TOEFL対策コラム

TOEFL iBT リスニング新形式

TOEFL IBT リスニングテスト 新形式の変更点


2019年8月にTOEFL IBTは新形式に変更になりました。

一言で言うと、出題数が減りました


テスト内容の変更は公表されていないので、旧型式のTOEFL対策でも

十分に効果があると言われています。


新形式のリスニングテストでも引き続きダミー問題が出題されます。

ダミー問題とは「受験生のデータ収集」のために稀に挿入される、得点に

加算されない問題のことを言います。 


TOEFL iBTリスニング 問題タイプは2種類だけ!

TOEFL iBTリスニングセクションの問題のタイプは「講義」と「会話」の2種類です。


「講義 Lecture」は、幅広い分野の教養科目を題材としており、講義が録画されたものです。内容は学術的なもの

になります。このタイプは2つのパターンに分けることができます。


▮ 講義パターン

教授が学生に向かって一方的に講義を行います。教授と学生とのやり取りはないため、状況を理解するよりも、講義の内容を聞き取ることに集中しましょう。

サンプル音声


▮ディスカッションパターン

参加型の授業で、教授と学生たちの間でのやり取りが行われます。教授が学生に対して専門用語の意味について問題を出し、学生の一人が答えるといったやりとりや、学生が教授の言っていることがうまく理解できずに質問し、教授が説明するといったやりとりなどが想定されます。



「会話 Conversation」は、大学で教授と学生、大学職員と学生、学生同士などの会話で、主に3つのパターンがあります。


▮ Office hours

大学教授が設けているOffice hoursに、生徒が教授の研究室を訪ね、教授に質問や相談をする内容です。学生がレポートを期限までに提出できない可能性があるため、期日を延ばしてもらえないかと相談する内容や、レポートのトピックの選び方の相談などの内容も想定されます。話の大筋は掴みやすいですが、大筋だけでなく学生と教授それぞれの主張と提案内容をよく聞き取り、理解する必要があります。

サンプル音声


▮ 職員への相談

一般的にはService encounterと呼ばれるような問題です。学校生活に関する質問など、学生の質問に対して職員が提案などをしている様子をリスニングします。また、図書館などで学生がレポートに必要な文献を探しているなどといった内容のものもあります。


▮ 学生同士の会話

学生同士があるトピックについて会話をします。例えは、最近始まった図書館での美術品の展示についてなどです。具体的な美術品の背景などについても話されるなど、細かい情報も含まれるので難易度は高いです。


画面で問題形式が分かります

TOEFL iBTリスニングセクションでは,「講義」「会話」どちらの形式が音声で

ながれるのかが画面上に写真が表示されるのでわかるようになっています。


初めに、ListeningセクションのDirections (問題指示)画面が表示され、音声が流れます。

Directions画面の後、問題画面に進み、試験開始です。


次に講義や会話の音声の聞き取りが始まります。 音声が流れると同時に講義や会話の状況を

示す場面風景が表示されます。


出題セットパターン - 3セットのとき、ダミー問題が含まれます


TOEFL リスニング新形式では、以下の出題セットパターンがあります。


<Listening 2セット(ダミーなし)の場合>

Set 1:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]

Set 2:会話(5問)→ 講義(6問)→ 講義(6問)[制限時間:10分]


または


Set 1:会話(5問)→ 講義(6問)→ 講義(6問)[制限時間:10分]

Set 2:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]

の2パターン


<Listening 3セット(ダミーあり)の場合>

Set 1:会話(5問)→ 講義(6問)→ 講義(6問)[制限時間:10分]

Set 2:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]

Set 3:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]


または


Set 1:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]

Set 2:会話(5問)→ 講義(6問)→ 講義(6問)[制限時間:10分]

Set 3:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]


または


Set 1:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]

Set 2:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]

Set 3:会話(5問)→ 講義(6問)→ 講義(6問)[制限時間:10分]

の3パターン

TOEFLスピーキングIntegrated Task 問題構成

Integrated Tasks (統合型問題)

Integrated Taskは、1つの技能だけではなく、前もって英文を読んだり聞いたりしたものに対して、英語で解答を述べるもので、数種類の技能を併せてコミュニケーション能力を測定する問題です。

Question2-3は、読んで(Reading)➡聞いて(Listening)➡話す(Speaking)


Question 2 ( Integrated Task 2 )

Reading ⇒Listening⇒Speakingの統合型の問題です。最初に短い英文を読んだ後、

テーマに沿った会話を聞きます。


出題されるトピックはCampus-related Topics(キャンパスで交わされるトピック)です。

主に大学からの新しい規則や方針の発表などの英文を読み、続いてそのトピック

について交わされる会話を聞きます。


その後で、会話に登場した人のその規則や

方針などに関する意見と、その理由をまとめる問題です。


▮ 流れ 1 : パッセージを読む(50秒)

▮ 流れ 2 : リスニング(生徒同士の対話)

▮ 流れ 3 : 回答の準備(30秒)

▮ 流れ 4 : 回答(60秒)

Question 3 ( Integrated Task 3 )

Reading ⇒Listening⇒Speakingの統合型の問題です。最初に短い英文を読んだ後、

テーマに沿った講義を聞きます。

出題されるトピックはAcademic Topics(学問的なトピック)です。

リーディングとリスニングを通じて、ある学問分野における見解、理論、法則、原則、概念などが、

具体的な例とともに紹介されます。

具体的な例の概要と、核となる見解や法則などとの関連性を説明する問題です


▮ 流れ 1 : パッセージを読む(50秒)

▮ 流れ 2 : リスニング(レクチャー形式)

▮ 流れ 3 : 回答の準備(30秒)

▮ 流れ 4 : 回答(60秒)

Question 4 ( Integrated Task 4 )

サンプルテスト音声


Listening⇒Speakingの統合型の問題です。

学問的な主題の講義の一部を聞いた後、その内容を要約します。


Question 2,3と違いリーディングはありません。


Question 3と同様にアカデミックな題材ですが、あくまでも英語の試験なので、
前もってその分野の知識をもっていなければ答えられないものではありません

(知っていればもちろん有利ですが)


解答時間が20秒とかなり短いものとなっています。予め聴きとるべきことを理解した上で

この20秒を活用することがポイントとなります。


▮ 流れ 1 : リスニング(レクチャー形式)

▮ 流れ 2 : 回答の準備(20秒)

▮ 流れ 3 : 回答(60秒)

TOEFLスピーキング Independent Task

TOEFLのスピーキングは4つのQuestionから構成されています。

1問が独立型問題(Independent Tasks),残り3問が統合問題

(Integrated Tasks)になります。


この2つは、簡単に言えば「スピーキングだけ」の問題か、

スピーキング、リスニング、リーディング」が合体した問題かになります。


1問から成るIndependent Tasks は「なじみ深く一般的なもの」が

出題されます。

一方、3問から成るIntegrated Tasksは「キャンパスで交換されるもの」と

様々な学問分野の講義」から出題されます。



それでは、それぞれのQuestionについて詳しく解説していきましょう。

Independent Tasks(独立型問題)

◆ 問題数: 1問

◆ 準備時間:15秒
◆  回答時間:45秒


Independent taskで質問される内容は、あまり難しくありません。

Familiar Topics (なじみ深く一般的トピック)です。


ある事柄に対して立場を選び、根拠を示せば良いのですが、根拠がすぐに思いつ

かないと時間が無駄になってしまいます。


準備時間が15秒ということを考慮すると、すぐに言いたいことを思いつけるアイデア力

は力強い武器となります。


スピーキングセクションですから、もちろんスピーキングスキルが必要となります。

発音がネイティブレベルである必要はありません。


イントネーション、強弱がはっきりしていて、単語が明確に発音できることが、

まずは大切です。


TOEFLスピーキング採点基準(後編)

スピーキング 採点項目 (後編)

Speaking Sectionは、以下のように詳しく採点方法を明確に発表しています。


1)Delivery (話し方)、2)Language Use(表現力)、3)Topic Development(発展力)の

今回(後編)では、 2)Language Use(表現力)、3)Topic Development(発展力)

採点方法をを詳しく見ていきましょう。


B ) Language Use (言語の使い方)

 

○  基本的な文法が正しく使えている
○  より複雑で豊かな文構造が使えている
○  適切な基本語彙表現が使えている
○  幅広く豊かな語彙表現が使えている


ここでは、表現力の適切さを採点しています。具体的には文法と単語です。

まずは伝えたいことを伝える際に適切な語法、そして単語を用いているか、

また表現方法も適切に表現されているか、といったことを採点します。


つまり、正しい単語と文法を使用して話ができているか、ということに焦点

を当てています。



人間の採点官が4,3,2,1,0 (5段階評価)のいずれかの評価点をつけます。


4点 (最高評価)
基本的な文法力が身についており、基本的な語彙表現や、より複雑で変化に富んだ文構造をもった表現も効果的に使いこなせています。 言い換えなども含めて、豊かで多彩な語彙表現力をもっています。 全体の流れや理解に影響を与えるようなものでない限り、ほんの少しの文法や語彙表現の間違えがあっても、特に減点されることはありません。


3点
基本的な文法・語彙表現力はもっており、上手く考えを表現できていますが、ところどころに文法的な間違いや不適切な語彙表現があります。 ただし、全体の流れをとめてしまうものではなく、内容を伝達するうえで著しく妨げになるものではありません。 より高度で複雑な表現をする時に間違いが多くなります。
 
2点
基本的な文法力や語彙表現力がまだ不十分であることがわかります。 やや複雑な構造の文をうまく使いこなすことができず、極めて基本的な文構造のみを使って話しています。 語彙表現も極めて基本的なものに限られていて、豊富さや多彩さはありません。 文と文をつなぐ接続詞の使い方がままならないために、意味が上手くつながらないことがあります。 聞き手に理解してもらえない箇所があることが減点の対象になります。
 
1点
文法・語彙表現ともに基本的なレベルで使いこなすことさえもままならない状況です。 そのため、どのようなことを言おうとしているかを理解するのも難しくなります。 片言で単語をつなぎ合わせ話している印象を受けます。
 
0点
何もしていないか、トピックスにまったく無関係なことを話した場合(最初から最後までの意味)、スコアはゼロになります。



C ) Topic development (トピックの展開の仕方)

○  Questionに対して完全に答えている
○  具体性があり、うまくトピックが展開している
○  考えが首尾一貫してうまく表現されている
○  複数の考えがうまく関連づけられている
○  解答時間をほぼすべてうまく使えている


話し方、表現力ときて、いよいよスピーキングの内容を採点する項目です。

与えられたトピックに対して適切な答えを答えているか、ということを

採点される項目です


人間の採点官が4,3,2,1,0 (5段階評価)のいずれかの評価点をつけます。



4点(最高評価)
Questionが要求している内容に対してすべて完全に答えられています。 的確な解答が、明瞭に表現されていて、首尾一貫した流れになっています。 トピックの展開がうまく、複数の考えがうまく関連付けられています。 解答時間をほぼうまく使い切っています。
 
3点
おおよそQuestionが要求している内容に答えられています。 全体的に上手く流れていますが、ところどころ首尾一貫性が欠けていたり、1つの考えと別の考えが上手く関連付けられていなかったりするところがあります。 解答にやや具体性が欠け、トピックが上手く展開されていない点が見受けられます。
 
2点
解答はQuestionに関連して最低限のことは答えているものの、かなり不十分です。 具体例に乏しく、上手くトピックが展開されていません。 繰り返しや、無駄な表現が多く、考えと考えのつながりも明瞭には表現されていません。 時間配分が悪く、解答時間がかなり余っていたり、だらだれしていて途中で時間切れになったりします。 全般的に話す量は少な目です。
 
1点
解答がQuestionに関連しているかどうかの判断もつきにくい状況です。 首尾一貫性やトピックの展開はほとんど見られず、思いついたことを途切れ途切れに発言しています。 話す量は圧倒的に少なく、黙り込むか、同じことの繰り返しが解答時間のほとんどを占めています。
 
0点
何もしていないか、トピックスにまったく無関係なことを話した場合(最初から最後までの意味)、スコアはゼロになります。

TOEFL スピーキング採点基準(全編)

スピーキング スコア算出法

TOEFLスピーキングは4つのQuestionから構成されています。

人間の採点官が4問の回答をそれぞれ4,3,2,1,0のいずれかの評価点

つけます。


最高は16点ですが、これが30点満点に換算されて最終のスコアになります。


例えば、全てのQuestionで3点を取った場合、合計は12点となりますが、

これを30点満点で換算すると、75%の正解率で23となります。


スピーキング 採点項目

Speaking Sectionは、以下のように詳しく採点方法を明確に発表しています。


1)Delivery (話し方)、2)Language Use(表現力)、3)Topic Development(発展力)

分野別に採点方法を発表していますので、各分野を詳しく見ていきましょう。


A ) Delivery (話し方)


○  明瞭な話し方をしている
○  滑らかな話し方をしている
○  不自然なほど遅くなく、自然な速さで話している
○  明瞭な発音で自然なイントネーションで話している
○  不自然な間合いがあったり、詰まったりしていない


TOEFL IBTではマイクに向かってしゃべるので、目線やボディランゲージは意味を成しません。


そのため、重要となるのは、「話すスピード」、「イントネーション」、「アクセント」

などになります。


また、重要項目として「発音」がありますが、これはもちろんネイティブに

より近いほうがいいのですが、最も重要なことは、どれだけネイティブ

に近いかではなく、どれだけ明瞭に話せているかになります

採点基準の比較


4点 (最高評価)
全体的に明瞭、滑らかな話し方で、最初から最後までほとんどよどみがありません。 自然な聴き取り易い速度で、総体的に発音も明瞭、イントネーションも不自然さはありません。 不自然なペース配分もありません。 ほんの少しの詰まりや発音の間違いは、流れや理解を分断するものではありませんから、特に減点されません。
 
3点
全体的に明瞭で滑らかな話し方ですが、ところどころとぎれてしまうことがあります。 また、発音の不明瞭さやイントネーションの不自然さが何箇所かあります。 理解するのに少し努力を要することもありますが、全体的な流れにそれほど影響しているわけではありません。
 
2点
明瞭で滑らかな印象は乏しく、無明瞭な発音や不自然なイントネーションが多く、理解するのがやや難しいときがあります。 頻繁に不自然なペース配分や、話す速度の不自然な変化、発話の途切れなどがあります。 全体的に伝えたいことはおおよそ理解できるものの、意味がよく伝わらないところも何箇所かあります。
 
1点
明瞭さや滑らかさはほとんどなく、発音の不明瞭さや間違えあるいはイントネーションの問題の為に、理解するには聞き手の相当な努力が必要になります。度々行き詰まり、黙り込んでしまうことも多く、全体的て途切れ途切れな解答となってしまいます。
 
0点
何もしていないか、トピックスにまったく無関係なことを話した場合(最初から最後までの意味)、スコアはゼロになります。

TOEFL スピーキングテストとは


4問  17分  パソコンの向かって話す試験

スピーキングだけでなく「総合力」を試すテスト



スピーキングセクションと言っても、ただ単に「話す」だけではありません。



「読んで、聞いて、話す」

あるいは「聞いて、話す」

のように、「読む」「聞く」という能力も必要です。

TOEFL iBT  では、「読む」「聞く」「書く」「話す」という4つの技能を総合的に評価しようとするねらいがあります。

スピーキングセクションは、4つのQuestionから構成されていて、たった17分

回答するテストです。


最初の1問が
 

Independent Task (スピーキングのみの問題)

身近なトピックについて意見を述べる

準備 15 秒   解答 45 秒


続く3問が

Integrated Task (リーディングやリスニングが加わる総合問題)


読んだり聞いたりした内容を要約して話す

(1) Read + Listen → Speak 2 問

準備 30 秒   解答 60 秒


(2) Listen → Speak 1問

準備 20秒   解答 60 秒


TOEFLのスピーキングは「会話」の試験ではない

TOEFLのスピーキングセクションはTOEFL iBTの3つ目のパートです。


TOEFL テストのスピーキングセクションは「IELTSスピーキングセクション」や「英検面接」

などと違い「会話」や「インタビュー」形式ではありません。


出題された設問に対して、決められた時間内に自分の考えや意見をまとめて、

パソコンに向かって一方的に喋らないといけません。


受験者が喋った回答はデジタル録音され、アメリカのETSのデータセンターに転送され

複数の採点者がアクセスして採点する仕組みになっています。



ネイティブスピーカーの試験管の質問に答えるような場合は、相手の表情や様子を見ながら

話せるので、慣れれば随分楽ですが、TOEFLテストのスピーキングはそう簡単にはいきません。



普通に話すのは平気だけど、パソコンの前になると緊張する、というのはよく聞きますが、

これは慣れるしかありません。


オンライン英会話は慣れるのに最適の学習法です。



いずれにせよ、かなりのレベルでネイティブスピーカーと会話ができる人でもこのスピーキング

セクションで高得点を取るためにはしっかりとした対策が必要です。


つまり、TOEFLのスピーキングは「英語が上手く話せる」だけでは不十分です。


TOEFLスピーキングは下準備が必要

試験管の質問に短く答える「会話形式」ではなく、たった15秒の準備時間を与えられた後、

45秒間で、的確に自分の意見をまとめることはとても難しいことだと思いませんか。


正確な面接試験を受けるときに、予想される質問に対して、的確にうまく答えら

れるように前もって準備をするのと同じように、このスピーキングセクションで

もしっかりとした下準備が必要なのです。

TOEFLスピーキングは準備する範囲が限られている

TOEFLスピーキングセクションは、「準備しておくべき範囲がかなりはっきり見えている」

ということを覚えておいてください。 


「これまで英語を話すのは苦手で、今まで英語を話す機会があまりなかった」

というような人でも本気で頑張ればTOEFLスピーキングの高得点を狙えます。


高レベルで流暢に正確に英語を話せるようになるには、膨大な時間がかかるし、

極めて難しいことですが、ある程度の下地となるスピーキングの基本と、

十分な下準備があればスピーキングセクションで高得点を取得できるのです。

2019年8月からのTOEFL iBT テスト形式変更点

TOEFL iBT テスト形式が2019年8月から変更になりました。

(ただしWritingセクションの変更はありません)

新形式になってもテスト形式全般または設問タイプに変更はありません

新形式に伴い、レッスンカリキュラムの一部を変更させていただくこともございますのでしばらくご了承ください。


▮ ETS公認 TOEFLテスト日本事務局からのアナウンス

2019 年 8 ⽉ 1 ⽇以降に実施される TOEFL iBT テストは、Reading、Listening、Speaking セクションにおいて問題(設問)数が少なくなり、試験時間が短くなります。その結果、全体の試験時間が 30 分短縮され、3 時間になります。 この問題数の削減・時間短縮に伴うテスト形式や出題形式、スコアスケールの変更はありません。 また、テストの信頼性はこれまでと同じく確保され、受験者の英語運⽤能⼒を⾼い精度で測定します。 


TOEFL 2019年8月以降 変更点


● Reading セクション

(変更前)

3–4 reading passages , 12–14 questions each , 60–80 minutes

  ↓

(変更後)

3–4 reading passages , 10 questions each  , 54–72 minutes

パッセージの長さに変更はないようです


● Listening セクション

(変更前)

4–6 lectures, 6 questions each  , 2–3 conversations, 5 questions each  , 60–90 minutes

  ↓

(変更後)

3–4 lectures, 6 questions each , 2–3 conversations, 5 questions each  , 41–57 minutes

(Conversationの出題数は変わらず、Lectureの出題数が減ることで全体の問題数が少なくなりました)


● Speaking セクション

(変更前)

6 tasks, 2 independent , 4 integrated , 20 minutes

  ↓

(変更後)

4 tasks , 1 independent , 3 integrated , 17 minutes

Task1とTask5がなくなりました。

簡単なスコアアップのコツ! 回答文(エッセイ)を添削してもらう


TOEFL Writing のスコアアップに欠かせないのは、

自分が書いたエッセイを英語の先生に添削してもらうことです。


できるだけたくさんのエッセイを書いて、専門の先生に添削してもらいましょう。

マイチューター講師に添削してもらう場合はこちら
(ご利用いただくには、添削専用ポイント又はライティング特訓ゼミのポイントが必要です)


実際の試験同様に時間を計って以下の時間配分でエッセイを書いてください。

5分 ― ブレインストーミング、アウトライン作り

20分 ― エッセイを書く(序論、本論、結論)

5分   ― 見直しと修正


練習問題 (10問)


マイチューター講師に添削してもらう場合はこちら
(ご利用いただくには、添削専用ポイント又はライティング特訓ゼミのポイントが必要です)




1. Do you agree or disagree with the following statement?

You can learn a lot about people by the clothes they wear.

Use specific reasons and examples to support your opinion.


2. Some people prefer working for a very large company that has several hundred employees. Others prefer working for a small company where they know all of their co-workers. Which do you prefer?Use specific reasons and examples to support your opinion.


3. Do you agree or disagree with the following statement?

Leaders must pay attention to the advice and opinions of other people.

Use specific reasons and examples to support your opinion.


4. Do you agree or disagree with the following statement?

Every child should be raised in a home with two parents.

Use specific reasons and examples to support your opinion.


5. Some people believe that in high school, boys should be in classes with only boys, and girls should be in classes with only girls. Other people believe that high school classes should be coeducational, with students of both genders studying together. Which view do you agree with? Use specific reasons and examples to support your opinion.


6. Do you agree or disagree with the following statement?

Technological progress has made us lazy.

Use specific reasons and examples to support your opinion.


7. Do you agree or disagree with the following statement?

Children should always be happy, so they should be sheltered from unhappiness.

Use specific reasons and examples to support your answer.


8. Some people think that science and technology are most important to society. Others think that art-, literature, and music are most important. Which position do you favor? Use specific reasons and examples to support your opinion.


9. Do you agree or disagree with the following statement?

It is always important to support your friends even if they do something illegal.

Use specific reasons and examples to support your answer.


10. When governments make decisions, some people think it is most important to consider the effect of the decision on the economy. Others think the effect on the environment is more important. Which position do you agree with? Use specific reasons and examples to support your opinion.

簡単なスコアアップのコツ! 見直しポイント(3) – センテンス構成・多様性・単語


TOEFL ライティング Independent Task の解答時間は30分です。

5分でエッセイの構成を計画、20分でエッセイを書き、残り5分で見直し

といった時間配分を心がけてください。


ここでは、ポイントアップに欠かせない「見直し- センテンス構成・多様性・単語

について例文のチェックを通して説明していきます

自分か書いたエッセイのパラグラフを構成するセンテンスの多様性、構成、語彙

をチェック、修正することでスコアーアップをしてください。


以下3つのパラグラフを読んで、構成、多様性、単語をより適切なものに修正してみてください。


  1.  I decide not to get married two years ago. I could finish my university studies. My father he wanted me to get married. My parents they allow me decide. I had married, I have to stay in my husband’s home. Because in my culture, married woman, she has a duty to her husband, it’s our tradition. I choose finishing my degree instead. I will to be a graduate student in Toronto. I will earning my master’s degree in business economics.


2.  I prefer students should have several short vacations throughout the year instead to one long vacation. Students work hardly and need a brake often. Students in country have several short holidays while every seasons. On the contrast, American students   have one long vacation in a summer. I read a paper say that American students forgetting what they learned because the long vacation. This why I belief several short vacations is good than one long vacation.


3.   There are many advantage in having friends that different to me. Such as my friend who is from Turkey learns me alot about his culture. His family is so big and my family is not big. As a result, I like to go to his house to visiting his family. I enjoy the good food. I enjoy the talking because is really cool and interesting. Other friend is an artist. My friend makes pictures and does other arts. It’s really cool. In conclusion, my artist friend is not alike me, I learn good things about art from him. 


▮ エッセイに役立つ単語


advantage    /    contribute /  examine    /   prefer  /  benefit /  controversy / factor    /     produce /  cause    /    dilemma  /  influence  /  provide  / characteristic     /  effect / issue /   solution    /   consequence / essential  /  necessary  /      view    


● 修正されたエッセイを見て自分の修正と比較してください。


1.

 I decided not to get married two years ago so I could finish my university studies. My father wanted me to get married, but my parents allowed me to decide. If I had married, I would have had to stay in my husband’s home because in my culture, a married woman has a duty to her husband. It is our tradition. I chose to finish my degree instead. I will be a graduate student in Toronto, where I will earn my master’s degree in business economics.


2. 

I think students should have several short vacations throughout the year instead of one long vacation because they work hard and need breaks often. Students in my country have several short holidays during every season. In contrast, American students have one long vacation in the summer. I read a paper saying that American students forget what they learn because of the long vacation. This is why I believe several short vacations are better than one long vacation.


3. 

There are many advantages in having friends that are different from me. For example, my friend from Turkey teaches me a lot about his culture. His family is very big, and my family is not big, so I like to go to his house to visit his family. I enjoy the good food and the conversation because it is really wonderful and interesting. Another friend is an artist who paints pictures and creates other art that is very good. My artist friend is not like me, and I learn interesting things about art from him.

簡単なスコアアップのコツ! 見直しポイント(2) – 適切な単語・表現の使い方


TOEFL ライティング Independent Task の解答時間は30分です。

5分でエッセイの構成を計画、20分でエッセイを書き、残り5分で見直し

といった時間配分を心がけてください。

ここでは、ポイントアップに欠かせない「見直しー  適切な単語・表現の使い方

について説明していきます


Independent taskではアカデミックなエッセイが求められます。

自分か書いたエッセイで使われてる語彙や表現に会話調や、くだけたものが

使われていたら減点対象です。 より、フォーマルで適切な表現に修正することで

スコアーアップをしてください。



▮ Word Choice  適切な単語・表現の使い方


エッセイを読みやすく、効果的に伝えるためには、適切な単語や表現を使う必要があります。

TOEFLライティングが求めるアカデミックなエッセイでは、スラングやくだけた

ボキャブラリーを避けて、親しみのある適切な言葉の選択をしてください。



┃ 適切な単語・表現の練習


不適切: 

Parents have to get kids food and other stuff.

適切 : 

Parents have to provide children with food and other necessities.


不適切:

Join a hobby club helping you make new friends.

適切:

Joining a hobby club will help you make new friends.


不適切:

People driving more careful the children are walking to school.

適切:

People should drive more carefully when children are walking to school.


不適切:

I’m gonna go for a job in broadcast communications.

適切:

I am going to look for a job in broadcast communications.


不適切:

Competitive sports are totally cool.

適切:

Competitive sports benefit us in several important ways.


不適切:

I’m exciting about my decision apply to film school.

適切:

I am excited about my decision to apply to film school.


不適切:

I no like crazy idea.

適切:

I do not like strange or confusing ideas.