2025年07月14日

【文法力を読解力に変える!接続詞・関係詞の使われ方】
英検準1級の読解問題で、「単語は何となくわかるのに、意味が取れない…」という経験はありませんか?
それは、文法的なつながり=構文の流れを正確に追えていないことが原因かもしれません。
特に、接続詞と関係詞の使われ方を理解しておくことが、文の構造を読み解くカギになります。
このコラムでは、英検準1級でよく見られる「接続詞」「関係詞」の使い方を学び、**“見抜く力”**をつけるためのコツを紹介します。
✅ 英検準1級で頻出の接続詞・関係詞リスト
品詞 | 例 | 役割 |
---|---|---|
接続詞 | although, since, whereas, unless | 文と文を論理でつなぐ(逆説・因果など) |
関係代名詞 | who, which, that | 名詞を後ろから説明(限定・補足) |
関係副詞 | where, when, why | 「場所・時間・理由」を説明する副詞節を導く |
複合関係詞 | whoever, whichever, whatever | 「~する人は誰でも」「どちらでも」などの条件文 |
🔍 接続詞で「筆者の論理展開」を見抜く!
読解問題で問われるのは、**単語の意味よりも“筆者の主張や流れ”**です。
接続詞はその“流れ”を明確にしてくれる信号です。
例文:
Although the project was expensive, it helped reduce emissions significantly.
👉 although(〜だけれども)=逆説。
つまり「高かったが、環境には効果があった」→ 筆者の肯定的な意図が見える。
🔍 関係詞で「主語・目的語の範囲」をつかむ!
長文では、関係詞が文の要素を後ろから説明しているケースが多く、主語や目的語がどこまで続くのかを見極める力が必要です。
例文:
The solution that the scientists proposed was later adopted by the government.
👉 「that the scientists proposed」が「the solution」を説明している。
関係詞節の途中で意味を区切らないように注意!
🧠 読解力に変える!文法活用トレーニング3ステップ
Step 1|接続詞・関係詞をマークする
- 読んでいる英文にマーカーで印をつける
- 文の構造を意識的に「区切って」「つなげる」練習
Step 2|意味のブロックごとに理解する
- 1文を「主語」「動詞」「関係詞節」「接続句」などのブロック単位で把握
- 見失いがちな主語や動詞のペアに注意
Step 3|例文を使って自分で作文する
✨ まとめ
ポイント | 内容 |
---|---|
🎯 目的 | 接続詞・関係詞を見抜いて、長文の論理構造を正しく理解する |
🔧 方法 | マーク+ブロック分け+例文作成で文法知識を読解力に変える |
🗣️ 応用 | レッスンで実際の英文に当てはめて使うと効果倍増! |