IELTS対策コラム

IELTSスピーキング- 試験官はここをチェックしている! Collocations

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! Collocations

Lexical Resource / Vocabulary  語彙の豊富さ(C)


IELTS スピーキングで語彙力の評価ポイントとしては、「語と語の組み合わ

せは適切か(collocation)」、「状況にふさわしい言葉を選んで使うことが

できるか(connotation)」、「それほど一般的ではない語彙や表現を使え

るか」、「別の言葉で分かりやすく言い換えられるか(paraphrasing)」な

どが挙げられます。


それでは、引き続き試験官があなたの語彙力をどこでチェックしているかをジャンル別に


見ていきましょう。 今回は 語と語の組み合わせCollocations についてです。


● collocations  語と語の組み合わせ 



語と語の組み合わせは適切か(collocation)

コロケーション(collocation)とは、言葉の中で慣用的に併用される定番の組み合わせです。コロケーション単位で言い回しを身につけられると、違和感のない自然な表現、こなれた表現、流暢な表現をモノにできます。

コロケーションに含まれる範囲は広く、take place のように熟語・連語として扱われる例もあれば、watch TV のように熟語とは言いにくい例も含みます。

日々の英語学習の中でコロケーションを意識しながら英語の文章に接してみましょう。感覚的に自然な表現が選択できるようになったなら、それはネイティブ並みの言語感覚を身につけた英語上級者の証です。

例えば、ネイティブスピーカーは、「strong wind」「heavy rain」と話しています。これを、あなたが「heavy wind」「strong rain」と試験官に話すと、きわめて不自然に聞こえ、

語彙力不足と判定されてしまいます。


7.0 以上のハイスコア―を目指すのであれば、collocationを話の中に織り交ぜる必要があります。 しかも、正確にラクラクとcollocationを使うことが大切になります。





Collocation   品詞 組み合わせの例

動詞 + 名詞  Collocations


動詞 + 副詞  Collocations


形容詞 + 名詞  Collocations


副詞 + 形容詞  Collocations



名詞 + 名詞  Collocations



試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

IELTS スピーキング- 試験官はここをチェックしている! synonym

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! 評価基準 (2-B)

Lexical Resource / Vocabulary  語彙の豊富さ(B)

試験管は、受験者が言葉をたくさん知っているか、しかるべき単語を

しかるべきときに、しかるべき場所で使うことができるかを判定します。


それでは、引き続き試験官があなたの語彙力をどこでチェックしているかをジャンル別に

見ていきましょう。


● a rage of words   (synonym  同意語、類義語 ) 



得点UPを目指すには、簡単な単語を避け、一般的ではない単語を使うことで、

語彙力が豊富であることを試験官にアピールする必要があります。

また、同じ単語を繰り返すのはタブーです。


そこで、語彙力をアピールするために必要なのが synonym (同意語、類義語)の知識です。


例えば、”it’s really good”や”everything is good”とは言わずに、”good の類義語(synonym)

を使って、”it’s spectacular”や”everything is tremendous” と言うことで

得点がUPします。

synonym  ( 同意語、類義語) の 例


● a rage of words     (paraphrasing  言い換え)


高得点を目指すには、豊富な語彙力を正確に使っていることを試験官に

アピールする必要があります。 


そこで、Paraphrasing (言い換え)を利用してください。

paraphrasingとは試験官の質問を言い換えて回答する技のことです。


┃ Paraphrasing (言い換え)5つの法則


1. synonyms (同意語、類義語)を使う

2. 単語の全部を変えずに一部を変える

3. 間違いを避ける(自信のない単語は使わない)

4. 単語の形を変える(例 動詞→動名詞)

5. 構文を変える


例えば、”do you like to read” と聞かれたら、”yes, I love to read” と答えるのではなく、”yes, I love reading” のように、動詞の形を変えることで語彙力をアピールできます。”yes, I like to read” のように質問と同じ単語を使うと、試験官に語彙力不足と判定されますので注意してください。


▮ 語形の変更

 ● Many people are unhealthy because they fail to eat well and exercise.


 ● Many people have poor health because they are failing to eat well and 

are not exercising enough. 


上の2つの文は単語の多くはそのままですが、語形が変えられています。


1. unhealthy  = poor health

2.  fail  = failing

3.  exercise  = exercising 


● 語形の変更による paraphrasing の例

developing  = the development of

increasing  = an increase in

pollution  = being polluted

explain  = explanation   


▮  構文を変える  paraphrasing  

● Many people are unhealthy because they fail to eat well and exercise.

それでは、上の文で2つの句 ( ” Many people are unhealthy” と ” because they fail to eat well and exercise” ) を入れ替えてみます。 

● Many people fail to eat well and exercise and , for that reason, they are unhealthy.


さらに、語形を変えることで構文がもっと変わります。

● Failing to eat well and not exercising are the reasons that many people have poor health.



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5分でわかる!  ディスコースマーカー 1  追加(adding more points)

IELTSスピーキング ディスコースマーカー 1      追加(adding more points) 


IELTS スピーキングの採点基準「Fluency and coherence : 流暢さと首尾一貫性」で高い評価を得るために、ディスコース・マーカー(繋ぎ語)を適切に使って話に一貫性があることをアピールすることが必要です。

機能表現  追加(adding more points) 


Sample Sentences


● Sample 1:

I don’t think it’s a good idea. She was very specific that the red chair on the left is awful. Besides, you don’t even like it.


Explanation: In the sentence, the idea is that she said about one red chair on the left. Then, use ‘besides’ to add another idea that the other person doesn’t like it too.


 Sample 2:

My family and I like to do quite a few things together. We like to go jogging as well as having dinner together on the weekends.


Explanation: The speaker tells about activities that he/she does with the family. The person mentions one activity and adds another using a discourse marker, as well as.



Drill  ドリル 

赤色で示した一般的なディスコースマーカーを変えて、文章のパターン又は文章スタイルを変更してください。(主張するアイディアは変えてはいけません)

1. She is leaving her car to her sister when she migrates to another country. Also, her brother will have her house.


2. It’s part of her job to analyze the training needs of the company. Also, she needs to make sure that the training can create change and have good ROI.


3. This is given to the staff. Then, they also get a free mug and pen before they start.


4. It doesn’t matter if she took the TV with her to the new house. Besides, she already left her parents laptops.


5. Getting a job is important to us because I’d like to help out. But studying for my master’s degree is also important.

答えはマイチューター講師とレッスンで!


IELTS スピーキング- 試験官はここをチェックしている! ディスコース・マーカー

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! ディスコースマーカー

Fluency and coherence 流暢さと首尾一貫性

まずは、評価基準最初のカテゴリーFluency and coherence : 流暢さと首尾一貫性では、

試験官はここをチェックしています。


● 長いポーズ(沈黙)や言葉のつかえなしに自然なスピードで話しているか。

● 考えを明確に、同じことを繰り返さずに、わかりやすく伝えられているか。

● ディスコース・マーカー(繋ぎ語)を適切に使って話に一貫性があるか。


Fluencyとは、”速すぎず遅すぎない” 自然なスピードです。 残念なことに、受験者の中で、

早口になってしまい、減点される場合が多く見らえれます。 

頭にある、言いたいことが、整理できずに口が先に動いてしまい、結果として

聞きずらいスピーチとなるのです。


話の内容をアレンジしやすく、スムーズな回答ができるようにディスコース・マーカー(繋ぎ語)

を上手く使えるようにしてください。試験官はディスコース・マーカーが適切に使われて

いるかをチェックしていますので、普段から失敗を恐れずに使って試してみましょう。


慣れるまでは、ディスコース・マーカーの修正・アドバイスを専門講師から受ける練習法もお勧めです。

ディスコース・マーカー を使った回答例

質問: Does your name have a special meaning?


質問: What are some places of interest in your town?



質問: What are some places of interest in your town?


文と文をつなぐ際に論理的に関係を示す「ディスコース・マーカー」を挙げてみました。

■会話の流れを作る


  • Well
  • Uhh
  • Mmm
  • Oh
  • You know
  • I mean
  • Now


■論理的・構成的に話を伝える / 話題展開

  • 一般的な文 (General Statement)
    • Generally, …
    • In general, …
    • Generally speaking, …
    • As a rule, …
    • On the whole, …
    • In many cases, …


  • 対比 (Contrast)
    • but
    • however
    • yet
    • nevertheless
    • instead
    • oppositely
    • although
    • even though
    • while
    • whereas
    • even if
    • in spite of


  • 比較 (Comparison)
    • in contrast
    • on the other hand
    • while
    • whereas
    • however
    • yet
    • similarly
    • likewise
    • In the same way
    • unlike


  • 理由 (Cause)
    • because
    • since
    • as
    • because of
    • thanks to
    • due to


  • 効果 (Effect)
    • now that
    • therefore
    • so
    • thus
    • hence
    • consequently


  • 付加/追加 (Addition)
    • in addition
    • besides
    • moreover
    • then
    • also furthermore


  • 再説明 (Explanation Rephrase)
    • in other words
    • that is to say
    • i.e.
    • namely
    • to put it differently
    • in short


  • 制限 (Limitation)
    • As far as I know
    • As far as I am concerned


  • 例 (Example)
    • for example
    • for instance
    • to illustrate


  • リスト (Listing)
    • First
    • Second
    • Third
    • To begin with


  • 要約 (Sum-up)
    • To conclude
    • To sum up
    • To summarize
    • In short
    • In brief


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5分でわかる! IELTSスピーキングはゲームだ!

IELTSスピーキングはゲームだ!

IELTS スピーキング 4つの評価基準


① Fluency and coherence : 流暢さと首尾一貫性

考えていることを筋道立てて明確にわかりやすく、滑らかにしゃべれるか。


長いポーズ(沈黙)や言葉のつかえなしに自然なスピードで話す能力が測られます。また、どれだけ長く話せるか、考えがどれだけ明確にわかりやすく伝えられるかも関係します。

採点の焦点は受験者の意見の中身ではなく「どのように話すか」です。


Linking word(つなぎ言葉)やparallel structures (並列構造)は欠かせない

テクニックになりますので是非、習得してください。


● Linking word(つなぎ言葉)の例文


I went camping. First, we put up the tent. After that, we made curry. Lastly,

we did the campfire at night.


● parallel structures (並列構造)の例文


The coach advised that I should eat healthily, exercise regularly, and join a gym.


② Lexical Resource / Vocabulary  語彙の豊富さ

 豊富な語彙を使いこなしているか


試験管は、受験者が言葉をたくさん知っているか、

しかるべき単語をしかるべきときに、しかるべき場所で使うことができるかを判定します。

特定の単語が思い出せないときには違う表現を使って伝えるなど、

柔軟に言葉を操ることができているかも評価の対象になります。

話の中で同じ単語を繰り返さない工夫や、

やや難しい単語を使うことで語彙力の豊富さを伝えられます。


● 語彙の幅

● 語彙選択の正確さ

● 言い換える能力




③  Grammatical Range and  Accuracy 文法力と正確さ

適切な構文を正確に使っているか


試験管は、受験者が正しい文法知識をもち、それをしかるべき時に、

しかるべき場所で、正しく活用しているかを判定します。

一つひとつの文章の長さやどの程度複雑な構文が使われているかにも注目します。

また、多様な構文を採用し、それらが適切に使われているかを評価します。


● 使える文法構造の多様性 (時制、従属節など)

● どれほどそれを正確に使うことができるか


④ Pronunciation  発音

口調は明快か、抑揚やアクセントは適切か


試験管は、受験者がどの程度明快な英語を話し、

聞き手に理解させることができるかを判定します。

アクセントや抑揚など口語英語の特徴をいかに効果的に使っているかや、

話される英語を理解するのにどの程度苦労しているかも目安になります。

英語の発音の特徴であるストレスキーワード、リズム、スピード、イントネーション

などを、どのくらいうまくとらえて実践しているか。


IELTSはゲームだ!


受験者はIELTS スピーキング テストがゲームであることを強く認識してください。

試験官は、IELTS評価基準(ルール)に従い、ポイントを与えたり減点したりします。

したがって、受験者はIELTSゲームのルールを覚え、どうしたらポイントが得られるか、

何をすると減点されるのかを認識して対策をするようにしましょう。


例えば、” Do you enjoy reading?” と質問されたときに、

回答 1  : Yes, I love to read

回答 2 : To be honest, I hate reading. I think it’s a stupid hobby.

I think people that read are actually very boring and they annoy

me tremendously. 


どちらが回答として良いか? 当然、回答 2になります。 一見、回答2は、変わった

考えだし、怠惰に聞こえますが、IELTSの試験官は回答2に対し、

語彙、文法、構成力で得点を与えます。

5分でわかる! Part 1  3つのトピックとは!? (2)

IELTSスピーキング Part 1  3つのトピックとは! (2)


トピック 2,トピック 3   日常生活に関すること


最初の質問(トピック1)は受験者自身のことについてでしたが、つづいて

日常生活に関する2つのトピックの質問が行われます。


質問の内容は、答えに困るような政治的なことやあなた自身に関してではなく、

より一般的なことが問われます。

例えば、天気、映画、色、趣味、音楽、スポーツ、自転車などです。


雨についてを例にすると、このような質問になります。

how often does it rain in your country?”   又は、

how do you feel when it rains?


質問のサンプルと回答例


回答は長すぎないように、それぞれの質問に対して3~4つの文、20秒を目安に

答えるようにしましょう。

質問に対し、まず短い1文で回答(AP = Answer Point),つづいて2~3つの文で

APを補足するような説明を加えます。(EP = Extension Point)



● Hobbies  趣味


E:  Do you feel you have enough free times for your hobbies?

C:  No, not really.  [AP]

      I like to play the piano in my free time, but these days I don’t really have

      the time. [EP 1]

      I wish I had more time off work.  [EP 2]


ストーリーを組み立てて回答する


IELTS スピーキング Part 1 では、端的に質問に答えるのではなく、「理由」や

「具体例」を添えて2 – 3文で回答することが望ましいです。


パート1は面接官が最初に受験生の英語を聴くポイントです。

面接官に「英語ができる人だな」と印象を持ってもらうと評価が自然と高くなる

ことがあるので、パート1は非常に重要なパートだと考えら得ます。

● Music  音楽

E:  What kind of music did you listen to as a child?

C:  Well, when I was a child, I used to really like listening to Disney music 

      in English.    [AP]

      My favourite was The Little Mermaid, “ Under the Sea”.   [EP 1]

      I probably sang that song a thousand times!  [EP 2]

5分でわかる! Part 1  3つのトピックとは!? (1)

IELTS スピーキング Part 1  3つのトピックとは!? (1)

IELTS スピーキング  Part 1 では、受験者の身近な3つのトピックの質問がなされます。

いわば、スピーキングのウォーミングアップに相当します。

あとにつづく質問にスムーズに答えるためにも、リラックスした気分で自分自身のことを

楽しく話すことが何よりも大切です。

トピックは仕事・学校、出身地、家庭、芸術、読書、食べ物、趣味、音楽、映画など

多岐にわたるので、できるだけ多くの質問例を見て準備しておくことが重要です。


トピック 1  受験者自身のこと

最初の質問は、いつも “ do you work or do you study?”あるいは、

where you are living?” になります。


あなたが、仕事をしていると答えれば、試験官は仕事について質問してきます。


あなたが、学生ですと答えれば、試験官はどんな勉強をしているかを質問してきます。


受験者が社会人の場合


E:  Do you work or do you study?

C:  I work.

E:   What is your job?

C:  I’m a teacher.

E:  What do you enjoy about your job?

C:  I like helping my students and seeing their happy smiling faces every day.


┃受験者が学生の場合


E:  Do you work or do you study?

C:  I’m student.

E:  What do you study?

C:  I study international relations at Waseda University.

E:  Do you study better in the morning o in the evening?

C:  Umm, I usually study best in the evening, I think, because I can focus better.

I’m too sleepy in the morning.


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5分でわかる! Part 1 試験官に託された2つの目的

IELTS スピーキング Part 1 試験官に託された2つの目的


IELTS スピーキング  Part 1 では、Part 2及びPart 3で必要なスキルが試されます。

Part 1 で、あなたは、スピーキングの基本的なスキルがあることを試験官に示す必要があります。


Part 1     試験官に託された2つの目的


スピーキング Part 1では、試験官は2つのことが託されています。

1つ目は、受験者を落ち着かせることです。

試験の初めでは、受験者は緊張しています。 試験官は何とか受験者を落ち着かせるために、

まずは、受験者が簡単に答えられる身近な質問をしてきます。 

簡単で身近な質問ですが、この質問は、次に用意された難易度の高いPart 2, 

Part 3 に繋がる質問であることを理解しておく必要があります。


2つ目は、受験者のスピーキング基礎能力の評価です。 

ここで、あなたはスピーキングスキルがあることを示さなければいけません。

Part 1    質問内容は受験者の身近なこと


スピーキング Part 1では、あなたの家、生活、家族、国について聞かれます。

受験者が回答に困ることや、考える必要のある質問はされませんので安心ください。


試験官は決して” Who wants to be a billionaire? “ ,  “ who was the 15th president of the United States?” とは聞きません。

簡単で身近な 3つのトピックに答えるだです。

質問内容は予めわかるので回答を準備することで容易に答えられます。

スピーキングテストの開始は次のように始まります。

E:  Good morning. My name is Harry Brown. Can you tell me your full name, please?

C: Yes, my name is Haruko Nakamura.

E: Can I check your identification,please?

C: yes, here you are.  [笑顔でパスポートを試験官に渡す]

E: Thank you. Okay, that’s fine,thank you.

C: Thank you.

E: Now, I’d like to begin by asking you some questions about yourself.

C: Okay.

(自己紹介の質問)

(つづけて、日常生活に関するトピックの質問)


簡単なスコアアップのコツ! ワンランク上の言葉

▮ 高得点を狙うならワンランク上の言葉を使う

 

 

 

バンドスコア7.0 、8.0 の 高得点を取るには「good, bad, nice, or okay」などの

単純でつまらない言葉は避けましょう。

例えば、「 happy」ではなく、幸せを感覚的に表現する慣用句

を使ってみてください。

幸せを表示する慣用句

● Over the Moon  (大喜びする)

● Tickled Pink  (心の底から嬉しい)

● Walking on Air  (有頂天 )

● In Good Spirits  (上機嫌)

● Jumping for Joy  (高揚感)

sad 悲しい を表す表現

「sad」は悲しさの程度を限定しない汎用的な表現なので、sadだけでは

どのくらい悲しいのか伝わりにくいことがあります。

状況に応じて程度を表現する副詞を添えると、悲しみの程度はより具体的

に表現できます。

● slightly sad   (ちょっとだけ悲しい)

● so sad    (とても悲しい)

● deeply sad (ひどく悲しい)

● extremely sad  (すこぶる悲しい)

さらに具体的な悲しみの種類やニュアンスまで表現するなら、他の言葉を

使って表現してみてください。

Sorrowful  (悲痛)

We cannot go back to the past. My heart was filled with sorrow.

過去には戻れない。 私の心は悲しみであふれた。

Mournful  ( 死者への哀悼)

I’m still mourning my mother’s death.

いまだに母の死を悲しんでいます。

また、簡素なおもしろくない言葉を避け、

想像力や表現力もった言葉で話を始めてください。

The object I’m going to describe is ….‘.    おもしろくない話し出し

評価の高い想像力を持った話し出しの例

If I was about to lose everything and could only save one thing it would be my …‘, or

I’ve got several things that mean a lot to me but the one that really stands out is my …

IELTSスピーキングでバンドスコア7.0 以上の高評価を狙うなら、
使う単語一つ一つに気を遣うことが必要です。

簡単なスコアアップのコツ! 話の順番を変えて「構文力」をアピール!

▮ 話の順番を変えて「構文力」をアピール!



IELTSスピーキングでは、日常的なことが聞かれます。

時系列的に単純に答えていくだけでなく、

話す順番を変えてみることで多様な構文を採用し、それがポイントアップにつながります。

例えば、「あなたの思い出に残る休日はどんなことですか?」

と聞かれることがよくあります。

‘We went to the Philippines for our holiday last year.

First, we went to Manila and enjoyed in Enchanted Kingdom.

Then we went to Ilo-ilo and swam in Boracay .

After that we went to Bohol and climbed Chocolate Hills.

Finally, we went to Cebu and saw big whales.”

こちらの答えは、文法的には間違いありませんが、採点基準にある

「多様な構文を適切に使っているか」の点で高評価は得られません。

そこで、話の順番を少し変えることで、

構文 ’Before + Verb + ing’.  を使った少し高度な話しになります。

 ”Before going to Bohol and climbing Chocolate Hills we visited

Ilo-ilo and swam in Boracay.”


もう一つ例を挙げましょう。



質問例: 「あなたが最近行った旅行について教えてください。」


単純な順序での回答: “We went to Kyoto for a short trip. First, we visited Kinkaku-ji Temple and took lots of photos. Then, we walked around Arashiyama and enjoyed the bamboo forest. After that, we had lunch at a traditional restaurant and tried Kyoto-style sushi. Finally, we went to Fushimi Inari Shrine and walked through the famous torii gates.”


順番を変えて構文力をアピールした回答例: “Before having lunch at a traditional restaurant to try Kyoto-style sushi, we enjoyed walking around Arashiyama and the bamboo forest. Later, we visited Kinkaku-ji Temple and took lots of photos. At the end of our trip, we went to Fushimi Inari Shrine and walked through the famous torii gates.”