英語4技能対策

5分でわかる! 英検4級 リスニング 第2部 会話の内容一致選択 攻略のコツ

英検4級 リスニング 第2部 会話の内容一致選択 攻略のコツ

 

英検3級は中学2年生程度のレベルとされ、リスニングでは、身近なことに

関する内容を理解することができるかが試されます。

英検4級リスニングは、以下の3つの大問で構成されています。

 

【第1部】会話の応答文選択    10問

【第2部】会話の内容一致選択   10問

【第3部】文の内容一致選択    10問

 

各10問ずつ、合計30問になります。

第1部と第2部では会話が、第3部ではパッセージ(文章)が放送されます。

設問数はそれぞれにつき10問、合計30問です。

放送回数は第1部、第2部、第3部全て2回です。

 

会話、パッセージでは、家族、友達、学校、趣味、旅行、

買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、自己紹介、

休日の予定、近況報告、海外の文化などに関する話題が出題されます。

リスニングの目標正解数は各大問で6問以上してください。

 

第2部 会話の内容一致選択問題

 

問題の内容

 

放送文は、男女2人の2往復の会話と、その内容についての質問を聞き

4つの選択肢から答えを選ぶ問題です。 

選択肢は問題用紙に記載されています。放送回数は2回です。

 

会話をする男女は、友だち同士、親子などであることがほとんどです。

日常的な話題が中心です。質問の多くは、数や場所、時

などの情報が解答のカギとなることが多くなっています

 

問題例    出典: 英検4級 2017年度第2回

 

対話と質問を聞き、その答えとして最も適切なものを選びなさい。

(問題冊子に記載される選択肢)

 

No.11     1 At Ben’s house.

              2 At the store.

              3 At school.

              4 At home.

 

 

(放送文)

 

A:    Hello?

B:     Hello, this is Ben. Is David home?

A:     Sorry, he’s at the store.

B:     OK, I’ll call back later.

Question:   Where is David now ?

 

答え: 2




▮ 1回目の放送で状況把握と質問内容をチェック、 2回目で重要なところに集中

 

リスニング第2部は放送が2回流れます。 そこで、1回目は、本文の概要を

大まかにつかみ、質問を聞いて何が問われているかを理解します。 

質問を聞くときには、5W1Hに着目することが大切になります。 

2回目は、質問で問われている本文の箇所に意識を集中して、放送を聞くようにします。

 

▮ 選択肢の先読み―- キーワードのメモ


リスニング問題では、質問から、次の問題の本文が放送されるまで10秒あります。

5秒以内で解答を済ませ、残りの時間で次の問題の選択肢を先読みします。

また、筆記問題が早く終われば残りの時間でリスニング問題の

選択肢を見ておくこともできるでしょう。

 

ここでやっておきたいことは、キーワードのメモです。

設問でおそらく聞かれるであろうキーワードを

あらかじめ書いておくということです。

 

例えば、選択肢が、

1  At Ben’s house.

2  At the store.

3  At school

4  At home

 

であれば、選択肢の共通点は「場所」なので、

質問は Where~で始まることが予想できます。 

そこで選択肢の横に、「場所」「Where」と鉛筆でメモしておきましょう。

そういった細かいことを書いておくことで、

何に集中して聞けばいいのかがはっきりしてきます。