


Part2 サンプル問題  ~Music~


Describe a song you like to listen to

You should say

• What the piece of music is called

• How long you have liked it

• When you like to listen to it

And say why you like it so much.


ここでは、music のジャンル、classical, Rock, Reggae, Blues、Psychedelic

(60’s代-70’s初期の音楽)、などは絶対に押さえておきましょう。


例えば本のことを聞かれてもジャンルは外せません。(基本となるジャンルは必ず覚えてください)

(Mystery novel, magazine, Gossip, fiction, non-fiction, Science fiction, Romance, Action, Adventure など)


その他 musical instrument, catchy tune, Lyrics, live music, smash hit なども覚えるといいでしょう。


特にパート3では込み入った内容の質問をされることがありますが、例を挙げて

詳細を話すことが求められる時に、言葉を知っているか知らないのかによって

スコアが変わってきます。そして、知ってはいても使えなければ意味がありませ

んので、使える単語を増やすことです。


スピーキングの練習をする際に、単語が自然と出てくるまで

何度も練習しましょう。


しかし、本番でどうしても思い出せなくなってしまう可能性もあります。そんな場合は、ちゃんとそれを伝えることが大切です。

Well, the word I want to describe it has just slipped my mind. (度忘れする), anyway, the tool to make musical sounds (musical instrument) と表現を変えて説明すればその場を切り抜けることができます。


IELTS スピーキング対策として、ライティングと同様に重要となってくる Topic-specific words

これをジャンル別に覚えて、自然に使えるように練習し、スピーキングのスコアップを目指しましょう!!

  Part 1 サンプル問題  ~ Environment  ~ 



試験官: Are there any environmental problems in your country?

受験者 A : Yes … we have a serious issue with pollution levels in some of our big cities …  exhaust fumes from cars and lorries are definitely one reason for the problem but we also have a lot of heavy industry in some areas and this also results in poor air quality  …


試験官 : Do you take an interest in nature?

受験者 B :  Well … I’m a city person through and through and don’t get back to nature very often I’m afraid … but like everyone else I’m fascinated by the natural world and I like watching documentaries showing wild animals in their natural habitat …



  • air quality: the cleanliness of the air we breathe
  • to become extinct: to no longer exist
  • to be under threat: to be in danger of becoming extinct
  • climate change: the change in worldwide weather patterns
  • to die out: see ‘to become extinct’
  • endangered species: categories of animals or plants that are in danger of becoming extinct
  • energy conservation: the careful management of energy resources to ensure they last as long as possible
  • environmentally friendly: behaviour and products that do not harm the environment
  • exhaust fumes: the toxic gases given off by vehicles powered by petrol
  • flash floods: floods that happen quickly
  • fossil fuels: energy resources like gas and oil that are produced deep below the ground over millions of years
  • future generations: the people who live after us
  • to get back to nature: to live a life that is closer to nature
  • global warming: the increasing temperature of the world brought about by gases such as carbon dioxide
  • heavy industry: the manufacture of heavy articles and materials in large numbers
  • humanitarian aid: the act of showing support to people struggling to survive
  • impact on: the effect on
  • loss of habitat: the decline in areas of land where animals and plants would normally exist
  • man-made disaster: widespread damage or loss of life brought about by the action of humans
  • natural disaster: an event such as an earthquake,  flood or hurricane which causes widespread damage or loss of life
  • natural environment: the place where animals and plants would normally be found in nature
  • the natural world: the world of nature
  • oil spill: waste usually deposited in the seas and oceans after an accident at sea
  • poaching: to hunt and kill wild animals illegally
  • pollution levels: the amount of toxic waste
  • pressure group: a group of people who try to raise awareness of issues and try to affect the views and actions of people and organisations
  • toxic waste: poisonous, unwanted rubbish often produced by industrial processes
  • wildlife conservation: to protect animals and plants and their habitats


IELTSスピーキング  試験官はここをチェックしている! 評価基準(1)

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! ディスコースマーカー

Fluency and coherence 流暢さと首尾一貫性

まずは、評価基準最初のカテゴリーFluency and coherence : 流暢さと首尾一貫性では、

試験官はここをチェックしています。


● 長いポーズ(沈黙)や言葉のつかえなしに自然なスピードで話しているか。

● 考えを明確に、同じことを繰り返さずに、わかりやすく伝えられているか。

● ディスコース・マーカー(繋ぎ語)を適切に使って話に一貫性があるか。


Fluencyとは、”速すぎず遅すぎない” 自然なスピードです。 残念なことに、受験者の中で、

早口になってしまい、減点される場合が多く見らえれます。 

頭にある、言いたいことが、整理できずに口が先に動いてしまい、結果として

聞きずらいスピーチとなるのです。


話の内容をアレンジしやすく、スムーズな回答ができるようにディスコース・マーカー(繋ぎ語)

を上手く使えるようにしてください。試験官はディスコース・マーカーが適切に使われて

いるかをチェックしていますので、普段から失敗を恐れずに使って試してみましょう。


慣れるまでは、ディスコース・マーカーの修正・アドバイスを専門講師から受ける練習法もお勧めです。

ディスコース・マーカー を使った回答例

質問: Does your name have a special meaning?


質問: What are some places of interest in your town?



質問: What are some places of interest in your town?


文と文をつなぐ際に論理的に関係を示す「ディスコース・マーカー」を挙げてみました。

■会話の流れを作る


  • Well
  • Uhh
  • Mmm
  • Oh
  • You know
  • I mean
  • Now


■論理的・構成的に話を伝える / 話題展開

  • 一般的な文 (General Statement)
    • Generally, …
    • In general, …
    • Generally speaking, …
    • As a rule, …
    • On the whole, …
    • In many cases, …


  • 対比 (Contrast)
    • but
    • however
    • yet
    • nevertheless
    • instead
    • oppositely
    • although
    • even though
    • while
    • whereas
    • even if
    • in spite of


  • 比較 (Comparison)
    • in contrast
    • on the other hand
    • while
    • whereas
    • however
    • yet
    • similarly
    • likewise
    • In the same way
    • unlike


  • 理由 (Cause)
    • because
    • since
    • as
    • because of
    • thanks to
    • due to


  • 効果 (Effect)
    • now that
    • therefore
    • so
    • thus
    • hence
    • consequently


  • 付加/追加 (Addition)
    • in addition
    • besides
    • moreover
    • then
    • also furthermore


  • 再説明 (Explanation Rephrase)
    • in other words
    • that is to say
    • i.e.
    • namely
    • to put it differently
    • in short


  • 制限 (Limitation)
    • As far as I know
    • As far as I am concerned


  • 例 (Example)
    • for example
    • for instance
    • to illustrate


  • リスト (Listing)
    • First
    • Second
    • Third
    • To begin with


  • 要約 (Sum-up)
    • To conclude
    • To sum up
    • To summarize
    • In short
    • In brief
IELTSリスニング「ディクテーション」完全攻略

ディクテーション(dictation)とは、「流れてくる音声を聞いて、

聞いたとおりに書き起こす」学習法です。


英語学習においては、リスニング力向上のための訓練として取り入れられています。

英語学習者の方で、ディクテーションについて詳しく知らない方や、

リスニングが苦手で悩んでいる方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。


今回は、ディクテーションを使って英語能力を格段と向上させる方法を解説します。


1.ディクテーションとは?
2.ディクテーションのメリット
3.ディクテーションの正しいやり方


1.ディクテーションとは?


ディクテーションは聞こえた音を一語ずつ書き留めていく作業なので、

集中して音声を聞かないときちんと聞き取れずうまくいきません。


高い集中力を保つことができるという点で、

ディクテーションは英語学習に効果的なのです。


2.ディクテーションのメリット


ディクテーションのメリットは以下の3つです。


● 聞き取れない単語・熟語がピンポイントで分かる

● 聞き取れない原因が分かる

● リスニング力がアップする

  (IELTSのリスニングでは、Part1とPart4で、聞こえてきた単語をそのまま

   抜き出すディクテーションに近い問題が必ず出題されます。)

● ライティング力がアップする (文法、スペルミスが改善されます)
  


聞き取れない単語・熟語がピンポイントで分かる


ディクテーションを行えば、聞き取れない単語や熟語がピンポイントで分かるようになります。


聞き取れない単語が分かったら、該当箇所を何度も聞いたり、

スピードをゆっくりにして聞くなどして、聞き取れるようになるまで何度も聞きましょう。


聞き取れない原因が分かる


ディクテーションを行えば、英語が聞き取れない原因が分かるようになります。


聞き取れない単語や熟語が、見覚えのある単語・熟語だった場合、

単語・熟語の発音を覚えられていない可能性が高いです。


また聞き取れない単語や熟語が、見たこともない単語・熟語だった場合、

単純に語彙力不足である可能性が高いです。


聞き取れない主な原因


  • 正しい発音を知らなかった
  • 音声変化のルールがわからなかった
  • 単語を知らなかった
  • 熟語を知らなかった
  • 文法的な理解があいまいだったために聞き取れなかった



知らない単語や熟語は大抵の場合、ディクテーションでは書き取れません。


単語帳や熟語帳で学ぶのではなく、ディクテーショントレーニングの中で

知らない語彙を1つずつインプットしていったほうが効率良く勉強できます。


また、教わったことのある英文法も多々出てくると思います。

ディクテーションで出てきたもので文法的にあいまいだったものを

文法書で復習することができます。



ディクテーションを継続的に行っていく中で、

語彙力不足だと分かった場合には、


ディクテーションに加えて語彙力を強化するために

単語帳を使った英語学習を行うべきです。


ディクテーションのデメリット


英語初心者には向いていない


ディクテーションは英語初心者には向いていません。


なぜならディクテーションは、放送される英語音声の8割以上が理解

できる英語レベルでなければ成り立たないからです。


放送される英語音声のほとんどが理解できない状態でディクテーションをしても、

ほとんどの英文を文字に書き起こすことができません。


ほとんどの英文を文字に書き起こすことができなければ、

復習すべき英単語の量が膨大になってしまいます。


1問1問にとてつもない時間がかかり、全く前進できません。


また復習の量が多すぎて手が回らず、英語学習に挫折してしまう方も多く現れるはずです。


ディクテーションをしても、ほとんどの音声を聞き取れないような英語初心者のうちは、

ディクテーションはおすすめできません。


まずは基礎的な英単語や英文法から学習すべきです。


リスニング力がアップする


多くの英語学習者は、リスニング問題を解く時に音声を一度聞き、

復習の時にもう一度聞くだけで、それ以上英語の音声をきくことはありません。


つまり最大でも2回しか同じ英語の音声を聞かないのです。

しかしディクテーションでは、一言一句聞き逃さないように

全力で英語の音声を聞きます。


1回で聞き取るのがベストですが、1回で聞き取れなかった場合は、

繰り返し何度でも英語の音声を聞きます。


よってリスニング力が鍛えられます。


3.ディクテーションの正しいやり方


ではディクテーションのやり方をご説明していきます。


まず初めに教材の選び方ですが、


ディクテーション教材を選ぶ際にまず大事なのは、自分の英語レベルよりも

少しやさしい難易度のものを選ぶこと。


具体的には、9割程度の文章や単語は聞き取れて、わからない部分も

推測しながら理解できる教材がおすすめです。


慣れてきたら、IELTS公式問題集を使います。

特に、ディクテーションの問題が出題される可能性の高い、Part1、Part4

音声を中心に進めましょう。


ステップ① 英語音声を何度か聞いてみる


いきなりディクテーションを行う前に、2回から3回程度音声をリスニングします。


目的は耳を慣らすためなので、内容の詳細まで理解する必要はなく、

全体の雰囲気がわかれば大丈夫です。


だいたいの内容をつかみ、おおまかな全体像を把握しておいた方が余裕をもって取り組めます。

もちろん、ある程度自信のある方や慣れている方は

いきなり取り組むチャレンジをしても構いません。


この時点で紙とペンを用意しておきます。

ただし最近では、パソコンやスマホアプリを使ったディクテーションも可能です。

パソコンやスマホアプリを使ってディクテーションをする場合は、

キーボードを使って直接文字を入力するので、筆記用具は不要です。


音声はスピーカーよりイヤホンのほうが聞き取りやすいので、

機材の用意も万全にしておきます。


ステップ② 1文ごとに再生し、止めてから書き取る



書き取りは「1文ごと」を単位として取り組んでください。


音声を再生しながら、英文を一言一句紙に書き取っていきます。


スペルは正確に書き、a/anなどの冠詞、ofやinなどの前置詞も

聞き逃さないように注意してください。


文頭からピリオドまでを流したら、そこでいったん停止してから書き取ってください。

大切なことは、「停止するまではペンを動かさないこと」。

ひとまとまりの1文をしっかりと聞いてこそ、意味のあるディクテーションができます。


必ず、「聞きながら書かないこと」を徹底してください。

聞きながら同時にペンを動かしていると、書くことに意識が行ってしまい、

聞き逃す英語がどんどん増え、結果的に余計に時間がかかってしまうことになります。


また、意識が分散することで極端なぶつ切りのディクテーションに

なってしまうのもよくありません。


英語を英語として聞き、「こんな内容を伝える文だな」と理解できた上で

書き取ることを目指しましょう。


1文が長すぎる場合には、コンマや接続詞などいったん意味のまとまりが

区切れるところで切っても構いません。


ステップ③ 限界まで繰り返す


ディクテーションは何度も繰り返してください。

1回目は聞き逃したけれど2回目以降は聞き取れた、ということもあります。


もうこれ以上聞いても分からないという状態になるまで繰り返しましょう。


ステップ④ スクリプトを見て確認する


スクリプト(原稿)を見て、答え合わせをしてください。


聞き取れなかった部分や、聞き取ったつもりでいても実は間違えていた箇所などを確認し、
赤ペンなどで分かりやすくメモしておきましょう。


ステップ⑤ 問題点を探す



④で確認したところについて、何が問題で聞き取りに失敗したのか検証してください。


たとえば「そもそも知らない単語だった」「知っている単語なのに自分が思っていた発音

と違っていた」「発音の似た別の単語と聞き間違えた」「単語同士の音の連結に気づかなかった」など、

いろいろな課題が見えてくるはずです。


さらに音声の問題以外にも、自分が間違えた箇所では、

単語の語法や文構造がおかしいことに気が付くなど、

文法的な学びが得られることもありますので、細かくチェックします


ステップ⑥ 問題点を克服する訓練をする


⑤の検証結果をもとに、自分の問題点を克服する訓練をしてください。


訓練の基本は音読です。単語であれ音の連結であれ、自分で正しい発音

で言えるようになれば必ず聞き取ることができるようになります。


ステップ⑦ 後日、同じ音声で再ディクテーションする


数日から1週間程度開けてからもう一度同じ音声のディクテーションをしてください。


最初に取り組んだときには聞き取ることができなかった箇所を

正確に聞き取ることができるようになっていると確認できれば、

成長の証として大いに喜びましょう。


もし再度同じ失敗をするようであれば、改めて該当箇所を重点的に練習してください。

IELTS リスニング


IELTSのリスニングセクションでは、Part1とPart4で聞こえた単語を書き出す

問題が出題されます。普段からディクテーションでリスニング力を鍛えておくと、

問題が解きやすくなります。

IELTS リーディング アカデミックの問題形式 「Short Answer Questions」 完全攻略


IELTSリーディング アカデミック: Short Answer Questions(短答問題)の攻略


特徴:

  • 短い質問文に対して、テキストから直接情報を見つけて1〜3語以内で回答する問題形式。
  • 必要な情報を迅速かつ正確に見つけ出すリーディングスキルが問われる。
  • 回答にはスペルミスや文法的な誤りが許されない。




攻略法


  1. 設問を先に読む:
    • 設問文を注意深く読み、どのような情報が必要なのか理解します。
    • 質問文のキーワード(日時、場所、固有名詞など)を特定し、それを手がかりに本文を読む。

  2. スキャニングを活用:
    • 質問文のキーワードや関連する語句をテキスト内でスキャンして、該当箇所を特定します。

  3. パラフレーズを認識:
    • 設問とテキストが異なる表現で同じ意味を伝えていることが多いため、同義語や関連する表現に注意します。

  4. 必要最低限の回答を:
    • 指定された単語数(1〜3語)以内で回答を記述し、余計な情報を含めないようにします。

  5. 文法とスペルを確認:
    • 文法的に正しい語形で、スペルミスがないよう慎重に書きます。



具体的な問題例と回答ヒント


例題 1:

Question: Where did the first modern Olympic Games take place?

Text: “The first modern Olympic Games were held in Athens, Greece, in 1896.”

Answer: Athens


解答ヒント:

  • 質問の”Where”に注目し、場所を探します。
  • テキストの”held in Athens, Greece”が該当部分で、”Athens”が最も簡潔な答え。




例題 2:

Question: What is the recommended daily intake of Vitamin C for adults?

Text: “According to health experts, the recommended daily intake of Vitamin C for adults is 75 mg for women and 90 mg for men.”

Answer: 75 mg / 90 mg


解答ヒント:

  • 質問の”recommended daily intake”と”Vitamin C”を手がかりにします。
  • 性別による違いがあるため、どちらか一方、または両方を書くのが適切。




例題 3:

Question: How long does it take for a plastic bottle to decompose?

Text: “Studies show that a single plastic bottle takes approximately 450 years to decompose in a landfill.”

Answer: 450 years


解答ヒント:

  • 質問の”How long”が期間を問うものであることを理解します。
  • テキストの”450 years”が直接的な答え。



TIPS


  1. 正確に必要な情報を特定する:
    • 設問文が何を尋ねているのかを正確に理解し、それに対応する情報のみを抽出する。

  2. 単語数制限を厳守する:
    • 指定された単語数を超えた場合、正解でも不正解とされるため注意。

  3. 同義語・パラフレーズを練習:
    • よく使われる同義表現に慣れることで、本文と設問の関連性を素早く見抜けるようになります。

  4. 時間配分を意識する:
    • 短答問題は比較的解きやすい形式のため、時間をかけすぎず効率的に進める。



短答問題は、テキストの中から必要な情報を見つける練習を積むことで大きく得点を伸ばせる形式です。ここに挙げた例題やTIPSを活用し、効率的に問題を解くスキルを磨きましょう!