英語4技能対策

“break a leg – 舞台前などに)頑張って!-今日から使えるネイティブ表現


✨ 今回のイディオム

“break a leg”


break a leg」は一見ネガティブな表現に見えますが、実はとてもポジティブな意味を持つ、演劇や公演の世界ではおなじみのフレーズです。



🎭 どんな意味?

“break a leg” は「頑張って!」「うまくいくように祈ってるよ!」という意味のおまじないの言葉です。特に舞台に立つ前や、大事な発表の前に使われます。日本語で言う「成功を祈る!」や「きっと大丈夫!」に近いニュアンスです。



🕰️ 語源について

この表現の語源には諸説ありますが、最も有力なのは「縁起をかつぐ」という考え方から来ている説です。演劇界では、「幸運を祈る」というストレートな言葉を使うのは不運を招くと信じられており、あえて逆の言葉(ケガをする=break a leg)を使って幸運を呼び込むというものです。

また、舞台で成功して何度もカーテンコールに応じる=「脚を折るほど舞台に何度も立つ」という意味合いから来ているという説もあります。



🗣️ 使い方をチェック!

  1. You’ve got this audition today, right? Break a leg!
     (今日オーディションだよね?がんばって!)

  2. Break a leg in your presentation tomorrow. You’ll do great!
     (明日のプレゼン、うまくいくといいね。きっとうまくいくよ!)

  3. Everyone told me to break a leg before my big speech.
     (大事なスピーチの前、みんなに「がんばって」って言われたよ。)




💡 ポイント解説

“break a leg” は日常会話ではあまり使わず、特にパフォーマンス前大事な挑戦の直前に使われる少し特別なフレーズです。「break a leg!」とだけ短く言っても伝わるので、カジュアルに使えますが、知らないと戸惑う表現でもあるため、意味を理解しておくと安心です。



🔁 似たような表現

  • Good luck!(がんばってね!/幸運を祈る)
  • Knock ’em dead!(思いっきりやっちゃえ!/最高のパフォーマンスをしてこい)
  • You’ve got this!(君ならできるよ!)




大事な日、大きなチャンスの前に、友達や同僚にそっと “Break a leg!” と声をかけてみましょう。きっと笑顔が返ってくるはずです。少しユーモアもあり、英語らしさを感じられる表現ですよ!



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