
🚀 今回のイディオム
Easy does it
英会話会員の皆様、こんにちは! ネイティブとの会話中、慎重に作業をしている時や、誰かが焦っている時にふと耳にするこのフレーズ。直訳すると「易しいがそれを作る」…? いえいえ、実は非常に便利な「魔法の合言葉」なんです。
💡 どんな意味?
主に2つのシチュエーションで使われます。
- 「慎重に、ゆっくりやって」:壊れやすいものを運ぶ時や、細かい作業をする時の指示。
- 「落ち着いて、無理しないで」:怒っている人や焦っている人をなだめる時の「まあまあ、落ち着いて」というニュアンス。
🕰️ 語源について
この表現は19世紀頃から使われ始めたと言われています。 ここでの “it” は、今まさに行っている「動作や状況」を指します。「Easy(無理のない、ゆったりした動き)」が「does it(それを成し遂げる=うまくいく)」、つまり**「ゆっくりやることが、成功への一番の近道だよ」**という考え方がベースになっています。
動作の主語を「人間」ではなく「Easy(安易さ・慎重さ)」に置くことで、角を立てずにアドバイスする英語らしい擬人化表現の一つです。
🎬 使い方をチェック!
- 例文1:割れ物を運んでいる時に “Easy does it. This vase is an antique, so please be extra careful.” (慎重にね。この花瓶はアンティークだから、特に気をつけて。)
- 例文2:感情的になっている友人に “Easy does it, Tom. Let’s sit down and talk about it calmly.” (落ち着けよ、トム。座って冷静に話そう。)
- 例文3:リハビリや新しい練習を始めた人に “Don’t try to run yet. Easy does it for the first few days.” (まだ走ろうとしちゃダメだよ。最初の数日は無理せずゆっくりね。)
🔍 ポイント解説
このフレーズの面白いところは、これだけで文章が完結する点です。”You should do it easily.” と言うよりも、短く “Easy does it.” と言う方が、「あ、今は慎重さが求められる場面なんだな」というニュアンスがダイレクトに伝わります。命令形ではないので、相手に威圧感を与えにくいのも中級者が使いこなしたいポイントです。
🔄 似たような表現
- Go easy.(無理しないで / 手加減して)
- Steady as she goes.((船の操舵から)その調子で慎重に)
- Take it easy.(気楽にね / さようなら) ※ “Take it easy” は「リラックス」に近いですが、”Easy does it” はより「特定の動作への注意」に向いています。
「急がば回れ」という言葉があるように、英語圏でも「ゆっくり、慎重に」が最善とされる場面は多いものです。英会話のレッスンで講師が難しいトピックを出してきたら、自分自身に “Easy does it.” と言い聞かせて、リラックスして言葉を選んでみてくださいね。






