2025年06月21日

📌 今回のイディオム
“cut to the chase”
「cut to the chase」は、前置きや無駄話を省いて、本題・要点にすぐ入るという意味の表現です。ビジネスでも日常会話でもよく使われる便利なイディオムです。
📚 どんな意味?
この表現は「遠回しな話をやめて核心に迫る」「手短に本題を話す」という意味で使われます。例えば、長い話にいら立ったときや、結論を早く知りたいときにぴったりのフレーズです。
🔍 語源について
“cut to the chase”の由来は1920〜30年代のハリウッド映画。観客が退屈する前に、アクション(=追跡シーン / chase)へ早く入ろうという映画監督や脚本家の合言葉がルーツです。つまり、余計なシーンを省いて「クライマックスに行こう!」という意味合いから来ています。
🧾 使い方をチェック!
- We don’t have much time, so let’s cut to the chase.
(時間があまりないので、本題に入りましょう。) - Instead of talking about the background, she just cut to the chase and gave us the results.
(背景説明を省いて、彼女はすぐに結果を教えてくれた。) - Can you cut to the chase? I have another meeting in ten minutes.
(要点を話してもらえますか?あと10分で別の会議があるんです。)
💡 ポイント解説
この表現は、会議や議論、インタビュー、日常会話など、さまざまな場面で使えます。少しカジュアルなので、フォーマルな文書よりは口頭での会話に向いています。また、相手に対して少し急かすニュアンスもあるため、丁寧な言い回しとセットで使うのがおすすめです。
🔁 似たような表現
- Get to the point:まさに「要点に入る」という直訳的な表現
- Come to the point:同じく「本題に入る」やや丁寧
- Skip the details:詳細を飛ばす(補助的に使う)
ぜひ、会議やプレゼン、ディスカッションの中で「cut to the chase」を使って、要領よく伝えるスキルを磨いてみてください!
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