TOEFL対策コラム

TOEFL iBT  スピーキング スコアアップのコツ!- 「高得点者が実践している「話し方の型」完全ガイド」


🎯高得点者が実践している「話し方の型」完全ガイド


TOEFL iBTスピーキングで高得点を狙うには、英語力だけでなく「話し方の型」を身につけることが重要です。今回は、TOEFL対策に特化したオンライン英会話「My Tutor」の受講者の皆様向けに、試験で即実践できる「話し方の型」をご紹介します。




📌「話し方の型」が必要な理由とは?


TOEFLスピーキングは「短時間で」「論理的に」「英語で」答える試験です。
そのため、高得点者は**準備された構造(=話し方の型)**を持ち、どんな問題にも落ち着いて対応しています。
型を使えば、回答の中身に集中でき、時間切れや脱線を防ぐことができます。




🧱 高得点者が使っている3つの「話し方の型」


①【PREP法】(Point – Reason – Example – Point)

  • Point: 自分の意見を明確に述べる
  • Reason: 理由を簡潔に伝える
  • Example: 実例で説得力を持たせる
  • Point(再確認): 結論として再主張する


📌 例(Task 1):
“I think online classes are better than traditional ones.
One reason is they are more flexible.
For example, I can study anytime after work.
So I believe online classes are a better choice.”



②【問題→意見→理由→まとめ】(Problem – Opinion – Reason – Conclusion)

特に**Task 2(2択問題)**で有効。
にわかりやすく説得力のある意見を示せます。




③【要約型】(Summary – Key Point 1 – Key Point 2 – Own Opinion)

Task 3・4での講義や会話の要約に使います。内容理解を示しつつ、自分の意見も加えましょう。




💡 型を使いこなすコツ


  1. 普段の練習で型を定着させる
     My Tutorのレッスン中に意識的に型を使い、先生からフィードバックをもらいましょう。
  2. 時間配分の練習をする
     各Taskの制限時間内で型を活用するには、繰り返しの音読&タイムトライアルが効果的です。
  3. 録音して確認する
     自分の回答を録音して、「論理的に話せているか」「型通りに構成できているか」を確認しましょう。




✨ まとめ


「話し方の型」は、TOEFLスピーキングでの安定した高得点の鍵です。
My Tutorのレッスンを活用して、型を自然に使いこなせるようにしましょう。
「英語で話すこと」から「戦略的に伝えること」へ。
型を使えば、あなたのスピーキング力は確実にレベルアップします!


試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

TOEFL iBT スピーキング スコアアップのコツ!-「TOEFLスピーキングの採点基準を理解しよう!4つの評価ポイントとは?」

「TOEFLスピーキングの採点基準を理解しよう!4つの評価ポイントとは?」


TOEFLスピーキングで高得点を狙うには、ETS(試験運営機関)がどのような基準で採点しているかを理解することが第一歩です。漠然と英語を話すのではなく、採点官が評価する4つの観点に焦点を当てて対策することで、効率的にスコアアップを目指せます。



🎯 1. Delivery(流暢さと発音)

  • 何を見ている?
    発音が明瞭で、ナチュラルなイントネーションやリズムで話せているか。
    つっかえたり、間が多すぎたり
    評価が下がります。
  • 対策のヒント
    ➤ シャドーイングでネイティブの話し方をまねる
    ➤ 簡単な構文でスムーズに話すことを意識する




🧠 2. Language Use(語彙と文法の使い方)


  • 何を見ている?
    適切な語彙や文法を使いこなしているか。バリエーションがあり、正確であることが求められます。
  • 対策のヒント
    ➤ 高校英語に加えて、TOEFL頻出語彙(例:analyze, significant, perspectiveなど)を習得
    ➤ 単文だけでなく、接続語(however, thereforeなど)を使って複文を作る練習を



🧩 3. Topic Development(内容の一貫性と論理展開)


  • 何を見ている?
    答えが論理的に展開されているか。意見や説明が筋道立っているかがカギです。
  • 対策のヒント
    ➤ 「意見→理由→具体例」のフォーマットを習得
    ➤ メモを取って要点を整理しながら話す練習をする




🔍 4. Task Fulfillment(設問への的確な対応)


  • 何を見ている?
    指示されたタスクに正確に答えているか。話の内容が質問とずれていないかが重要です。
  • 対策のヒント
    ➤ 設問を読んだあと「何を聞かれているか」を必ず確認
    ➤ 回答テンプレートを活用してタスクごとの型を身につける




📝 最後にひとこと


TOEFLスピーキングでは、「英語のうまさ」だけでなく、「試験としての構造を理解して話せるか」がスコアに直結します。まずはこの4つの評価基準を意識した練習を始めてみましょう。採点官の視点を持ってトレーニングすることが、あなたのスピーキングを確実に変えます!

試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

TOEFL iBT  スピーキング スコアアップのコツ!


🎯 TOEFL iBT スピーキング スコアアップのコツ!



【Part 1:全体戦略と基礎力アップ】


🧭 TOEFLスピーキングの採点基準を理解しよう!4つの評価ポイントとは?

🧱 高得点者が実践している「話し方の型」完全ガイド

🗣️ 英語が自然に出てくる!毎日5分でできるスピーキング習慣

📏 テンプレートは武器になる!4タスク共通の基本フレーズ集

45秒で伝える技術:時間配分と情報整理のコツ



【Part 2:Independent Task(タスク1)対策】

📚 意見を述べる問題はこう答える!「主張+理由+例」の黄金パターン

🎯 質問にズレずに答える!問題文の意図をつかむ3ステップ

🧠 話題が思いつかない時のための「意見ネタ貯金術」

✍️ Task 1練習で差がつく!自分専用テンプレートを作る方法

💡 使える!便利な意見表現50フレーズ(反対・賛成・理由付け)



【Part 3:Integrated Task(タスク2〜4)対策】


🔍 Task 2完全攻略!大学の方針と学生の意見の整理法

📝 メモ取りの基本!聞きながら構造を捉える練習法

🎧 Task 3・4で焦らない!アカデミック英語の聞き方のコツ

📊 スピーキング中の要約スキルを鍛える3つの練習方法

📚 例が聞き取れない時の対応法:部分点を取りに行く戦略



【Part 4:高得点を狙う話し方・表現力】


🗣️ 発音・イントネーションで失点しないための練習メニュー

🔁 言い換え力を鍛える!使い回しできる表現集(Paraphrase)

🔗 自然な英語になる!つなぎ言葉(Discourse Markers)ベスト20

🚫 こんな言い方はNG!減点されやすい口癖・表現とは?

💬 “I think”から卒業!高得点者が使う「意見を述べる」表現集



【Part 5:試験直前&実践強化】

🧪 模擬テストで実力を確認!おすすめの模試&時間配分術

📆 1週間でできる!TOEFLスピーキング短期集中プラン

🎥 録音して振り返る!自分のスピーキングの弱点分析法

🤝 講師との練習を効果最大化する事前準備&フィードバック活用術

📈 受講者の成功体験に学ぶ!スコアが伸びた人の共通点とは?



【Part 6:実力を支える習慣・補助学習】


📚 スピーキングに効くリーディング:短文要約トレーニングのすすめ

🎧 毎日聞き流すだけで力がつく!おすすめ英語音声教材5選

🧠 英語が口から出てくる脳を作る!スピーキングと瞬間英作文

💡 緊張に負けない!本番で実力を発揮するメンタルコントロール法

🔄 TOEFL受験後の復習法:本番を「次回スコアUP」につなげる反省法

TOEFLスピーキングIntegrated Task 問題構成

Integrated Tasks (統合型問題)

Integrated Taskは、1つの技能だけではなく、前もって英文を読んだり聞いたりしたものに対して、英語で解答を述べるもので、数種類の技能を併せてコミュニケーション能力を測定する問題です。

Question2-3は、読んで(Reading)➡聞いて(Listening)➡話す(Speaking)


Question 2 ( Integrated Task 2 )

Reading ⇒Listening⇒Speakingの統合型の問題です。最初に短い英文を読んだ後、

テーマに沿った会話を聞きます。


出題されるトピックはCampus-related Topics(キャンパスで交わされるトピック)です。

主に大学からの新しい規則や方針の発表などの英文を読み、続いてそのトピック

について交わされる会話を聞きます。


その後で、会話に登場した人のその規則や

方針などに関する意見と、その理由をまとめる問題です。


▮ 流れ 1 : パッセージを読む(50秒)

▮ 流れ 2 : リスニング(生徒同士の対話)

▮ 流れ 3 : 回答の準備(30秒)

▮ 流れ 4 : 回答(60秒)

Question 3 ( Integrated Task 3 )

Reading ⇒Listening⇒Speakingの統合型の問題です。最初に短い英文を読んだ後、

テーマに沿った講義を聞きます。

出題されるトピックはAcademic Topics(学問的なトピック)です。

リーディングとリスニングを通じて、ある学問分野における見解、理論、法則、原則、概念などが、

具体的な例とともに紹介されます。

具体的な例の概要と、核となる見解や法則などとの関連性を説明する問題です


▮ 流れ 1 : パッセージを読む(50秒)

▮ 流れ 2 : リスニング(レクチャー形式)

▮ 流れ 3 : 回答の準備(30秒)

▮ 流れ 4 : 回答(60秒)

Question 4 ( Integrated Task 4 )

サンプルテスト音声


Listening⇒Speakingの統合型の問題です。

学問的な主題の講義の一部を聞いた後、その内容を要約します。


Question 2,3と違いリーディングはありません。


Question 3と同様にアカデミックな題材ですが、あくまでも英語の試験なので、
前もってその分野の知識をもっていなければ答えられないものではありません

(知っていればもちろん有利ですが)


解答時間が20秒とかなり短いものとなっています。予め聴きとるべきことを理解した上で

この20秒を活用することがポイントとなります。


▮ 流れ 1 : リスニング(レクチャー形式)

▮ 流れ 2 : 回答の準備(20秒)

▮ 流れ 3 : 回答(60秒)

TOEFLスピーキング Independent Task

TOEFLのスピーキングは4つのQuestionから構成されています。

1問が独立型問題(Independent Tasks),残り3問が統合問題

(Integrated Tasks)になります。


この2つは、簡単に言えば「スピーキングだけ」の問題か、

スピーキング、リスニング、リーディング」が合体した問題かになります。


1問から成るIndependent Tasks は「なじみ深く一般的なもの」が

出題されます。

一方、3問から成るIntegrated Tasksは「キャンパスで交換されるもの」と

様々な学問分野の講義」から出題されます。



それでは、それぞれのQuestionについて詳しく解説していきましょう。

Independent Tasks(独立型問題)

◆ 問題数: 1問

◆ 準備時間:15秒
◆  回答時間:45秒


Independent taskで質問される内容は、あまり難しくありません。

Familiar Topics (なじみ深く一般的トピック)です。


ある事柄に対して立場を選び、根拠を示せば良いのですが、根拠がすぐに思いつ

かないと時間が無駄になってしまいます。


準備時間が15秒ということを考慮すると、すぐに言いたいことを思いつけるアイデア力

は力強い武器となります。


スピーキングセクションですから、もちろんスピーキングスキルが必要となります。

発音がネイティブレベルである必要はありません。


イントネーション、強弱がはっきりしていて、単語が明確に発音できることが、

まずは大切です。


TOEFLスピーキング採点基準(後編)

スピーキング 採点項目 (後編)

Speaking Sectionは、以下のように詳しく採点方法を明確に発表しています。


1)Delivery (話し方)、2)Language Use(表現力)、3)Topic Development(発展力)の

今回(後編)では、 2)Language Use(表現力)、3)Topic Development(発展力)

採点方法をを詳しく見ていきましょう。


B ) Language Use (言語の使い方)

 

○  基本的な文法が正しく使えている
○  より複雑で豊かな文構造が使えている
○  適切な基本語彙表現が使えている
○  幅広く豊かな語彙表現が使えている


ここでは、表現力の適切さを採点しています。具体的には文法と単語です。

まずは伝えたいことを伝える際に適切な語法、そして単語を用いているか、

また表現方法も適切に表現されているか、といったことを採点します。


つまり、正しい単語と文法を使用して話ができているか、ということに焦点

を当てています。



人間の採点官が4,3,2,1,0 (5段階評価)のいずれかの評価点をつけます。


4点 (最高評価)
基本的な文法力が身についており、基本的な語彙表現や、より複雑で変化に富んだ文構造をもった表現も効果的に使いこなせています。 言い換えなども含めて、豊かで多彩な語彙表現力をもっています。 全体の流れや理解に影響を与えるようなものでない限り、ほんの少しの文法や語彙表現の間違えがあっても、特に減点されることはありません。


3点
基本的な文法・語彙表現力はもっており、上手く考えを表現できていますが、ところどころに文法的な間違いや不適切な語彙表現があります。 ただし、全体の流れをとめてしまうものではなく、内容を伝達するうえで著しく妨げになるものではありません。 より高度で複雑な表現をする時に間違いが多くなります。
 
2点
基本的な文法力や語彙表現力がまだ不十分であることがわかります。 やや複雑な構造の文をうまく使いこなすことができず、極めて基本的な文構造のみを使って話しています。 語彙表現も極めて基本的なものに限られていて、豊富さや多彩さはありません。 文と文をつなぐ接続詞の使い方がままならないために、意味が上手くつながらないことがあります。 聞き手に理解してもらえない箇所があることが減点の対象になります。
 
1点
文法・語彙表現ともに基本的なレベルで使いこなすことさえもままならない状況です。 そのため、どのようなことを言おうとしているかを理解するのも難しくなります。 片言で単語をつなぎ合わせ話している印象を受けます。
 
0点
何もしていないか、トピックスにまったく無関係なことを話した場合(最初から最後までの意味)、スコアはゼロになります。



C ) Topic development (トピックの展開の仕方)

○  Questionに対して完全に答えている
○  具体性があり、うまくトピックが展開している
○  考えが首尾一貫してうまく表現されている
○  複数の考えがうまく関連づけられている
○  解答時間をほぼすべてうまく使えている


話し方、表現力ときて、いよいよスピーキングの内容を採点する項目です。

与えられたトピックに対して適切な答えを答えているか、ということを

採点される項目です


人間の採点官が4,3,2,1,0 (5段階評価)のいずれかの評価点をつけます。



4点(最高評価)
Questionが要求している内容に対してすべて完全に答えられています。 的確な解答が、明瞭に表現されていて、首尾一貫した流れになっています。 トピックの展開がうまく、複数の考えがうまく関連付けられています。 解答時間をほぼうまく使い切っています。
 
3点
おおよそQuestionが要求している内容に答えられています。 全体的に上手く流れていますが、ところどころ首尾一貫性が欠けていたり、1つの考えと別の考えが上手く関連付けられていなかったりするところがあります。 解答にやや具体性が欠け、トピックが上手く展開されていない点が見受けられます。
 
2点
解答はQuestionに関連して最低限のことは答えているものの、かなり不十分です。 具体例に乏しく、上手くトピックが展開されていません。 繰り返しや、無駄な表現が多く、考えと考えのつながりも明瞭には表現されていません。 時間配分が悪く、解答時間がかなり余っていたり、だらだれしていて途中で時間切れになったりします。 全般的に話す量は少な目です。
 
1点
解答がQuestionに関連しているかどうかの判断もつきにくい状況です。 首尾一貫性やトピックの展開はほとんど見られず、思いついたことを途切れ途切れに発言しています。 話す量は圧倒的に少なく、黙り込むか、同じことの繰り返しが解答時間のほとんどを占めています。
 
0点
何もしていないか、トピックスにまったく無関係なことを話した場合(最初から最後までの意味)、スコアはゼロになります。

TOEFL スピーキング採点基準(全編)

スピーキング スコア算出法

TOEFLスピーキングは4つのQuestionから構成されています。

人間の採点官が4問の回答をそれぞれ4,3,2,1,0のいずれかの評価点

つけます。


最高は16点ですが、これが30点満点に換算されて最終のスコアになります。


例えば、全てのQuestionで3点を取った場合、合計は12点となりますが、

これを30点満点で換算すると、75%の正解率で23となります。


スピーキング 採点項目

Speaking Sectionは、以下のように詳しく採点方法を明確に発表しています。


1)Delivery (話し方)、2)Language Use(表現力)、3)Topic Development(発展力)

分野別に採点方法を発表していますので、各分野を詳しく見ていきましょう。


A ) Delivery (話し方)


○  明瞭な話し方をしている
○  滑らかな話し方をしている
○  不自然なほど遅くなく、自然な速さで話している
○  明瞭な発音で自然なイントネーションで話している
○  不自然な間合いがあったり、詰まったりしていない


TOEFL IBTではマイクに向かってしゃべるので、目線やボディランゲージは意味を成しません。


そのため、重要となるのは、「話すスピード」、「イントネーション」、「アクセント」

などになります。


また、重要項目として「発音」がありますが、これはもちろんネイティブに

より近いほうがいいのですが、最も重要なことは、どれだけネイティブ

に近いかではなく、どれだけ明瞭に話せているかになります

採点基準の比較


4点 (最高評価)
全体的に明瞭、滑らかな話し方で、最初から最後までほとんどよどみがありません。 自然な聴き取り易い速度で、総体的に発音も明瞭、イントネーションも不自然さはありません。 不自然なペース配分もありません。 ほんの少しの詰まりや発音の間違いは、流れや理解を分断するものではありませんから、特に減点されません。
 
3点
全体的に明瞭で滑らかな話し方ですが、ところどころとぎれてしまうことがあります。 また、発音の不明瞭さやイントネーションの不自然さが何箇所かあります。 理解するのに少し努力を要することもありますが、全体的な流れにそれほど影響しているわけではありません。
 
2点
明瞭で滑らかな印象は乏しく、無明瞭な発音や不自然なイントネーションが多く、理解するのがやや難しいときがあります。 頻繁に不自然なペース配分や、話す速度の不自然な変化、発話の途切れなどがあります。 全体的に伝えたいことはおおよそ理解できるものの、意味がよく伝わらないところも何箇所かあります。
 
1点
明瞭さや滑らかさはほとんどなく、発音の不明瞭さや間違えあるいはイントネーションの問題の為に、理解するには聞き手の相当な努力が必要になります。度々行き詰まり、黙り込んでしまうことも多く、全体的て途切れ途切れな解答となってしまいます。
 
0点
何もしていないか、トピックスにまったく無関係なことを話した場合(最初から最後までの意味)、スコアはゼロになります。

TOEFL スピーキングテストとは


4問  17分  パソコンの向かって話す試験

スピーキングだけでなく「総合力」を試すテスト



スピーキングセクションと言っても、ただ単に「話す」だけではありません。



「読んで、聞いて、話す」

あるいは「聞いて、話す」

のように、「読む」「聞く」という能力も必要です。

TOEFL iBT  では、「読む」「聞く」「書く」「話す」という4つの技能を総合的に評価しようとするねらいがあります。

スピーキングセクションは、4つのQuestionから構成されていて、たった17分

回答するテストです。


最初の1問が
 

Independent Task (スピーキングのみの問題)

身近なトピックについて意見を述べる

準備 15 秒   解答 45 秒


続く3問が

Integrated Task (リーディングやリスニングが加わる総合問題)


読んだり聞いたりした内容を要約して話す

(1) Read + Listen → Speak 2 問

準備 30 秒   解答 60 秒


(2) Listen → Speak 1問

準備 20秒   解答 60 秒


TOEFLのスピーキングは「会話」の試験ではない

TOEFLのスピーキングセクションはTOEFL iBTの3つ目のパートです。


TOEFL テストのスピーキングセクションは「IELTSスピーキングセクション」や「英検面接」

などと違い「会話」や「インタビュー」形式ではありません。


出題された設問に対して、決められた時間内に自分の考えや意見をまとめて、

パソコンに向かって一方的に喋らないといけません。


受験者が喋った回答はデジタル録音され、アメリカのETSのデータセンターに転送され

複数の採点者がアクセスして採点する仕組みになっています。



ネイティブスピーカーの試験管の質問に答えるような場合は、相手の表情や様子を見ながら

話せるので、慣れれば随分楽ですが、TOEFLテストのスピーキングはそう簡単にはいきません。



普通に話すのは平気だけど、パソコンの前になると緊張する、というのはよく聞きますが、

これは慣れるしかありません。


オンライン英会話は慣れるのに最適の学習法です。



いずれにせよ、かなりのレベルでネイティブスピーカーと会話ができる人でもこのスピーキング

セクションで高得点を取るためにはしっかりとした対策が必要です。


つまり、TOEFLのスピーキングは「英語が上手く話せる」だけでは不十分です。


TOEFLスピーキングは下準備が必要

試験管の質問に短く答える「会話形式」ではなく、たった15秒の準備時間を与えられた後、

45秒間で、的確に自分の意見をまとめることはとても難しいことだと思いませんか。


正確な面接試験を受けるときに、予想される質問に対して、的確にうまく答えら

れるように前もって準備をするのと同じように、このスピーキングセクションで

もしっかりとした下準備が必要なのです。

TOEFLスピーキングは準備する範囲が限られている

TOEFLスピーキングセクションは、「準備しておくべき範囲がかなりはっきり見えている」

ということを覚えておいてください。 


「これまで英語を話すのは苦手で、今まで英語を話す機会があまりなかった」

というような人でも本気で頑張ればTOEFLスピーキングの高得点を狙えます。


高レベルで流暢に正確に英語を話せるようになるには、膨大な時間がかかるし、

極めて難しいことですが、ある程度の下地となるスピーキングの基本と、

十分な下準備があればスピーキングセクションで高得点を取得できるのです。

2019年8月からのTOEFL iBT テスト形式変更点

TOEFL iBT テスト形式が2019年8月から変更になりました。

(ただしWritingセクションの変更はありません)

新形式になってもテスト形式全般または設問タイプに変更はありません

新形式に伴い、レッスンカリキュラムの一部を変更させていただくこともございますのでしばらくご了承ください。


▮ ETS公認 TOEFLテスト日本事務局からのアナウンス

2019 年 8 ⽉ 1 ⽇以降に実施される TOEFL iBT テストは、Reading、Listening、Speaking セクションにおいて問題(設問)数が少なくなり、試験時間が短くなります。その結果、全体の試験時間が 30 分短縮され、3 時間になります。 この問題数の削減・時間短縮に伴うテスト形式や出題形式、スコアスケールの変更はありません。 また、テストの信頼性はこれまでと同じく確保され、受験者の英語運⽤能⼒を⾼い精度で測定します。 


TOEFL 2019年8月以降 変更点


● Reading セクション

(変更前)

3–4 reading passages , 12–14 questions each , 60–80 minutes

  ↓

(変更後)

3–4 reading passages , 10 questions each  , 54–72 minutes

パッセージの長さに変更はないようです


● Listening セクション

(変更前)

4–6 lectures, 6 questions each  , 2–3 conversations, 5 questions each  , 60–90 minutes

  ↓

(変更後)

3–4 lectures, 6 questions each , 2–3 conversations, 5 questions each  , 41–57 minutes

(Conversationの出題数は変わらず、Lectureの出題数が減ることで全体の問題数が少なくなりました)


● Speaking セクション

(変更前)

6 tasks, 2 independent , 4 integrated , 20 minutes

  ↓

(変更後)

4 tasks , 1 independent , 3 integrated , 17 minutes

Task1とTask5がなくなりました。

Perfect Master (Advance) Question 1 レッスンの流れ

TOEFL スピーキング  Independent Tasks 「学習ステップ」


マイチューター 「TOEFL スピーキング Perfect Master (Advance)」 カリキュラムでは、

Question 1  ( Independent Tasks)     対策として、やや難易度の高い様々なトピックを使い、

以下の流れで効果的、実践的な練習を繰り返し、スコアアップへ導きます。


目標スコアー 100点(Speakingセクション 25点)を目指す受講者に適した

カリキュラムになっています。



学習ステップ


ステップ  1  解答の組み立て   解答へ導くために用意された質問に解答する。

ステップ   2  解答作成      上の情報を基に解答文を作る。

ステップ   3  スピーキング    解答を何も見ずにスピーチする。

ステップ 4   比較と復習    模範解答を聞いて、自分の解答と比較します。 



学習ステップ


Read and answer the question following each step


▮ Question

Some people like to watch films. Others like to attend concerts. Which activity do you prefer to do? Give specific reasons and examples to support your opinion.

STEP 1   |Organizing 解答の組み立て|Ask yourself the following questions and organize your ideas.


1 Do you prefer to watch films or attend concerts?

2 Why do you enjoy doing this activity?

3 What features of films or concerts are so attractive to you?


1    My preferred activity ____________________________________

2-1 First reason ___________________________________________

3-1 Details________________________________________________

__________________________________________________________

2- 2 Second reason__________________________________________

3-2 Details ________________________________________________

__________________________________________________________


▮ 解答例 A


1.As for me, I prefer watching films to attending concerts.

2- 1. First of all, watching films is a very relaxing activity.

3- 1. They usually last around two hours, so, during that time, I can forget about what is going on in my life and get lost in the movie, especially if it is an action movie, which I love.

2-2. Secondly, I think of films as artwork, so I try to appreciate them as works of art when watching them.

3-2. When they come together successfully, like in Citizen Kane, for example, I realize I am watching something more than a movie.


解答例 B

1     I would say I prefer attending concerts rather than watching films.

2-1. One of the main reasons is that there are so many different genres of music I like.

3-1. In the past few months, I have attended concerts performed by musicians in three different genres, thereby enabling me to hear some of my favorite songs performed live.

2-2. Another reason why I like attending concerts is that the music is much better when I hear it performed live.

3-2. My family went to a classical music concert recently.Attending the concert in person was so much better than listening to the same music on a CD.


STEP 2   |Response 解答文作成| Make your response using the above information.


As  for me, I prefer _______ One of the main reasons is ________________

________________________________________________________________

___________ For example, _________________________________________

________________________________________________________________

Another important thing is ________________________________________

________________________________________________________________


STEP 3  |Speaking 解答| Now say your response out loud, and record your time. While you are speaking, do not look at the written response


Response time: 45 seconds              Your speaking time: ___ seconds


STEP 4  | Compare 比較 | Listen to a sample response, and compare it with yours.



解答例 A films

As for me, I prefer watching films to attending concerts. First of all, watching films is a very relaxing activity. They usually last around two hours, so, during that time, I can forget about what’s going on in my life and get lost in the movie, especially if it’s an action movie, which I love. For example, no matter how many times I watch movies like Spiderman and Pirates of the Caribbean, I get lost in the stories and forget about the outside world. Secondly, I think of films as artwork, so I try to appreciate them as works of art when watching them. For example, the acting, camerawork, lighting, and many other aspects of a film are all important. When they come together successfully, like in Citizen Kane, for example, I realize I’m watching something more than a movie. This makes me appreciate watching the film even more.


解答例 B concerts

I’d rather travel in a group than alone. To begin with, traveling in a group is safer than traveling alone. If I were alone, I might have some problems, yet no one could help me, especially in a foreign country where I don’t speak the language. If I’m with a tour group, the leader almost always speaks the local language. In addition, traveling with a group can give you and your travel partners man shared experiences and lots of good memories from the trip. Since it’s more interesting to travel with others, you can get memories from your trip that will last a lifetime. That is why I prefer traveling with a group of people.