IELTS対策コラム

5分でわかる!ライティング Task 2 基礎編 (主語と動詞の一致 There is(are))

IELTS Writing Task 2 対策 (主語と動詞の一致 There is (are))


英語では、主語に合わせて(基づいて)動詞の形が変わります。

これを「主語と動詞の一致」と言います。

それでは、英語の主語と動詞の一致を「there is ~構文で見ていきましょう。


┃ 主語と動詞の一致   There is and There are

「どこそこにAがある[いる]」という意味を、英語ではThere + be動詞 + A…という形で表します。Aが主語に当たります。Thereは形式的に置かれているだけなので特に意味はありません。

There is a bird in the sky.

There are two birds in the sky.


There is / There are構文は、be動詞がV、主語はそれに続く名詞 A となる第1文型です。

主語がthereとならない点に注意しましょう。

それぞれの主語は、a bird /  two birdsで、動詞は主語に対応するので、

主語を(単数か複数か)見極める必要があります。


▮ there is(are)の意味と使い方


「この部屋には大きな犬がいます」のように「~がいる/~がある」という意味の英語を

使うには、以下の形を使います。

There is + 単数名詞 + 場所を表す語句

There are + 複数名詞 + 場所を表す語句

以下に例文を紹介します。


There is a big dog in this room.

この部屋には大きな犬がいます。

There are three cats in this room.

この部屋には3匹の猫がいます。


There is構文は、初めて話題にあがるものや不特定の人やモノについて使う表現です。

たとえば、特定の「my + 名詞」や「the + 名詞」はthere is構文では使いません。

「私の~は・・・にあります」や「その~は・・・にあります」と言いたいときは、

代わりに「my + 名詞」や「the + 名詞」を主語にして下のように言います。


     My computer is in this room.



「テーブルの上に本がある。」はThere is a book on the table. もしくは

There are some books on the table. となりますが、探していた本だと「通常は」

The book is on the table. と表現します。


┃ 「there seems to be」 と 「there seem to be」

続く名詞が単数の場合、「there is」と同様に、動詞「seem」が三人称単数になり、

「there seems to be」が使用されます。

There seems to be a problem with the system.

システムに(一つの)問題があるようだ。


続く名詞が複数の場合、「there are」と同様に、動詞「seem」が三人称複数になり、

「there seem to be」が使用されます。

There seem to be several problems with the system.

システムに(いくつかの)問題があるようだ。

「There is no ~ing」は「~することはできない」慣用表現

There is no telling what will happen next.

次に何が起こるかまったくわからない。


There is no accounting for tastes.

蓼食う虫も好き好き。(人の好みを説明することはできない。)


There is no knowing what she will do.

彼女は何をしでかすかわからない。


There is no holding her.

彼女は手に負えない。

┃  There + be動詞 +  A…

be動詞の数や人称は主語のAの数や人称に一致します

肯定文では、Aが単数の時は

There is…

There was…

There has been…


Aが複数の時は

There are…

There were…

There have been…

となります。


疑問文だと

Is there…?

Was there…?

Has there been

Are there…?

Were there…?

Have there been…?

となります


canやmustなどの助動詞がつくと、その後にくる動詞は原形になるので単数と複数の区別もなくなります。

There can be…

There must be…