IELTS対策コラム

IELTS スピーキング スコアアップのコツ!【スピーキング練習の録音→振り返りのやり方】」


IELTS スピーキング スコアアップのコツ!

【スピーキング練習の録音→振り返りのやり方】



IELTSスピーキングでスコアアップを目指すなら、「録音して振り返る」習慣が欠かせません。話すだけの練習に比べて、自分のスピーキングを客観的に分析できるため、発音・文法・流暢さなどあらゆる面での改善が期待できます。

今回は、スピーキング録音の活用法と、効果的な振り返りのポイントを解説します。



◆ なぜ録音が効果的なのか?

録音には以下のようなメリットがあります。

  • 客観的に自分の弱点を把握できる


  • 試験官目線で「聞き取りやすさ」を確認できる


  • 繰り返し聞いて細かくチェックできる


  • 進歩を可視化できる(比較記録として)


とくに「同じミスを繰り返している」「言い直しが多い」など、自分では気づけなかった癖を発見できるのが大きなポイントです。



◆ 録音練習の流れ(おすすめのやり方)

▶ ステップ1:Part 1〜3の質問を準備

市販の問題集や公式サイトから問題を選び、**Part 1(自己紹介)、Part 2(1分間準備→2分間スピーチ)、Part 3(意見交換)**を1セット録音します。

▶ ステップ2:タイマーを使って本番同様に録音

スクリプトを見ずに、ノーカットで一発撮りが基本。Part 2では1分の準備時間も録音しておくと、メモの取り方の改善にもつながります。

▶ ステップ3:自分の音声を聞いて振り返る

録音後は以下のチェックポイントで振り返ります。



◆ 振り返りのチェックポイント

チェック項目 内容
① 発音・イントネーション 聞き取りやすかったか?強調・抑揚はあったか?
② 文法 時制・冠詞・複数形のミスはなかったか?
③ 語彙力 同じ単語ばかり使っていないか?自然な表現が使えているか?
④ 流暢さ 詰まったり、言い直しが多くなかったか?沈黙は短く保てたか?
⑤ 一貫性・論理性 答えが論理的に展開できているか?まとまりがあるか?

可能であれば、スクリプトを書き起こしてミスや癖を可視化すると、より深く分析できます。



◆ スコアアップにつなげる工夫

  • 改善点はメモして次の練習に活かす
    「動詞の時制ミスが多い」「使えるフレーズが少ない」などを記録しておくと、練習の質が変わります。


  • 1週間ごとに録音を比較する
    成長を実感できるとモチベーションもキープしやすくなります。


  • 先生や友人にも聞いてもらう
    自分だけで気づけない点をフィードバックしてもらうのも効果的です。




◆ まとめ:録音+振り返りが最強の自主トレ!

IELTSスピーキングの得点を上げるには、「話す練習」だけでは不十分です。
録音→振り返り→修正→再挑戦のループが、あなたの英語力を確実に引き上げます。

今日から早速、スマホ1台でできる録音トレーニングを始めてみましょう!

IELTS スピーキング スコアアップのコツ!-アクセントよりも「明瞭さ」!通じる発音を目指すには


IELTSスピーキング スコアアップのコツ!

アクセントよりも「明瞭さ」!通じる発音を目指すには



IELTSスピーキングでは、英語を「どれだけ自然に話せるか」ではなく、「どれだけ分かりやすく伝えられるか」が重要です。ネイティブのような完璧な発音やアクセントがなくても、高スコアを狙うことは可能です。今回は「明瞭さ(clarity)」に注目し、発音評価の仕組みとスコアアップのコツを解説します。



◆ 発音は「明瞭さ」が重視される!

IELTSスピーキングの評価項目のひとつ「Pronunciation(発音)」では、以下の点が重視されます。

  • 発音が聞き取りやすいか(明瞭さ)
  • 英語のリズムやイントネーションが自然か
  • 音のつながり(リエゾン)やストレスの使い方

つまり「どこの国のアクセントか」ではなく、「話している内容が正確に伝わるか」がポイントです。



◆ アクセントが強くても高スコアは取れる!

たとえば日本語なまりの英語であっても、相手に正確に意味が伝わり、文法や語彙の面での完成度が高ければ、Band 7以上を取ることも可能です。実際に、非ネイティブの受験者の中にも、強めの母国語訛りを持ちながら高得点を取得している例は多くあります。



◆ 明瞭な発音を身につけるコツ

▶ 1. 単語のストレスに注意する

例:present(名詞)とpre_sent_(動詞)など、強く読む部分を意識するだけで聞き取りやすさが格段に向上します。

▶ 2. 音のつながりを練習する(リエゾン)

例:get it → ゲリッpick it up → ピキラップ のように、自然な音の流れを意識すると、より滑らかに聞こえます。

▶ 3. 影読(シャドーイング)で耳と口を慣らす

ネイティブの音声を真似して繰り返すことで、イントネーションやスピード感を身につけられます。
YouTubeやBBC Learning English、TEDなどを活用しましょう。


◆ 発音よりも「一貫性」がカギ!

評価官は、発音に「一貫性(consistency)」があるかもチェックしています。
たとえば「th」や「r」の音などが苦手でも、同じ発音で一貫して話せていれば減点対象にはなりません。むしろ無理にネイティブの真似をして不自然な発音になる方が逆効果です。



◆ 練習するときのポイント

  • スマホで自分の音声を録音して確認
  • スクリプト付き音声で「聞いて・真似て・確認する」習慣
  • 日本語英語でもいいから、はっきり・自信を持って話すこと




◆ まとめ:伝わればOK!「伝わる発音」がスコアアップのカギ

IELTSのスピーキングで重要なのは、「ネイティブっぽく話す」ことではありません。
自分の意見や情報を、相手に分かりやすく伝える明瞭さこそが、高スコアへの近道です。焦らず、発音の「完璧さ」ではなく「聞き取りやすさ」を目指しましょう!




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IELTS スピーキング スコアアップのコツ!ー 自分の経験をネタ帳にする!IELTS用エピソードストックの作り方


IELTS スピーキング スコアアップのコツ!


「自分の経験をネタ帳にする!IELTS用エピソードストックの作り方」


🔍なぜ「エピソードストック」が必要なのか?


IELTSスピーキングでは、Part 2やPart 3で自分の経験に基づく話を求められることがよくあります。
しかし、緊張や時間制限の中で「何を話せばいいか思い出せない…」というのはよくある悩み。
そこで役立つのが 「エピソードストック(=話のネタ帳)」 です。

自分の体験をあらかじめ整理・準備しておくことで、スムーズな回答ができるようになります。




📝ストックすべき5つのテーマ


以下のようなテーマで、自分の体験を1〜2分で話せる形にまとめておきましょう。

  1. 旅行・冒険:行ったことのある場所、印象的な出来事
  2. 挑戦と成功:何かに挑戦して成功/失敗した経験
  3. 人との関わり:尊敬する人、仲のいい友人、教師との思い出
  4. 日常生活の一コマ:お気に入りのレストラン、趣味、週末の過ごし方
  5. 学びと成長:読んだ本、学校でのプロジェクト、学んだ教訓




📚ストックの作り方ステップ


Step 1:テーマごとに思い出す

→ 「あのとき楽しかったな」「恥ずかしかったな」など、印象に残った出来事を書き出してみましょう。

Step 2:5W1Hで整理する

→ Who / What / When / Where / Why / How に沿って1分程度で説明できるようにします。

Step 3:使えるフレーズを入れる

→ “One of the most memorable experiences I’ve had was…” など、使い回せる表現を加えましょう。

Step 4:何度も口に出して練習する

→ 話す練習なしではスムーズに言葉は出てきません。声に出して自然に言えるようにします。




💡ワンポイントアドバイス

エピソードの「事実」は多少アレンジしてOK!
IELTSは「事実の正確さ」よりも「流暢さ」「論理性」「語彙力」が評価されます。
「面白いストーリー」よりも、「伝わりやすい構成」を意識しましょう。




✅まとめ


エピソードストックは、スピーキング力を一段階引き上げるための必須アイテムです。
ネタ帳を作っておけば、「何を話そう…」と焦ることなく、自信を持って話せるようになります。

今日から、あなたもIELTS用の“話ネタ集”を作ってみませんか?



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