
評価基準:「完了形」
IELTSスピーキングでは、「文法の幅と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)」が重要な評価ポイントの1つです。その中でも、**完了形(present perfect / past perfect)**を自然に使えるかどうかは、バンド6.0以上を目指す受験者にとっての重要なカギです。
✅ なぜ「完了形」が大切なの?
完了形を使うことで、現在と過去のつながりや出来事の背景を説明できます。これは、日常英会話よりも一段階レベルの高い表現力とみなされ、試験官に文法力の幅をアピールする絶好のチャンスになります。
🎯 よく出る質問と完了形の活用例
Q: Have you ever traveled abroad?
✅ Yes, I’ve been to Canada twice. I went there for a study program when I was in high school.
➡ 「I’ve been to Canada」のように現在完了を使うことで、「これまでの経験」を自然に伝えられます。
Q: Do you like reading books?
✅ Yes, I’ve recently finished a novel by Haruki Murakami. It was really interesting.
➡ 「I’ve recently finished」のように、現在に近い過去の経験を現在完了で表現すると、文に深みが出ます。
💡 試験官の視点
試験官は以下のような点をチェックしています:
- 単純な現在・過去だけでなく、完了形を含めた文法のバリエーションがあるか
- **正しい語順や助動詞の使い方(have / has / had + 過去分詞)**ができているか
- 意味がクリアで、自然に会話の流れに組み込まれているか
📝 最後にアドバイス
完了形は、正確さと自然さの両立がポイントです。使えばいいというわけではなく、文脈に合った形で使うことが評価につながります。過去の経験や最近の出来事を話す時には、積極的に「have + 過去分詞」を使ってみましょう!
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