IELTS対策コラム

5分でわかる!  試験官はここをチェックしている! 評価基準3 法助動詞

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている!- 法助動詞



Grammatical Range and  Accuracy 文法力と正確さ


「 法助動詞」を使う Modal Verbs

IELTS Speakingは次の4つの基準で採点されます。

  • 流暢さと内容の一貫性(Fluency and Coherence)
  • 語彙力(Lexical Resource)
  • 文法の知識と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)
  • 発音(Pronunciation)


ここでは、3つ目の採点基準『文法の知識と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)』

 modal verb  法助動詞について解説します。


▮  法助動詞 の活用は IELTSスピーキングでは必須です!


IELTS スピーキング テストでは、高得点を取る秘訣の一つに、Modal Verbs( 法助動詞)

積極的に活用する手があります。

Modal Verbs(法助動詞)とは、will,must,can,may,might,should などで、話し手の気持ちを述べる助動詞と言えます。

Modal verbsを使うと、現実や事実そのものではなく、頭の中で「できる/ありえる/そうしなくてはいけない」などと考えたことを表すことができます。


Modal Verbs はIELTSスピーキング Part3 の中でよく使われます


IELTS スピーキング Part 3 では以下のような質問に対し、受験者が英語圏の大学生のように話せるかが試されます。


● Do you agree that ...?

● How have ...changed recently? 

●  What are popular ...in your country?


┃ 試験官がチェックしているポイント


☑ 推測する (例:将来について)

☑ 評価する (良いか、悪いか、そしてそれはなぜか)

☑ 物事について説明する(例: あなたの国で人気のある行事)

☑ 提案する (例:問題の解決策)

☑ 意見を述べる (賛成か、反対か、その理由)

☑ 比較対照する (例:男性と女性、若者と老人、過去と現在など)

☑ 詳細を述べる

☑ 例を挙げる(例:あなたの国で人気のあるスポーツなど)


受験者の考えや、予想、提案などを試験官に正しく伝えるために、Modal Verbsを

上手に使いこなすことが必要になります

これだけは覚えたい Modal Verbs (法助動詞)


▮ 可能性・推量を表す補助動詞― 話し手の個人的な判断を述べる

● can / could の注意すべき用法

can と could には可能性・推量(~はありうる、~かもしれない)の用法があります。この用法では、canも couldも現在の可能性・推量を表すことができますが、canのほうが高い可能性を、could のほうが低い可能性を表すときに使います。

Anybody can make mistakes.

誰だって間違いはありうる。

The light in the sky could be a plane.

空のあの光は飛行機かもしれない。


● may / might の注意すべき用法

may / might  には推量(~かもしれない)の用法があります。might を使うと

mayよりもやや可能性が低いことを表すことができます。

We may have some rain tomorrow.

明日はいくらか雨が降るかもしれません。

He might come to the party with his wife.

彼は奥さんといっしょにパーティーに来るかもしれません。


● will / would の注意すべき用法

will / would  には推測(たぶん~だろう)の用法があります。would を使うと

willよりも控えめでていねいな言い方になり、willよりも自信のなさを表すことができます。

Joe will be busy now.

ジョーは今忙しいだろうね。

That would be the best solution.

それがたぶん一番よい解決策だろう。


 補助動詞 + have + 過去分詞  

過去のことに関する現時点での推量や、過去の行為に対する非難や後悔を表す


≪過去のことに関する推量≫

● may [might ] have + 過去分詞 (~したかもしれない/~だったかもしれない)

You may have heard this joke before.

この上段は前に聞いたことがあるかもしれませんね。

The keys might have fallen out of your pocket.

カギはあなたのポケットから落ちたかもしれませんね。


● could have + 過去分詞 (~したかもしれない/~だったかもしれない)

He could have left his umbrella in the shop.

彼はその店に傘を忘れたのかもしれない。


● must have  + 過去分詞(~したに違いない/~だったに違いない)

過去のことに関する確信

He must have told me a lie.

彼は私にうそを言ったに違いない。


● should[ought to] have + 過去分詞(きっと~したはずだ)

The game should[ought to] have started at noon.

正午にはその試合は始まっていたはずだ。


● cannot[can’t] have + 過去分詞(~したはずがない/~だったはずがない)

He cannot have accepted your plan.

彼があなたの計画を受け入れたはずがない。

She couldn’t have noticed the difference.

彼女がその違いに気が付いたはずがない。


≪過去の行為に対する非難や後悔≫


●should have+ 過去分詞 ~すべきだったのに(実際はしなかった)

you should have got up at seven.

あなたは7時に起きるべきだったのに。

need not have + 過去分詞 ~する必要はなかったのに(実際にはしてしまった)

You need not[needn’t] have bought so much meat.

そんなにたくさんの肉を買う必要はなかったのに。