英語4技能対策

5分でわかる! 英検2級 リスニング 第1部

英検2級 リスニング 第1部 「会話の内容一致選択」攻略ポイント


 

英検2級リスニング第1部は男女2人の短い会話文

それに関する質問文を聴き、

最も適切な解答を印刷された選択肢から選びます。

(質問文は印刷されていません)

最初に男女2人の対話が流れ、そのあとに質問が読まれます。 

対話と質問は音声のみで、問題用紙にある4つの選択肢から

適切なものを選ぶ問題です。

 

会話をする男女は、多くの場合、職場の同僚や上司・

友人同士で、半分弱を占めています。

次いで多いのが店員と客、そして家族同士です。

15問中2問程度が着信音で始まる電話での会話となっています。

 

質問される内容は、会話をする人物の行為や行動、

またはその理由であることが多く、

質問文は What で始まるものと Why で始まるものとで

全体の約9割を占めています。

 

問題例   出典: 英検2級 2017年度 第2回





☆ Excuse me. I bought this book for my son’s birthday,

        but he already has it. Could I exchange it for another one?

★  Certainly. Do you have the receipt with you?

☆  Yes, I do. It’s right here.

★  OK. Please go ahead and choose another book.

 

Question: Why did the woman return the book?

 

選択肢

 

1 It wasn’t interesting.

2 It was too expensive.

3 Her son already had it.

4 Her son didn’t like it.

正解 3

英検2級 リーディング 第1部 解答テクニック


 

▮ 選択肢の先読み

 

質問から次の会話音声が始まるまでまで12~13秒の時間があります。

解答を6~7秒で終え、残りの5~6秒を使い

次の選択肢をざっと読む時間に充てます。

また、リスニングは第1部と第2部から構成され、

各部の問題が始まる前に、日本語で指示文が放送されます。

指示文は、毎試験ほとんど変わりません。

ですからその間に、最初の数問の選択肢に目を通しておきます。

選択肢に目を通すことで、会話音声の内容を予測できるだけでも

聞こえてくることの理解が一層深まります。

 

▮ 最初の1文で内容を推測する

 

第1部は会話の聞き取りです。ここでは話者である2人の

関係や会話が行われている場面を、

一刻も早く把握することが大事です。

そのヒントは最初のせりふに含まれていることが多いので、

注意して聞きましょう。

Welcome to ・・・Can I help you? なら、店員と客の会話だと推察できます。

Honey, だったら、夫婦の会話で家族旅行や子供の行事

についてのシーンかもしれません。

 

英検2級 リスニング力をつける学習法

▮ 過去問を使ったシャドーイング 

  初めはスクリプトを見ながらシャドーイングしていき、

  慣れてきたらスクリプトなしでシャドーイングできるようにします。

▮ 過去問を使ったディクテーション

  会話音声を書き出し、聞き取れなかった箇所を確認していく作業です。

 

▮ BBC Learning English 6 Minute Englishを聞く  

 

BBC は英語学習者リスナーを想定した英語講座を提供しています。

ネイティブスピーカーが実際に使っているリアルな英語表現を、

ネイティブスピーカーによる発音を通じて、

もちろん無料で、聞くことが可能です。

品質の高さ、コンテンツの豊富さ、時事性、インターネット

を通じて利用できる、英検2級 リスニングの学習にも最適です

 

5分でわかる! 英検2級 大問4 英作文

英検2級 ライティング 攻略のコツ

英検2級のライティングは、一次試験・筆記の大問4として出題されます。

出題数は1問ですが、CSEスコア650点がこの1問に割り当てられ、

一次試験の1/3のウェイトを占めているので、

合格には一定のスコアが求められます。

与えられたTOPICについて、自分の意見とその理由を

80~100語程度エッセイにまとめるというものです。

TOPICと同時に3つのPOINTが提示されますが、

POINTの使用は自由で、これら以外の観点から書いても構いません。 

TOPICは「環境」「教育」「科学技術」「文化」などの内容で、

社会性の高い話題について意見を書けるかが試されます。 

目標解答時間は、筆記試験全体が85分で、リーディングが大問1~3まで

計38問あることを考えると、約20分が目安となるでしょう。

 

英検2級 英作文 採点基準

採点基準は以下のようになっています。

<内容> 課題で求められている内容が含まれているか

<構成>   英文の構成や流れが分かりやすく論理的であるか

<語彙>   課題に相応しい語彙を正しく使えているか

<文法>   文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

 

問題例     (出典: 英検2級 2018年度 第2回)


解答例

I believe that more and more people will start buying products that are good for the environment. First, these days, global warming has become a big problem. People want to do something, and they know that one way to help is to purchase these products in stores. Second, many products that are good for the environment are becoming cheaper. Therefore, it has become easier for people to afford such products. In closing, it is because of these two reasons that I think it will become more common for people to buy products that are good for the environment.


英検2級 英作文 解答テクニック

英検2級の英作文には、模範的な文構成があります。

その構成に従ってエッセイを書いてください。

 

具体的文構成

 

① 意見・考え

 

② 理由1 + サポート文(具体例や補足など)

 

③ 理由2 + サポート文(具体例や補足など)

 

➃  結論(最初の意見と同じことを違う言葉で表現する)

 

使える表現

 

▮ 自分の意見を言い表す

I think …. (私は…だと思います)/ I do not think ….(私は…ではないと思います)が定番です。I believe …. (私は…だと思います)も使えます。We must …. (私たちは…しなければなりません)と言えば、とても強い信念を表せます。In my opinion, …. (私の意見では、…)や People should …. (人々は…すべきです)という表現も使えます。自分の見方とは違う意見を紹介した上で自分の考えを表明するときには、However, …. (しかしながら)を使います。

 

▮ 理由を挙げる

理由を2つ挙げるには、One reason is …. (1つの理由は…)と Also, …. (そして、…)という表現があります。First, …. (第一に、…)と Second, …. (第二に、…)も使えます。

具体例を挙げる

such as …や for example, …、for instance, …(例えば…)という表現が定番です。In my experience, ….(私の経験では、…)を使うと、自分の体験を具体例として示すことができます。

 

▮ 結論として意見を再主張する

For these reasons, …. (これらの理由で、…)や Therefore, …. (ですから、…)、As a result, …. (結果として、…)などのつなぎ語が役立ちます。また、冒頭で I think …. と意見表明した場合、結論で I believe …. と述べるなど、表現にバリエーションをつけるようにしましょう。

 

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5分でわかる! 英検2級 大問3 長文の内容一致選択

英検2級リーディング大問3 長文の内容一致選択 攻略のコツ


大問3では3つの文章の内容に関する質問に答える問題です。
3つの長文から12問出題されます。
 
長文【A】    Eメール                                         3問
長文【B】      歴史・文化・社会・自然・科学・環境など  4問
長文【C】      歴史・文化・社会・自然・科学・環境など  5問
 
大問2の長文に比べて難しい内容です。 
論説文を中心とした硬い文章で、歴史、医療、生物、
科学などの分野から専門用語も出てきますので、
幅広いジャンルの英文を読み慣れておく必要があります。
 
問題例

———-   17年度 第2回  大問3 ——–


 

長文の内容一致選択 解答テクニック

▮ 段落ごとに問題が設定されている

 
問題の長文は3~4段落で構成されています。
設問と答えの根拠となる箇所は一致していることが多く、
設問ごとに問題文を上から読んでいくことができます。
設問文を先に読み、各段落4~5文に注視すれば答えがわかるようになっています。
 
ただし、同じ段落に2つの設問の根拠が入っている場合があります。
また、3つ目の長文の最後の問題は
Which of the following statement is true?
「以下の記述のうち、正しいものはどれか。」という設問で、
文章の最後に答えの根拠があるとは限りません。
 

▮ 言い換え表現に着目する

 
パッセージからの言い換え表現が答えになることが良くあります。
例えば、パッセージでは ”offering cultural tuors”、 
それが選択肢では”showing their traditional lifestyle ”
と言い換えられ答えになっています。
こうした言い換え表現を見落とさないことが重要になってきます。

5分でわかる! 英検2級 大問2 長文の語句空所補充

英検2級リーディング大問2 長文の語句空所補充 攻略のコツ

 

英検2級リーディング大問2は「長文の語句空所補充」問題になります。

大問2では、長文【A】と【B】の2題出題されます。 

それぞれ3問の空所があり、合計で6問になります。

配点は各1点になります。

 

長文【A】と【B】ともに250語程度で短く、

3段落構成で専門的な内容ではありません。

できれば6問を12分で切り抜けたいので、1つの長文に6分、

つまり1問につき2分のペースで解いていきます。

 

――― 問題例 ―――

 

次の英文を読み、その文意にそって(1)から(3)までの(   )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4の中から一つ選びなさい。

 

[出典: 英検2級  2017年度 第2回]



 

空所の前後だけを読んで解答が見つかる問題も一部にはありますが、

文章の全体がわからないと解答できない問題もあるので、

全体をざっと読んで大意をつかみ、

空所の前後を入念に読むことで正解率を上げます。

 

英検2級リーディング大問2 解答テクニック



▮ 空所の前後の文を入念に読む

 

パッセージの大意と展開をざっくりと理解したうえで、

問題を上から順番に解いていきます。 

まずは4つの選択肢を読み、空所の前後を読んで解答します。

前後を見て、空所に入るのが順接なのか逆接なのかを考えましょう。

そうすると、答えが1つないし2つに絞り込む

ことができる場合がかなりあります。

 

▮ パッセージの ディスコースマーカー「つながり」

 

空所補充問題では少なくても、however, thererfore,

on the contrary などのディスコースマーカー(つなぎ言葉)

の選択問題が出されます。

 

パッセージ全体の展開を把握するときもこのディスコースマーカーに

注意することで文章の展開を正確につかむことができて

選択肢も容易にわかります。

▮ 長文全体をざっくり1分で読む

 

1つの長文語句空所補充問題にかけるのは6分です。

時間配分として文章全体を1~2分で読めるように速読力をつけましょう。

「幅広いジャンルの多読」と「速読テクニック」で対応できますが、

速読テクニックではスラッシュ・リーディングがおすすめです。

 

英文を頭から理解できるよう、

意味のかたまりごとにスラッシュ(/)で区切って読んでいく方法です。

初めは細かく区切っても構いません。 慣れてくると

より大きなかたまりで捉えられるようになります。

 

決して英文を返し読みせず、

大雑把に大意をつかむことに慣れておきましょう

 

【スラッシュ挿入の例】

 The whole family gathered / around a warm stove. /  lay down / and went to sleep.

// Once a day / everyone got up / to eat a piece of hard bread.

//  Then they went back to sleep. // The members of the family took turns

/ keeping the fire burning. //

 This was not “hibernating” / like what bears do in the winter.

// But it was a sensible decision / by the members of the family.

// Just stay in bed / for as long as possible. / and do not work.

// To these French farmers / “working more to earn more”

/ did not seem like a good idea. // Instead of working throughout the year,

/ the people of one village on the Rhone River

/ made enough money for one year / relaxing, hunting and sleeping. //

Few people needed money / until the 20th century. //

 

5分でわかる! 英検2級 大問1 短文の語句空所補充 対策

5分でわかる! 英検2級 大問1 短文の語句空所補充 攻略

 

 

英検2級リーディング大問1は「短文の語句空所補充」問題になります。



出典: 英検2級 2017年度第2回

このように、空所付きの英文と選択肢が4つ提示され、適切な1つを選ぶ問題が20問出題されます。

英検2級に必須な基本語彙力と文法理解力が試されますが、点数を稼ぐところなので、20問中15点以上獲得しましょう。



大問1の選択肢を選ぶ上で問われるのは、

・単語を知っているか?

・熟語を知っているか?

・文法を知っているか?

の3つです

 

全20問の問題構成は、だいたい以下の通りです。

 

▮ 単語が問われる問題:     10問

▮ 熟語が問われる問題:      7問

▮ 文法が問われる問題:      3問

 

▮ 英検2級 大問1 解答テクニック


 

英検2級リーディングの大問1は、次の3つのステップで解いていきます。

 

短い英文をざつと読み、文のイメージを掴む

 

文脈から判断して「正解ではない」と思う選択肢は除外していく

 (ほとんどの問題で2つはすぐに除外できます)

 

選択肢が残ったら、最後は勘で選ぶ(何より時間をかけない!)

  知らない語(句)が選択肢にある場合、

  考えすぎても不正解になる確率が非常に高いので

  潔く次の設問に進みます

 
問題例  (英検2級 2017年度第2回)
 

解答 1
空所がある文の意味は、「彼の切手の何枚かは手に入れるのがとても困難である」ことから判断して、「手に入れる」を意味する熟語
come byがわかるかどうかの問題です。 わからなければ、考えても無駄なのでこの問題は適当に解答して次に進むようにしてください。
 

英検準1級 大問2 長文の語句空所補充  攻略のポイント

大問2 長文の語句空所補充

大問2は長文の語句空所補充問題で、長文が2つ、それぞれ3問の空所があり、

合計で6問になります。配点は各1点になります。

それぞれ250語程度で短く、3段落構成で専門的な内容ではありません。

できれば6問を15分で切り抜けたいので、1つの長文に7~8分、つまり1問につき2~3分のペースで解いていきます。

空所の前後だけを読んで解答が見つかる問題も一部にはありますが、文章の全体がわからないと解答できない問題もあるので、全体をざっと読んで大意をつかみ、空所の前後を入念に読むことで正解率を上げます。

長文の語句空所補充 解答テクニック

▮ 長文全体をざっくり1分で読む

  1つの長文語句空所補充問題にかけるのは7~8分です。時間配分として文章全体を1~2分で読めるように速読力をつけましょう。「幅広いジャンルの多読」と「速読テクニック」で対応できますが、速読テクニックではスラッシュ・リーディングがおすすめです。英文を頭から理解できるよう、意味のかたまりごとにスラッシュ(/)で区切って読んでいく方法です。

 初めは細かく区切っても構いません。 慣れてくるとより大きなかたまりで捉えられるようになります。

 決して英文を返し読みせず、大雑把に大意をつかむことに慣れておきましょう。

スラッシュ挿入の例 

 The whole family gathered / around a warm stove. /  lay down / and went to sleep. // Once a day / everyone got up / to eat a piece of hard bread. //  Then they went back to sleep. // The members of the family took turns / keeping the fire burning. //

 This was not “hibernating” / like what bears do in the winter. // But it was a sensible decision / by the members of the family. // Just stay in bed / for as long as possible. / and do not work. // To these French farmers / “working more to earn more” / did not seem like a good idea. // Instead of working throughout the year, / the people of one village on the Rhone River / made enough money for one year / relaxing, hunting and sleeping. //

Few people needed money / until the 20th century. //

▮ 空所の前後の文を入念に読む

  パッセージの大意と展開をざっくりと理解したうえで、問題を上から順番に解いていきます。 まずは4つの選択肢を読み、空所の前後を読んで解答します。多くの場合、空所の後ろに答えの根拠があることも念頭においてください。



▮ パッセージの ディスコースマーカー「つながり」

 空所補充問題では少なくても、however, thererfore, on the contrary などのディスコースマーカー(つなぎ言葉)の選択問題が出されます。

 パッセージ全体の展開を把握するときもこのディスコースマーカーに注意することで文章の展開を正確につかむことができて選択肢も容易にわかります。

―――― 17年度第2回 大問2 ―—

5分でわかる! 英検2級 傾向と対策

英検2級 問題形式と対策

 

 

英検2級は高校卒業程度の英語力が必要となります。

文法に関しては準2級で全てを学ぶので、準2級とほぼ同じレベルです。

しかしながら、英検2級では英文法をきちんと理解していないと

合格は難しい内容となっています。

 

語彙力も準2級に比べ格段と要求されてきます。 

英検2級に必要な語彙力は約4000語程度になり、準2級が3000語

でしたから新たに1000語を覚える必要があります。

 

教育や科学をはじめ、医療やテクノロジーなど

社会性のある英文読解も出題されます。

しかしながら、社会生活に必要な英語が出題範囲ですから、

小・中学生でもわかるような程度の社会問題と考えて良いでしょう。

(小学生受験者の40%が英検2級に合格しています)

 

▮ 英検2級 一次試験  測定技能と検定形式

筆記 (85分) / リスニング (約 25分)




▮ 英検2級の試験時間と配点

 

2016年度から始まった新形式に合わせて、試験時間が長くなり、

筆記試験の時間が85分になりました。

 

英検2級の試験時間  1時間50分

 

筆記試験   85分

リスニング  25分

 

英検2級の配点と合格点


 
 

英検2級の1次試験はリーディング、ライティング、リスニング

の3技能において各650点満点です。 

1950点満点のうち、約65%取れれば合格できます。

 

英検2級の合格点  1520点  /  1950点

 

筆記試験 (85分) リスニング試験 (25分)

リーディング  650点

ライティング  650点

リスニング   650点

 

2016年度から英検2級は「1950点満点」という

馴染みのない点数になりましたが、

これは「英検CSEスコア」という新しいスコア尺度を採用したからです。 

CSEスコアというのは偏差値のようなもので、

平均点や受講者全体の正解率など様々なデータによって計算されます。

国際基準であるCEFR(セファール)に対応した測定方法で、

TOEFL, IELTSなど他の資格試験のスコアと比較可能となりました。

 

* 英検 / CEFR 対照表

 

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英検の合格率と合格点目安 Pass rate of EIKEN

英検CSEスコア・各級をCEFRに換算

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TOEFL Jr. /英検 CEFRとの対照表

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5分でわかる! 英検5級 スピーキングテスト 攻略のコツ

英検準1級 二次試験(面接)攻略 質疑応答(4問)編

英検準1級 二次試験(面接)質疑応答とは


 
英検準1級 二次試験(面接)は、ナレーション問題(2分)につづいて、
イラストに関連した4つの質問に回答する質疑応答に移ります。
コミュニケーションが取れ、質問に答えられているかがポイントになります。
 
中学生レベルの英語で十分なので、落ち着いてゆっくり話せば大丈夫です。
なお、態度も評価の対象になるので、意思の疎通を図りたい
熱意が伝わるように心がけましょう。
 
もし質問文が聞きとれなかった場合は、
「I beg your pardon?(恐れ入りますがもう一度お願いします。)」
と言ってもう一度質問してもらいましょう。
すぐに答えが浮かばなかった際の時間稼ぎとしても使用できます。
何度も聞き返すのは当然減点対象になりますが、
2回までなら減点はされません。
質疑応答においても沈黙を作らないことが大切です。
 

二次試験(面接)攻略 質疑応答 解答テクニック

▮ 質疑応答 1

 
イラストに関連した質問がされます。イラストの4コマ目について、
自分がもし登場人物ならばどう思うかを答える問題であるケースが大半です。
Please look at the fourth picture. If you were the man,
what would you be thinking?
などと仮定法で問われる場合が多いので、
同じく仮定法で I’d be thinking that …. と答えましょう。
答え方は、直接話法でも間接話法でも構いません。
 
ポイントは、ストーリー全体を把握した上で、
起きている問題についての登場人物になったつもりで
自分の考えをまず1文で述べます。 
加えて、「その問題にどう対処したいか」
「○○をしていればこのような問題は起きなかった」など
反省や後悔の念を<should have + 過去分詞>
などの形を使って述べると良いでしょう。

▮ 質疑応答 2, 3

 
トピックに関連して、受験者自身の意見を問う質問です。
多くの場合、YesかNoで解答できる質問です。 
Do you think that …? や Should …? という形の質問ですが、
まずは、はっきりとYes / No から初め、
その後に根拠を述べましょう。長々と答える必要はありません。
一貫した論理性を持って簡潔に短く答えることが肝要です。
賛否がはっきりしない場合は、It depends. と答える手もあります。
それから、そう思う理由を1、2文程度付け加えましょう
 

▮ 質疑応答 4

 
社会性のある問題について、受験者自身の意見を問う質問がされます。
トピックとは関連性が薄いため、日本語でも即答できないような質問もあります。
そこで、どのような社会的話題について聞かれても、
すぐに意見と、そう思う根拠を1つか2つ述べられるだけの
社会的知識を身に着けることが大切です。
日頃からニュースや新聞に目を通し、様々な問題に対して
自分の意見を持っておくようにしましょう。
 

――― 問題 & 解答例 ーーー

 


 
No.  1
Please look at the fourth picture.
If you were the man, what would you be thinking?
 
解答例: I’d be thinking that maybe I’d asked too much of my wife. I wanted to help my parents with the farm, but I should have thought more about how this lifestyle would affect her.
 
No.  2
Do you think that more people in Japan will be interested in having careers in agriculture?
 
解答例 : No. Farming is dependent on the weather, so the changing
climate could make it more difficult for farmers to grow food.
I think most people would rather have more stable careers.
 
No.  3
Do people in modem society put enough importance on spending time with their families?
 
解答例: No. Most people these days are too concerned about making a
lot of money. They focus so much on being promoted, and man
of them spend almost all of their time at their workplace.
 
No.  4
Do you think that young people today do enough to contribute to society?
 
解答例: Yes. Most young people are very aware of their social responsibility. Many of them join volunteer groups to help out in their community. For example, they organize groups that prepare food for poor people.
 
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英検準1級 二次試験(面接)攻略 ナレーション(2分)

英検準1級 二次試験(面接)とは

 

 
英検準1級 二次試験(面接)の合格率は2012年から
公開されなくなりましたが、推定80%の合格率です。
5人に4人が合格する試験なので、しっかりと対策をすれば
必ず合格すると言っても良いでしょう。
 
試験は、4コマのイラストに基づいて2分間のナレーションをし、
面接官の質問(4問)に答えるというものです。
今回はイラストに基づくナレーション対策・攻略のポイントをご紹介します。
 

二次試験(面接)の攻略ポイント

▮ イラストの展開には法則がある

 
ナレーションを考えるときは、起承転結のストーリー展開を意識しながら、
1つ1つの文章を簡潔・手短に述べていくとまとまりやすいと思います。
1コマあたりの文章は2~3文で十分です。
4コマ イラストの展開には以下のような法則があります。
 
1コマめ(起):現代社会にありがちな問題が起こる
2コマめ(承):それを解決しようと「中心人物」が行動を起こす
3コマめ(転):問題が解決したかに見える
4コマめ(結):しかし、その解決策のせいで新たな問題が起きてしまう

 
など、因果関係のある構成になっています。
結末で困った状況となることが多いので、
事態がどのように推移した結果そうなったのか、
明快に説明できるよう話を組み立てましょう。
 
 

▮ 全て過去形を使う

 
ナレーションは、すべて第三者(受験者)が既に起きたことを
説明する形になるため、過去形を使うことを忘れないようにしましょう。
吹き出しのセリフがある場合は、
「XX said」と前置きしてからそのまま引用します。
余裕のある方は「XX asked」など、
いくつかバリエーションを頭に入れておいても良いと思います。 
また、進行中の動作については過去進行形を使いましょう。

▮ 各コマ冒頭は時間表現がら始める

 
各コマにつき、「いつ」「誰が」「何をした」で1文、
「誰が」「何と言った」で1文、「誰が」「どのように感じた」
で1文という調子で、3文ずつ話すとよいでしょう。
2~4コマめには A week later などの時間の推移
を表す語句がよく書かれています。
ストーリーの流れが明快になるので、
各コマ第1文の冒頭はこの時間表現で始めるようにしましょう。
 

―― 問題例  ―― 

You have one minute to prepare.

 

This is a story about a married couple who worked in a big city.

You have two minutes to narrate the story.

 

Your story should begin with the following sentence:

One weekend, a couple was visiting the man’s parents’ farm in the countryside.

 

出典: 英検準1級二次試験 2017年度第2回

――解答例――

One weekend, a couple was visiting the man’s parents’ farm in the countryside. They looked concerned to hear that the parents thought they were getting too old for farming.

A week later, the couple was back at their apartment in the city. They were talking in the living room, and the man suggested that they quit their jobs and go to the farm to help with the farm work. The man’s wife looked unsure about whether that was a good idea.

The following year, the couple had returned to the farm. They were working outside, and the man was pleased to see that his parents were enjoying the opportunity to spend time with their grandchildren.

A few months later, however, the man’s wife told him that she missed city  life as they were sitting at the table.

 

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