英語4技能対策

“cut to the chase” って? 今日から使えるネイティブ表現



📌 今回のイディオム 

“cut to the chase”



「cut to the chase」は、前置きや無駄話を省いて、本題・要点にすぐ入るという意味の表現です。ビジネスでも日常会話でもよく使われる便利なイディオムです。


📚 どんな意味?

この表現は「遠回しな話をやめて核心に迫る」「手短に本題を話す」という意味で使われます。例えば、長い話にいら立ったときや、結論を早く知りたいときにぴったりのフレーズです。


🔍 語源について

“cut to the chase”の由来は1920〜30年代のハリウッド映画。観客が退屈する前に、アクション(=追跡シーン / chase)へ早く入ろうという映画監督や脚本家の合言葉がルーツです。つまり、余計なシーンを省いて「クライマックスに行こう!」という意味合いから来ています。


🧾 使い方をチェック!


  1. We don’t have much time, so let’s cut to the chase.
    (時間があまりないので、本題に入りましょう。)

  2. Instead of talking about the background, she just cut to the chase and gave us the results.
    (背景説明を省いて、彼女はすぐに結果を教えてくれた。)

  3. Can you cut to the chase? I have another meeting in ten minutes.
    (要点を話してもらえますか?あと10分で別の会議があるんです。)



💡 ポイント解説

この表現は、会議や議論、インタビュー、日常会話など、さまざまな場面で使えます。少しカジュアルなので、フォーマルな文書よりは口頭での会話に向いています。また、相手に対して少し急かすニュアンスもあるため、丁寧な言い回しとセットで使うのがおすすめです。


🔁 似たような表現


  • Get to the point:まさに「要点に入る」という直訳的な表現
  • Come to the point:同じく「本題に入る」やや丁寧
  • Skip the details:詳細を飛ばす(補助的に使う)




ぜひ、会議やプレゼン、ディスカッションの中で「cut to the chase」を使って、要領よく伝えるスキルを磨いてみてください!



試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”