2025年06月22日

📘 今回のイディオム
“burn the midnight oil”
この表現は、夜遅くまで残業したり、勉強したりする時にぴったりのフレーズです。特に試験前や締切前に追い込みをかけている場面でよく使われます。
💡 どんな意味?
“burn the midnight oil”は直訳すると「深夜の油を燃やす」ですが、意味は「夜遅くまで作業をすること」。多くの場合、勉強・仕事・準備などに集中していて、睡眠時間を削っているような状況を指します。
🔍 語源について
この表現のルーツは17世紀のヨーロッパにあります。当時は電気がなかったため、夜の作業にはランプ用の油(oil)を燃やして明かりを確保していました。つまり、“midnight oil”を燃やすとは「夜中まで灯りをつけて作業する」ということ。
現代では、努力・根性・締切前の奮闘の象徴として使われています。
🧾 使い方をチェック!
- I had to burn the midnight oil to finish my presentation for tomorrow’s meeting.
(明日の会議のプレゼンを終わらせるために、夜遅くまで作業した。) - She often burns the midnight oil during exam season.
(彼女は試験期間になるとよく夜遅くまで勉強している。) - We burned the midnight oil to launch the website on time.
(予定通りにサイトを公開するために、私たちは夜遅くまで作業しました。)
🎯 ポイント解説
- カジュアルな会話からビジネスシーンまで幅広く使える便利な表現
- 特定の目的(プレゼン準備、試験勉強など)に向けた努力を表すのに最適
- 一方で、健康的・持続的とは限らないニュアンスもあるので使いすぎ注意!
🔁 似たような表現
- pull an all-nighter:徹夜する(特に学生や若者の間でよく使われる)
- work late into the night:夜遅くまで働く(より中立的)
- stay up late to get something done:何かを終えるために夜更かしする(会話的)
忙しい毎日、どうしても“burn the midnight oil”が必要なときもありますよね。ただし、睡眠も大切。使う場面と言葉、どちらも“バランスよく”取り入れていきましょう!