2025年07月20日

📘 今回のイディオム
“hit the books”
この表現は直訳すると「本を叩く」ですが、実際の意味は「勉強を始める・一生懸命に勉強する」ということです。特にテスト前や試験勉強のシーンでよく使われます。
🔍 どんな意味?
「hit the books」は「勉強する」「勉強に取りかかる」「集中して学習する」という意味で使われます。カジュアルで口語的な言い回しです。
🪶 語源について
この表現は比喩的な表現で、実際に本を叩くわけではなく、「本と真剣に向き合う」「本に取り組む」という意味合いから来ています。20世紀初頭にはすでにアメリカ英語圏で使われていたと言われています。
📝 使い方をチェック!
- I have a big exam tomorrow, so I need to hit the books tonight.
(明日は大きな試験があるので、今晩は勉強しないと。) - She didn’t go to the party because she had to hit the books all weekend.
(週末ずっと勉強しないといけなかったから、彼女はパーティーに行かなかった。) - After summer vacation, it’s time to hit the books again.
(夏休みが終わったので、また勉強を始める時期だ。)
📎 ポイント解説
「hit the books」は日常会話でよく使われる表現ですが、フォーマルな場面では「study hard」や「prepare for an exam」などに言い換えるのが無難です。学生同士の会話やSNS、留学先の生活の中で使える自然な表現です。
🔁 似たような表現
- crack the books(hit the booksと同様に「勉強を始める」の意)
- burn the midnight oil(夜遅くまで勉強する)
- hunker down to study(腰を据えて勉強する)
🗒️ 試験前、レポート締切前、あるいは資格取得のために勉強モードに入るとき。「I’m going to hit the books!」と一言つぶやくだけで、ちょっとやる気スイッチが入るかもしれません。英語でのモチベーションアップにも使ってみてください!