IELTS対策コラム

簡単にスコアアップのコツ! 仮定法過去を使って「願望」を表現

▮ 「仮定法過去」を使って願望を表現してみる!

 
試験官はどの程度複雑な構文を使っているか、表現の多様性にも注目しています。文法の間違いには気を付ける必要がありますが、得点を延ばすには難しい表現にもチャレンジしてください。 それには日ごろから話の中で使って覚えるしかありません。
 
 

  • If I had more X, I would … (もっとXがあれば、するのになあ)

 
 
例文:If I had more money, I would travel more. (もっとお金があれば、もっと旅行するのに。)  実際はお金がないので旅行ができない。
例文:If I had more time, I would study more. (もっと時間があれば、もっと勉強するのに。)   実際は時間が無くてできない。
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仮定法の表現です。自分の考えや事実だけを淡々と話すことだけではなく、仮定法を使って、願望を表してみてもいいでしょう。
 
仮定法の表現はこれだけではありませんから、少し表現に多様性を持たせるために、
アイデアの出し方も考えていきたいものです。
 

▮ 間を空けないための表現

 
試験管からの質問には間を空けずスムーズに答えるようにしたいものです。
そこで以下に答え始める決まり文句をいくつか紹介しましょう。

  • 好みや志向を伝える表現

I much prefer….. (・・・の方がすっと好きです)
例文:I much prefer the town to the country . (私は田舎よりも都会がずっと好きです)
I enjoy …. Much more than 〜 (〜より・・・のほうがずっと楽しめます)
例文: I enjoy this town much more than the country. (わたしは田舎よりこの町が大好きです)
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  • 見解を伝える表現

I think / believe / feel that…(…だと思います/ 信じています/感じています
In my opinion,… (私の考えでは、・・・)

  • 理由を述べる表現

The main reason is (that )…. (主な理由は・・・)
One reason is  ( that ) ….. ( 1つの理由は・・・)
Another reason is (that )…. (もう1つの理由は・・・)
It’s because…. (というのは・・・)

  • 好き嫌いや興味を伝える表現

I really like …. (本当に好きです)
I don’t really like… because〜 (・・・は好きではありません、それというのも〜 )
I’m interested in…. ( ・・・に関心があります)
 
さて、上記のように例としていくつかのフレーズを選んでご紹介致しました。
できるだけ多くの決まり文句を繰り返して使うことで、素晴らしい表現力が備わります。

簡単なスコアアップのコツ! 表現力を付ける

▮ 表現力を高めましょう! 

 
IELTSスピーキングで大切なことの1つは、使える表現を増やしていくことです。
難しい表現を覚える必要はありません。よく使う口語表現をセンテンスごと覚えましょう。
会話の中で自然に出てくる位に、インプットさせておく必要があります。
 
それには毎日インストラクターなどと練習することが効果的です。間違っても気にせず、とにかく覚えたら会話の中で使ってその表現を身に付けることです。
 
試験では多少緊張することが想定されスムーズに出てこない時は簡単な同義語で代用することも必要です。
今回はいくつかスピーキング試験で活用できる表現をご紹介します。
 

▮ 必ず役に立つ! 「習慣」を表す表現

 
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  •     I used to … when  (〜のとき、よくしていた。)

例文:I used to study French when I was young. But I am no longer interested in it.
 
 
 
自分の発言に肉付けする方法の1つが、「対比」です。
 
「海外では××だが、日本では〇〇だ。」というように、同列のものを比較することも効果的なのですが、時間軸での対比も効果的です。
 
 

  • make it a rule to do (~することにしている)

例文:I make it a rule to get up at 7.
 
特にPart1では個人的な質問が投げかけられます。
そこで「習慣」を表す、表現をいくつか知っておいても損はしません。
 
否定文で、〜しないことにしている、と表現したいときは、
I make it a rule never to eat after 10.(10時以降は決して食べないようにしている。)
 
I make it a rule not to eat after 10. (10時以降は食べないようにしている。)
のようにしたらどうでしょう。
 
 

  • Nothing is more X than Y (YほどXはものはない)

例文:Nothing is more important than health.
 
最上級を表す様な表現も効果的ではありますが、比較級を使って最上級を表現するということにもチャレンジしてみたいですね。
 
例文:Nothing is more important than family.             ielts speaking 12.jpg 
(家族に勝るものはない。)
Nothing is more important than helping each other.
(お互いに助け合うほど大切なことはありません。)