
💡 今回のイディオム
cut someone some slack
日常会話で非常によく耳にする表現です。直訳すると「誰かにたるみ(slack)を切ってあげる」となりますが、一体どういう意味でしょうか
🔍 どんな意味?
この表現は、**「(ミスや遅れに対して)大めに見る」「勘弁してあげる」「あまり厳しく責めない」**という意味です。
相手が厳しい状況に置かれていたり、わざと失敗したわけではない時に、「今回は大目に見てあげようよ」というニュアンスで使われます。
⚓️ 語源について
この表現の由来は、**「帆船の操船」**にあります。 船を岸壁につなぎ留めるロープ(ライン)がピンと張っていると、少しの動きで切れたり、船が強く揺さぶられたりします。そこでロープを少し緩める(give slack)ことで、遊び(余裕)を持たせたことが語源です。
そこから転じて、人に対しても「厳しく締め付けるのではなく、少し余裕を持たせてあげる」という意味で使われるようになりました。
📝 使い方をチェック!
1. He’s new here, so cut him some slack if he makes a mistake.
彼は新人なんだから、ミスをしても大目に見てあげてよ。
2. I know I missed the deadline, but please cut me some slack. I’ve been sick all week.
締め切りに遅れたのは分かっていますが、勘弁してください。今週はずっと体調が悪かったんです。
3. Why are you being so hard on her? Cut her some slack!
なんでそんなに彼女に厳しいの?少しは勘弁してあげなよ!
🎓 ポイント解説
このイディオムのポイントは、**「相手に非があることは認めているけれど、事情を考慮して寛大になる」**という点です。 また、命令形で “Cut me some slack!” と言うと、「(ガミガミ言わないで)勘弁してよ!」という、自分を擁護する強いニュアンスになります。
🔄 似たような表現
- Go easy on someone ((人)に対して手加減する、厳しく当たらない)
- Give someone a break ((人)を勘弁してあげる、休ませてあげる)
- Turn a blind eye (見て見ぬふりをする ※「大目に見る」に近いですが、少しネガティブなニュアンスも含みます)
完璧主義になりがちな時こそ、自分自身や周りの人に対しても “cut some slack” して、心に余裕を持ちたいものですね。ぜひ、今日の会話やメールで使ってみてください!






