TOEFL対策コラム

5分でわかる!TOEFL問題数・形式

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TOEFL iBT® テストの内容が改善されます!2019年8月1日以降のテストでは、
テストのフォーマット、受験申し込みやスコアレポートが改善されます。

TOEFL iBTテストの改善内容についての 詳細は次の通りです (英語)


▮改善(変更)内容のまとめ

1.問題数の減少

→リーディング/リスニング/スピーキングで問題数が少なくなります。

2.時間の短縮

→問題数の減少に伴ってテストにかかる時間が短くなります

3.マイページのアップデート

→マイページのデザインが変更されて申し込みが簡単になりました。


今までよりも時間が30分短くなって3時間のテストになります。

ただし,テスト形式や問題の種類には変更はありません

言い換えれば,TOEFL iBTの各セクションが公平で,信頼性があり,

推奨されるようなテストであることには変わりありません。

また,今まで通りテストは半日で完結します。


TOEFL スピーキング対策 効果の上がる学習法

▮ TOEFL Speaking(特訓ゼミ)と「Perfect Master」 の違い


★ TOEFL Speaking(特訓ゼミ)― 類似問題や過去問を使い受講者のレベルに合わせた指導


 TOEFL Speaking Perfect Master― レベル分けされた独自の問題形式



これからTOEFLスピーキングコースをを受講いただく方へは、

TOEFL対策最新版「Perfect Master」から受講いただくことをお勧めしてます。

 

また、TOEFLスピーキングに自信がない初心者の方には,

TOEFL Speaking Starter」をお勧めします。


こちらは問題にリスニングがないのでレッスン中は、スピーキングに集中でき、

TOEFLスピーキングの基本をしっかり身につけることができます。

 

「TOEFL Speaking (特訓ゼミ)」では実際の試験問題に近い類似問題や過去問を

 使い、問題に対する受講者の回答を講師が広い裁量で、改善点をアドバイスして

いきながら模範解答へと導くレッスン内容になります。 

 

 Perfect Masterでは、レベル分けされた問題に対し段階的に模範解答へと

 導くための質問が多く用意されています。(ナビゲーション・メソッド


 いくつもの問題を回答していくることで、質問の本質を見抜き、

 回答テクニックを身につける効果的な学習です。

 

また、Perfect Masterでは、初めから Basic(初級), Intermediate(中級),

Advance(上級)と受講者のレベルを3段階に分けてコースをご用意しました


それぞれレベルに合わせた語彙・トピック・問題の長さで作られています。

 

「TOEFL Speaking (特訓ゼミ)」では類似問題と過去問を中心に様々なトピックに

挑戦していくことで安定して高得点を稼ぐレッスンを目指します。

 

Perfect Masterは新しく導入したTOEFLスピーキングレッスンになりますので、

TOEFL Speaking (特訓ゼミ)」を終えた方が継続して受講いただくこともできます。

また、初めからPerfect Master を受講いただくことも可能でございます。

 

TOEFLスピーキング特訓ゼミは類似問題を多く用意してございますので、

「Perfect Master」を終えた方がご利用することで効果的なスコアーアップが期待できます。

▮TOEFLスピーキング Perfect Master  各レベルについて 

TOEFLスピーキング Perfect Master  各レベルの目安をご案内いたします。

 

Perfect Master Basic   

    TOEFL iBT   Speaking   15点未満   TOEIC 600点未満

 

Perfect Master Intermediate

 TOEFL iBT   Speaking   15〜20       TOEIC 601〜 850

 

Perfect Master Advance

    TOEFL iBT   Speaking   21〜        TOEIC 851 〜

簡単なスコアアップのコツ! Synonyms (同義語)

▮ Synonyms (同義語)で語彙力をアピール!

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TOEFL テストでは、
留学に必要な語彙力なくしてスコアアップは絶対にありえません。
全てのセクションで語彙力は必要ですが、
スピーキングテストでは、
同じ単語を繰り返さずに話すことで語彙力を示せます。
また、設問の単語をそのまま使うのではなく、
話しの中で、より適切な単語に替えて
話をすることでも語彙力を大いにアピールできます。

このように、TOEFL スピーキングのスコアアップのカギとなるのは
同義語「synonyms」にあると言っても過言ではありません。

使う単語は、話す相手やシチュエーションによっても変わります。
よりカジュアルでくだけた単語が良い場合もあれば、
フォーマルな場で適した単語もあります。

例えば“make a mistake”  “ We’ve  all done it “
このフレーズを考えてみてください。

もし、”make a mistake” をライティングで使うときには、
”make” の代わりに”error”を使うことができるかもしれません。

スピーキングで使うときは”mess up”がより適切な表現かもしれません。

語彙力とは、単に単語たくさん覚えるだけでなく、
適切に使いこなせるかも重要です。

▮ 繰り返しを避ける

Synonyms (同義語)を使うことは、

すなわち同じ単語を繰り返し使わないことを意味します。
同じ単語を繰り返すことで、採点官を退屈させてしまい、
評価が下がります。
また、やさしい単語ばかりを使った話は、
より的確な単語を知っている者からすれば、
内容が伝わりにくくなってしまいます。

▮ TOEFL スピーキング Question 1

設問
In America, customers can return a purchased item for a full refund within thirty days.
Do you agree or disagree with this policy ?
Develop your position with illustration and reason.
“アメリカの消費者は30日以内であれば、返品することで商品代金が全額戻る”
あなたはこの制度に賛成ですか? 反対ですか?


この設問に対しての解答で、導入部分(Introduction)を使って、
Synonyms (同義語)を説明してみます。

導入部分(Introduction) では、あなたの立場を明確にしなければいけません。

Personally, I think that customers should be allowed to return purchased items for a full refund within thirty days.

下線Personally は、以下の同義フレーズを使って表現できます。

In my opinion,
As far as I’m concerned,
In my experience,
In my view,
In my estimation,
From my perspective,
Personally speaking,

Personally, I think that customers should be allowed to return purchased items for a full refund within thirty days.

下線think that は、以下の同義フレーズで言い換えができます。

  • In my experience, I feel that customers should be allowed to…
  • In my view, I post that customers should be allowed to…
  • From my perspective, I contend that customers should be allowed to …
  • Personally speaking, I believe that customers should be allowed to …
  • In my estimation, I postulate that customers should be allowed to …
  • From my perspective, I reason that customers should be allowed to …

このように、Synonyms (同義語)を文章の中で覚えておくことで、使える表現が増えていきます。
また、あなたの語彙力を採点官にアピールすることができます。

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簡単なスコアアップのコツ!  mini エッセイを練習する

▮ miniエッセイの構成

 
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TOEFLスピーキング Independent Task スコアアップの方法として、
mini エッセイを作る練習をお勧めします。
 
エッセイの構成は
Introduction (序論)➡ Body (本論)➡ Conclusion (結論)となりますが、
Independent Taskでは、解答時間はわずか45秒ですから、
Introduction とconclusionは一行程度であっても構いません。 toefl speaking 24
 
構成についてもう少し説明しますと、
 
▮Introduction (序論)
設問から15秒で自分の考えと話の構成をまとめ(準備期間)、
Introduction部分で解答していきます。
Introductionでは、自分の考えと、これから話す自分の考えを、
どのように明確にしていくかを明言します。
これは、エッセイにおけるThesis statement(意見表明)と呼ばれます。
 
▮Body (本論)
ここでは、Introductionのなかで明言したthesis statementを
具体的な例を挙げながら、
自分の考えを説明していくところとなります。
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▮Conclusion (結論)
エッセイの最後のところです。
ここで結論を論理的に、力強く、確実に述べていきます。
 

▮ TOEFLスピーキング 勉強法 エッセイを作る

それでは、設問に対する解答例から内容を見ていきます。
 
設問
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解答例
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上の解答例は以下の理由で高得点が期待できます。

  • What

設問が要求している内容に対してすべて完全に答えられている。
 

  • How

基本的な文法・語彙力がある。 不適切な語彙表現がほとんどない。
 

  • Why

的確な解答が、明瞭に表現されており、首尾一貫した流れになっている。
トピックの展開がIntroduction〜conclusion まで上手く流れている。
 
For example, Also, As you can see, など、つなぎ語も適切に使われています。
解答の理由も具体的な例を挙げながら2つ述べられています。
解答理由 : encourage、inspire
具体的な例: Living with an American family / Mother wanted to work.
Conclusionで、解答をさらに強く確信して結論としている。
 

▮ miniエッセイを作ってみましょう

以下の設問をminiエッセイで解答してみてください。
 

  •  What is your favorite place to visit on weekends? Describe it and explain why it is your favorite place to go.
  • What is your happiest childhood memory? Describe it and give reasons to explain why it is your happiest memory.
  • What is your favorite book or movie? Describe it and say why it is your favorite.
  • What is your favorite style of clothing? Describe it and explain why it is your favorite.
  • What is your favorite season of the year? Describe the season and explain why you like it so much.

 
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簡単なスコアアップのコツ! Call-To-Action 行動喚起

▮ Call-To-Action (行動喚起)とは?

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Call to Action」とは、

それを聞いた人に何か行動を起こさせるための呼びかけです。

TOEFLスピーキング Question 1

(身近なトピックに対し、具体例を挙げて自分の意見を話す)の中で

「Call to Action」を上手に使うことで、

あなたの意見に説得力が加わり、スコアアップにもつながります。
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Call – To-Actionを使うことで、

あなたの主張をより明白に説得力を持たせ

聞き手に行動を誘導させる効力があります。

例えば、あなたが聴衆にこんな風に呼びかければ、すぐにでも行動に移すかもしれません。

  • …adopt a new business process

  • …attend an event

  • …register a vote

  • …join a club

  • …donate money to a children

  • …eat more vegetables

 

Call-To-Actionは、明確で直接的でなければなりません。

何か、助言的であったり、提案である必要はありません。

聞き手に行動を喚起する言葉ですから、弱弱しいものであってはなりません。

婉曲的な表現ではなく、直接的な言葉を使ってください。

  • “ Maybe you could think about joining…” ではなく、“Say…“ と言ってください。
  • “It would be good to train for…” ではなく、“Train for…” と言ってください。

聞き手があなたの主張をどう思うかなどと推測する必要はありません。

あなたの主張をストレートに伝え、聞き手があなたの主張から

行動に移すことを想定してください。

 

▮ TOEFL でCall-To Actionを使う!

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TOEFL スピーキングテスト Question 1では、

実際に、Call-To-Actionを使ってこのように表現します。

Call-To-Action

 

「つなぎ語」+ 「あなたの主張」+ 「Call- To -Action」

In sum, I conclude that computer games are a bad influence on kids.
Parents, turn off the computer. Now!

Finally, I believe that recycling is a good way to help the planet.
Don’t throw paper and plastic away.  Recycle!

 

Call-To-Action と Rhetorical  Question

 

もう一つの主張を印象付けるテクニック

「Rhetorical  Question」を加えるといっそうあなたの主張が聞き手に

強く印象付けることができます。

 

「つなぎ語」+ 「あなたの主張」+ 「Rhetoric Question」 + 「Call- To -Action」

In closing, I believe that computer games are a bad influence on kids.
Parents, turnoff the computer !  Do you really want violent kids ?

When all is said and done, I contend that recycling is important.
Save the planet!  Can you imagine a world full of garbage ?

「 Call- To -Action」と「Rhetoric Question」の位置を変えることもできます。

 

「つなぎ語」+ 「あなたの主張」+「Call- To -Action」+「Rhetoric Question」

 

In closing, I conclude that computer games are not good for children.
Do you really want violent kids ?
Parents, turnoff the computer. Now !

When all is said and done,
I assert that computers are important for fun and for learning. 
Can you imagine  a world without computers ?
Be happy. Be productive. Buy a computer!

 

▮ TOEFL 勉強法 Call-To-Action

 

TOEFLスピーキング Question 1 では、身近な話題についてあなたの考えを求められます。

  • ペットはあなたに必要ですか?
  • 小学生に携帯電話は必要ですか?
  • 英語を世界共通語にすることに賛成ですか?

 

上のような例題集を使い、Call-To-Action を使ってあなたの主張を展開する

勉強法を取り入れてください。

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簡単なスコアアップのコツ! Rhetorical Questionとは

▮ 採点官に好印象を与える” Rhetorical Question” とは?

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Rhetorical Question を上手く使うことで、
TOEFL採点官に自分の考えや主張を印象付けるだけでなく、
ポイントアップにつながります。
 
Rhetorical Questionとは、修辞疑問と呼ばれ、
“質問として述べられているが、答えられると想定されていない言明”
のことで、普段から日常的に使われています。
 
会話の中で、相手からの問いかけに対し、すぐに応対するように使ったり、
自分の考えを強調したり、相手に印象を強く持たせたりする効果があります。
 
日常会話ではこんな風に使われています。
 

  • “ Who knows ? “            toefl speaking 15
  • “Are you stupid?”
  • “Did you hear me?”
  • “OK?”
  • “Why not?”

 
また、センテンスの中で、簡単に使うこともできます。
以下の例のように、伝えたいことの後に、否定語を使い、
より強調させる効果があります。
 

  • “It’s too hot today. Isn’t it ? “
  • “The actors played the roles well. Didn’t they ? “

 
あなたが、アメリカのバーに行ってバーテンダーに“How are you “と聞かれたら、
調子が悪くても”Fine “とだけ言って、注文してください。(笑)
 
これも、Rhetorical Questionですから、バーテンダーは
あなたから健康状態の答えを聞いていません。
”注文は?“ の代わりに”How are you “と言っているだけです。
 

▮ The Rhetorical Why

 
 
TOEFLスピーキングテストにおいては、受験者自身の嗜好や経験などが問われます。
「Rhetorical Question」は質問に対し、
自分の考えを話し始めるきっかけとして使ったり、
主張を効果的に伝えるときにも有効です。
 
緊張している本番で、話をスタートするときには、Rhetorical Questionで始めることで
安心感をもってテストに望めます。
 
例えば、 「あなたに最も影響を与えた人は誰ですか?」という質問に対して、
 
Personally, I believe that my mother has been the biggest influence in my life.
Why has my mother been the biggest influence in my life?
Because she encourages and inspires me.
 
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Rhetorical why を使うことで、母親が自分に影響を与えた人物であることが、
より印象的に伝えられ、Because 以降で
自分の主張を述べていくことを上手く繋げています。
 
Personally, I believe that my mother has been the biggest influence in my life.
Why ?
Because she encourages and inspires me.
 
でもよいでしょう。
 
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5分でわかる! 問題構成- Question 3- 6

Integrated Tasks (統合型問題)

Integrated Taskは1つの技能だけではなく、前もって英文を読んだり聞いたりしたものに対して、英語で解答を述べるもので数種類の技能を併せてコミュニケーション能力を測定する問題です。
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Question 3

Reading ⇒Listening⇒Speakingの統合型の問題です。最初に短い英文を読んだ後、テーマに沿った会話を聞きます。出題されるトピックはCampus-related Topics(キャンパスで交わされるトピック)です。主に大学からの新しい規則や方針の発表などの英文を読み、続いてそのトピックについて交わされる会話を聞きます。その後で、会話に登場した人のその規則や方針などに関する意見と、その理由をまとめる問題です。英文を読む時間は45秒準備時間は30秒、解答時間は60秒です。
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Question 4

Reading ⇒Listening⇒Speakingの統合型の問題です。最初に短い英文を読んだ後、テーマに沿った講義を聞きます。出題されるトピックはAcademic Topics(学問的なトピック)です。リーディングとリスニングを通じて、ある学問分野における見解、理論、法則、原則、概念などが、具体的な例とともに紹介されます。具体的な例の概要と、核となる見解や法則などとの関連性を説明する問題です。英文を読む時間は45秒、準備時間は30秒、解答時間は60秒です。
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Question 5

Listening⇒Speakingの統合型の問題です。大学キャンパスのトピックに関した会話を聞いた後、ポイントの説明と自分の意見を述べます。
Question 3や4と違ってリーディングはありません。会話では、ある問題と、その問題に対処する2つの解決策について話し合われます。
解答では、簡単にその問題点をまとめた後、解決策に関して自分の意見を述べます。準備時間は20秒、解答時間は60秒です。リーディングがないので、Question3と4に比べて10秒短くなっています。
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Question 6

Listening⇒Speakingの統合型の問題です。学問的な主題の講義の一部を聞いた後、その内容を要約します。Question 5と同様にリーディングはありません。Question 4と同様にアカデミックな題材ですが、あくまでも英語の試験なので、前もってその分野の知識をもっていなければ答えられないものではありません(知っていればもちろん有利ですが)準備時間は20秒、解答時間は60秒です。
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5分でわかる! 問題構成- Question 1- 2

TOEFLのスピーキングは6つのQuestionから構成されています。

2問が独立型問題(Independent Tasks),残り4問が統合問題

(Integrated Tasks)になります。

この2つは、簡単に言えば「スピーキングだけ」の問題か、

「スピーキング、リスニング、リーディング」が合体した問題かになります。

2問から成るIndependent Tasks は「なじみ深く一般的なもの」が

出題されます。

一方、4問から成るIntegrated Tasksは「キャンパスで交換されるもの」と

様々な学問分野の講義」から出題されます。

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それでは、それぞれのQuestionについて詳しく解説していきましょう。

Independent Tasks(独立型問題)

Question 1

Independent Task Question1 及び 2では、まず画面に問題文が現れます。問題文は音読もされるので、問題を読みながら同時に指示を聞くことができます。続いて15秒間の準備時間が与えられます。短い時間ですが、メモにまとめるなどして時間を有効に使ってください。15秒が経過したら、口頭での解答を始めます。解答時間は45秒間です。画面上に残り時間が表示されます(スピーキングの全問題共通)。
Question 1では個人的な嗜好や経験について問われます。選択肢は提示されませんから、出題に対する自分の意見を述べて、それを選んだ理由を付け加えていきます。出題されるのは、場所、人物、身の回りの物、状況などで、Familiar Topics (なじみ深く一般的トピック)です。

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Question 2

Question 1と違い、2つの選択肢が与えられ、どちらかを選択した後、具体的な理由を付けていきます。出題されるのは、Question 1と同じようにFamiliar Topics (なじみ深く一般的トピック)です。設問が読まれた後、準備時間が15秒与えられ、ビープが2秒流れたら、すぐに話し始めます。解答時間は45秒です。

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5分でわかる! 採点基準 (後編)

 ▮ 採点項目と採点基準の比較―2

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B ) Language Use (言語の使い方)

 
○  基本的な文法が正しく使えている
○  より複雑で豊かな文構造が使えている
○  適切な基本語彙表現が使えている
○  幅広く豊かな語彙表現が使えている
========================================
ここでは、表現力の適切さを採点しています。具体的には文法と単語です。まずは伝えたいことを伝える際に適切な語法、そして単語を用いているか、また表現方法も適切に表現されているか、といったことを採点します。つまり、正しい単語と文法を使用して話ができているか、ということに焦点を当てています。
========================================

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4点 (最高評価)
基本的な文法力が身についており、基本的な語彙表現や、より複雑で変化に富んだ文構造をもった表現も効果的に使いこなせています。 言い換えなども含めて、豊かで多彩な語彙表現力をもっています。 全体の流れや理解に影響を与えるようなものでない限り、ほんの少しの文法や語彙表現の間違えがあっても、特に減点されることはありません。
 
 
3点
基本的な文法・語彙表現力はもっており、上手く考えを表現できていますが、ところどころに文法的な間違いや不適切な語彙表現があります。 ただし、全体の流れをとめてしまうものではなく、内容を伝達するうえで著しく妨げになるものではありません。 より高度で複雑な表現をする時に間違いが多くなります。
 
2点
基本的な文法力や語彙表現力がまだ不十分であることがわかります。 やや複雑な構造の文をうまく使いこなすことができず、極めて基本的な文構造のみを使って話しています。 語彙表現も極めて基本的なものに限られていて、豊富さや多彩さはありません。 文と文をつなぐ接続詞の使い方がままならないために、意味が上手くつながらないことがあります。 聞き手に理解してもらえない箇所があることが減点の対象になります。
 
1点
文法・語彙表現ともに基本的なレベルで使いこなすことさえもままならない状況です。 そのため、どのようなことを言おうとしているかを理解するのも難しくなります。 片言で単語をつなぎ合わせ話している印象を受けます。
 
0点
何もしていないか、トピックスにまったく無関係なことを話した場合(最初から最後までの意味)、スコアはゼロになります。

▮ 採点項目と採点基準の比較―3

 C ) Topic development (トピックの展開の仕方)

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○  Questionに対して完全に答えている
○  具体性があり、うまくトピックが展開している
○  考えが首尾一貫してうまく表現されている
○  複数の考えがうまく関連づけられている
○  解答時間をほぼすべてうまく使えている
=====================

 話し方、表現力ときて、いよいよスピーキングの内容を採点する項目です。与えられたトピックに対して適切な答えを答えているか、ということを採点される項目です
 
=====================================
 
4点(最高評価)
Questionが要求している内容に対してすべて完全に答えられています。 的確な解答が、明瞭に表現されていて、首尾一貫した流れになっています。 トピックの展開がうまく、複数の考えがうまく関連付けられています。 解答時間をほぼうまく使い切っています。
 
3点
おおよそQuestionが要求している内容に答えられています。 全体的に上手く流れていますが、ところどころ首尾一貫性が欠けていたり、1つの考えと別の考えが上手く関連付けられていなかったりするところがあります。 解答にやや具体性が欠け、トピックが上手く展開されていない点が見受けられます。
 
2点
解答はQuestionに関連して最低限のことは答えているものの、かなり不十分です。 具体例に乏しく、上手くトピックが展開されていません。 繰り返しや、無駄な表現が多く、考えと考えのつながりも明瞭には表現されていません。 時間配分が悪く、解答時間がかなり余っていたり、だらだれしていて途中で時間切れになったりします。 全般的に話す量は少な目です。
 
1点
解答がQuestionに関連しているかどうかの判断もつきにくい状況です。 首尾一貫性やトピックの展開はほとんど見られず、思いついたことを途切れ途切れに発言しています。 話す量は圧倒的に少なく、黙り込むか、同じことの繰り返しが解答時間のほとんどを占めています。
 
0点
何もしていないか、トピックスにまったく無関係なことを話した場合(最初から最後までの意味)、スコアはゼロになります。
5分でわかる! 採点基準 (前編)

▮ スピーキング スコア算出法

■  TOEFLスピーキング6つのQuestionから構成されています。各Questionに対する解答は、0.5刻みで、0〜4の範囲で採点されます。最高は24点ですが、これが30点満点に換算されて最終のスコアになります。例えば、全てのQuestionで3点を取った場合、合計は18点となりますが、これを30点満点で換算すると、75%の正解率で23となります。

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▮ スピーキング 採点項目

 
■  採点の評価ポイントとなるのは主に次の3つのカテゴリになります。

A ) Delivery (話し方)

○  明瞭な話し方をしている
○  滑らかな話し方をしている
○  不自然なほど遅くなく、自然な速さで話している
○  明瞭な発音で自然なイントネーションで話している
○  不自然な間合いがあったり、詰まったりしていない
========================================
TOEFL IBTではマイクに向かってしゃべるので、目線やボディランゲージは意味を成しません。そのため、重要となるのは、「話すスピード」、「イントネーション」、「アクセント」などになります。また、重要項目として「発音」がありますが、これはもちろんネイティブにより近いほうがいいのですが、最も重要なことは、どれだけネイティブに近いかではなく、どれだけ明瞭に話せているかになります。
========================================
 

▮ 採点基準の比較 

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4点 (最高評価)
全体的に明瞭、滑らかな話し方で、最初から最後までほとんどよどみがありません。 自然な聴き取り易い速度で、総体的に発音も明瞭、イントネーションも不自然さはありません。 不自然なペース配分もありません。 ほんの少しの詰まりや発音の間違いは、流れや理解を分断するものではありませんから、特に減点されません。
 
3点
全体的に明瞭で滑らかな話し方ですが、ところどころとぎれてしまうことがあります。 また、発音の不明瞭さやイントネーションの不自然さが何箇所かあります。 理解するのに少し努力を要することもありますが、全体的な流れにそれほど影響しているわけではありません。
 
2点
明瞭で滑らかな印象は乏しく、無明瞭な発音や不自然なイントネーションが多く、理解するのがやや難しいときがあります。 頻繁に不自然なペース配分や、話す速度の不自然な変化、発話の途切れなどがあります。 全体的に伝えたいことはおおよそ理解できるものの、意味がよく伝わらないところも何箇所かあります。
 
1点
明瞭さや滑らかさはほとんどなく、発音の不明瞭さや間違えあるいはイントネーションの問題の為に、理解するには聞き手の相当な努力が必要になります。度々行き詰まり、黙り込んでしまうことも多く、全体的て途切れ途切れな解答となってしまいます。
 
0点
何もしていないか、トピックスにまったく無関係なことを話した場合(最初から最後までの意味)、スコアはゼロになります。