“世界最強のリケジョ” STEM教育がグローバルリーダーを育てる 

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今、アメリカの大学では『STEM教育』が注目されています。
STEM教育とは、サイエンス(science)テクノロジー(technology)
エンジニアリング(engineering)数学(math)に重点を置いた教育です。
 
日本語で言う「理系」は、英語では”STEM”(発音は「ステム」)と呼ばれ、
日本で最近流行りの「リケジョ」は” Girls in STEM”
“More Female in STEM” とアメリカでは言われているそうです。
 

上海交通大学の世界一流大学研究センター  2014年 

理系・科学系世界大学ランキング ベスト10

1位 ハーバード大学(Harvard University)アメリカ
2位 スタンフォード大学(Stanford University)アメリカ
3位 マサチューセッツ工科大(Massachusetts Institute of Technology、MIT)アメリカ
4位 カリフォルニア大学バークレー校(University of California at Berkeley)アメリカ
5位 ケンブリッジ大学(University of Cambridge)イギリス
6位 プリンストン大学(Princeton University)アメリカ
7位 カリフォルニア工科大学(California Institute of Technology、Caltech)アメリカ
8位 コロンビア大学(Columbia University)アメリカ
9位 シカゴ大学(University of Chicago)アメリカ
9位 オックスフォード大学(University of Oxford)イギリス
 
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2009年4月27日のオバマ大統領は、ナショナル科学アカデミーでスピーチを行い、
基礎および応用研究、イノベーション、教育への大胆な支援を約束することにより
米国の科学界 を活性化させるための計画の詳細を述べています。
 
世界的な経済競争、エネルギー、健康の分野で国が立ち向かうべき難問の性質に鑑み、
宇宙開発競争のさなかにあった 1964 年に設定された研究開発への記録的な研 究開発投資を
凌駕するレベルの、GDP 対比で 3%以上の投資を行うよう求める意向です。
 
実際、オバマ大統領の科学教育へのテコ入れスピーチ以来、
教育研究機関等へのお金もずいぶん流れているらしく、議論はいよいよ活発になっています。
 
今日、アメリカの大学では、STEM分野における優秀な人材を
世界のリーダーとして多数送り出してきました。
 
近年、アメリカにおけるSTEM産業は、劇的な成長を遂げ、
各アメリカの大学の優秀な人材の養成にさらに拍車をかけています。
 
このように、アメリカの大学で、STEM分野の教育を受けることが、
アメリカ人学生と同様、全世界をまたにかけ活躍するために万全の準備をする
日本人学生にとっても魅力的であることに違いありません。
 
 

米国では給料にこんなに差がつく 「勝ち組」は工学系、1600万円超えも

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米国の名門校ジョージタウン大学が米大学の学部・大学院専攻137科目について、
卒業生の年間所得額を調査したところ、 理系の学科は概して高収入で、
年間所得が学部卒レベルで10万ドル(約1200万円)超えもあります。
 
一方で4万ドル(約480万円)に満たない専門もみられ、
金銭面だけを見れば大学で何を専攻するかによって差が出ました。
 

最も「高給取り」は石油工学専攻の1632万円

 
高所得の上位は「STEM」と呼ばれる科学系、技術系、
工学系、数学系の理系専攻でした。
 
これらの卒業生の、一定のキャリアを積んだ25~59歳の年間所得額は、
データの中央値が7万6000ドル(約912万円)で、
全学部平均の6万1000ドル(732万円)を大きく上回るそうです。
 
キャリアの浅い「エントリーレベル」の年齢を含んだ21~59歳のデータを見ても、
理系は強いようです。
最も「高給取り」は石油工学専攻で、年間所得は13万6000ドル(約1632万円)に達し、
薬学専攻の11万3000ドル(約1356万円)がこれに次きます。
 
トップテンのうち薬学を除く9つが、電子工学や航空工学といった工学系でした。
 

授業料と生活費がOゼロ! 理系大学院

 
アメリカの理系の大学院は奨学金が豊富で、
教授や学部生の研究の手伝いをするResearch Assistantは
授業料免除が受けられます
 
また、教授の代行で学部生に授業をするTeaching Assistantは
授業料免除+生活費支給が受けられます。
 
日本の助手のような仕事を院生が代行するわけです。
もちろん、奨学金なので優良な成績と推薦状が必要であり、
修士では誰でも貰えるわけではありません。
また、研究費や予算が乏しい教授は奨学金の枠を持っていません。
 
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