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“cloud nine ” って? 今日から使えるネイティブ表現


今回のイディオム

“cloud nine”


「cloud nine」とは、直訳すると「9番目の雲」ですが、実際の意味は「この上なく幸せ」「最高に気分が良い」ということです。大喜びしている状態や夢見心地のような気持ちを表現します。


どんな意味?
「cloud nine」は「extremely happy(とても幸せ)」や「in a state of bliss(至福の状態)」を意味します。日常会話では、うれしい出来事があったときに「I’m on cloud nine!」と言えば「とても幸せ!」というニュアンスが伝わります。


語源について
いくつかの説がありますが、有力なのは「雲の高さの分類」に由来する説です。気象学で「Cloud Nine」が「最も高い積乱雲」を指すことがあり、その高さから「最高の気分」を表すようになったと言われています。


使い方をチェック!(例文3つ)

  1. She’s been on cloud nine since she passed the IELTS exam.
     (IELTSに合格してから、彼女はずっと幸せいっぱいだ。)

  2. When I heard the good news, I felt like I was on cloud nine.
     (その良い知らせを聞いたとき、天にも昇る気分だった。)

  3. He was on cloud nine after getting a job offer from his dream company.
     (夢の会社から内定をもらって、彼は有頂天だった。)


ポイント解説

  • 「be on cloud nine」で使われることが多いです。
  • フォーマルというより、日常的な会話やメールで使うのに適しています。
  • 感情表現なので、試験のスピーキングやエッセイの中で「うれしい感情」を表すときにも便利です。


似たような表現

  • over the moon(大喜びして)
  • in seventh heaven(天にも昇る気持ちで)
  • walking on air(浮かれている、舞い上がっている)


―― 最後に一言(まとめ)
「cloud nine」は短いけれど強い印象を与えるイディオムです。試験や会話の場で「very happy」と言う代わりに使えば、表現の幅が広がります。次に嬉しいことがあったときは、ぜひ「I’m on cloud nine!」と声に出してみましょう。