IELTS対策コラム

IELTSスピーキング スコアアップのコツ! Part 2「1分スピーチ」を“ストーリー化”


IELTSスピーキングの中でも、Part 2は多くの受験者が苦手とするパートです。

1分間の準備時間で2分間話し続ける必要があるため、「何をどんな順番で話すか」によってスコアが大きく変わります。

では、どうすれば高得点につながる**“まとまりあるスピーチ”**ができるのでしょうか?




✅ コツは「ストーリー構成」で話すこと!



スピーチをエピソード仕立てにすると、以下の点で評価が上がります:

  • 話の展開が自然になる(Fluency & Coherence)

  • 単語や文法を柔軟に使える(Lexical Resource / Grammatical Range)

  • 聞き手にとってわかりやすくなる(Pronunciationも含め)



🧩 使えるストーリー構成テンプレート



以下のような順序で話すと、内容にまとまりが出ます:

  1. When & Where(いつどこで)

  2. Who was involved(誰が関わった)

  3. What happened(何が起きた)

  4. How you felt / Why it was memorable(感情や印象)



🎙️ 例題:


Describe a memorable trip you took.



👉 回答例構成:

  1. Last year, during spring break, I traveled to Kyoto with my best friend.

  2. We had been planning the trip for months and were very excited.

  3. We visited famous temples like Kiyomizu-dera, enjoyed traditional sweets, and even wore kimono.

  4. What made it truly memorable was the unexpected snowfall — it turned everything magical. I’ll never forget the peacefulness of the snow-covered temple grounds.



🛠️ 練習のコツ

  • 1つの構成を使い回す練習をしましょう(質問が変わっても同じフレームで話せる)

  • スマホ録音して聞き返すことで、内容の流れを確認

  • 必ず「感情」や「理由」を入れて、話に深みを持たせる



Part 2は“暗記英語”より“語る英語”が鍵です。

ストーリーの力でスコアを伸ばしましょう!



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IELTS スピーキング スコアアップのコツ! 「完了形」


評価基準:「完了形」


IELTSスピーキングでは、「文法の幅と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)」が重要な評価ポイントの1つです。その中でも、**完了形(present perfect / past perfect)**を自然に使えるかどうかは、バンド6.0以上を目指す受験者にとっての重要なカギです。




✅ なぜ「完了形」が大切なの?

完了形を使うことで、現在と過去のつながり出来事の背景を説明できます。これは、日常英会話よりも一段階レベルの高い表現力とみなされ、試験官に文法力の幅をアピールする絶好のチャンスになります。




🎯 よく出る質問と完了形の活用例

Q: Have you ever traveled abroad?

Yes, I’ve been to Canada twice. I went there for a study program when I was in high school.

➡ 「I’ve been to Canada」のように現在完了を使うことで、「これまでの経験」を自然に伝えられます。



Q: Do you like reading books?

Yes, I’ve recently finished a novel by Haruki Murakami. It was really interesting.

➡ 「I’ve recently finished」のように、現在に近い過去の経験を現在完了で表現すると、文に深みが出ます。



💡 試験官の視点

試験官は以下のような点をチェックしています:

  • 単純な現在・過去だけでなく、完了形を含めた文法のバリエーションがあるか
  • **正しい語順や助動詞の使い方(have / has / had + 過去分詞)**ができているか
  • 意味がクリアで、自然に会話の流れに組み込まれているか



📝 最後にアドバイス


完了形は、正確さと自然さの両立がポイントです。使えばいいというわけではなく、文脈に合った形で使うことが評価につながります。過去の経験や最近の出来事を話す時には、積極的に「have + 過去分詞」を使ってみましょう!


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