2025年07月16日

【空欄補充問題に強くなる!設問パターンの見極め方】
英検準1級のReadingセクションでは、**空欄補充問題(文挿入・語句補充)**が高確率で出題されます。文脈の流れを把握しながら、「最も適切な文や語句」を選ぶ力が問われる、読解と論理の総合問題です。
このコラムでは、空欄補充問題を解く際の「よくある設問パターン」と「解き方のコツ」を紹介します。
🔍 空欄補充問題の出題パターンはこの3つ!
① 文挿入問題(Sentence Insertion)
空欄に最も適切な「1文」を選ぶ問題。前後のつながりや話の展開を読み取る力が問われます。
💡チェックポイント:
- 接続詞(however, therefore など)
- 主語・代名詞の整合性(he, this, it が何を指しているか)
- 因果関係や対比関係
② 語句補充問題(Word/Phrase Completion)
空欄に当てはまる語句(単語や熟語)を選ぶ問題。文法・語彙力が求められます。
💡チェックポイント:
- 品詞(名詞?動詞?形容詞?)
- コロケーション(よく一緒に使われる語句の組み合わせ)
- 前後の文の意味との一致
③ 意見・要約文補充問題
筆者の意見や要点を補う選択肢を選ぶタイプ。長文の全体構成や主張の理解が重要です。
💡チェックポイント:
- 筆者の立場やトーン
- 全体のテーマに合致しているか
- 具体例 vs 要約のバランス
🧠 解き方の5つのコツ!
- 空欄の前後を丁寧に読む
→ 文の接続や展開がわかると選びやすい! - 選択肢は1つずつ試す
→ 頭の中で文をつなげて、違和感のあるものを除外。 - 代名詞や指示語の指す対象を確認
→ “this” “they” が何を指しているかがカギ。 - キーワードの一致を探す
→ 前後の文と話題がかぶっているかチェック。 - 全体の流れと整合性があるか確認
→ 正しい選択肢は、必ず「自然に読める」流れになる。
📝 おすすめトレーニング
- 英検準1級の過去問・予想問題で空欄補充問題をピックアップ
- 空欄前後だけでなく、段落全体を読んで選択肢を判断する練習を
- 正解だけでなく、なぜ他の選択肢が不正解かを分析する
🎯まとめ:空欄補充は「読解力+構成力」の勝負!
空欄補充問題は、単なる語彙問題ではありません。
文の構成・論理展開・主張の流れを読み解く力が問われる、まさに準1級レベルにふさわしい設問です。
問題パターンと解法テクニックを押さえて、「感覚ではなく論理」で選べる自分を目指しましょう!