2025年07月11日

【実践・マインドセット編-スピーキング模試を最大限活用する方法】
🎯模試は「受けるだけ」ではもったいない!
IELTSスピーキングでスコアアップを目指すなら、模試(模擬試験)を単なる練習の場にせず、学びの宝庫として最大限に活用することが重要です。
本コラムでは、模試を受けた後に「何をすればスコアアップにつながるのか?」という視点から、効果的な活用法とマインドセットを紹介します。
🧠模試を受ける前に意識すべきマインドセット
1. 「緊張感は必要」だと割り切る
本番さながらの緊張感を経験することで、試験慣れができます。多少のプレッシャーがある方が、本番に強くなれます。
2. 「間違えるために模試がある」
完璧に話すことが目的ではなく、弱点を見つけることが目的です。ミスを恐れずにチャレンジしましょう。
✅模試後の振り返り3ステップ
ステップ①:録音を必ず聞く(客観的に確認)
- 自分の話し方を冷静に聞くことで、発音・間の取り方・話の流れなどを見直せます。
- フィラー(えーと、あのー)や、繰り返し使ってしまう表現もチェック!
ステップ②:構成のバランスをチェック
- 意見(opinion)+理由(reason)+例(example)の流れができているか?
- Part 2で2分話せていたか?Part 3で比較・対比・一般論が使えていたか?
ステップ③:フィードバックを「具体的に」メモ
- 講師からのフィードバックは、そのままにせず「自分の改善アクション」に変換。
- 例:「vocabularyが単調」→「次回は社会問題関連の単語を意識的に使う」
🧩模試の効果を高める+αのテクニック
- 📘 模試前に必ず軽く音読練習(口慣らしで滑舌&テンポUP)
- 🧾 過去の模試の内容をストックして比較分析
- 🗣️ 「録音→模試→再録音」のサイクルで改善を可視化
💬模試活用のBefore & After(例)
Before | After | |
---|---|---|
姿勢 | 「受けっぱなし」 | 「フィードバックを自分用メモに落とし込む」 |
結果の捉え方 | 「できなかった…」 | 「次回はココを改善しよう!」 |
発話量 | 自然な流れで止まりがち | 構成を意識して最後まで言い切れる |
🏁まとめ:模試は「伸びしろを見つける場所」
模試は、スコアを測るだけのものではありません。むしろ、どこを直せばスコアが伸びるかを“見つける”ためのツールです。
正しいマインドセットと、効果的な振り返りのステップを組み合わせることで、模試1回1回が確実に実力につながっていきます。