英語4技能対策

英検準1級 Part 3 リスニング 攻略ポイント

英検準1級 Part 2  リスニング Real-Life形式の内容一致選択 5問

放送前の10秒で問題用紙に印刷されたSituationQuestion

読み、放送文を聞いて4つの選択肢から正解を選ぶ形式です。

5問出題されます。 

Questionは基本的にWhat[ Where / When] ….. should you ~ ? の形で、

「あなた(たち)がすべきこと」を問うものです。

Situation:    You are at a neighborhood bookstore and cannot find the book you want. You speak to a clerk. You do not want to pay delivery costs.

Question:    What should you do first?

放送パッセージは、日常生活で体験する案内放送や電話の
自動応答メッセージなど、日常生活に即した内容です。
Real-Life 形式の音声で、電話の呼び出し音など、
臨場感あふれる効果音が入ることもあります。
 
Part3は「状況」と「質問」が問題冊子に書かれているので、
Part1,2ほど冒頭の聞き取りに注力するひつようはありません。 
その先の展開を予想しながら、
質問の回答になるところを聞き逃さないようにします。

音声の種類は、さまざ様々な職種の人たちの
諸連絡・説明であることが半数近く、
次いで多いのが留守番電話のメッセージと施設での館内放送です。

放送には、まぎらわしい情報があり、
必要な情報を確実に聞き取るスキルが求められます。

Questionは What, When, Where で特定の情報を尋ねるものがほとんどです

Situation やQuestionで予測した情報に的を絞って聞く必要があります。

Part 3  Real-Life形式の内容一致選択 解答テクニック

▮ 状況と質問の先読み

 
Part3は、問題ごとに放送前の10秒間、問題冊子を読む時間があります。 
この間に受験者は状況文と質問文に目を通さなければなりません。
実際10秒ですべて読むことは易しくはありませんが、
何度も練習し読めるようにしてください。

問題が始まる前に状況文と質問文の先読みをすることが
Part3の攻略ポイントになります。
 

▮ 選択肢にメモを取る

 
放送が始まったら、予め頭に刷り込んでおいた選択肢に目を通しながら、
ポイントになりそうなところに〇をつけます。 
また、放送内容で大事なことは選択肢の横に書き込むようにしてください。
リスニングの問題は立て続けに放送されるので、書き留めておかないと、
忘れたり、他の問題と混同したりしますのでメモは大事です。


放送パッセージ

You have 10 seconds to read the situation and Question No. 25.

It’s possible to order from our website and have the book delivered to your home. If you don’t want to pay delivery costs, you can ask our staff at the Customer Service Desk to order one for you. They will then fill out a request form for you and notify you once the book arrives, so they’ll need a number where you can easily be reached. If we already have the book in our central warehouse, you should be able to pick it up in a day or two. Otherwise, it’s likely to take a week.

Now mark your answer on your answer sheet.

No.  25

(G)

Situation:    You are at a neighborhood bookstore and 

cannot find the book you want.

You speak to a clerk. You do not want to pay delivery costs.

Question:    What should you do first?

1 Fill out an online form.

2 Go to the Customer Service Desk.

3 Order the book from the bookstore’s website.

4 Call the central warehouse.

出典:英検準1級2017年度第2回


英検準1級 Part 2 リスニング <文の内容一致選択> 攻略ポイント

英検準1級 Part 2  リスニング 文の内容一致選択 12問


Part 2では、150語前後の文章を聞いた後に2つの質問に答えます。
パッセージは多くが論説文で、テーマは新しい技術や歴史上の人物・
事件、動物の生態など、多岐にわたります。

 
英検準1級のリスニングは一般的に難易度が高いとされています。
中でもPart2は本文が2段落にわたる長文になり、トピックも難解な
説明文が流されるため、最も難しいパート
であると言えます。

また、英検準1級では音声スピードが速いことも、
難易度を上げている1つの要因です。


確かに、パッセージの内容は難しいのですが、
質問は単純で細かいところは問われません
パッセージの大枠を掴むように聞いていれば解答できる問題です。
 
Part 2は英検準1級の中で最も難しいところなので、
70%(12問中 8~9問正解)で十分ではないでしょうか。

Part 2  文の内容一致選択 解答テクニック


▮ 段落ごとに答えがある― 話題が変わる瞬間を見極める

 
放送のパッセージは大きく分けて2つの段落で構成されています。

2問ある質問についてそれぞれ10秒の回答時間が与えられています。


段落毎に質問があり回答があります。
 
つまり第一段落に1つ、第二段落に1つ、
答えにつながるキーワードがある
ということになります。 

なので、話題が少し変わる瞬間を見極めて、
それぞれの段落の概要がわかれば正解が見つかります。
 


▮ 選択肢の先読み―  問題用紙に書き込み


Part 2 のパッセージが放送される前に説明が流れます。
説明は聞かずに選択肢を一通り目を通しておきます。

問題のテーマを想像して問題用紙に書き込んでも良いでしょう。
放送を聞く前に内容をざっくりと掴んでおくことで
パッセージのポイントがわかります。
 

▮ 大枠だけ聞き取る― 細かい情報は聞き流す

Part 2はのパッセージは多くが論説文で難しく長いので
内容を記憶することはできません。

しかしながら、細かい情報は問われないので、
各段落の大枠だけ聞き取ることに集中することが大切です。

細かい情報は選択肢のひっかけで使われるので注意してください。

Is iron the fuel of the future? According to scientist Jeffrey Bergthorson,
iron can be turned into iron powder and then burned to provide clean energy. The process used to produce iron powder requires large amounts of electricity, but it could be done in deserts where sunlight could provide solar power. The iron powder could then be shipped wherever it is needed. Iron powder does not require special modes of transportation or storage facilities. This would be an advantage over fuels such as hydrogen, which can be dangerous to transport.
 
Bergthorson has shown that his idea is technically possible and would not pollute the air because burning iron produces no CO2. He is now working on the next step- building an engine that can actually do the burning. If he is successful, such a device could be used to power large ships or even space rockets.
 
質問
No.13 What is one thing we learn about iron powder?
No.14 What is Jeffrey Bergthorson working on now?
 
選択肢
 
             No. 13
1 It costs less to produce than solar power.
2 It is safer to transport than some other fuels.
3 It requires little electricity to produce.
4 It is expensive to mine.
 
             No. 14
1 Reducing the amount of CO2 produced by iron powder.
2 Finding a way to manufacture iron powder.
3 Getting funding for a rocket that uses iron powder.
4 Developing an engine that bums iron powder.
 
出典 : 英検準1級2017年度第2回

英検準1級 リスニング Part 1  攻略ポイント

リスニング Part 1  会話の内容一致選択 12問


男女2人の会話(= dialogue )とそれに関する質問文を聴き、
最も適切な解答を印刷された選択肢から選びます(質問文は印刷されていません)

問題は12問出題され、1つの問題に与えられる回答時間は10秒です。

放送は1問につき1回です。 リピートはされません。
 
最初に2人の対話が流れ、そのあとに質問が読まれます。 
対話と質問は音声のみで、問題用紙にある4つの選択肢から
適切なものを選ぶ問題です。
 
Part 1はリスニングの中では点数を稼げるところなので
12問全て正解するようにしましょう。
 

会話の種類  * 2016年度~2018年度  旺文社分析


▮ 男女ペアの会話を聞くPart1の場面設定はさまざまですが、主にカジュアルな会話で、「家族や友人との日常会話」が半分以上を占めます。

▮ 次いで多く出題される「職場での会話」は、社内事情についての同僚同士のおしゃべりや簡単なビジネストークが含まれます。

▮ 「他人同士の会話」もほぼ必ず出題され、公共施設の利用者が職員に質問するといった場面が多く出題されます。

▮ 「学校での会話」はここ数年で増えてきた設定で、教授と学生、あるいは学生同士が、大学の講義やキャンパスライフについて話している会話です。


設問パターン



▮ 会話の後に読まれる設問にはいくつかのパターンがあります。

設問文は読み上げられるまでわかりませんが、これらを把握しておくことで、

会話の構成と意図を理解することができます。

英検準1級 リスニング力をつける学習法

▮ 過去問を使ったシャドーイング 

  初めはスクリプトを見ながらシャドーイングしていき、
慣れてきたらスクリプトなしでシャドーイングできるようにします。


▮ 過去問を使ったディクテーション

  会話音声を書き出し、聞き取れなかった箇所を確認していく作業です。


▮ VOAを聞く  

VOA は英語学習者リスナーを想定した英語講座を提供しています。
ネイティブスピーカーが実際に使っているリアルな英語表現を、
ネイティブスピーカーによる発音を通じて、
もちろん無料で、聞くことが可能です。
品質の高さ、コンテンツの豊富さ、時事性、インターネット
を通じて利用できる、英検準1級 リスニングの学習にも最適です。

リスニング Part 1  <会話の内容一致選択> 解答テクニック


▮ 先読みで会話のシチュエーションを知る


  リスニング問題では、選択肢の先読みはカギになります。
  初めの説明アナウンスや問題と問題の間に選択肢をざっと読み、会話のシチュエーションを

  想像しながら音声を聞くようにしましょう。
 

▮ 5W1Hを聞き逃すな!

 
  5W1H とは、 When (いつ)、Where(どこで)、Who(だれが),
  What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)の6つのことです。
  
  質問はすべて この5W1Hから始まります。 
  流れてくる質問の出だしの5W1Hを必ず聞き取りましょう。
  また、2人の会話も、この5w1Hを意識しながら聞くことで質問に対応できます。