英語4技能対策

英検準1級 Reading 問題スコアアップのコツ! 【文法力を読解力に変える!接続詞・関係詞の使われ方】


【文法力を読解力に変える!接続詞・関係詞の使われ方】

英検準1級の読解問題で、「単語は何となくわかるのに、意味が取れない…」という経験はありませんか?
それは、文法的なつながり=構文の流れを正確に追えていないことが原因かもしれません。

特に、接続詞と関係詞の使われ方を理解しておくことが、文の構造を読み解くカギになります。
このコラムでは、英検準1級でよく見られる「接続詞」「関係詞」の使い方を学び、**“見抜く力”**をつけるためのコツを紹介します。



✅ 英検準1級で頻出の接続詞・関係詞リスト

品詞役割
接続詞although, since, whereas, unless文と文を論理でつなぐ(逆説・因果など)
関係代名詞who, which, that名詞を後ろから説明(限定・補足)
関係副詞where, when, why「場所・時間・理由」を説明する副詞節を導く
複合関係詞whoever, whichever, whatever「~する人は誰でも」「どちらでも」などの条件文


🔍 接続詞で「筆者の論理展開」を見抜く!

読解問題で問われるのは、**単語の意味よりも“筆者の主張や流れ”**です。
接続詞はその“流れ”を明確にしてくれる信号です。

例文:

Although the project was expensive, it helped reduce emissions significantly.

👉 although(〜だけれども)=逆説
つまり「高かったが、環境には効果があった」→ 筆者の肯定的な意図が見える。



🔍 関係詞で「主語・目的語の範囲」をつかむ!

長文では、関係詞が文の要素を後ろから説明しているケースが多く、主語や目的語がどこまで続くのかを見極める力が必要です。

例文:

The solution that the scientists proposed was later adopted by the government.

👉 「that the scientists proposed」が「the solution」を説明している。
関係詞節の途中で意味を区切らないように注意!



🧠 読解力に変える!文法活用トレーニング3ステップ

Step 1|接続詞・関係詞をマークする

  • 読んでいる英文にマーカーで印をつける
  • 文の構造を意識的に「区切って」「つなげる」練習

Step 2|意味のブロックごとに理解する

  • 1文を「主語」「動詞」「関係詞節」「接続句」などのブロック単位で把握
  • 見失いがちな主語や動詞のペアに注意

Step 3|例文を使って自分で作文する


    ✨ まとめ

    ポイント 内容
    🎯 目的 接続詞・関係詞を見抜いて、長文の論理構造を正しく理解する
    🔧 方法 マーク+ブロック分け+例文作成で文法知識を読解力に変える
    🗣️ 応用 レッスンで実際の英文に当てはめて使うと効果倍増!