英語4技能対策

日本人が絶対苦手なイントネーション【Stress Rule 】とは?

▮ ネイティブらしいイントネーションを身に付ける

 

IELTSスピーキングは試験管と対面式テストです。

リーディング、ライティングなどと違い、ネイティブスピーカーが

目の前にいるために緊張するかもしれません。

しかしマンツーマンでの会話に慣れておくことでむしろ

リラックスできるようになったりできるものです。

 

試験官は受験者のスピーキング力を判定するために質問をしてきます。

受験者はネイティブ英語に近い英語を話すテクニックを身に付けることで

話そのものが自然に上手く聞こえてきます。

正しいイントネーション(強弱)を身に付けることで受験者の英語は試験管に

好印象を与えます。

 

speaking 4

▮ 会話の中での強制(Stress patterns ) –   文の強弱ルールについて

スピーキングテストでは、試験官があなたの話す英語について評価する際、

他の受験者と比較するわけではありません。

あくまでもネイティブスピーカーと比較することになります。

言語によって違いはありますが、とりわけ日本語は

文の中の一つひとつの単語の強弱がほとんどありません。

それに引き換え英語では、文の単語の重要性により強弱を付けます。

ネイティブスピーカーである試験官からするとこの英語の強弱(stress ) が

大変気になるところなのです。

Stress rule ( 強弱)

 

1.Content words (内容語)の基本

 

Content wordsは通常強く発声する単語になります。

名詞、動詞、形容詞、副詞 となります。聞き手に話の内容をイメージさせたり、

伝えたい主な内容になります。

私たちは、聞き手に話の内容を早く理解してもらおうとします。

そこで、聞き手にわかり易いようにcontent words を強く発音するのです。

Content words (内容語)の例

 

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2. Function words ( 機能語)

 

Function wordsは通常強く発声しない単語になります。

文章を文法的に正しく構成するために必要な単語です。

代名詞、前置詞、冠詞、接続詞、補助動詞がそれに当たります。

Function words は強く発声しませんが、使い方を間違えたり、言い忘れたりすると、

英語レベルが疑われてしまいます。

 

例 ;  I CHOOSE to SEE all that is INTERESTING  and BEAUTIFUL.

Function words ( 機能語)の例

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Exceptions (例外)

 

上のルールは通常の強弱ルールですが、時には例外的に、

伝えたい単語がFunction wordであったりします。

例:
“They’ve been to Mongolia, haven’t they?” “No, THEY haven’t, but WE have.

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  1. content words are stressed

  2. structure words are unstressed

  3. the time between stressed words is always the same