英語のプレゼンテーション時、知っておきたいコツとは?

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英語でプレゼンテーションを行っていると、気になってくるのがプレゼンテーションの成功率では
ないでしょうか?
プレゼンテーションで何より大切なのは準備です。
「100の準備をして99を捨てる覚悟で臨む」と成功する、と言われますが英語でのプレゼンテーションとなるとそうは簡単にいきません。
英語でのプレゼンテーションの成功率をあげるためにも、知っておきたいコツをご紹介します。
 

最初と最後を締める!

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英語でのプレゼンテーションで知っておきたい1つ目のコツには「最初と最後を締める」ことです。
最初で場の空気を締めることが出来ずスベってしまい、プレゼンテーション中に勢いや雰囲気を
回復出来なかったという経験は多くの方があると思います。
そのためにも一言目の英語の発音がとても重要です。
Ladies and Gentlemen!
皆が知っているこのセリフも発音に工夫を凝らすと、聴衆の注目を集める言葉になります。
棒読みせず、音を強調して発音するようにしましょう。
子音を強調するコツは、 L、d、s、(z)、g、t、を発音する際に腹式呼吸を使うことです。
お腹で思いっきり息を吸って、吐きながら発音するようにしましょう。
また母音を発音する時は、体全体に響かせるようにしましょう。
そうすることで深みのある音を作れます。
最後の”Thank you for listening!”は心を込めて伝えましょう。
特にTh、k、f、l、sn、の子音とth、fの部分で息を吐いて、勢いをつけることがポイントです。
最初と最後を自分のペースに持ち込めれば、気持ちの面でも余裕が生まれプレゼンテーションに
説得力を与えることができます。

プレゼンテーションは「明確さ」が大切!

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英語のプレゼンテーションでは目的をハッキリと告げることが欠かせません。
欧米の思考では「なぜ、なんのために?」という問いを常に持ちます。
その問いに答えないままプレゼンテーションを進めてしまうと、聴衆の苛立ちを生む
恐れがあります。
また、時間の告知もする必要があります。
終わりの時間を最初に伝えておくことは重要なテクニックです。
「いつまでこの話が続くの?」と感じた時点で、聴衆の集中力は切れてしまいます。
その疑問を持たせないため、プレゼンテーションがまとまっている印象を与えられるためキチンと
伝えるようにしましょう。
さらに話の概略は3つに分けるのが一般的です。
3つ以上だと聴衆の集中力が削がれるので、概略を把握できる3つがオススメです。

プレゼンテーション時は自信を持つ!

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英語のプレゼンテーション中は自信を持って話しましょう。
聴衆は話している姿によって、プレゼンテーションの印象が左右される部分があります。
プレゼンテーション中に自信を持つためには、ビジネス英会話の能力を伸ばすことが欠かせません。
たとえ上手く発音できていないと感じても、自分で自信を持てるほど勉強をすれば自然と不安は
消えていくでしょう。
プレゼンテーション前に集中してビジネス英会話に取り組むのではなく、日ごろからビジネス英会話に触れておくことで、十分なプレゼンテーションの準備になり慌てず落ち着いて取り組めるのでは
ないでしょうか。

「英語の周波数」は、英語習得に欠かせないもの?

「英語の周波数」は、英語習得に欠かせないもの?

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日本人が英語などの外国語に弱いと言われる原因の一つに、英語の周波数(音域)が関係しているという
説を聞いたことはありますか?
日本語と英語の周波数が違うために、日本人は英語を聞き取るのに苦労するという説があるのです。
この説では、英語の周波数に慣れるためにもリスニング力を鍛えることが英語の習得に欠かせないと
言います。
しかし英語を聞き取れないのは、リスニング力が不足しているからだけでしょうか?
英語の周波数について検討しつつ、効果的な英語の学習方法を探っていきましょう。

「英語の周波数」問題とはどういうもの?

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世界中に数多くの言語があり、それぞれの言語には特定の周波数(音域)があります。
そのなかで英語は日本語に比べて高い周波数帯を使用しているため、日本人はなかなかうまく聞き取れないといいます。
なぜなら、日本語で育った日本人の脳は、日本語ではない周波数の英語を、言語の単語ではないと判断して、言語以外の感覚野に送ってしまうからです。
人間はどの周波数でも聞き取れるように、必要な細胞を持って生まれてきますが、生後2年ほどで頻繁に耳にする言語の周波数以外を聞き取る細胞が死滅してしまうと言います。
そのためにも長時間リスニングの訓練を重ねて、新たな神経ネットワークを作ることが必要だという説があるのです。
 

効果的に英語を学習する方法とは?

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英語に慣れることだけが、リスニング力アップに繋がるわけではありません。
英語を聞き取れない原因には、
・発音の仕方が分からない
・知らない単語や言い回しがある
・単語と単語を繋げて発言する

(例:l knew it 発音が「アイ ニュウ イット」ではなく「アヌゥーイ」となる)
などの点があげられます。そこでいくらリスニング力を強化しても、この三点が克服できないと、
十分な英会話能力が身に着くとは考えられません。
そこで、この三点を克服するためには
・基礎知識を身につける
・実践的な表現のインプット
・会話トレーニングなどのアウトプット

この三点が重要と考えられます。
基礎知識は学校での勉強で、ある程度身についている方が多いかと思います。
そうなると次に大切なのは、実践的な表現のインプットになります。
日常的に使用する英語表現は、学校でほとんど習っていません。
そのためにも、実践的な表現方法を意識して学ぶ必要が出てきます。
1つの学ぶ方法として、海外ドラマを見るようにしてはいかがでしょうか。
その際、英語に慣れていないなら日本語の字幕をつけ、英語に慣れたら英語の字幕を表示し、使われている言い回しを細かく確認するようにしましょう。
ただ漫然と海外ドラマを見るのではなく、ドラマ内で使われていたフレーズを書きだし優先的に記憶させることで、効果的に英語の学習が出来ます。
さらに、ビジネス英会話に役立てたい場合は、ビジネス系ドラマを見るというように、自分が必要としている英会話シーンを想定して、ドラマを選ぶようにしましょう。
さらに、英字新聞や雑誌を読むことで、自分の仕事に合ったタイムリーな情報を手に入れることが
出来ます。
また、気になるフレーズが出てきた時に辞書で調べることで、鮮明に頭に残るようになります。
ただ単語を覚えるよりも、このように映像や背景となる物語があることで記憶しやすくなります。
インプットが出来たならば、次に必要なのがアウトプットです。
日本国内にいる場合は、オンライン英会話や英会話カフェなどで、積極的にアウトプットするようにしましょう。
オンライン英会話ならば、シーン別のカリキュラムを組んでいるところもあります。
このように自分が必要なシーン別にインプットとアウトプットを繰り返していくことが、効果的な英語学習法と言うことができます。

基本が大切!『英文ビジネスメール』書き方のポイント

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海外の企業と連絡を取り合う上で、英文メールの書き方に悩むビジネスマンは多くいます。
日本語のメール同様、ビジネス英語での英文メールも送信相手や内容、状況によってスタイルは
変わっていきます。
今回はビジネス英語での英文メールを作成する上で改めて確認しておきたい重要ポイントを
ご紹介します。

基本となるLevel of Politenessの問題

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ビジネス英語のメールを作成する際、基本となるのはLevel of Politeness(丁寧さの度合い)
問題です。
社内メールならそこまで重要視されることもありませんが、社外や取引先に向けて発信する場合はとても大切なポイントとなります。
Level of Politenessも一概にどれが正しいということは言えませんが、間違って使ってしまった場合先方へ対して失礼にあたることもあるので注意が必要です。Level of Politenessを判断する基準として、大きくわけて2つの視点から判断すると分かりやすいとされています。
1.誰に対して書いているか
2.何について書いているか
例えば、ビジネス英語で依頼のメールを送る場合、顧客や上司へ対してはフォーマル表現を
用います。
同僚など同じ立場の相手へはニュートラルを、部下などに対してはカジュアルな表現を用いるのが
基本です。
このようにLevel of Politenessを判断すると、文章全体に使う言葉の選定がしやすくなります。
ただし相手との関係性や状況によっては、部下や同僚にはカジュアルを使う場合や、上司であっても確認事項だけのメールならばニュートラルを選択する場合もあります。
最初のメールはフォーマルに書いて様子をみて、先方の文体に併せてどれくらいカジュアルにするかを調整するのが無難です。

頭語・結語の書き方

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頭語は日本でいう「拝啓/前略」にあたります。
ビジネス英語を使ったフォーマル表現の場合は以下の頭語を使用しましょう。
【複数】Ladies and Gentlemen
【性別不明】Dear Sir or Madam
【男性/女性】Dear Sir/Dear Madam
フォーマルよりカジュアルな表現としてはDear Mr. (last name)/Dear Ms./Mrs./Miss (last name)を使っても問題ありません。
結語は結びの言葉で、日本でいう「敬具」にあたります。
頭語と結語はフォーマル度を統一するのもポイントです。
通常、結語は本文から2行あけて記載します。
【ヨーロッパ式】Yours truly,/Yours sincerely,
【アメリカ式】Truly yours,/Sincerely yours,
フォーマルを使用しない場合はヨーロッパ式、アメリカ式共に「Sincerely,」を用います。

ビジネス英語メールの注意点

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■英文メールの格言「3C」
英文メールの世界には3Cと呼ばれる格言があります。
「Correct(正しく)」「Concise(簡潔に)」「Clear(わかりやすく)」です。
ビジネス英語でメールを作成する際にはこの3つのCを守った書き方を心がけ、なおかつ高いマナー
表現が出来る文章に仕上げるようにしましょう。
■ネガティブ表現を避ける
ビジネス英語では「can’t」や「don’t」のような言い回しはなるべく選びません。
基本的にネガティブな表現にならないように言い換えを試みましょう。
例えば「avoidを「keep from」などに言い換えます。
また「I am sorry」も使用を避け、可能なものは「Thanks for~」で言い換えましょう。
■省略形(I’m など)を使わない
口語と違い、文語ではあまり省略形を用いることがありません。
へたに省略語を使用すると相手側への敬意が払われていないと感じられることがあります。
日本人にはつい省略語を使ってしまう人が多くみられます。
他意はないのに相手の心象を悪くしてしまってはまずいので、ビジネス英語の上では特に注意したいです。
基本的にビジネス英語のメールでは、内容をよりわかりやすく伝えるために淡々とした表現で感情を入れないものが好まれます。
日本人はついつい余計な挨拶などが増えてしまい、「要点はなに?」と思われがちなので気をつけましょう。

ビジネスコラム一覧

基本が大切!『英文ビジネスメール』書き方のポイント

admin-ajax日本語のメール同様、ビジネス英語での英文メールも送信相手や内容、状況によってスタイルは変わっていきます。
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ヘッドハンティングされる人の特徴と転職の注意点とは

1226_12ヘッドハンティングは給料や役職が待遇されたりと、転職者にメリットとなる事は多々ありますが、なかなかされるものではありません。
そこでヘッドハンティングされる人の特徴、またヘッドハンティング特有の注意点を紹介していきます。
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英語のプレゼンテーション時、知っておきたいコツとは?

 

1226_03プレゼンテーションで何より大切なのは準備です。
「100の準備をして99を捨てる覚悟で臨む」と成功する、と言われますが英語でのプレゼンテーションとなるとそうは簡単にいきません。

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世界と日本のリーダーの違い

1126_05「リーダーは、生まれながらに持ち合わせた特質で決まる」というのは、1940年代頃まで主流となっていた、かつてのリーダーシップ論です。

現在、世界で活躍しているリーダーと呼ばれる方々の行動を見ると、「必ずしも資質だけでリーダーが決まることはない」と気がつくことでしょう。

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会議の進行役であるMC(司会)をしっかりこなす

1126_01会議を円滑に進めるポイントやコツは日本でも海外でも大きな違いはありませんが、それをビジネス英会話でこなすとなるとまたハードルがあがるのではないでしょうか。

今回は、会議やミーティングを進行する上でのポイントをご紹介します。

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NYで話題沸騰、年収10万ドル稼ぐ「プロ乞食」とは

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アメリカは世界で最も豊かな国ですが、ほぼ全ての地方で乞食の姿が見られます。
華やかなニューヨークの街中でも、物乞いをしている人を見かけたことがあるのではと思います。
そんなアメリカや中国を中心として、話題を集めている「プロ乞食」の事をご存知でしょうか?
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ビジネス英会話力を磨いて、影響力のある都市へ!

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フォーブス誌が掲載した研究によると、「世界で最も影響力のある都市」のトップ3が「ロンドン」「ニューヨーク」「パリ」という結果に
なりました。
なぜ上位3都市は世界で大きな影響力を持つのか、それぞれの都市の特徴を見ていきましょう。
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イスラエル起業家がNYへ進出、そこから学ぶ起業家精神とは

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今、IT業界でイスラエルが注目を集めている事をご存知でしょうか?
イスラエルは人口わずか700~800万人程の国にも関わらず、アメリカ西海岸に次ぐ世界代2位の
シリコンバレー
です。
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NYで本に囲まれる幸せを知る【Library Hotel】

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ニューヨークのマンハッタンにある“Library Hotel”をご存じでしょうか?
このLibrary Hotelは名前の通り6000冊の本に囲まれることが出来るホテルとなっています。
とある口コミランキングでは434ホテルの中で3位に輝くほどの人気をもつLibrary Hotel、一体どんな魅力に溢れているのか見ていきましょう。
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「英語の周波数」は、英語習得に欠かせないもの?

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日本人が英語などの外国語に弱いと言われる原因の一つに、英語の周波数(音域)が関係しているという
説を聞いたことはありますか?
日本語と英語の周波数が違うために、日本人は英語を聞き取るのに苦労するという説があるのです。
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一日を仕事だけにしない! 効率アップのカギは【15分】!

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社会人になると残業がつきものですよね。
残業が多くなるとモチベーションも下がり、
疲労から効率も落ちてしまいます

それがさらなる仕事の効率低下を引き起こし、
残業時間も長くなるという悪循環へと繋がってしまいます。
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部下の成長には効果的なコミュニケーションが欠かせない

sum01
「部下をどのように育てたらよいのだろう…」
そんな風に頭を悩ませている人は、この現代に
あふれています。
自分が理解出来る英語の会議でも、部下は聞き取るだけでも四苦八苦…なんてこともあるでしょう。
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ジョン万次郎 偉人伝 ~日本人初のビジネス英会話~

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ジョン万次郎こと中濱萬次郎は江戸時代末期の1827年、現在の高知である土佐の中浜の貧しい漁師の次男として生まれました。
貧しい家柄だったため読み書きの勉強も出来ず、幼いころから一家を支え稼ぎに出ていました。
14歳の頃仲間と共に漁に出て遭難、無人島に流れつき、
漂流から143日も無人島で生き延びました。
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成果に結びつける、ビジネス書の活用術

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ビジネス書はキャリアアップやスキルアップを目指すビジネスマンの皆さんにとっての教科書です。
しかし、読んだビジネス書を仕事に活用しきれている人は少ないのではないでしょうか。
ここではビジネス書を効果的に活用し、成果に繋げていくコツをご紹介します。
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アメリカのビジネスシーン、信頼を得るカギは「雑談力」!

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アメリカでは必ずしも優秀な技術者が出世するというわけではありません。
ではどういった人物がキャリアを上げていけるのか?
職場で好ましい人間関係を築き維持する能力、
つまり「雑談力」があるかどうかにかかっている
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ジョン万次郎 偉人伝 ~日本人初のビジネス英会話~

漂流、そして日本人初のアメリカ入国

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ジョン万次郎こと中濱萬次郎は江戸時代末期の1827年、現在の高知である土佐の中浜の貧しい漁師の次男として生まれました。
貧しい家柄だったため読み書きの勉強も出来ず、幼いころから一家を支え稼ぎに出ていました。
14歳の頃仲間と共に漁に出て遭難、無人島に流れつき、漂流から143日も無人島で生き延びました。
その後アメリカの捕鯨船のホイットフィールド船長により助けられ救助されたものの、鎖国中の日本に帰る事は出来ず、アメリカに渡ることを決心します。
この時、助けられた船の名前ジョン・ホーランド号にちなんだ「ジョン・マンという愛称をつけられたのです。
そして、ジョン万次郎は日本人として初めてアメリカ本土へ足を踏み入れました
アメリカに渡った万次郎は養子となり、学校で英語・数学・測量・航海術・造船術などを学びます。
ジョン万次郎は首席になるほど熱心に勉学に励み、卒業後日本へ帰国することになります。
 

日本人初の通訳として活躍

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日本に帰国したジョン万次郎は琉球、薩摩、長崎で順に取り調べを受け、一年半後、漂流から数えて
11年後にやっと土佐にある我が家に戻ります。
その後江戸にてペリーの来航によりアメリカの情報を必要としていた幕府にジョン万次郎の噂が届き、万次郎は江戸城へ呼ばれ、その際農民には異例の出世である旗本に身分を格上げされたのです。
その後、ジョン万次郎は日本で初めての通訳としてビジネス英会話を役立てたり、アメリカの知識を求めてくる幕府の重鎮や維新志士にその経験を伝えたりと様々な功績を残しました。
日米修好通商条約の批准書交換のため、勝海舟とともに咸臨丸で渡米しビジネス英会話を役立てたこともありました。
ジョン万次郎の11年間のアメリカの知識はあの坂本龍馬や福沢諭吉など誰もが知っている幕末の英雄たちに影響を与えたのです。
ジョン万次郎がいなかったら日本の近代史は別のものになっていただろうという意見もあるほどです。
 

今に伝わる独特の英語発音術

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日本で初のビジネス英会話で通訳を行っていたジョン万次郎は、「英米対話捷径」という
日本で最初の英会話の入門書を書いています。
ジョン万次郎は英会話の発音において独特のメソッドを持っていました。
ジョン万次郎は、英語を覚えた際に、耳で聞こえた発音をそのまま発音、表記しており、
その表現は現在の英語の発音辞書で教えているものとは大きく異なっています
一例をあげると、「Water」は今ではウォーターと表記しますが、ジョン万次郎は「ワラ」と表記していました。
他にも「Sunday」は「サンレイ」、「Morning」は「モヲネン」などの発音表記を残しています。
日本人の英語の発音の悪さが度々問いただされますが、ジョン万次郎はまさに先入観なしで入ってきた音をそのまま再現していたため、非常にアメリカ英語の発音に近かったと言われています。
実際に現在の英米人にジョン万次郎の発音通りに話すと、十分に意味が通じるという実験結果もあり、ジョン万次郎の記した英語辞書の発音法を参考にして教えている英会話教室もあるのです。
 

苦境を強みとした不屈の精神

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ジョン万次郎が何故ここまでの功績を残せたのか、偉人として今の日本に語り継がれているのか、その理由は数奇な人生から見て取れる彼の精神の強さや素晴らしい人柄があったからこそではないでしょうか。
貧しい家に生まれ、少年時代に漂流という苦難を経て、アメリカという全く未知なる世界に飛び込んでいく。
そこには逆境をバネにして成長しようという不屈の精神が感じ取れます。
ジョン万次郎には人一倍の好奇心の強さや一生懸命さがあり、それが周囲の人達の心を惹きつけ、彼の周りには支援者が次第に増えていったと言われています。
また、アメリカで勉学に励んだのは自分のためだけではなく、彼を助け養子としてくれたホイットフィールド船長への感謝の気持ちからでもありました。
その謙虚さや人情の熱さは晩年の生活からも見て取れます。
政治家にならないかと誘われても、それを断り教育者であることを選び、貧しい人に積極的に施しを与えました。
ジョン万次郎は日本人初の英語通訳としての功績と共に、壮絶な運命の中でも常に必死に生き抜いてきた彼の生き様があったからこそ現在でも歴史に名を連ねる偉人となりえたのではないでしょうか。

イスラエル起業家がNYへ進出、そこから学ぶ起業家精神とは

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今、IT業界でイスラエルが注目を集めている事をご存知でしょうか?
イスラエルは人口わずか700~800万人程の国にも関わらず、アメリカ西海岸に次ぐ世界代2位の
シリコンバレー
です。
“中東のシリコンバレー”とも呼ばれており、ハイテクスタートアップが年間700社以上も生まれています。
アメリカの大手IT企業なども研究・開発拠点を現地に構えており、現地スタートアップとの協業や
買収・合併も積極的に行われる場となっています。
何故ここまでイスラエルがIT業界や起業家に注目される的になっているのか?
それはイスラエルが現在世界を席巻しているサービスの起源とも言える点があげられます。
イスラエルには天才的な技術者も多く、若いうちから技術を学べるよう政府の支援が整っています。
優秀な人材を多く輩出するための環境が作られているのです。
 

イスラエルの起業家がニューヨークへ進出する理由

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近年、そんなイスラエルからニューヨークへ進出する若い起業家が増えています。
大半のスタートアップは個人でニューヨークに移っているものの、中には投資家が誘致している者もいます。
イスラエル人の投資家は、“イスラエル人発祥の有望なビジネスを人口800万人の小さなイスラエルの市場だけで終わらせるのを勿体無い”と考えます。
どうせならばイスラエルよりも規模の大きい、アメリカのマーケットで勝負すべきだと考え、投資する傾向になりつつあるのです。
そのため、イスラエル起業家は「イスラエルで開発し、マーケティング機能をニューヨークに置く」という形が多くなっているのです。
そしてニューヨークを起業の場として選ぶ理由として、言語の問題もあげられます。
イスラエル人は幼稚園から英語を学び、大学生の頃にはほぼ全ての学生が流暢な英語を話せるようになっています。
そのため、ビジネス英会話という面で言語の問題もないアメリカは一番親近感のある魅力的な市場となっているのです。
言語の壁を感じないことから、積極的に海外進出する機会を生かしていけるとも言えるでしょう。
 

イスラエル人『起業家精神』とは

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このように、イスラエルが世界から注目を集める市場となり、海外進出する若手起業家が多く誕生する理由の一つは、イスラエルの文化にあると言えるでしょう。
イスラエルには『失敗を受け入れ、失敗をプロセスの一部と認識する』という考え方があります。
イスラエルの起業家たちは、失敗を学習して次は改善するという気持ちを持つこと、これがイスラエルの文化であり、起業家精神に通じるものだとしています。
更に、『昔のルールが間違っていれば新しいルールに変える』というイノベーション文化が普通であり、次々と新しい発想や飛躍した発想を求める精神が育てられているのです。
そしてイスラエル人の起業家精神とは、ヘブライ語の「アハガイ」という言葉で表現されると言います。これを英語に訳すと「follow me(ついて来い)」となります。
チームが前進するにあたり、指揮官が進むべき道を用意し、他の者はそれを信じてついて行くというのがイスラエルの精神であり、起業にも通ずる信念として自然に備わっていると言うのです。
『何の迷いも持たずに全ての心で信じること』これを信念とし、失敗を恐れずに新しい事に挑戦していく姿勢、これは日本の今後活躍していくビジネスマン達にとっても手本となる精神ではないでしょうか。

成果に結びつける、ビジネス書の活用術

成果に結びつける、ビジネス書の活用術

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ビジネス書はキャリアアップやスキルアップを目指すビジネスマンの皆さんにとっての教科書です。
しかし、読んだビジネス書を仕事に活用しきれている人は少ないのではないでしょうか。
ここではビジネス書を効果的に活用し、成果に繋げていくコツをご紹介します。

ビジネス書を読む目的を明確にする

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そもそも「仕事が出来る」というのは具体的にどういう事でしょうか?
プレゼンテーションが上手な人、決断力のある人、発想の豊かな人、
「仕事が出来るという事には様々な要素が含まれているはずです。
重要なのはビジネス書からいったい何を学んでどう活用したいと思っているのかです。
まず自分を定義付けし、弱点を把握すること、それを知らないことにはビジネス書を
効果的に活用することは出来ません。

読んだだけで満足しない

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英会話でも同じ事が言えますが、いくら本を沢山読み、文法を覚えたところで、実際に英会話でうまく
コミュニケーションをとれるかどうかは別問題
です。
一人で本に向かって理解した知識と、人と交わす英会話では緊張の度合いや間合いなどが全く違います。
ビジネス書や自己啓発本は、読んだだけで身についたように錯覚させるところがあります。
しかし「読んで内容を理解する」のと「内容を実際に使いこなす」のは全くの別物です。
取り入れた知識を、自分に当てはめて実践するということが大切になります。
 

ビジネス書をもっと使いこなす方法

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では、ビジネス書をもっと上手に活用する方法をいくつかご紹介します。

■ビジネス書を読むだけでなくノートとして活用する

ただ単に読み進めて内容を頭にいれていくだけではどうしても受動的になってしまいます。
もっと活用するには、特に感銘を受けた部分や、実践に役立てたいと思った部分には
アンダーラインを引き、自分なりのコメントを書きこむなどして、ノートのように自由に使いましょう
その際、疑問に思った点にも印をつけ、後でその疑問が解決するまで掘り下げて調べたり考えたりすると、より理解が深まります。

■学んだ内容を人にプレゼンする

知識はインプットするだけでなく、アウトプットする事でより理解が深まるものです。
ビジネス書から学んだ内容を自分なりに整理し、人にもわかるよう噛み砕いて説明出来る文章に
置き換えてみましょう。
筋道立てて人に説明する事により、その時は気にならなかった疑問点が見えてきたり、曖昧に
理解していた点が浮き彫りになってきたりします。

■ビジネス書の内容を検証する

自分の周辺で実際に仕事の出来る目標としたい人を見つけ、ビジネス書の内容とその人の行動が
リンクしているかを照らしあわせて検証
してみましょう。
その人の行動のうち、ビジネス書の内容と同じ部分は、成功例としてお手本にすることが出来ます。
逆にその人がビジネス書と違う行動をとっている部分があった場合には
「どうして違うのか? 自分の場合はどうするか?」を自分なりに考えてみる事です。
結論として納得出来ない場合は、自分には合っていないと判断するのは間違ったことではありません。
ビジネス書に書かれている内容が、全て自分にとって正しいわけではありません
大切なのは、自分の基準を持ち、全てを真似するのではなく本を評価する視点を忘れない事です。

■一度読んだビジネス書を繰り返し読む

仕事の状況や立場、年齢など、毎日おかれている状況は変わっていきますよね。
それに伴って、仕事においての戦略や必要な知識は変化していくものです。
一度読んでいまいち腑に落ちなかったビジネス書でも、ふともう一度読み返してみると違う
見え方が見つかるかもしれません。
また、一度読んで役に立つと感じたビジネス書も、何度も読み返すうちに理解が深まり、
新しい発見をすることもあります。

世界のリーダーは【資質】ではなく【実践】で作られる!

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「リーダーは、生まれながらに持ち合わせた特質で決まる」というのは、1940年代頃まで主流と
なっていた、かつてのリーダーシップ論です。
現在、世界で活躍しているリーダーと呼ばれる方々の行動を見ると、「必ずしも資質だけでリーダーが決まることはない」と気がつくことでしょう。
 

世界と日本のリーダーの違い

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インドのとあるグローバル企業のCEOは、自宅に世界中の専門家を年に数回招くと言います。
そして、元米財務長官のローレン・サマーズや英国国際問題研究所(IISS)所長のジョン・チップ
マンなどのメンバーと一日中、議論に明け暮れています。
このように世界で活躍するリーダーは世界情勢について、貪欲に情報を求め洞察を深めます
というのも、企業のトップとして「最後の決断は自分で下す」という点を常に意識している
からです。
そのため、世界情勢を常に把握する必要があります。
一方、日本のリーダーとなると組織のトップに居座ってしまう人が多いです。
年功序列が未だに染みついている企業も多く、長年勤めた兄貴気分のままリーダーになって
しまっています。

「知識」は「実践」と組み合わせてこそ!

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現在の日本では、リーダーとなるための知識をつけることに傾倒しすぎています。
そのため、たとえMBAを修了しても「経営に関する知識はあるけど、経営ができない」という状態になってしまいます。
重要なのは知識だけでなく、実践も行っていくことです。
これは、ビジネス英会話においても同じことが言えます。
ビジネス英会話などを始めとした知識や能力を完璧にしてから、世界での活躍を試みようとする人は多くいます。
しかしそうではなく、ビジネス英会話の能力をアップさせつつ、ビジネス英会話を実践する機会を
どんどん獲得していき、経験を積むことが大切
になってきます。

今から出来ることを

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ビジネスの場において、リーダーシップを発揮している先輩を見ると「自分の性格では無理」「先輩は頭がいいから」などと考えてしまう人もいます。
しかし、そのような思考だといつまで経っても変化は生まれません。
大切なのは、「先輩はどのように行動しているのか」「自分の行動をどう変えればリーダーと
なれるか」という視点を持つこと
です。
また、世界で活躍するリーダーとなるためには、何もないところから何かを始めることも大切です。
どんなに経理のプロとして実績を上げたとしても、物事を始めるリーダーがいなければ何も生まれ
ませんし、何も動きません。
「代わりがいない」というのが、世界で活躍するリーダーの特徴とも言えます。
世界で活躍するリーダーとなるまでに、数々の失敗を経験することでしょう。
しかしそれを糧として、一回りも二回りも大きく成長することができます。
もちろん、その行動とともにビジネスに関する知識や英会話力を身につけることも忘れずに。

腕の見せ所!会議を円滑に進めるための4つのポイント

一流のビジネスマンとして、会議の進行役であるMC(司会)をしっかりこなし円滑に会議・
ミーティングを勧めていく能力は必須と言えます。

外資系企業での会議やミーティングの場では、MCとしての技能とビジネス英会話の能力が同時に
試されます。

会議を円滑に進めるポイントやコツは日本でも海外でも大きな違いはありませんが、それをビジネス英会話でこなすとなるとまたハードルがあがるのではないでしょうか。
今回は、会議やミーティングを進行する上でのポイントをご紹介します。

事前準備・アジェンダ作成

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まずは事前準備、アジェンダ(会議における検討課題)の作成が重要なポイントとなります。
参加者全員が納得感のある会議にするためには、会議における目的や道筋をしっかり作っておき共有する事が大切です。

1.アジェンダ作成
2.ゴールの設定
3.参加者の選定と役割の設定
4.会議資料・機材・開催案内などの準備

これらをしっかり行っておく事で、当日の会議を円滑に進める事が出来ます。
また、会議は必要最低限なメンバーで構成するのが望ましいです。
外資系企業のgoogleにおいても、意志決定のための会議は8~10人以下の人数で行うことが大切だとされています。

タイムマネージメント

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会議は参加者全員の時間を使っているという意識を持つ事が大切です。
MCは予め議題ごとに優先順位と協議時間を割り振っておき、タイムスケジュールを組んで
おきましょう

設定した時間内に結論が出なくとも、これに沿って次の議題へ移ります。
会議の終了時間は明確に決めておき、それを守る事が大切です。
だらだらと時間をかけて行う会議では生産性は高くありません。
MCはこの決められた時間内に議題に対しての結論がまとまるよう、滞り無く進行させるよう努力する務めがあるのです。

会議をコントロールする

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MCは上手く会議をコントロールし、内容の濃い会議にするのが腕の見せ所です。
「目的を忘れない」
「ゴールを意識する」
「話しがずれたら本筋に戻す」
「意見の発散と収束を使い分ける」
「意見を引き出す」

会議を上手くコントロールするには、この5つのポイントを意識しましょう。
中でも「意見を引き出す」というのは重要かつ難しい所です。
前もって意見をあげてくれやすいメンバーに強力を仰いでおくなど、事前に話しをしておくのも
ポイントになります。

ゴールは結論を出すこと

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会議のゴールは基本的に「結論をだす」という事です。
MCは事前準備の段階で議題に対して、自分なりの結論を出しておきましょう
実際に会議を行う上で個々の結論を聞き入れ、協議の上で最終結論にまとめます。
意見がうまくまとまらなかった場合、MCはある程度力任せに決定を行わなければならない場面が
出てきます

こういった際には、参加メンバーの意見を尊重しながら、なるべく全員が納得出来るような形に結論をまとめていきましょう。
このように会議の進行役を務めるには、やるべき事や気を回さなければいけないポイントが沢山
あります。
ビジネス英会話でMCという役割をしっかりとこなすには、まずはビジネス英会話を修得する事から
始めてみましょう。

一日を仕事だけにしない! 効率アップのカギは【15分】!

一日を仕事だけにしない! 効率アップのカギは【15分】!

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社会人になると残業がつきものですよね。
残業が多くなるとモチベーションも下がり、疲労から効率も落ちてしまいます
それがさらなる仕事の効率低下を引き起こし、残業時間も長くなるという悪循環へと
繋がってしまいます。
そんな悪循環に陥らないためにも、どのような方法で仕事の効率をアップすべきか見ていきましょう!
 

15分で区切ることが効率アップには欠かせない

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諏訪東京理科大学教授(脳システム論)の篠原菊紀さんによると
「理想的な単位は15分」ということです。
なぜなら、集中力の波は15分周期と言われているからです。
医学的見地から見ると40分とも言われていますが、どちらにしても人間はそう長く集中力を
保つことができません。
そこで仕事をする際は、集中力の波に合わせて15分×○コマというように区切って行ってみては
いかがでしょうか。
ダラダラと1時間仕事するよりも、集中した15分の方が勝ると言います。
さらに15分という短い時間を設定し、15分ごとに小さな目標をクリアしていくことで
モチベーションが保てます。
もし、目標としていた仕事が15分を過ぎても終わらなかった場合は、別の仕事に移りましょう。
特に仕事が進んでいない場合は、無理やりでも別の仕事をして頭を切り替えた方が効率的です。
また効率よく集中するためには、リフレッシュのために散歩などをして脳を解放することが良い
言われています。
散歩が難しいときは、足の筋肉を動かすなどしてリフレッシュを図りましょう。
15分という単位は、なにも仕事場にいる時だけの効率アップ方法ではありません。
ビジネス英会話の英会話力アップにも15分という単位は効果的です。
そこで毎日しっかりとビジネス英会話の勉強に取り組みたい、という方は、まずは15分英会学習や、
スカイプ英会話などの英語学習に、集中する時間を作る
ことから始めましょう。
スケジュールに無理ない範囲で英語学習の時間を組み込むと、習慣化しやすいというメリットが
あります。
習慣化することが、最も効果の上がる英語学習法と言われていますので、15分集中する時間が作れたらそれを継続するように心がけましょう。
3ヶ月~半年で英語の学習効果が実感できると言われているので、じっくりと腰を据えて英語の学習に取り組むことをオススメします。
 

仕事を分類しよう!

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仕事を種類によって分けることも大切です。
数分で出来るもの、じっくり考える時間が必要なもの、という二つに分けてみましょう!
数分で出来るものには、メールの閲覧や返信、電話でのアポイント、書類の整理やチェックなどが
あります。
これらは移動中や、待ち時間のうちに出来ます
これらの仕事をリスト化して持ち歩き、少しの時間を見つけてはこまめに行いましょう。
じっくり時間をかけて取り組む必要がある仕事は、一日のスケジュールにきちんと組み込んでおく
必要があります

その際は、取り組む時間を90分までとして出来るだけ15分単位で小さな休憩をとるようにしましょう
集中力を保つためにも、好きな音楽を流さない、必要のないパソコンなどの画面を表示しない、
社内の音が気になる場合は作業場所を変更するなど、工夫をしましょう。
人は一つ以上のことに集中することが難しいと言います。
忙しいからと何個も仕事を同時並行するのではなく、目の前の1つの仕事に15分間集中することから
始めてみましょう!