ジョン万次郎 偉人伝 ~日本人初のビジネス英会話~

漂流、そして日本人初のアメリカ入国

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ジョン万次郎こと中濱萬次郎は江戸時代末期の1827年、現在の高知である土佐の中浜の貧しい漁師の次男として生まれました。
貧しい家柄だったため読み書きの勉強も出来ず、幼いころから一家を支え稼ぎに出ていました。
14歳の頃仲間と共に漁に出て遭難、無人島に流れつき、漂流から143日も無人島で生き延びました。
その後アメリカの捕鯨船のホイットフィールド船長により助けられ救助されたものの、鎖国中の日本に帰る事は出来ず、アメリカに渡ることを決心します。
この時、助けられた船の名前ジョン・ホーランド号にちなんだ「ジョン・マンという愛称をつけられたのです。
そして、ジョン万次郎は日本人として初めてアメリカ本土へ足を踏み入れました
アメリカに渡った万次郎は養子となり、学校で英語・数学・測量・航海術・造船術などを学びます。
ジョン万次郎は首席になるほど熱心に勉学に励み、卒業後日本へ帰国することになります。
 

日本人初の通訳として活躍

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日本に帰国したジョン万次郎は琉球、薩摩、長崎で順に取り調べを受け、一年半後、漂流から数えて
11年後にやっと土佐にある我が家に戻ります。
その後江戸にてペリーの来航によりアメリカの情報を必要としていた幕府にジョン万次郎の噂が届き、万次郎は江戸城へ呼ばれ、その際農民には異例の出世である旗本に身分を格上げされたのです。
その後、ジョン万次郎は日本で初めての通訳としてビジネス英会話を役立てたり、アメリカの知識を求めてくる幕府の重鎮や維新志士にその経験を伝えたりと様々な功績を残しました。
日米修好通商条約の批准書交換のため、勝海舟とともに咸臨丸で渡米しビジネス英会話を役立てたこともありました。
ジョン万次郎の11年間のアメリカの知識はあの坂本龍馬や福沢諭吉など誰もが知っている幕末の英雄たちに影響を与えたのです。
ジョン万次郎がいなかったら日本の近代史は別のものになっていただろうという意見もあるほどです。
 

今に伝わる独特の英語発音術

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日本で初のビジネス英会話で通訳を行っていたジョン万次郎は、「英米対話捷径」という
日本で最初の英会話の入門書を書いています。
ジョン万次郎は英会話の発音において独特のメソッドを持っていました。
ジョン万次郎は、英語を覚えた際に、耳で聞こえた発音をそのまま発音、表記しており、
その表現は現在の英語の発音辞書で教えているものとは大きく異なっています
一例をあげると、「Water」は今ではウォーターと表記しますが、ジョン万次郎は「ワラ」と表記していました。
他にも「Sunday」は「サンレイ」、「Morning」は「モヲネン」などの発音表記を残しています。
日本人の英語の発音の悪さが度々問いただされますが、ジョン万次郎はまさに先入観なしで入ってきた音をそのまま再現していたため、非常にアメリカ英語の発音に近かったと言われています。
実際に現在の英米人にジョン万次郎の発音通りに話すと、十分に意味が通じるという実験結果もあり、ジョン万次郎の記した英語辞書の発音法を参考にして教えている英会話教室もあるのです。
 

苦境を強みとした不屈の精神

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ジョン万次郎が何故ここまでの功績を残せたのか、偉人として今の日本に語り継がれているのか、その理由は数奇な人生から見て取れる彼の精神の強さや素晴らしい人柄があったからこそではないでしょうか。
貧しい家に生まれ、少年時代に漂流という苦難を経て、アメリカという全く未知なる世界に飛び込んでいく。
そこには逆境をバネにして成長しようという不屈の精神が感じ取れます。
ジョン万次郎には人一倍の好奇心の強さや一生懸命さがあり、それが周囲の人達の心を惹きつけ、彼の周りには支援者が次第に増えていったと言われています。
また、アメリカで勉学に励んだのは自分のためだけではなく、彼を助け養子としてくれたホイットフィールド船長への感謝の気持ちからでもありました。
その謙虚さや人情の熱さは晩年の生活からも見て取れます。
政治家にならないかと誘われても、それを断り教育者であることを選び、貧しい人に積極的に施しを与えました。
ジョン万次郎は日本人初の英語通訳としての功績と共に、壮絶な運命の中でも常に必死に生き抜いてきた彼の生き様があったからこそ現在でも歴史に名を連ねる偉人となりえたのではないでしょうか。

イスラエル起業家がNYへ進出、そこから学ぶ起業家精神とは

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今、IT業界でイスラエルが注目を集めている事をご存知でしょうか?
イスラエルは人口わずか700~800万人程の国にも関わらず、アメリカ西海岸に次ぐ世界代2位の
シリコンバレー
です。
“中東のシリコンバレー”とも呼ばれており、ハイテクスタートアップが年間700社以上も生まれています。
アメリカの大手IT企業なども研究・開発拠点を現地に構えており、現地スタートアップとの協業や
買収・合併も積極的に行われる場となっています。
何故ここまでイスラエルがIT業界や起業家に注目される的になっているのか?
それはイスラエルが現在世界を席巻しているサービスの起源とも言える点があげられます。
イスラエルには天才的な技術者も多く、若いうちから技術を学べるよう政府の支援が整っています。
優秀な人材を多く輩出するための環境が作られているのです。
 

イスラエルの起業家がニューヨークへ進出する理由

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近年、そんなイスラエルからニューヨークへ進出する若い起業家が増えています。
大半のスタートアップは個人でニューヨークに移っているものの、中には投資家が誘致している者もいます。
イスラエル人の投資家は、“イスラエル人発祥の有望なビジネスを人口800万人の小さなイスラエルの市場だけで終わらせるのを勿体無い”と考えます。
どうせならばイスラエルよりも規模の大きい、アメリカのマーケットで勝負すべきだと考え、投資する傾向になりつつあるのです。
そのため、イスラエル起業家は「イスラエルで開発し、マーケティング機能をニューヨークに置く」という形が多くなっているのです。
そしてニューヨークを起業の場として選ぶ理由として、言語の問題もあげられます。
イスラエル人は幼稚園から英語を学び、大学生の頃にはほぼ全ての学生が流暢な英語を話せるようになっています。
そのため、ビジネス英会話という面で言語の問題もないアメリカは一番親近感のある魅力的な市場となっているのです。
言語の壁を感じないことから、積極的に海外進出する機会を生かしていけるとも言えるでしょう。
 

イスラエル人『起業家精神』とは

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このように、イスラエルが世界から注目を集める市場となり、海外進出する若手起業家が多く誕生する理由の一つは、イスラエルの文化にあると言えるでしょう。
イスラエルには『失敗を受け入れ、失敗をプロセスの一部と認識する』という考え方があります。
イスラエルの起業家たちは、失敗を学習して次は改善するという気持ちを持つこと、これがイスラエルの文化であり、起業家精神に通じるものだとしています。
更に、『昔のルールが間違っていれば新しいルールに変える』というイノベーション文化が普通であり、次々と新しい発想や飛躍した発想を求める精神が育てられているのです。
そしてイスラエル人の起業家精神とは、ヘブライ語の「アハガイ」という言葉で表現されると言います。これを英語に訳すと「follow me(ついて来い)」となります。
チームが前進するにあたり、指揮官が進むべき道を用意し、他の者はそれを信じてついて行くというのがイスラエルの精神であり、起業にも通ずる信念として自然に備わっていると言うのです。
『何の迷いも持たずに全ての心で信じること』これを信念とし、失敗を恐れずに新しい事に挑戦していく姿勢、これは日本の今後活躍していくビジネスマン達にとっても手本となる精神ではないでしょうか。

成果に結びつける、ビジネス書の活用術

成果に結びつける、ビジネス書の活用術

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ビジネス書はキャリアアップやスキルアップを目指すビジネスマンの皆さんにとっての教科書です。
しかし、読んだビジネス書を仕事に活用しきれている人は少ないのではないでしょうか。
ここではビジネス書を効果的に活用し、成果に繋げていくコツをご紹介します。

ビジネス書を読む目的を明確にする

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そもそも「仕事が出来る」というのは具体的にどういう事でしょうか?
プレゼンテーションが上手な人、決断力のある人、発想の豊かな人、
「仕事が出来るという事には様々な要素が含まれているはずです。
重要なのはビジネス書からいったい何を学んでどう活用したいと思っているのかです。
まず自分を定義付けし、弱点を把握すること、それを知らないことにはビジネス書を
効果的に活用することは出来ません。

読んだだけで満足しない

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英会話でも同じ事が言えますが、いくら本を沢山読み、文法を覚えたところで、実際に英会話でうまく
コミュニケーションをとれるかどうかは別問題
です。
一人で本に向かって理解した知識と、人と交わす英会話では緊張の度合いや間合いなどが全く違います。
ビジネス書や自己啓発本は、読んだだけで身についたように錯覚させるところがあります。
しかし「読んで内容を理解する」のと「内容を実際に使いこなす」のは全くの別物です。
取り入れた知識を、自分に当てはめて実践するということが大切になります。
 

ビジネス書をもっと使いこなす方法

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では、ビジネス書をもっと上手に活用する方法をいくつかご紹介します。

■ビジネス書を読むだけでなくノートとして活用する

ただ単に読み進めて内容を頭にいれていくだけではどうしても受動的になってしまいます。
もっと活用するには、特に感銘を受けた部分や、実践に役立てたいと思った部分には
アンダーラインを引き、自分なりのコメントを書きこむなどして、ノートのように自由に使いましょう
その際、疑問に思った点にも印をつけ、後でその疑問が解決するまで掘り下げて調べたり考えたりすると、より理解が深まります。

■学んだ内容を人にプレゼンする

知識はインプットするだけでなく、アウトプットする事でより理解が深まるものです。
ビジネス書から学んだ内容を自分なりに整理し、人にもわかるよう噛み砕いて説明出来る文章に
置き換えてみましょう。
筋道立てて人に説明する事により、その時は気にならなかった疑問点が見えてきたり、曖昧に
理解していた点が浮き彫りになってきたりします。

■ビジネス書の内容を検証する

自分の周辺で実際に仕事の出来る目標としたい人を見つけ、ビジネス書の内容とその人の行動が
リンクしているかを照らしあわせて検証
してみましょう。
その人の行動のうち、ビジネス書の内容と同じ部分は、成功例としてお手本にすることが出来ます。
逆にその人がビジネス書と違う行動をとっている部分があった場合には
「どうして違うのか? 自分の場合はどうするか?」を自分なりに考えてみる事です。
結論として納得出来ない場合は、自分には合っていないと判断するのは間違ったことではありません。
ビジネス書に書かれている内容が、全て自分にとって正しいわけではありません
大切なのは、自分の基準を持ち、全てを真似するのではなく本を評価する視点を忘れない事です。

■一度読んだビジネス書を繰り返し読む

仕事の状況や立場、年齢など、毎日おかれている状況は変わっていきますよね。
それに伴って、仕事においての戦略や必要な知識は変化していくものです。
一度読んでいまいち腑に落ちなかったビジネス書でも、ふともう一度読み返してみると違う
見え方が見つかるかもしれません。
また、一度読んで役に立つと感じたビジネス書も、何度も読み返すうちに理解が深まり、
新しい発見をすることもあります。

世界のリーダーは【資質】ではなく【実践】で作られる!

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「リーダーは、生まれながらに持ち合わせた特質で決まる」というのは、1940年代頃まで主流と
なっていた、かつてのリーダーシップ論です。
現在、世界で活躍しているリーダーと呼ばれる方々の行動を見ると、「必ずしも資質だけでリーダーが決まることはない」と気がつくことでしょう。
 

世界と日本のリーダーの違い

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インドのとあるグローバル企業のCEOは、自宅に世界中の専門家を年に数回招くと言います。
そして、元米財務長官のローレン・サマーズや英国国際問題研究所(IISS)所長のジョン・チップ
マンなどのメンバーと一日中、議論に明け暮れています。
このように世界で活躍するリーダーは世界情勢について、貪欲に情報を求め洞察を深めます
というのも、企業のトップとして「最後の決断は自分で下す」という点を常に意識している
からです。
そのため、世界情勢を常に把握する必要があります。
一方、日本のリーダーとなると組織のトップに居座ってしまう人が多いです。
年功序列が未だに染みついている企業も多く、長年勤めた兄貴気分のままリーダーになって
しまっています。

「知識」は「実践」と組み合わせてこそ!

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現在の日本では、リーダーとなるための知識をつけることに傾倒しすぎています。
そのため、たとえMBAを修了しても「経営に関する知識はあるけど、経営ができない」という状態になってしまいます。
重要なのは知識だけでなく、実践も行っていくことです。
これは、ビジネス英会話においても同じことが言えます。
ビジネス英会話などを始めとした知識や能力を完璧にしてから、世界での活躍を試みようとする人は多くいます。
しかしそうではなく、ビジネス英会話の能力をアップさせつつ、ビジネス英会話を実践する機会を
どんどん獲得していき、経験を積むことが大切
になってきます。

今から出来ることを

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ビジネスの場において、リーダーシップを発揮している先輩を見ると「自分の性格では無理」「先輩は頭がいいから」などと考えてしまう人もいます。
しかし、そのような思考だといつまで経っても変化は生まれません。
大切なのは、「先輩はどのように行動しているのか」「自分の行動をどう変えればリーダーと
なれるか」という視点を持つこと
です。
また、世界で活躍するリーダーとなるためには、何もないところから何かを始めることも大切です。
どんなに経理のプロとして実績を上げたとしても、物事を始めるリーダーがいなければ何も生まれ
ませんし、何も動きません。
「代わりがいない」というのが、世界で活躍するリーダーの特徴とも言えます。
世界で活躍するリーダーとなるまでに、数々の失敗を経験することでしょう。
しかしそれを糧として、一回りも二回りも大きく成長することができます。
もちろん、その行動とともにビジネスに関する知識や英会話力を身につけることも忘れずに。

腕の見せ所!会議を円滑に進めるための4つのポイント

一流のビジネスマンとして、会議の進行役であるMC(司会)をしっかりこなし円滑に会議・
ミーティングを勧めていく能力は必須と言えます。

外資系企業での会議やミーティングの場では、MCとしての技能とビジネス英会話の能力が同時に
試されます。

会議を円滑に進めるポイントやコツは日本でも海外でも大きな違いはありませんが、それをビジネス英会話でこなすとなるとまたハードルがあがるのではないでしょうか。
今回は、会議やミーティングを進行する上でのポイントをご紹介します。

事前準備・アジェンダ作成

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まずは事前準備、アジェンダ(会議における検討課題)の作成が重要なポイントとなります。
参加者全員が納得感のある会議にするためには、会議における目的や道筋をしっかり作っておき共有する事が大切です。

1.アジェンダ作成
2.ゴールの設定
3.参加者の選定と役割の設定
4.会議資料・機材・開催案内などの準備

これらをしっかり行っておく事で、当日の会議を円滑に進める事が出来ます。
また、会議は必要最低限なメンバーで構成するのが望ましいです。
外資系企業のgoogleにおいても、意志決定のための会議は8~10人以下の人数で行うことが大切だとされています。

タイムマネージメント

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会議は参加者全員の時間を使っているという意識を持つ事が大切です。
MCは予め議題ごとに優先順位と協議時間を割り振っておき、タイムスケジュールを組んで
おきましょう

設定した時間内に結論が出なくとも、これに沿って次の議題へ移ります。
会議の終了時間は明確に決めておき、それを守る事が大切です。
だらだらと時間をかけて行う会議では生産性は高くありません。
MCはこの決められた時間内に議題に対しての結論がまとまるよう、滞り無く進行させるよう努力する務めがあるのです。

会議をコントロールする

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MCは上手く会議をコントロールし、内容の濃い会議にするのが腕の見せ所です。
「目的を忘れない」
「ゴールを意識する」
「話しがずれたら本筋に戻す」
「意見の発散と収束を使い分ける」
「意見を引き出す」

会議を上手くコントロールするには、この5つのポイントを意識しましょう。
中でも「意見を引き出す」というのは重要かつ難しい所です。
前もって意見をあげてくれやすいメンバーに強力を仰いでおくなど、事前に話しをしておくのも
ポイントになります。

ゴールは結論を出すこと

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会議のゴールは基本的に「結論をだす」という事です。
MCは事前準備の段階で議題に対して、自分なりの結論を出しておきましょう
実際に会議を行う上で個々の結論を聞き入れ、協議の上で最終結論にまとめます。
意見がうまくまとまらなかった場合、MCはある程度力任せに決定を行わなければならない場面が
出てきます

こういった際には、参加メンバーの意見を尊重しながら、なるべく全員が納得出来るような形に結論をまとめていきましょう。
このように会議の進行役を務めるには、やるべき事や気を回さなければいけないポイントが沢山
あります。
ビジネス英会話でMCという役割をしっかりとこなすには、まずはビジネス英会話を修得する事から
始めてみましょう。

一日を仕事だけにしない! 効率アップのカギは【15分】!

一日を仕事だけにしない! 効率アップのカギは【15分】!

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社会人になると残業がつきものですよね。
残業が多くなるとモチベーションも下がり、疲労から効率も落ちてしまいます
それがさらなる仕事の効率低下を引き起こし、残業時間も長くなるという悪循環へと
繋がってしまいます。
そんな悪循環に陥らないためにも、どのような方法で仕事の効率をアップすべきか見ていきましょう!
 

15分で区切ることが効率アップには欠かせない

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諏訪東京理科大学教授(脳システム論)の篠原菊紀さんによると
「理想的な単位は15分」ということです。
なぜなら、集中力の波は15分周期と言われているからです。
医学的見地から見ると40分とも言われていますが、どちらにしても人間はそう長く集中力を
保つことができません。
そこで仕事をする際は、集中力の波に合わせて15分×○コマというように区切って行ってみては
いかがでしょうか。
ダラダラと1時間仕事するよりも、集中した15分の方が勝ると言います。
さらに15分という短い時間を設定し、15分ごとに小さな目標をクリアしていくことで
モチベーションが保てます。
もし、目標としていた仕事が15分を過ぎても終わらなかった場合は、別の仕事に移りましょう。
特に仕事が進んでいない場合は、無理やりでも別の仕事をして頭を切り替えた方が効率的です。
また効率よく集中するためには、リフレッシュのために散歩などをして脳を解放することが良い
言われています。
散歩が難しいときは、足の筋肉を動かすなどしてリフレッシュを図りましょう。
15分という単位は、なにも仕事場にいる時だけの効率アップ方法ではありません。
ビジネス英会話の英会話力アップにも15分という単位は効果的です。
そこで毎日しっかりとビジネス英会話の勉強に取り組みたい、という方は、まずは15分英会学習や、
スカイプ英会話などの英語学習に、集中する時間を作る
ことから始めましょう。
スケジュールに無理ない範囲で英語学習の時間を組み込むと、習慣化しやすいというメリットが
あります。
習慣化することが、最も効果の上がる英語学習法と言われていますので、15分集中する時間が作れたらそれを継続するように心がけましょう。
3ヶ月~半年で英語の学習効果が実感できると言われているので、じっくりと腰を据えて英語の学習に取り組むことをオススメします。
 

仕事を分類しよう!

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仕事を種類によって分けることも大切です。
数分で出来るもの、じっくり考える時間が必要なもの、という二つに分けてみましょう!
数分で出来るものには、メールの閲覧や返信、電話でのアポイント、書類の整理やチェックなどが
あります。
これらは移動中や、待ち時間のうちに出来ます
これらの仕事をリスト化して持ち歩き、少しの時間を見つけてはこまめに行いましょう。
じっくり時間をかけて取り組む必要がある仕事は、一日のスケジュールにきちんと組み込んでおく
必要があります

その際は、取り組む時間を90分までとして出来るだけ15分単位で小さな休憩をとるようにしましょう
集中力を保つためにも、好きな音楽を流さない、必要のないパソコンなどの画面を表示しない、
社内の音が気になる場合は作業場所を変更するなど、工夫をしましょう。
人は一つ以上のことに集中することが難しいと言います。
忙しいからと何個も仕事を同時並行するのではなく、目の前の1つの仕事に15分間集中することから
始めてみましょう!

アメリカのビジネスシーン、信頼を得るカギは「雑談力」!

近年、日本の企業は規模に関係なくグローバル化が進み、海外進出や外国企業との取引が増加しています。
そんなアメリカで働く日本人にとってよく見られる悩みの種が「スモールトーク」です。
アメリカのビジネスシーンにおいて、相手からの信頼を得るために必須となる「スモールトーク」の大切さについてご紹介します。
 

決して馬鹿にできない「雑談」

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アメリカのビジネスコミュニケーションはすべて「雑談 (Small talk)に始まり、中身があって、
雑談に終わる」
と言われています。
上司やクライアントにとって重要なのは“あなたが信頼して仕事を任せられる人間かどうか”です。
そして同時に、あなたに好感がもて一緒に働いていきたいと思えるかどうかも重いウエイトを占めています。
アメリカではこういった相手の人柄や好み、コミュニケーション能力といったものを雑談の中で見ているのです。
アメリカでは必ずしも優秀な技術者が出世するというわけではありません。
ではどういった人物がキャリアを上げていけるのか?
そこには職場で好ましい人間関係を築き維持する能力、つまり「雑談力」があるかどうかにかかっているとも言われています。

雑談はコミュニケーションの潤滑油

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雑談は決して“雑に会話”しているわけではありません。
アメリカにおいては大切なコミュニケーションの潤滑油であり、信頼関係を築く作業でもあります。
基本的に欧米では沈黙を嫌います。
日本人ではそこまで意識しないかもしれませんが、相手は非常に気まずい思いをしており悪い印象を与える可能性もあります。
「いきなり雑談力をつけろと言われても、何をしていいかわからない」と思われるかもしれませんが、まずは言葉のキャッチボールをしっかり行う事です。
そのためには英会話能力はもちろんのこと、幅広い分野に興味を持ち相手を楽しませるような
トピックスが不可欠です。
アメリカのビジネスマンも雑談の機会をとても大切にしており、雑談のためのネタを提供している
サイト
もたくさんあります。
アメリカのビジネスマンにあって現地で働く日本人ビジネスマンに欠けているのは、この雑談への
積極性と意識の違い
とも言えるかもしれません。

雑談でも砕けた英語はNG

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アメリカのビジネスシーンにおいては、雑談だからといって砕けた英語表現を使うのはNGです。
雑談はOFFの時間ではなく、あくまでON状態の中で交わされるものであることを頭に入れて
おきましょう。
相手と打ち解けたいからと、ブロークンイングリッシュで話せば“この人は友達には良いが、
仕事は任せられない”と判断されてしまいます。
相手との信頼関係を築くためにも、雑談の中でもビジネス英会話をしっかり使える能力を身につけておきましょう
海外ドラマのビジネスシーンには、上司と部下のやり取りや雑談の様子など実用的な会話が
豊富です。
ビジネス英会話の勉強になると同時に、雑談の進め方も学べます。
また、時事問題を扱うニュースやウェブサイト、新聞などを活用すると、ビジネス英会話の
ナチュラルな表現をたくさんインプット出来るのでおすすめです。
ビジネス英会話をスキルアップさせながら、雑談力も上手につけていきましょう。

NYのシンボルタワー『エンパイアステートビル』の歴史

ニューヨークのシンボルタワーとして有名なエンパイア・ステートビルディングは1931年に完成した歴史ある高層ビルです。
その2年後にはキングコングがエンパイアステートビルにしがみついて飛行機を掴み落とす映画の名シーンが生まれました。
展望台からはニューヨークの美しい摩天楼を見渡せ、観光客が多く訪れる名所ともなっていて、毎日数多くの人が訪れます。
今回はそんな米国民から愛されているエンパイアステートビルの歴史についてご紹介します。

1年で完成した超高層ビル

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高さ433メートル、地上102階建ての超高層オフィスビルであるエンパイアステートビルは、
建設開始からなんと1年で完成されました。
なぜそこまで急ピッチで建設を進められたかというと、当時建設中だったクライスラービルとマンハッタンカンパニービル、この2つのビルと「世界一高いビルの座」を競っていたためと言われてい
ます。
当時の最高技術を駆使していたとは言え、工事は手作業に頼る部分も多かったようです。
かなりの高所で命綱もなしに職人が作業している様子を撮った写真は後に有名になりました。
その高さに完成当時は安定性が懸念されていました。
しかし、1945年濃霧により操縦を誤ったB-25爆撃機が79階に突っ込んだ際も外壁に穴があいただけで、ビル全体には全く影響がなかったそうです。
 

世界一高いオフィスビルへ

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エンパイアステートビルはオフィスビルとして活用されていますが、完成した1931年当時は大恐慌の真っ只中だったためテナント探しには苦労しました。
なかなかテナントが入らない様をみて「エンプティ(からっぽの)ステートビル」と揶揄された事もあるそうです。
しかし裏をかえせば、そんなご時世の中で膨大な費用と労力をかけてビルを建造していたのですから、かなりの一大プロジェクトだった事がうかがえます。
エンパイアステートビルはワールドトレードセンターが完成する1972年までのおよそ41年間
「世界一高いビル」でした。
当時世界一の高さを誇っていたクライスラービルの高さを抜くため、当初の85階建ての計画を
急遽変更し展望台とその上の尖塔を追加しました。
尖塔は「飛行船の係留用」と説明されましたが、実際にはほとんどそういった用途には使われなかったようです。

一時は日本人が所有していた

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実はエンパイアステートビルは一時日本人が所有権を得ていた時期があります。
それまで所有していたプルデンシャル生命が、1990年にバブル崩壊で逼迫していた会社を立て直す
ために新聞広告で宣伝し競売にかけられました。
それを4000万ドル台の提示価格で買い取ったのが実業家の「横井英樹」です。
横井英樹氏はホテルニュージャパンのオーナーをしていた人物で、「白木屋乗っ取り騒動」
「東洋精糖の株買占め」など、何かと話題に事欠かない人物でした。
実はアーティストである「ZEEBRA」は横井英樹氏の孫にあたるというのも有名な話です。
しかし買収したものの、エンパイアステートビルは所有権と賃借権が分離されているので、所有権があった所で実際にはほとんど利益がなく売却されました。
所有権を持っていても「このエンパイアステートビルは私のものだ」というある種の自己満足を得られる以外のメリットはほとんどなかったようです。
現在ではアメリカの不動産投資信託「エンパイア・ステート・リアルティ・トラスト」が保有しているエンパイアステートビルですが、1000以上のオフィスが入居し2万以上が働いているアメリカの
電波塔として活躍しています。

NYで話題沸騰、年収10万ドル稼ぐ「プロ乞食」とは

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アメリカは世界で最も豊かな国ですが、ほぼ全ての地方で乞食の姿が見られます。
華やかなニューヨークの街中でも、物乞いをしている人を見かけたことがあるのではと思います。
そんなアメリカや中国を中心として、話題を集めている「プロ乞食」の事をご存知でしょうか?
本来「乞食」とは、自分では生産活動をせずに他人の善意にすがって暮らす人のことを指します。
一般的には、何らかの事情でそういった暮らしをせざるを得ない人を表現する差別的用語として、
あまり好ましくない表現とされています。
しかしアメリカでは、物乞いを職業とみなし“プロとして乞食をしている”人が少なからず存在するのです。
 

何をもってプロなのか?

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では何をもって“プロ”と表現されるのか?
アメリカに存在する乞食には通常3つの原因があります。
1.命を繋ぐため物乞いする
2.怠けるため物乞いする
3.物乞いを、労働することなくお金を稼ぐ一種の職業と見なす
この3にあたるのがいわゆる「プロ乞食」と呼ばれている人々です。
アメリカで有名になっているプロ乞食の一人Paulaさんは、米紙ニューヨーク・ポストの一面トップを飾ったこともあります。
それほどに、アメリカでプロ乞食の存在は注目されていることがわかります。
そして驚くことに、毎日NYの5番街で物乞いをしているPaulaさんの年収は1万ドルを超えていると
されています。
さらに報道によると、ニューヨークのプロ乞食には最高年収10万ドル以上稼いでいる者もいると
言われています。

NYに存在する「乞食学院」

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プロ乞食は、ただ座っているだけではありません。
絶え間なくスキルを磨いており、物乞いを成功させる方法を考えています。
中には知的障害者や身体障害者を装い、人々の同情をかおうとする不謹慎な者も少なくありません。
そしてNYには関連産業として『乞食学院』まで登場しています。
100ドルの学費で6回の講義が行われ、内4回は「理論知識」を学び、残り2回は「街頭実習」
となっています。
成績優秀な卒業生は月2000~4000ドルも稼ぐそうです。
さらには“乞食ツアー”を開催し、イタリア・フランス・ドイツ・ノルウェー・スウェーデン・フィンランドを訪れました。
240日間のうち141日を物乞いに費やし、実際に旅行したのは99日間。
無一文の状態でここまでの旅行が出来るというのですから驚きです。
このようなプロ乞食は世界各国に広まっており“人の善意を利用する詐欺行為だ”という批判の声が
あがっている国も少なくありません。
今後各国がどういった対応を行っていくのか、関心が高まっている話題です。

ビジネス英会話力を磨いて、影響力のある都市へ!

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フォーブス誌が掲載した研究によると、「世界で最も影響力のある都市」のトップ3が「ロンドン」「ニューヨーク」「パリ」という結果になりました。
なぜ上位3都市は世界で大きな影響力を持つのか、それぞれの都市の特徴を見ていきましょう。
 

ロンドンは欧州と米国の架け橋的存在

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ロンドンの影響力を支えているのが、ひとつに欧州と米国の架け橋的な地理的利点にあると
言えます。
その影響もありロンドンは、約300年前に世界の金市場の中心となりました。
それ以来世界の金の流れや取引、価格付けの中心的役割を果たしています。
金だけでなく銀においても同様で、イギリスは2013年銀の世界最大輸入国であり、
輸出国となっています。

さらにロンドン市場は世界の3大マーケットをつなぐ重要なマーケットとなっています。
午前中は東京市場と取引を行い、午後に入るとニューヨーク市場が参加してきます。
ロンドン市場ではユーロを中心に、ユーロ/ドル、ユーロ/円、ユーロ/ポンド、ポンド/ドルなど複数の通貨の取引が行われます。
米国の重要な経済指標が発表される時間帯とも重なるため、ロンドン市場は始まってから終わるまでビジネス英会話を用いた活発な取引が行われ、世界一の取引高を誇っています。

ニューヨークが世界に君臨し続けるワケとは

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2013年、アメリカの経済新聞「ウォールストリート・ジャーナル」などの発行元、ダウ・ジョーンズらの調査により、世界1位の金融センターはニューヨークであると発表しました。
それを裏付けるかのように、英The Banker誌の金融機関のブランド価値ランキングによると
世界トップ5のうち2位のイギリス以外が、アメリカの金融機関という結果になりました。
さらに2013年の投資銀行業務の手数料収入ランキングを見ると、アメリカの投資銀行がトップ5を
独占
しています。
1位 JPモルガン
2位 バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ
3位 ゴールドマン・サックス
4位 モルガン・スタンレー
5位 シティー・グループ
しかも2位以外はすべて本社がニューヨークとなっており、世界の金融センターとして大きな影響力をもっていることが窺えます。
それだけではなく、ニューヨークはメディアや広告、音楽、ファッション、高級品などさまざまな
分野で世界の舞台でも優位を誇り、揺るぎない強さをもっていると言えます。
 

パリは大企業の本部数がヨーロッパ1位!

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パリはヨーロッパマーケットの中心地であり、為替と貿易のクロスロードとなっています。
そのため国際的な大企業500社の本部数でヨーロッパ1位を誇り、世界でも3番目となっています。
なぜこのように多くの企業の本社がパリにあるのかというと、パリは事業を始めるにあたって多くの経済条件を提供しているからと言えます。
例えば日本では約2週間かかるビジネス登録を、フランスではたったの7日間で行うことができます。
さらにパリにはエンジニアリングとマネジメントを専攻する17の大学とグランゼコール(フランスの高等専門学校)があり、そのためパリはニューヨークやロンドンよりも「知的資本とイノベーション」の領域で上位の世界3位にランクインしています。