英語4技能対策

英検CSEスコア・各級をCEFRに換算

英検CSEスコアとは

CSEとは、Common Scale for English(英語のための共通尺度)の頭文字です。

英検は合否だけを判定する試験でしたが、2016年から合否に加え英語力を

国際的な指標で表す英検CSEスコアが併記されるようになりました。


英検CSEスコア導入により、4技能の技能ごとにスコアが割り振られるため、

受験者はどの技能が苦手なのかを認識できるようになりました。

また英検CSEスコアは、自分のレベルを級をまたいで把握できるのが特徴です。

例えば、英検2級を受けて合格し、その英検CSEスコアが2200だったという人は、

もう少しで準1級合格圏の2304に達するレベル、ということになります。

英検各級 と 英検CSEスコア

英検CSEスコア

1級 各技能の満点850
全技能の満点3400
合格点2630
準1級 各技能の満点750
全技能の満点3000
合格点2304
2級 各技能の満点650
全技能の満点2600
合格点1980
準2級 各技能の満点600
全技能の満点2400
合格点1728
3級 各技能の満点550
全技能の満点2200
合格点1456
4級* 各技能の満点500
全技能の満点1000
合格点622
5級* 各技能の満点425
全技能の満点850
合格点419


英検CSEスコア
1級各技能の満点850
全技能の満点3400
合格点2630
準1級各技能の満点750
全技能の満点3000
合格点2304
2級各技能の満点650
全技能の満点2600
合格点1980
準2級各技能の満点600
全技能の満点2400
合格点1728
3級各技能の満点550
全技能の満点2200
合格点1456
4級*各技能の満点500
全技能の満点1000
合格点622
5級*各技能の満点425
全技能の満点850
合格点419

* 4級・5級の合否は、リーディングとリスニングの2技能のみで判定されます。

 

各技能の満点850
全技能の満点3400
合格点2630
各技能の満点850
全技能の満点3400
合格点2630
各技能の満点850
全技能の満点3400
合格点2630
各技能の満点850
全技能の満点3400
合格点2630
各技能の満点850
全技能の満点3400
合格点2630
各技能の満点850
全技能の満点3400
合格点2630
   

CSE スコアaaaaaaa
英検準1級 Part 3 リスニング 攻略ポイント

英検準1級 Part 2  リスニング Real-Life形式の内容一致選択 5問

放送前の10秒で問題用紙に印刷されたSituationQuestion

読み、放送文を聞いて4つの選択肢から正解を選ぶ形式です。

5問出題されます。 

Questionは基本的にWhat[ Where / When] ….. should you ~ ? の形で、

「あなた(たち)がすべきこと」を問うものです。

Situation:    You are at a neighborhood bookstore and cannot find the book you want. You speak to a clerk. You do not want to pay delivery costs.

Question:    What should you do first?

放送パッセージは、日常生活で体験する案内放送や電話の
自動応答メッセージなど、日常生活に即した内容です。
Real-Life 形式の音声で、電話の呼び出し音など、
臨場感あふれる効果音が入ることもあります。
 
Part3は「状況」と「質問」が問題冊子に書かれているので、
Part1,2ほど冒頭の聞き取りに注力するひつようはありません。 
その先の展開を予想しながら、
質問の回答になるところを聞き逃さないようにします。

音声の種類は、さまざ様々な職種の人たちの
諸連絡・説明であることが半数近く、
次いで多いのが留守番電話のメッセージと施設での館内放送です。

放送には、まぎらわしい情報があり、
必要な情報を確実に聞き取るスキルが求められます。

Questionは What, When, Where で特定の情報を尋ねるものがほとんどです

Situation やQuestionで予測した情報に的を絞って聞く必要があります。

Part 3  Real-Life形式の内容一致選択 解答テクニック

▮ 状況と質問の先読み

 
Part3は、問題ごとに放送前の10秒間、問題冊子を読む時間があります。 
この間に受験者は状況文と質問文に目を通さなければなりません。
実際10秒ですべて読むことは易しくはありませんが、
何度も練習し読めるようにしてください。

問題が始まる前に状況文と質問文の先読みをすることが
Part3の攻略ポイントになります。
 

▮ 選択肢にメモを取る

 
放送が始まったら、予め頭に刷り込んでおいた選択肢に目を通しながら、
ポイントになりそうなところに〇をつけます。 
また、放送内容で大事なことは選択肢の横に書き込むようにしてください。
リスニングの問題は立て続けに放送されるので、書き留めておかないと、
忘れたり、他の問題と混同したりしますのでメモは大事です。


放送パッセージ

You have 10 seconds to read the situation and Question No. 25.

It’s possible to order from our website and have the book delivered to your home. If you don’t want to pay delivery costs, you can ask our staff at the Customer Service Desk to order one for you. They will then fill out a request form for you and notify you once the book arrives, so they’ll need a number where you can easily be reached. If we already have the book in our central warehouse, you should be able to pick it up in a day or two. Otherwise, it’s likely to take a week.

Now mark your answer on your answer sheet.

No.  25

(G)

Situation:    You are at a neighborhood bookstore and 

cannot find the book you want.

You speak to a clerk. You do not want to pay delivery costs.

Question:    What should you do first?

1 Fill out an online form.

2 Go to the Customer Service Desk.

3 Order the book from the bookstore’s website.

4 Call the central warehouse.

出典:英検準1級2017年度第2回


英検準1級 Part 2 リスニング <文の内容一致選択> 攻略ポイント

英検準1級 Part 2  リスニング 文の内容一致選択 12問


Part 2では、150語前後の文章を聞いた後に2つの質問に答えます。
パッセージは多くが論説文で、テーマは新しい技術や歴史上の人物・
事件、動物の生態など、多岐にわたります。

 
英検準1級のリスニングは一般的に難易度が高いとされています。
中でもPart2は本文が2段落にわたる長文になり、トピックも難解な
説明文が流されるため、最も難しいパート
であると言えます。

また、英検準1級では音声スピードが速いことも、
難易度を上げている1つの要因です。


確かに、パッセージの内容は難しいのですが、
質問は単純で細かいところは問われません
パッセージの大枠を掴むように聞いていれば解答できる問題です。
 
Part 2は英検準1級の中で最も難しいところなので、
70%(12問中 8~9問正解)で十分ではないでしょうか。

Part 2  文の内容一致選択 解答テクニック


▮ 段落ごとに答えがある― 話題が変わる瞬間を見極める

 
放送のパッセージは大きく分けて2つの段落で構成されています。

2問ある質問についてそれぞれ10秒の回答時間が与えられています。


段落毎に質問があり回答があります。
 
つまり第一段落に1つ、第二段落に1つ、
答えにつながるキーワードがある
ということになります。 

なので、話題が少し変わる瞬間を見極めて、
それぞれの段落の概要がわかれば正解が見つかります。
 


▮ 選択肢の先読み―  問題用紙に書き込み


Part 2 のパッセージが放送される前に説明が流れます。
説明は聞かずに選択肢を一通り目を通しておきます。

問題のテーマを想像して問題用紙に書き込んでも良いでしょう。
放送を聞く前に内容をざっくりと掴んでおくことで
パッセージのポイントがわかります。
 

▮ 大枠だけ聞き取る― 細かい情報は聞き流す

Part 2はのパッセージは多くが論説文で難しく長いので
内容を記憶することはできません。

しかしながら、細かい情報は問われないので、
各段落の大枠だけ聞き取ることに集中することが大切です。

細かい情報は選択肢のひっかけで使われるので注意してください。

Is iron the fuel of the future? According to scientist Jeffrey Bergthorson,
iron can be turned into iron powder and then burned to provide clean energy. The process used to produce iron powder requires large amounts of electricity, but it could be done in deserts where sunlight could provide solar power. The iron powder could then be shipped wherever it is needed. Iron powder does not require special modes of transportation or storage facilities. This would be an advantage over fuels such as hydrogen, which can be dangerous to transport.
 
Bergthorson has shown that his idea is technically possible and would not pollute the air because burning iron produces no CO2. He is now working on the next step- building an engine that can actually do the burning. If he is successful, such a device could be used to power large ships or even space rockets.
 
質問
No.13 What is one thing we learn about iron powder?
No.14 What is Jeffrey Bergthorson working on now?
 
選択肢
 
             No. 13
1 It costs less to produce than solar power.
2 It is safer to transport than some other fuels.
3 It requires little electricity to produce.
4 It is expensive to mine.
 
             No. 14
1 Reducing the amount of CO2 produced by iron powder.
2 Finding a way to manufacture iron powder.
3 Getting funding for a rocket that uses iron powder.
4 Developing an engine that bums iron powder.
 
出典 : 英検準1級2017年度第2回

英検準1級 リスニング Part 1  攻略ポイント

リスニング Part 1  会話の内容一致選択 12問


男女2人の会話(= dialogue )とそれに関する質問文を聴き、
最も適切な解答を印刷された選択肢から選びます(質問文は印刷されていません)

問題は12問出題され、1つの問題に与えられる回答時間は10秒です。

放送は1問につき1回です。 リピートはされません。
 
最初に2人の対話が流れ、そのあとに質問が読まれます。 
対話と質問は音声のみで、問題用紙にある4つの選択肢から
適切なものを選ぶ問題です。
 
Part 1はリスニングの中では点数を稼げるところなので
12問全て正解するようにしましょう。
 

会話の種類  * 2016年度~2018年度  旺文社分析


▮ 男女ペアの会話を聞くPart1の場面設定はさまざまですが、主にカジュアルな会話で、「家族や友人との日常会話」が半分以上を占めます。

▮ 次いで多く出題される「職場での会話」は、社内事情についての同僚同士のおしゃべりや簡単なビジネストークが含まれます。

▮ 「他人同士の会話」もほぼ必ず出題され、公共施設の利用者が職員に質問するといった場面が多く出題されます。

▮ 「学校での会話」はここ数年で増えてきた設定で、教授と学生、あるいは学生同士が、大学の講義やキャンパスライフについて話している会話です。


設問パターン



▮ 会話の後に読まれる設問にはいくつかのパターンがあります。

設問文は読み上げられるまでわかりませんが、これらを把握しておくことで、

会話の構成と意図を理解することができます。

英検準1級 リスニング力をつける学習法

▮ 過去問を使ったシャドーイング 

  初めはスクリプトを見ながらシャドーイングしていき、
慣れてきたらスクリプトなしでシャドーイングできるようにします。


▮ 過去問を使ったディクテーション

  会話音声を書き出し、聞き取れなかった箇所を確認していく作業です。


▮ VOAを聞く  

VOA は英語学習者リスナーを想定した英語講座を提供しています。
ネイティブスピーカーが実際に使っているリアルな英語表現を、
ネイティブスピーカーによる発音を通じて、
もちろん無料で、聞くことが可能です。
品質の高さ、コンテンツの豊富さ、時事性、インターネット
を通じて利用できる、英検準1級 リスニングの学習にも最適です。

リスニング Part 1  <会話の内容一致選択> 解答テクニック


▮ 先読みで会話のシチュエーションを知る


  リスニング問題では、選択肢の先読みはカギになります。
  初めの説明アナウンスや問題と問題の間に選択肢をざっと読み、会話のシチュエーションを

  想像しながら音声を聞くようにしましょう。
 

▮ 5W1Hを聞き逃すな!

 
  5W1H とは、 When (いつ)、Where(どこで)、Who(だれが),
  What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)の6つのことです。
  
  質問はすべて この5W1Hから始まります。 
  流れてくる質問の出だしの5W1Hを必ず聞き取りましょう。
  また、2人の会話も、この5w1Hを意識しながら聞くことで質問に対応できます。

英検準1級 大問2 長文の語句空所補充  攻略のポイント

大問2   長文の語句空所補充

大問2は長文の語句空所補充問題で、長文が2つ、それぞれ3問の空所があり、

合計で6問になります。配点は各1点になります。

それぞれ250語程度で短く、3段落構成で専門的な内容ではありません。

できれば6問を15分で切り抜けたいので、1つの長文に7~8分

つまり1問につき2~3分のペースで解いていきます。


空所の前後だけを読んで解答が見つかる問題も一部にはありますが、

文章の全体がわからないと解答できない問題もあるので、

全体をざっと読んで大意をつかみ、

空所の前後を入念に読むことで正解率を上げます。


長文の語句空所補充 解答テクニック

主題をしっかりつかむ

大問2では論理展開をきちんと追うことが大切です。


「タイトル」から読み始め、予測を立てながらそのまま本文を読み進めていくことが効率的です

冒頭の第一段落から、話の題材をつかみましょう。

長文全体をざっくり1分で読む

1つの長文語句空所補充問題にかけるのは7~8分です。

時間配分として文章全体を1~2分で読めるように速読力をつけましょう。

「幅広いジャンルの多読」と「速読テクニック」で対応できますが、

速読テクニックではスラッシュ・リーディングがおすすめです。


英文を頭から理解できるよう、

意味のかたまりごとにスラッシュ(/)で区切って読んでいく方法です。

 初めは細かく区切っても構いません。 慣れてくると

より大きなかたまりで捉えられるようになります。


 決して英文を返し読みせず、大雑把に大意をつかむことに慣れておきましょう。

スラッシュ挿入の例 

 The whole family gathered / around a warm stove. /  lay down / and went to sleep.??

// Once a day / everyone got up / to eat a piece of hard bread.

//  Then they went back to sleep. // The members of the family took turns

/ keeping the fire burning. //

 This was not “hibernating” / like what bears do in the winter.

// But it was a sensible decision / by the members of the family.

// Just stay in bed / for as long as possible. / and do not work.

// To these French farmers / “working more to earn more”

/ did not seem like a good idea. // Instead of working throughout the year,

/ the people of one village on the Rhone River

/ made enough money for one year / relaxing, hunting and sleeping. //

Few people needed money / until the 20th century. //

空所の前後の文を入念に読む

パッセージの大意と展開をざっくりと理解したうえで、

問題を上から順番に解いていきます。 


まずは4つの選択肢を読み、空所の前後を読んで解答します。

多くの場合、空所の後ろに答えの根拠があることも念頭においてください。

パッセージの ディスコースマーカー「つながり」

空所補充問題では少なくても、however, therefore, on the contrary などの

ディスコースマーカー(つなぎ言葉)の選択問題が出されます。

 パッセージ全体の展開を把握するときもこのディスコースマーカーに

注意することで文章の展開を正確につかむことができて選択肢も容易にわかります。


ディスコースマーカー のタイプ

▮ 逆説タイプ・・・直後に大切な情報が多い。論理展開を把握する為に重要。

however / but / yet /nevertheless  それにもかかわらず /in spite of /despite

▮ 譲歩タイプ・・・直後の内容はあくまで前置きで、文の残りの部分が重要

although / though / even if   / even though・・   たとえ・・であっても

▮ 対比タイプ・・・前後に対照的な内容が述べられている。

in the other hand / on the contrary / meanwhile / …,whereas ~ …な一方で~

▮ 例示タイプ・・・前のないようについて具体例を示す

for example / such as / for instance / like

▮  言い換えタイプ・・・直前の内容を言い換えて、わかりやすくする

in other words / in short / that is (to say)/ to sum up

▮ 原因・理由タイプ・・・直後が理由、文の残りが結果

because / as… / owing to  / since / due to / thanks to

▮ 結果・結論タイプ・・・前の内容を受けて結果を述べる、文の結論を導入

therefore / in conclusion / consequently / thus / hence / to conclude

言い換えに注意する

this, that などの代名詞に限らず、定冠詞 the のついた名詞や、同義語を使った

言い換えは、文章のつながりを読み解くうえで重要です。

言い換えをしっかり押さえることが、正解への糸口となりえます。

大問2 問題例 (出典:英検準1級 2021年第2回)


英検1級 二次試験(面接)攻略法 ”合格するために必要なポイント”

 スピーチの考慮時間(1分間)

渡されたトピックカードには5つのトピックが書かれています。

まずすべきなのは、自分に最も合ったトピックを素早く(10秒~15秒)で選ぶことです。

トピックの選択に時間をかけてはいけません。時間は最大限、スピーチの組み立てに使いましょう。


●トピックを選ぶポイント

  1. これまで取り組んだことがある、知識があるもの
  2. これまで取り組んだ事や知識があることにに似ている、論点が使えそう
  3. トピックを見た時に2つ位の根拠、論点がパット浮かぶもの


●スピーチの組み立て

トピックを決めた後は、自分の意見は賛成(Yes)なのか反対(No)なのかを決めて、

その理由を2つほど用意する。


理由は1つか3つでもいいですが、1つの場合はよほど上手く整理してまとめないと、

2分間の中ではだらだらと思いつくまま話しがちになります。

3つの場合は、時間内におさめようとすると1つ1つのポイントが薄くなりがちです。


理由が2つ思いついたら、その具体例と根拠をぼんやりでいいので思い浮かべる


本番スピーチ(2分)

1.スピーチのポイント

あえて、使い慣れていない、難しい単語を使わない

英検2級程度の単語、表現で十分です。

早口になって不明瞭にならないよう、ゆっくりと明確に話す。

リラックスした態度や笑顔で面接官の目を見てはなす。


2.スピーチの構成


スピーチの構成は① 導入 ② 本論 ③ 結論で進めていきます。 ライティングと

似ていますが、本論の理由はライティングでは3つと決まっていますが、スピーチでは

特に決まりはありません。 ただし、2つが適当と思います。


① 導入 Introduction

自分の意見  YesかNo

I agree that …. / No, I don’t think…

I believe that… / I don’t believe that…

I have two reason,

My reasons are follows,


② 本論 Body

理由① 根拠、具体例

理由② 根拠、具体例

First…Second…For example, However

This is because


③ 結論 Conclusion

自分の立場、 Yes / No を改めて述べる

ただしパラフレーズ

In conclusion,  For these reasons, I believe that…


3.スピーチの時間

2分前後で終わるのがベストですが、

短すぎるのは理想的ではありません。

1分40秒に満たない場合は減点の対象になることもあるので注意してください。


多少時間が過ぎても減点になりませんが、

2分経つとピッピッと音が鳴らされるので、そこからはさっさと話しを終わらせるように

しましょう。 2分経過後スピーチを続けると途中で面接官に止められることもあるので

注意が必要です。

質疑応答 (4分)

2分間のスピーチが終わると面接官からトピックに関連した質問をされます。


面接官からの質問に対する回答は、以下の点に注意してください。

① 結論 + 根拠、具体例(サポートセンテンス)


② Yes / Noを問われる場合はYes / Noを始めに述べる


③ その後に、自分の意見をサポートする根拠となる理由や具体例などを付け足す


④ 1文で回答するのではなく、2文から3文くらいを目安に回答する


⑤ 面接官の質問を正確に聞き取ること

聞き取れずに的外れな答えをすると減点対象になりかねません。


⑥ 難しい質問をされても、できるだけシンプルな表現で答える

賢い回答をしようとせずに自分の意見を素直に述べることが大切です。


⑦ 個人的な経験談よりも一般的な考えとして話すほうが良い


⑧ 反論する質問が来た場合は、面接官の意見も受け入れつつ落ち着いて、自分の意見をやんわり主張しましょう。

真っ向から戦うのではなく、話し合う雰囲気が大事になります。


⑨ 質問されてすぐに回答できない場合、間を空けないように、つなぎ言葉を覚えておきましょう。

Let me see… / Well… / You know… / That is a difficult question to answer /

I think it depends on the situation, but…


⑩ 質問が聞き取れない場合は?聞き返しは1回までOKです。 

それ以上聞き返すのは減点対象になりますので注意してください。

ただし、減点覚悟で2回聞くことも的外れな答えを避けるために、質問を確認することも大切です

英検1級 二次試験(面接)試験の流れ

試験の流れ

1: 入室

係員の指示に従い、面接室に入ります。 面接室には、面接官2名とタイムキーパー1名

合計3名が対応します。 面接官は外国籍1名、日本人1名合計2名で対応します。

(準1級~3級は面接官は1人)

受験者は順番に呼ばれますが、長い間待つのが嫌いな方は、早めに会場につくようにしてください。


2: 「面接カード」を渡す

係員に「面接カード」を手渡します。


3: 着席

面接官の指示に従い、着席します。 自然な流れであれば自分で着席しても構いません。


4: 氏名の確認と簡単な日常会話

面接官に聞かれるのは以下のようなことです。 採点の対象ではないのでここで緊張を解すつもりで笑顔で回答しましょう。


●どこに住んでいますか?

●趣味は何ですか?

●職業は何ですか?

●休日に何をしますか?

●どうやってここに来ましたか?(交通手段など)


5: 「トピックカード」を受け取る

面接官から、5つのトピックが書かれた「トピックカード」を受け取ります。


6: スピーチの考慮時間(1分)

トピックの中から1つを選び、スピーチの内容を考えます。 10秒くらいで自分が話せると思えるトピックを選びます。残り50秒で話の構成(Yes, NO とその理由2つか3つ)を考えます。


7: スピーチ (2分間)

面接官の指示で、スピーチを始めます。スピーチの時間は2分間です。目安として1分40秒以上は話すようにしてください。(あまり短いと減点になります)2分を超えても話との途中ですぐに止めらることはありません。

ただし、あまり長いと途中でタイムキーパーから止められるので注意してください。


8: Q & A (4分)

面接官からスピーチの内容や、トピックに関連した質問が出題されます。

質問の数は決まりはありません。 受験者の回答時間次第ですが、2~4問の質問に答えます。


9: 「トピックカード」を面接官に返す

試験が終了したら、「トピックカード」を必ず面接官に返してから退室します。


10: 退出

退室後は、すみやかに会場から退場します。控室へ戻ったり、待機中の受験者と会話をしてはいけません。

5分でわかる!  英検®準2級 リスニング 第2部 会話の内容一致選択   攻略のコツ

英検準2級 リスニング 第2部 会話の内容一致選択 攻略のコツ

英検準2級は高校中級程度のレベルとされ、リスニングでは、日常生活の話題に

関する内容を理解することができるかが試されます。

英検準2リスニングは、以下の3つの大問で構成されています。

【第1部】会話の応答文選択    10問

【第2部】会話の内容一致選択   10問

【第3部】文の内容一致選択    10問

各10問ずつ、合計30問になります。

第1部と第2部では会話が、第3部ではパッセージ(文章)が放送されます。

設問数はそれぞれにつき10問、合計30問です。解答時間は、

それぞれの問題につき、その問題の放送が終わったあとの10秒間です。

放送回数はどの問題も1回しか放送されません。

リスニングの目標正解数は各大問7問以上してください。


第2部 会話の内容一致選択問題

問題の内容

放送文は、男女2人の2往復の会話と、その内容についての質問を聞き、

4つの選択肢から答えを選ぶ問題です。 

選択肢は問題用紙に記載されています。放送回数は1回です。

会話をする男女は、職場の同僚や友人などであることが最も多く、4割弱を占めています。

次いで多いのが店員と客で3割程度、そして家族同士が2割弱です。

質問の多くは、人物の行動や理由、状況などを問うものです。

友だちの家やお店へ電話をするシチュエーションも多く見られます。

また、「彼らは何をしたいのか」など、会話全体の状況についての質問もあります。

問題例    出典: 英検準2級 2017年度第2回

対話を聞き、その質問に対して最も適切なものを1、2、3、4の中から一つ選びなさい。

(問題冊子に記載される選択肢)

1   What for David’s call

2   Mail a postcard to David.

3   Send an e-mail to David.

4   Visit David at his new house.

(放送文)

★  : Hello. Michael King speaking.

☆  : Hi, Mr.King. This is Jane Williams. Maybe you remember me.

       I went to high school with David. Could I speak to him, please?

★  : Oh, hello,Jane. David is away at college. He won’t be back until Chrismas

        vacation. I could give him a message,if you’d like.

☆  : That’s OK. I still have his e-mail address, so I’ll just write him.

Question:   What will the girl probably do?

答え : 3

会話の内容一致選択問題 解答テクニック

▮ 選択肢の先読み  キーワードをチェック

質問から次の会話音声が始まるまでまで12~13秒の時間があります。

解答を6~7秒で終え、残りの5~6秒を使い

次の選択肢をざっと読む時間に充てます。

また、リスニングは第1部,第2部,第3部から構成され、

各部の問題が始まる前に、日本語で指示文が放送されます。

指示文は、毎試験ほとんど変わりません。

ですからその間に、最初の数問の選択肢に目を通しておきます。

選択肢に目を通すことで、会話音声の内容を予測できるだけでも

聞こえてくることの理解が一層深まります。

また、選択肢からキーワードを探し、メモを取ります

問題例では、Davidに対しての行為(待つ、ポストカードを送る、emailを書く、

会いに行く)が全ての選択肢にあるので、「David への行為」と書いておきます。

▮ キーワードに集中して放送を聞く

放送を聞くときに、「Davidへの行為」に関わるところを聞き逃さないようにします。

問題例の会話では会話の最後に「  I still have his e-mail address, so I’ll just write him.

と言っているので、「write e-mail」とメモしておきましょう。

質問が  What will the girl probably do? と放送されますので、

選択肢3   Send an e-mail to David. が正解になります。

あらかじめ会話の内容を予想することで、放送がより聞き取りやすくなります。

5分でわかる! 英検準2級 リスニング 第1部 会話の応答文選択 攻略のコツ

英検準2級 リスニング 第1部 会話の応答文選択 攻略のコツ

 

 

英検準2級は高校中級程度のレベルとされ、リスニングでは、日常生活の話題に

関する内容を理解することができるかが試されます。

 

英検準2リスニングは、以下の3つの大問で構成されています。

 

【第1部】会話の応答文選択    10問

【第2部】会話の内容一致選択   10問

【第3部】文の内容一致選択    10問

 

各10問ずつ、合計30問になります。

 

第1部と第2部では会話が、第3部ではパッセージ(文章)が放送されます。

設問数はそれぞれにつき10問、合計30問です。解答時間は、

それぞれの問題につき、その問題の放送が終わったあとの10秒間です。

 

放送回数はどの問題も1回しか放送されません。

リスニングの目標正解数は各大問7問以上してください。

 

第1部  会話の応答選択問題

 

問題の内容

 

3級リスニング大問1とは違い問題用紙にあるイラストはありません。

男女2人の対話を聞いて、対話の最後の発言の応答に最も適切なものを

3つの選択肢から選ぶ問題です。

 

会話はAが話しかけ、Bが応じ、それにまたAが返事をするという、

A-B-Aのパターンです。

選択肢は問題冊子には記載されていません。放送回数は1回だけです。

 

出題傾向

 

対話は、職場の同僚や友人などであることが最も多く、4割程度を占めています。 

次に多いのが店員と客で3割程度、そして家族同士が2割弱になります。

 

問題例    出典: 英検準2級 2017年度第2回

 

 

★   : Excuse me. Could you help me find some medicine ?

☆   : Sure, sir. What is the problem ?

★   : Well. I have a cough and a headache.

 

    1 OK. you should try this medicine.

    2 Well. I’m glad you feel better.

    3 Hmm. I don’t have a cold.




会話の応答選択問題 解答テクニック



▮ 会話の場面をイメージする

 

最初のAとBの会話を聞けば「どんな場面で対話が行われているか」を

理解することができます。「文章」として覚えようとするのではなく

「場面」として覚えることが大切です。 そのイメージした「場面」に

自分自身を置きながら最後のAの発言を聞いて、一番自然なセリフを選びます。

 

▮ わからなければ、勘で解答する。

 

放送文の内容がイメージできていれば、選択肢から正解を選ぶのは簡単です。

読み上げられる選択肢を順番にメモ書きします。

〇正解 △どちらか迷いがある × 不正解 ) 

正解がわからなければ△を正解にするとか、

勘で解答して、さっさと次の問題に集中しましょう。

 

一番やってはいけないのは、考えすぎて次の問題に集中できないことです。

 

5分でわかる! 英検準2級 ライティング 攻略のコツ

英検準2級 ライティング 攻略のコツ

 

英検準2級のライティングは、一次試験・筆記の大問5として出題されます。

出題数は1問ですが、CSEスコア600点がこの1問に割り当てられ、

一次試験の1/3のウェイトを占めているので、

合格には一定のスコアが求められます。

 

与えられたQUESTIONについて、自分の意見とその理由を

50~60語程度のエッセイにまとめるというものです。

QUESTIONは英文10~15語程度で、多くは、

「子供がスポーツをすることは重要だと思いますか?」など、

比較的身近な話題です。

 

目標解答時間は、筆記試験全体が75分で、リーディングが大問1~4まで計37問

あることを考えると、約20分が目安となるでしょう。

 

英検2級 英作文 採点基準

 

採点基準は以下のようになっています。

<内容> 課題で求められている内容が含まれているか

<構成>   英文の構成や流れが分かりやすく論理的であるか

<語彙>   課題に相応しい語彙を正しく使えているか

<文法>   文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

 

問題例     (出典: 英検2級 2018年度 第2回)

 

解答例

 

I think studying alone is better. This is because students can focus on their own work. If they study with their friends, they often talk about other things. Also, it can save a lot of time. They can study on the bus or on the train when they go to school.

 

英検準2級 英作文 解答テクニック

 

英検準2級の英作文には、模範的な文構成があります。

その構成に従ってエッセイを書いてください。

具体的文構成

 

① 意見・考え

 

② 理由1 + サポート文(具体例や補足など)

 

③ 理由2 + サポート文(具体例や補足など)

 

➃  結論(最初の意見と同じことを違う言葉で表現する)

 

使える表現

 

▮ 自分の意見を言い表す

 

I think …. (私は…だと思います)/ I do not think ….(私は…ではないと思います)が定番です。I believe …. (私は…だと思います)も使えます。We must …. (私たちは…しなければなりません)と言えば、とても強い信念を表せます。In my opinion, …. (私の意見では、…)や People should …. (人々は…すべきです)という表現も使えます。自分の見方とは違う意見を紹介した上で自分の考えを表明するときには、However, …. (しかしながら)を使います。

 

▮ 理由を挙げる

 

理由を2つ挙げるには、One reason is …. (1つの理由は…)と Also, …. (そして、…)という表現があります。First, …. (第一に、…)と Second, …. (第二に、…)も使えます。

具体例を挙げる

such as …や for example, …、for instance, …(例えば…)という表現が定番です。In my experience, ….(私の経験では、…)を使うと、自分の体験を具体例として示すことができます。

 

▮ 結論として意見を再主張する

 

For these reasons, …. (これらの理由で、…)や Therefore, …. (ですから、…)、As a result, …. (結果として、…)などのつなぎ語が役立ちます。また、冒頭で I think …. と意見表明した場合、結論で I believe …. と述べるなど、表現にバリエーションをつけるようにしましょう。


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